November 19, 2009

The Dove Shack

Dove_ShackThe Dove Shack は Bo Roc に C Knight、2 Scoops の3人組で、95年に前回紹介の Twinz と同じ Rush Associated Records から1枚のアルバムをリリースしています。このアルバムでは Warren G が全面的にプロデュースしてはいませんが、タイトル曲 "This Is The Shack" は Warren G のプロデュースによる G-Funk で、人気がありますね。このアルバムも前回紹介の Twinz のアルバムと同じように、古くからの G-Funk 好きの人には懐かしいアルバムだと思います。その後は LBC 絡みのアルバムでたまに名前を目にする事はあっても、Dove Shack としてのアルバムのリリースはなかったのですが、06年に日本のレーベル Pony Canyon Records から2枚目のアルバムがリリースされたのは驚きでした。

写真は、1枚目の"This Is The Shack"(1995年)です。このアルバムは L "Sleepy" Turner、DJ Enuf、Ricky Harris、Jason Mizel、Anthony "T-Funk" Pearyer、Keith "Clizark" Clark、Simon "Crazy C" Cullins に Warren G などがプロデュースを手掛けたアルバムで、グルヴィーなファンクからメローまで質の高い曲の揃った完成度の高い G-Funk アルバムだと思います。グルーヴィー・ファンク"Fuck Ya Mouth"、"Freestyle"、"East Side Party"、"Rollin Wit A Gang"、"We Funk (The G Funk)"、"There'll Come A Day"、ミドル・ファンク"Bomb Drop"、スロー・グルーヴ"Ghetto Life"、メロー・グルーヴ"Smoke Out"、"This Is The Shack"、"Summertime In The LBC"など、どの曲もイイです。中でも "This Is The Shack" と "Summertime In The LBC" はこれぞ G-Funk 的なメロー・グルーヴで人気がありますね。渋めのグルーヴィー・ファンク "Fuck Ya Mouth" やミドル・ファンク "Bomb Drop" あたりも特に好きです。こちらも前回紹介の Twinz のアルバムと同様に90年代中頃のモロ G-Funk な音なので、これから G-Funk を聴いてみたい人にはオススメのアルバムだと思います。2枚目は残念ながら買い逃してしまったので、いつか是非聴いてみたいと思います。

【Discography】
・This Is The Shack (1995) >Amazon.co.jp
・Reality's Got Me Tied Up (2006)

November 16, 2009

Twinz

TwinzTwinz は Deon Williams と DeWayne Williams の双子の兄弟によるユニットで、95年に Warren G の G Funk Music (/Rush Associated Records) から1枚のアルバムを製作されています。Twinz もおそらく Long Beach 出身の人達で、このアルバムは Warren G の全面バックアップによりリリースされています。このアルバムからは "Eastside LB" や "Round & Round"、"Jump Ta This" などのヒット・シングルも出ていて、特に "Eastside LB" は G-Funk の代表的な曲として人気があったのですが、その後はあまり目立った活躍がないのが残念です。このアルバムが G-Funk を代表するようなアルバムだっただけに、その後の消息が気になります。

写真は、唯一(たぶん)のアルバム"Conversation"(1995年)です。このアルバムは Warren G を中心に Soopafly (クレジットでは Priest Brooks) が1曲プロデュースを手掛けたアルバムで、70年代に活躍したソウル・バンド New Birth が1曲参加しているのも嬉しいです。音的にはミドルからスロー・テンポのグルーヴィーなファンクを中心にメローまで質の高い曲の揃った完成度の高い G-Funk アルバムですね。グルーヴィー・ファンク"Round & Round"、"Good Times"、"Jump Ta This"、"Sorry I Kept You"、"1st Round Draft Pick"、"Don't Get It Twisted feat.New Birth"、"Pass It On"、ミドル・ファンク"4 Eyes 2 Heads"、メロー・グルーヴ"Eastside LB"、"Journey Wit Me"、"Hollywood"など、どの曲もイイです。中でも "Eastside LB" は "Deniece Williams : Free" 使いのメロー・グルーヴで人気がありますね。女性ボーカル Tracey Nelson の声が綺麗でイイです。個人的には渋めのグルーヴィー・ファンク "1st Round Draft Pick" あたりも特に好きです。90年代中頃のモロ G-Funk な音なので、これから G-Funk を聴いてみたい人にはオススメのアルバムだと思います。

【Discography】
・Conversation (1995) >Amazon.co.jp

November 13, 2009

Kola (The Lyrical Soda)

KolaKola (The Lyrical Soda) は前回紹介の Swoop G や Hit など LBC Crew との交流のある女性ラッパーで、97年に Low Life Records から1枚のアルバムをリリースしています。この Low Life Records というレーベルは以前紹介したコンピ盤"Escape From Death Row"(1999年)がリリースされている事で知られていますね。Kola のジャケットをあらためて見てみると、Kola は Low Life Records の社長 Big Low Life の娘のようです。Kola についての詳細はあまり分からないのですが、このアルバム(写真)がかなり好きなアルバムだっただけに、その後が気になります。

