帰省中。実家は最寄り駅から徒歩1時間以上。頼りのバス便も絶賛激減中。

そんな感じですが、施設に入っているおばあちゃん(齢89)に会えたので、今年は大吉です。とうに呆けて、手術で身体に機械もいれていて、目も不自由になってしまっているのですが、ベッドの横で何度も何度も話しかけていたら、目を瞑って必死に思い出そうとしてくれて、最後に僕の名前を呼んでくれました。「声を聴けばわかるよ。大事な孫のことは忘れるわけがない」って言ってくれました。

両親が共働きの家庭で育った僕は、根っからのおばあちゃんっ子でした。幼稚園の送り迎えもおばあちゃん、週三回通っていた塾のお弁当もおばあちゃんの手作り。おばあちゃんの作る油っぽいキンピラは、今でも僕の一番の大好物です。

なので、たとえ呆けても、たとえ僕のことがわからなくなっても、たとえ大好物のキンピラを作れなくなってしまっても、やっぱりおばあちゃんが大好きで、会いに行くんだと思います。まともに会話できるのは今回が最後かも、、、と覚悟しながらいつも半ベソでバイバイするのですが、最近は特に辛い気持ちになります。

でも、僕がベソかいてクヨクヨしている姿を、おばあちゃんは望んでいないと思います。なので、せめて僕ぐらいはクヨクヨせず、何にも負けずに、強く、元気に生きて行こうという気持ちになりました。この歳になっても、結局、僕がおばあちゃんに支えられているんだと思いました。

というわけで、今年は大吉です。