今日、ホリエモンの収監が決まったことで多くの人に衝撃を与えました。
自由報道協会による記者会見は私も見ましたが、その後の各メディアの報道に関する
ツイートを見ると偏向的な報道がされていることが多いようです。

恣意的な編集をするメディア、臭いものにはふたをするように事件自体見ないふりをするメディア。

それでは海外ではどのように報道されているのか気になり、
早速上がってきたフィナンシャルタイムズの記事 を訳してみました。


※意訳のしかた、ニュアンスなどご指摘ありましたらお願い致します。


以下 フィナンシャルタイムズ記事 翻訳>>>>>>>>



日本で最も有名で影響力のあるインターネット起業家の一人として知られる堀江貴文氏は、
三年半に及ぶ粉飾決算事件に対する上告を最高裁に棄却され、収監される見通しとなった。

堀江氏は火曜日時点で38歳、特に若者を中心に幅広い人たちが関心をよせている人物で、
「たぶん一カ月くらいで入ります。」とツイッターで68万7千人のフォロワーにつぶやいた。

2008年、堀江氏に言い渡された判決は、日本の企業犯罪の中でも最も厳しいものの一つであった。
コンセンサス主導で保守的な日本のビジネス界を、若くて大胆なスタイルで揺さぶった異端な
起業家として知られており、その成功からの劇的な転落だった。

堀江氏は22歳に大学をドロップアウトしてライブドアを設立、
オンラインでの自動車販売から消費者金融まで様々な事業を扱う魅力的な企業に成長させた。
ライブドアの時価総額はピーク時には7300億円(90億ドル)だった。

彼はゴールドマンサックスやヤフージャパンなどと同じビルにライブドアの豪華なオフィスを構え、
日本の大手放送局であるフジテレビの買収など、大胆な試みによって既得権益層に衝撃を与え、
変化を望む者たちに希望をもたらした。

2005年には改革派の小泉純一郎首相にスカウトされ、衆院選に出馬したが保守派の政治家、
亀井静香氏に敗れ落選した。

彼は多くの若く意欲的な若者達や、時価総額で世界最大企業になることを目指していた
ライブドア社員達にとってヒーローとなった。そして同時に彼の名前は日本中に知れ渡った。

2006年、堀江氏とライブドア幹部達が、偽計取引と買収による利益改ざんに関する風説の流布で
訴えられた時、東京証券取引所ではパニック売りによって一度に全ての取引がストップとなり、
後にライブドアショックとして知られる騒動になった。

ホリエモンの愛称で親しまれたり、彼の支持者が未だに
「堀江氏の逮捕は欧米型の資本主義に反することだ」と主張していることは、
彼の人気がどれほどのものだったのかを表している。

このような人気によって、過去数年間はコメンテーターや経営の第一人者として新たな活動をしてきている。

ライブドアショックが(おそらく金融、ネットの)テクノロジーの分野に暗い影を落とした一方で、
この出来事を払いのけて成功するベンチャー企業もあった。

14年前に三木谷浩史氏が設立した楽天は今では時価総額9630億円で日本最大の
インターネットショッピングモールになり、海外展開を急速に進めている。

創設者である田中良和氏の趣味で始まったグリーは日本最大のソーシャルネットワーキングサービスになった。
設立からわずか5年で東証1部に上場し、田中氏は35歳以下の10億ドル以上を保有するビリオネア(相続を除く)としてアジアで1位となった。

ライブドアの持ち株会社は2006年からそのほとんどの資産を売却しており、
最後に残ったポータルサイトは昨年、韓国の大手ポータルサイト運営のNHN社に63億円で売却された。


ここまで>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

フィナンシャルタイムズでは
「2008年時点の判決はこれまでの企業犯罪の事例の中でも最も厳しいものの一つであった。」
といったコメントがされています。

また堀江氏の人物像の描かれ方についても、
日本国内のメディアによる認識とも大きく違うのではないでしょうか。

記事の内容も国内のメディアと比べて公正なのではないかと感じています。

私たち自身がメディアの姿勢を考え直す時期なのかもしれません。

堀江氏がこれまで行ってきた問題提起が、ひとつでも解決されること。
そして彼の復帰を待ち望んでいます。