写真は、唯一のアルバム"Fluidly I Approach"(1997年)です。このアルバムは Kola 自身に Lev Burlak、Moe Z.M.D. に加えて、CWH (Cold World Hustlers) の T.C.、Reg、Race や Ant Banks などがプロデュース手掛けたアルバムで、ゲストには Swoop G や Hit from The LBC などが参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのグルーヴィーなファンクを中心にメローまで良曲の揃った、質の高い G-Funk アルバムだと思います。全体的に派手な感じではないですが、渋めのファンクに Kola のキレのあるラップが心地いいです。グルーヴィー・ファンク"Night Rider feat.Beef Locc & Moe Z.M.D"、"Time 4 Sum Changes"、"Gettin' Kinda Hectic"、"You Can't See Me"、"To Da Face"、"Just Ridin' "、"Lyrical Over Dose"、"From The East Side feat.Hit from The LBC & Swoop G"、"Lady G"、スロー・グルーブ"Gotta Have You"、メロー・グルーブ"Hold Your Fire "、"Your O.G."など、どの曲もイイです。中では "Hold Your Fire " や "Your O.G." は綺麗なメロー・グルーヴなので人気があると思います。個人的には渋めのグルーヴィー・ファンク "Time 4 Changes" や "Gettin' Kinda Hectic" あたりも特に好きです。

【Discography】
・Fluidly I Approach (1997) >Amazon.co.jp

November 10, 2009

Swoop G (Young Swoop G)

Swoop_G_01Swoop G (Young Swoop G) も Long Beach を拠点に活動をする人で、97年に Handle Bar Records から1枚目のアルバムを、翌98年には Wrap Records (Amack Records) から2枚目のアルバムをリリースしています。この人も人脈的には LBC Crew とも関係が深く、99年に Death Row Records からリリースされたコンピ盤 "Chronic 2000 - Still Smokin' " にも数曲参加していますね。Long Beach を拠点にと書きましたが、Swoop G のアルバムには 3xKrazy や Cydal、Liniz など Bay Area の Oakland の人達も参加していて、もしかすると Swoop G 自身も Oakland 出身の人かもしれません。

写真は、1枚目の"Undiputed"(1997年)です。このアルバムは Swoop G と Bosco を中心に Tha Gov や Tone Capone 、 JT The Bigga Figga などがプロデュースを手掛けたアルバムで、 ゲストには L.A. からは Tray D に Poppa LQ、Bay Area からは 3xKrazy に Cydal、Luniz、JT The Bigga Figga などが参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのグルーヴィーなファンクを中心にメローまで質の高い曲の揃った、完成度の高い G-Funk アルバムだと思います。グルーヴィー・ファンク"Tha M.O.B. feat.Tha Luniz, 3xKrazy, Knuckle Head & Cydal"、"Hot To Be Fucked Wit"、"My Life"、"Call Me feat.Dee-Dee"、"Who Got The Gangsta Shit Pt.II feat.Bart (of 3xKrazy) JT The Bigga Figga"、"East Side Madness feat.T Luni & Tray D"、"Simpin' Into Pimpin' feat.Poppa LQ"、"G House's"、スロー・ファンク"Gangsta In California"、"Testimonies feat.2 Scoops & Bart"、スロー・グルーヴ"20 Dollas"、"She Broke Me Off"、"O.B.G."、ポップな"I Am The 1"、 メロー・グルーヴ"Soldies Player feat.Cydal"など、イイ曲が多いです。中でも Poppa LQ をフューチャーした "Simpin' Into Pimpin' feat.Poppa LQ" はキャッチーなグルーヴィー・ファンクで好きな人も多いと思います。個人的にはポップな "I Am The 1" や渋めのグルーヴィー・ファンク "East Side Madness feat.T Luni & Tray D" も特に好きです。全体的にはノリのイイ L.A. Funk というよりは、どちらかというと渋めの Bay Funk に近い雰囲気の音なので、Bay Area の G-Funk が好きな人にもオススメのアルバムだと思います。2枚目は Bosco に Ali Malek、 James Parker などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ゲストには 3xKrazy に Cydal、Lunz の他、2Pac や Poppa LQ などが参加しています。こちらも音的には1枚目と似た感じのアルバムで、グルーヴィーなファンクを中心にメローまで質の高い曲の揃ったかなり好きなアルバムです。グルーヴィー・ファンク"Feet Up feat.Black Rain"、"Not To Be F**ked Wit (Ryder Version)"、"World Don't Take Me Personally feat.2Pac & 2 Scoops"、"Simpin' Ain't Pimpin' feat.Poppa LQ"、"Mob Sh*t feat.Luniz, 3xKrazy & Cydal"、ミドル・ファンク"Busta's feat.Lil C-Style (Ryder Version)"、"My Life"、"Gangsta Sh*t"、スロー・ファンク"High As A Kite"、スロー・グルーヴ"I Do Need You"、"Have Mercy feat.Bernni Mack & 2 Scoops"、メロー・グルーブ"Soldir's Player feat.Cydal"など、こちらもイイ曲が多いです。この2枚目は1枚目と数曲ダブっているのですが別バージョンになっていたりして、1枚目ではキャッチーな感じのグルーヴィー・ファンクだった "Simpin' Into Pimpin' feat.Poppa LQ" は2枚目では渋めのグルーヴィー・ファンクになっていて、こちらのバージョンもカッコいいです。アルバムの全体的な印象としては2枚目よりも1枚目の方が洗練された感じの音になっている感じで、もしかすると2枚目の音源の方が前に録音されたものなのかな?とも思います。

