妹について書かれた同期のブログに影響され、
自分も家族について備忘録的に書いてみることにした。


自分には、大好きな4つ下の弟がいる。
この弟ってのがまた相当に良いヤツで、
弟の話を周りにする時は、
いつも自慢話になってしまう。

なので、ここから下は弟の自慢です。たぶん。

高校時代、自分が実家暮らしをしていた頃、
いつも弟と一緒にアレコレしていたような気がする。
「ねぇねぇ、お兄ちゃん」って言いながら寄ってくるのが、
これまた可愛げがあって憎めないのである。


自分が育てている庭の植物の話をしたり、
はまっているゲーム(当時はポケモン)の話をしたり、
たまーに勉強を教えたり(弟は勉強が大の苦手)、
お気に入りの洋楽の話をしたりして過ごしていた。

当時まだ小学生だった弟が

「お兄ちゃん、僕はQUEENとBEATLESだったら、
  QUEENが好きだな。フレディの声が良いからね」

とか言った時には、さすがに驚いたのを思い出す。
いま思えば、自分が弟に言ったまんまだったのだが(笑)


とにかく優しく、素直で、照れ屋で、自然を愛し、
気づけば身長もグンと伸び(180cmくらいある?)、
しかも車マニアでもあるので、今は整備士を目指して
日々苦手な勉強に励んでいるとのこと。
こちらが心配になってしまうほど「良いヤツ」の弟。



先週実家(野田市←とっても田舎)に帰った時に
弟のおかげで、こころが温かくなる気持ちになることがあった。


自家栽培野菜を満腹に食べてのんびり。
帰り際、いつものように弟のスポーツカーで
駅まで送ってもらうことになった。



弟「1件ちょっと用事あるから、途中で寄って良い?」

自分「おっけー」

弟「ありがと」



と言って地元の超田舎道を
真っ青なスポーツカーで進む弟。


まったく知らない道をぐんぐん進み、
街頭一つない田んぼのど真ん中に来たところで
突然車が止まる。



弟「ここ。ここに用があったんだよね。」



そう言って、車のライトを消して車を降り、
暗闇の中をスタスタと歩いていく弟。



自分「真っ暗じゃん。こんなとこに用あんの?」

弟「まあね…」

弟「…」

弟「…ガサガサ…」

弟「…」

弟「あ!お兄ちゃん!こっちこっち!」

自分「ん?」



よこっらしょ、とか言いながら自分も車を降り、
弟のほうに歩いて、その指差すほうを見ると…

そこにはほんのりと光の点が。



自分「お、ホタル!?」

弟「うわぁ、本当にいるんだね!すごいすごい!
  この辺はね、野田でも唯一ホタルが見えるって聞いたから」



それから小一時間、
ホタルを捕まえたり、手の中で光らせたり、放したり、
久しぶりに都会の喧騒を離れてはしゃいだ。


「実家に帰ってきたときくらいゆっくりしなよ」


なんてことを弟は言わなかったけれど、
都会暮らしで心の余裕がない自分には、
弟の優しさが、そう言っているように思えて、
ちょっぴり沁みた。




弟はいつも口癖のように


「ぼくは東京には怖くて住めないなぁ。」


なんて照れながら言うのだが、
東京で慌しい毎日を過ごす充実感よりも、
もっとずっと大切な、本質的な何か、
みんなの気持ちを「ほっ」と温かくするような、
そんな豊かな心に持っているのだと思う。


こんな弟が本当に自慢で仕方ない。


きっと自分は「親バカ」ならぬ、
根っからの「弟バカ」なのだろう。