【Discography】
・Undisputed (1997) >Amazon.co.jp
・World Don't Take Me Personally (1998) >Amazon.co.jp

November 05, 2009

Bad Azz (Bad Ass)

Bad_AzzBad Azz (Bad Ass) も LBC Crew の一員として90年代中頃には Death Row Records で活動をしていたようですが、その後中堅レーベル Priority Records と契約、98年に1枚目のアルバムをリリース、01年に同レーベルから2枚目のアルバムをリリースしています。その後はレーベルは変わっているようですが、03年には2枚のアルバムをリリースする他、LBC Crew 絡みのアルバムには多数参加していますね。Snoop や Daz 程のカリスマ性はないかもしれませんが、LBC Crew の中ではいち早くソロとしてアルバムをリリースできた事からも実力の高さを感じます。


写真は、1枚目の"Ward On Tha Streets"(1998年)です。このアルバムは Too Short などのプロデュースでおなじみの Ant Banks をはじめ DJ Pooh、Gangsta (of Comrads)、Soopafly、Lil Beau、Kenny McCloud、Big Kid などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ゲストには Snoop や Kurupt、Tray Deee、Comrads、Lady Of Rage、Outlawz などが参加しています。Priority という準メジャーなレーベルという事もあってかプロデュース、ゲスト陣もしっかりしていて、ミドルからスロー・テンポのグルーヴィーなファンクを中心に質の高い曲の揃った G-Funk アルバムになっています。ミドル・ファンク"We Be Puttin It Down feat.Snoop Dogg"、"Ghetto Star"、"I Ain't Concerned"、"Livin It Up"、"Tha Sh*t (Why U F**k Wit Me ?)"、"Addict To Crime feat.Tha Comrads"、"Money, Houses And Cars feat.Kurupt"、"Cookin' Cookies"、"Continued Dedication feat.Tha Lowlifes"、"A Hold On Hip Hop feat.The Lady Of Rage & Legacy"、"Everythang Happens Fo' A eason feat.Tray Deee"、"My People"、メロー・グルーブ"Tha Last Time feat.Lil Beau"など好きな曲が多いです。中では Ant Banks によるプロデュースのグルーヴィー・ファンク "Ghetto Star" や Soopafly プロデュースのグルーヴィー・ファンク "Money, Houses And Cars feat.Kurupt" あたりが特に好きです。全体的に少し地味な印象ですが、個人的にはけっこう好きなアルバムです。2枚目は Battlecat、Fred Wreck、Blaqthove、LT Hutton、Lil Beau、Jelly Roll などが手掛けたアルバムで、ゲストには Snoop をはじめ Daz、Kurupt、Goldie Loc、Ice Cube、Kokane、RBX、Suga Free、Val Young、Butch Cassidy などが参加しています。音的にはバウンシーなファンクからグルーヴィーなファンク、メローとこちらも良曲の揃った好盤だと思います。ミドル・ファンク"Ready 2 Bang"、"We From LBC feat.Snoop Dogg"、"Money 2 Fold feat.Snoop Dogg & Kurupt"、"Dogghouse Ridaz feat.Snoop Dogg, Goldie Loc, Kokane & Suga Free"、"Don't Wanna Die feat.Daz Dillinger & Blaqthoven"、グルーヴィー・ファンク"Personal Business feat.Val "Lady V" Young"、"Wrong Idea feat.Snoop Dogg, Kokane & Lil HD"、メロー・グルーヴ"Too Many Choices feat.Lil Tip Toe & Lil Beau"、"2001 4dr. Cadillac feat.Ras Kass, Silk E Fine & Butch Cassidy"、"It's On All Day feat.Salim Grant"など、こちらもイイ曲が多いです。中では女性ボーカル Val Young をフュチャーしたグルーヴィー・ファンク " Personal Business feat.Val "Lady V" Young" は好きな人も多いと思います。1枚目よりもこちらの2枚目の方がキャッチーな曲も多いので、これから Bad Azz を聴いてみたい人には2枚目の方がイイかもしれません。この後のアルバムは持っていないので、いつか聴いてみたいと思います。

【Discography】
・Word On Tha Streets (1998) >Amazon.co.jp
・Personal Business (2001) >Amazon.co.jp
・Money Run (2003) >Amazon.co.jp
・Executive Decision (2003) >Amazon.co.jp

November 02, 2009

Soopafly

SoopaflySoopafly (Priest "Soopafly" Brooks) も LBC Crew の一員で、90年代中頃からは Death Row Records でキーボーディストとしてトラック・メイクやプロデューサーとしても活躍しています。結局 Soopafly も Death Row Records からはアルバムのリリースはなかったのですが、01年に Daz のレーベル D.P.G. Records から1枚目のアルバムがリリースされたのは嬉しいニュースでした。このアルバムの写真を見ると10代後半の青年っぽい雰囲気なのですが、07年にリリースされた2枚目を見るとかなり貫禄が出ていますね。Soopafly は LBC Crew の中ではそれ程メジャーな人ではないかもしれませんが、自分は Soopafly プロデュースの曲はけっこう好きで、90年代後半期の Dr. Dre が離れた Death Row Records では Daz と共にサウンド面で大きな役割をはたした1人だと思います。

写真は、1枚目の"Dat Whoopty Whoop"(2001年)です。このアルバムは Soopafly 自身と Daz Dillinger がプロデュースを手掛けたアルバムで、ゲストには Daz をはじめ Snoop、Kurupt、Lil C-Style、Bad Azz、Tray Deee、Crooked I など LBC Crew メンバーが大勢参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポの D.P.G. らしいファンクからグルーヴィー、メローと質の高い曲の揃った完成度の高いアルバムなので、Daz Dillinger など D.P.G. の音が好きな人にはオススメのアルバムだと思います。ミドル・ファンク"This Type Of Flow"、"Hell Ya feat.Tray Deee"、"Way 2 Often feat.Kurupt"、"There Will Never Be Anotha feat.Daz Dillinger, Richie Rich & Gonzo"、"Bacc 2 L.A. feat.Daz Dillinger & Xzibit"、"Freak Freak"、スロー・ファンク"Can I Git Bucc feat.Daz Dillinger & Crooked I"、"Dat Woopty Woop feat.Snoop Dogg"、グルーヴィー・ファンク"Everyday feat.Lil C-Style, Tray Deee & Bad Azz"、"Like It Or Not"、"Pimp City feat.Daz Dilliger"、"Phone Conversation"、"Playin Games"、"Why You Wanna Act This Way"、メローな"Baby Boy"など、どの曲もイイです。中では以前紹介した Death Row Records からのコンピ盤 "Chronic 2000 - Still Smokin' "(1999年)にも収録されていた "Like It Or Not" はライトなグルーヴィー・ファンクで人気があると思います。個人的に Daz もホント好きなので、Daz と Soopafly の2人が組んだサウンドはたまりません。2枚目は残念ながら持っていないので、いつか是非聴いてみたいと思います。

【Discography】
・Dat Whoopty Woop (2001) >Amazon.co.jp
・Bangin West Coast (2007) >Amazon.co.jp

October 31, 2009

RBX

RBXRBX は Snoop の従兄弟としても知られる人で、92年にリリースされた Dr. Dre のアルバム "The Chronic" にも Snoop や Lady Of Rage と共に参加しています。ところがその後 Death Row Records とは契約しなかったのか1枚目のアルバムは95年に Premeditated Records というレーベルからリリース、99年には Street Solid Records から2枚目のアルバムをリリースしています。その後も04年、05年、07年とコンスタントにアルバムをリリースしている他、 LBC Crew 絡みのアルバムに参加しているベテランですね。この人のアルバムは最初の2枚しか持っていないのですが、ソリッドなファンクに少しハスキーな声質のネバッこいラップで、男臭い硬派な印象が強いです。

写真は、2枚目の"No Mercy-No Remorse / X-Factor"(1999年)です。このアルバムは Polarbear がプロデュースを手掛けたアルバムで、2つの EP を1枚にまとめたアルバムです。音的にはミドル・テンポのソリッドなファンクが中心のアルバムでカッコいいのですが、ひたすら硬派なファンクな感じなのでアルバムとしては少し単調な感じがします。中ではミドル・ファンク"Out With Da Old"、"Oh No! feat.Infinite Mass & Polarbear"、"The Narrator"、"No Mercy, No Remorse"、"Move"、"Gigalo Skalloni"、"Flatline"あたりが好きです。中でもスウェディッシュ・ユニットの Infinite Mass が参加している "Oh No! feat.Infinite Mass & Polarbear" はタイトなファンクで特に好きです。1枚目は Greg Royal がプロデュースを手掛けたアルバムで、こちらもソリッドなミドル・ファンクが中心のアルバムです。中ではミドル・ファンク"A.W.O.L."、"Slip Into Long Beach"、"Rough Is The Texture"、"Feathers In The Wind"、スロー・ファンク"A.W.O.L. (Gregski Remix)"、スロー・グルーブ"Sounds Of Reality"あたりが好きです。中でも "Sounds Of Reality" は渋めのスロー・グルーブでカッコいいです。この後のアルバムは残念ながら持っていないので分かりません。

【Discography】
・The RBX Files (1995) >Amazon.co.jp
・No Mercy-No Remorse / X-Factor (1999) >Amazon.co.jp
・Ripp Tha Game Bloody (Street Muzic) (2004) >Amazon.co.jp
・The Shining (2005) >Amazon.co.jp
・Broken Silence (2007)

October 28, 2009

Tha Easisidaz

EastsidazTha Eastsidaz は Snoop Dogg を中心に LBC Crew メンバーの Big Tray Dee と Goldie Loc の3人によるユニットで、99年にシングル "G'd Up" をリリース後00年に Doggy House (Style) Records (/TVT Records) から1枚目のアルバムを、翌01年には同レーベルから2枚目のアルバムをリリースしています。その後メンバー間の関係が一時期悪化していたようですが、04年には日本のレーベル West Up Records から3枚目のアルバムを無事リリースしています。またメンバーの Tray Deee、Goldie Loc の2人もソロとしてアルバムをリリースするなど、活躍していますね。この Eastsidaz のアルバムがリリースされた00年頃から Snoop や Warren G など西の人達の音もサウスの影響からか90年代の G-Funk 路線からガラっと変わった感じがしていて、正直 Eastsidaz のアルバムも最初聴いた時はいま一つピンとこない感じがしていたのですが、最近また聴きなおしてみるとけっこうイイ曲もあるな〜、なんて思っています。

写真は、2枚目の"Duces 'N Trayz - The Old Fashioned Way"(2001年)です。このアルバムは Battlecat をはじめ、Fredwreck、Hi Tec、The Alchemist、Meech Wells、Ric Rock などが手掛けたアルバムで、ゲストには Kokane、Kurupt、Nate Dogg、RBX、Soopafly、Bad Azz、Butch Cassidy、Daddy V、Suga Free、 など蒼々たるメンバーが参加しています。音的にはバウンシーなファンクからグルヴィーなファンクやメローと良曲が収録の好盤だと思います。このアルバムも正直最初聴いた時はあまりピンとこない感じがしていたのですが、あらためて聞き直してみるとけっこう好きな曲が入っています。中ではバウンシーなミドル・ファンク"Eastside Ridaz feat.Nate Dogg, Soopafly & Latoiya Williams"、"Connected feat.Mobb Deep & Kokane"、スロー・ファンク"Gang Bang 4 Real feat.Bad Azz"、"Cool feat.Nate Dogg, Butch Cassidy & Kokane"、グルーヴィー・ファンク"Crip Hop feat.Latoiya Williams"、"Now Is The Time feat.Kokane"、"There Comes a Time feat.Daddy V"、"Late Nite feat.Kokane"、メロー・グルーヴ"I Don't Know feat.Soopafly, Suga Free & Latoiya Willams"、"Friends feat.Kokane"あたりが好きです。中でも "Crip Hop feat.Laoiya Williams" や "I Don't Know feat.Soopafly, Suga Free & Latoiya Williams" は王道 G-Funk 路線で特に好きです。1枚目は Battlecat に Blaqthoven、L.T. Hutton、Warren G、Soopafly、Meech Wells、Goldie Loc などが手掛けたアルバムで、Kokane、Warren G、Nate Dogg、Kurupt、Bad Azz、Xzibit、Suga Free、CPO、Rappin' 4-Tay の他個人的には数曲 KAM が参加しているのが嬉しいです。こちらも音的には2枚目と同様にバウンシーなファンクからグルーヴィーなファンクやメローも収録のアルバムで、けっこう好きな曲も入っています。中ではミドル・ファンク"Tha Eastsidaz"、"Ghetto feat.Kokane, KAM & Nate Dogg"、"Big Bang Theory feat.Xzibit, Kurupt, CPO & Pinky"、グルーヴィー・ファンク"Balls Of Steel"、"G'd Up feat.Butch Cassidy"、"How You Livin' feat.Butch Cassidy"、"Take It Back to '85 feat.Kurupt & Butch Cassidy"、"Pussy Sells feat.Suga Free"、スロー・グルーヴ"Another Day feat.Butch Cassidy"、"Be Thankful feat.KAM, Pretty Tony & Warren G"、メロー・グルーブ"LBC Thang feat.Butch Cassidy"あたりが好きです。3枚目はクレジットがないのでプロデュースなど詳細は分からないのですが、Battlecat や Jelly Roll などが手掛けているようです。音的には前2作をよりシャープにした感じの印象で、こちらもファンクからグルーヴィーとけっこう好きな曲が入っています。中ではミドル・ファンク"Back On The Block feat.Snoop Dogg"、"I Know You Got Yo Heat"、"I Wanna Know feat.Snoop Dogg"、"Vegiterian feat.Snoop Dogg & Kokane"、"Where It's At feat.Red Man"、グルーヴィー・ファンク"On The East Side feat.MC Ren"、"Suck Me, Lick Me, Bitch feat.Battlecat"、"Feel Alright feat.Snoop Dogg"、"Parkin' Lot Pimpin' feat.Jelly Roll"、メロー・グルーヴ"Let's Go feat.Nate Dogg"あたりが好きです。中でも "On The East Side feat.MC Ren" はグルーヴィーなファンク・トラックに MC Ren の渋いラップがハマった時に好きな1曲です。

【Discography】
・Tha Eastsidaz (2000) >Amazon.co.jp
・Duces 'N Trayz - The Old Fashioned Way (2001) >Amazon.co.jp
・Free Tray Deee Vol.1 (2004) >Amazon.co.jp

October 26, 2009

C-Style & 19th Street Records

Straight_Outta_CaliC-Style (Big C-Style) も90年代中頃には LBC Crew (Long Beach Crip Crew) のメンバーとして Death Row Records で活動をしていたようですが、その後自身のレーベル(たぶん)19th Street Records を設立、98年には C-Style presents という形でコンピ盤"Straight Outta Cali"をリリースしています。また同98年にはやはり C-Style presents という形でもう1枚"19th Street LBC Compilation"をリリースしていて、共に質の高いコンピ盤で人気がありますね。ちなみに LBC Crew メンバーとして活躍していて、04年にアルバムもリリースしている Lil' C-Style は C-Style (Big C-Style) の弟なのかな?

写真は、19th Street Records からのコンピ盤"C-Style presents : Straight Outta Cali"(1998年)です。このコンピ盤は Big Bub に Blaqthoven、L. T. Hutton、Lil Beau、Daz、Soopafly などがプロデュースを手掛けたアルバムで、Snoop や Daz をはじめ Kurupt、Tray Dee、Crooked I、Soopafly、Nate Dogg、Twinz、など LBC 絡みの人達に加えて MC Eiht、Dresta (of B.G. Knocc Out & Dresta) 、B-Legit などが参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのファンクを中心にグルーヴィー、メローも収録のアルバムで、参加メンバーが豪華なだけあって質の高い曲が揃った完成度の高い G-Funk アルバムだと思います。ミドル・ファンク"Black Pussy : Dresta, MC Eiht & Crooked I"、"Way Cool : Mr. Tan, B-Legit & Crooked I"、"All Aboard : Twinz & Tray Dee"、"Gon' Hurt Somebody : Daz Dillinger"、"Victims Of Reality : Dresta, Big Bub & Nate Dogg"、"Get Cha Girl Dogg : Snoop Dogg, MC Eiht, Jay-O-Felony &Soopafly"、グルーヴィー・ファンク"Fo Damn Sho' : Soopafly"、"We Gangstas : Lil Tip, CoCo Loc, Ducc Loc, Bo Roc, Lil Beau & Blaqthoven"、スロー・グルーブ"King Pin : Kurupt, Jay Money, Crooked I & Tray Dee"、"It's Goin' Down : Tray Dee, Jay Money & Da Low Lifes"、メローなR&B"If You Take Me : G. Money"など、どの曲もイイです。中では渋めのミドル・ファンク "Black Pussy : Dresta, MC Eiht & Crooked I"、グルーヴィー・ファンク "Gon' Hurt Somebody : Daz Dillinger" が特に好きです。全体的にそれほど派手な感じではないですが、渋めの G-Funk が好きな人にはオススメのアルバムだと思います。"C-Style presents : 19th Street LBC Compilation" は L. T. Hutton を中心に Dave "Swang" Knight の他1曲 DJ Aladdin もプロデュースを手掛けたアルバムで、Lil' C-Style に Crooked I、Sho Shot、Lil Tip、CoCo Loc の他 Daz や Bad Azz など LBC Crew 絡みの人達が参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのファンクを中心にグルーヴィーなファンクと質の高い曲の揃ったアルバムで、こちらもかなり好きなアルバムです。ミドル・ファンク"Bustaz : Lil' C-Style, Legacy, Tray-D & BRX feat.Daz"、"Paper Chase : CoCo Loc, Lil' Tip, Sho Shot, Beau Dozier, Tray-D & Lil' C-Style"、"Rap Killer : Lil Tip, Shorty K, Crooked I, Tech-Nique, Tray-D & J Money"、"One Ninein' : CoCo Loc, Legacy, Lil' Tip, Lil' J, Shorty K, McGriff, J Money, Tech-Nique, Sho Shot, Crooked I & Diceman"、グルーヴィー・ファンク"Success Before I Die : Legacy, CoCo Loc, Lil' Tip & Crooked I"、"Jackin' For Flows : CoCo Loc, Lil Tip, Sho Shot, Lil' J & McGriff"、"Watchin' You Watchin' Me : Legacy, Shorty K, Lil' J & Sho Shot"、"Bounce To This : J Money, Crooked I, Sho Shot, Bo Roc & Amber Davis"、"I Like To Roll : CoCo Loc, Shorty K, Lil' J & Bad Ass"、"Ashes To Ashes : Lil' Tip, Shorty K, Lil' J & Crooked I"、スロー・ファンク"Flossin' : Tray-D, Lil' C-Style & Bad Ass"、スロー・グルーヴ"Stay Out L.A. : Lil' Tip, CoCo Loc, Shorty K, Crooked I & Sho Shot"など、こちらもイイ曲が多いです。中でも渋めのスロー・グルーヴ "Stay Out L.A. : Lil' Tip, CoCo Loc, Shorty K, Crooked I & Sho Shot" 特に好きな1曲です。"Straight Outta Cali" に比べると参加メンバーは地味な感じですが、アルバムの完成度としては負けていない感じだと思うので、LBC Crew 好きの人にはオススメのアルバムだと思います。

【Discography】
・C-Style presents : Straight Outta Cali (1998) >Amazon.co.jp
・C-Style presents : 19th Street LBC Compilation (1998) >Amazon.co.jp

October 23, 2009

Escape From Death Row & L.B.C. Crew

Escape_From_DR今日紹介の"Escape From Death Row"は99年に Low Life Records というレーベルからリリースされたコンピ盤で、元 Death Row 所属の Daz や Kurupt をはじめ Tray-D (Tray Dee)、Crocked I、Soopafly、C-Style に Bad Azz、RBX など L.B.C. Crew (Log Beach Crip Crew) 絡みの人達が中心に参加しています。「Death Row からの脱走」というタイトルも意味深ですね。L.B.C. Crew は Snoop を中心に集結した大所帯のファミリーで、他にも Goldie Loc (of Eastsidaz)、Techniec、So. Sentrelle なども所属していますね。メンバーの多くは90年代中頃には Death Row Records で活動していたようで、未発表ながらアルバムを数枚作れる位の音源が残っているようです。現在は Eastsidaz (Tray Dee & Goldie Loc) を初め Bad Azz、Soopafly など、メンバーはそれぞれソロとしても活躍していますね。結局 Death Row Records からは L.B.C. Crew としてのアルバムは正規にリリースされる事は無かったようですが、ここ数年でかなり発掘されているようなので、いつか正規リリースされるかもしれません。ちなみに02年には Extravagant Records というレーベルからサントラ盤で"We From TheLBC"というアルバムがリリースされていて、Snoop をはじめ Daz、Bad Azz、Soopafly などが参加しています。

写真は、コンピ盤"Escape From Death Row"(1999年)です。このアルバムは Big Low Life 監修によるコンピ盤で、Blaqthoven を中心に Daz や Soopafly などがプロデュースを手掛けています。参加メンバーは上にも書いたように Daz や Kurupt をはじめ、RBX、 Tray-D、Soopafly、Bad Azz、C-Style、Lil C-Style、Hit、Silva Satin、Crooked I、Cognac、Ruff Dogg など LBC 好きにはたまらない面々が揃っています。音的にはミドルからスロー・テンポの L.A. らしいタイトなファンクからグルーヴィーなファンクと質の高い曲の揃った完成度の高い G-Funk アルバムだと思います。ミドル・ファンク"Back On Tha Smash : Kurupt, Q & Tray-D"、"Uh-Oh : Croocked I & Silva Satin"、"Now That I'm Older : Young Life, Lil C-Style & Hit"、"Life : Q & Young Life"、"Hittin Fo' : Soopafly & Hit"、"They May F**k Wit U : Soopafly"、"Flip Side : RBX & Silva Satin"、スロー・ファンク"Do Your Thing : Hit, Croocked I & Ric"、"Rollin Wit Low Life : Bad Azz, Young Life, Hit & Blaqthoven"、グルーヴィー・ファンク"What Cha Gonna Do : Daz Dillinger & Cognac"、"Here We Go Now : Daz Dillinger, Hit & Low Life"、"We're Gonna Party : Silva Satin, Ruff Dogg & Blaqthoven"、"Dance Wit Me : Q, Ebony-E & Toni Hill"など、どの曲もイイです。中でもグルーヴィーな G-Funk "What Cha Gonna Do : Daz Dillinger & Cognac" や "We're Gonna Party : Silva Satin, Ruff Dogg & Blaqthoven" は人気があると思います。個人的にはタイトなミドル・ファンク"Flip Side : RBX & Silva Satin" も特に好きな1曲です。サントラ"We From The LBC"(2002年)は、Sacrament の Big Hollis がプロデュースを手掛けたアルバムで、Snoop をはじめ Daz、Doggy's Angel、Bad Azz、Soopaflyの他、ベイ・エリアの B-Legit や Mac Dre、Marvaless も参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのグルーヴィーなファンクが中心のアルバムで、全体的に派手な感じではないですが、渋めの良曲の揃った好盤だと思います。ミドル・ファンク"Dangerous : Daz Dillinger, Bad Azz & Mac Dre"、スロー・ファンク"We From The LBC : Snoop Dogg & Bad Azz"、"A Little More Dope 2 Smoke : Snoop Dogg"、"Smokin' : Daz Dillinger & Black Tone"、グルーヴィー・ファンク"We Some Ridaz : Daz Dillinger & Napoleon"、"Light It Up : Goldy Loc & B-Legit"、"What I Want : Daz Dillinger, Bad Azz & Marvaless"、"This Spot : Soopafly & Bad Azz"、スロー・グルーブ"We From The LBC (Remix) : Snoop Dogg & Bad Azz"など、イイ曲が多いです。中では渋めのグルーヴィー・ファンク "We Some Ridaz : Daz Dilliger & Napoleon"、ミドル・ファンク "Dangerous : Daz Dillinger, Bad Azz & Mac Dre" あたりが特に好きです。この他にも LBC 絡みでは C-Style presents という形で 19th Street Records からリリースされたコンピ盤シリーズがあるのですが、こちらは次回紹介したいと思います。

【Discography】
・Escape From Death Row (1999) >Amazon.co.jp

・O.S.T. : We From The LBC (2002) >Amazon.co.jp

・C-Style presents : Straight Outta Cali (1998) >Amazon.co.jp
・C-Style presents : 19th Street LBC Compilation (1998) >Amazon.co.jp

October 18, 2009

J-Flexx

J-Flexx_01J-Flexx も90年代に Death Row Records に所属していた人で、レーベルからのコンピ盤などに参加している他、12inch シングルのリリースはあったのですが、結局 Death Row からのアルバムのリリースはありませんでした。 J-Flexx は Death Row 出身の人達の中ではそれ程メジャーな人では無いかもしれませんが、Death Row Records にはかなり初期の頃から関わっていたらしく、プロデュースやライターとして曲作りに参加していたようです。初期の Death Row の曲には J-Flexx の曲もけっこうあるらしく、ヒット曲 "Dr. Dre & Ice : Natural Born Killaz"(1994年)もクレジットにはないですが、J-Flexx が書いた曲だという話も聞いた事があります。結局 Death Row ではアルバムのリリースはなく、そのまま消えてしまったと思っていたのですが、07年に Long Live Crime Records というレーベルからアルバムがリリースされたのは嬉しい驚きでした。ただネットで少し調べたところ、j-Flexx はこのアルバムのリリースした後、亡くなってしまっているようで、これからという時に本当に残念ですね。ちなみに J-Flexx も Los Angels 出身の人だと思っていたのですが、Ohio 州の出身のようです。

写真は、唯一のアルバム"Billboard Dreams"(2007年)です。このアルバムは J-Flexx の他、Sean "Barney" Thomas、Profic などがプロデュースを手掛けたアルバムで、イントロ含めて全10曲とちょっと曲数は少なめですが、ミドルからスロー・テンポのグルーヴィーなファンクからメローまで良曲の揃った G-Funk アルバムになっています。07年リリースですが、音的には90年代中頃の G-Funk の感じなので、この頃の G-Funk が好きな人ににはオススメのアルバムだと思います。グルーヴィー・ファンク"Get Mine And Go"、"Sexy U Are"、"Do My Thang"、"Trues And Vogues"、"Cars On The Table"、"Somebody Out There"、メロー・グルーヴ"Billboard Dreams"、"Into The World"、"Man With A Plan"など、どの曲もイイです。中でもタイトル曲 "Billboad Dreams" や "Cars On The Table" は王道的な G-Funk で好きな人が多いと思います。個人的には渋めのメロー・グルーブ "Into The World" も好きです。この他にも Death Row 時代に結局リリースされなかった"Stayin Alive"というアルバムがあったらしく、こちらは音源だけ入手できたので、プロデュースなどは分からないのですが、90年代中頃の Death Row 全盛期の感じの G-Funk が揃ったアルバムで、こちらもかなりイイんですよね。グルヴィー・ファンク"Who Been There, Who Done That ?"、"Stayin' Alive"、"Around The World feat.Danny Boy"、"Do The Gigolo"、"Street Scholars"、"Ball While U Can"、"The Breaks"、"Lady Heroin (Remix)"、メロー・グルーヴ"Nothing Can Come Between Us"、"Pop Twist"、"Down Sunset"、"Lady Heroin (OG) feat.Sam Sneed"、"Life Goes On"、"Have Fun"など、どの曲もイイです。中でも12inch でもリリースされている "Who Been There, Who Done That ?" や "Pronce : Pop Life" 使いの "Pop Twist" は王道 G-Funk で好きな人も多いと思います。ちなみに "Who Been There, Who Done That" のリリックをよく聴いてみると、Dr. Dre & Ice Cube の "Natural Bone Killa" や 2Pac feat. Dr. Dre の "California Love" などが出てきて、誰が書いたと思ってんだ的な曲なのかもしれません。ここ数年で Deat Row Records の未発表曲の発掘盤も出てきているので、このアルバムも正規にリリースされる事を願います。

【Discography】
・Billboard Dreams (2007) >Amazon.co.jp

・Stayin Alive (----)

October 13, 2009

O.F.T.B (Operation From The Bottom)

OFTB_02O.F.T.B (Operation From The Bottom) は Low M.B. に Bustop、Flipside の3人組で、Los Angels の Watts 地区出身のユニットです。O.F.T.B. も90年代中頃に Death Row Records に所属していたグループですが、Death Row 入りする前の92年に Big Beat Records から1枚のアルバムをリリースしています。その後、Death Row Records のサントラやコンピ盤などに参加する他、前回紹介の Top Dogg のプロデュースなども手掛けているのですが、結局 Death Row からのアルバムのリリースは無く、98年には FlatBroke Ent. というレーベルから O.F.T.B. Presents という形で1枚のコンピ盤をリリースしています。この後はしばらく消息は分からなかったのですが、07年頃に Death Row 時代の曲を集めたアルバム(写真)がリリースされています。ただ、このアルバムも CD-R 盤でのリリースで、正規にリリースされたアルバムなのかは分かりません。ちなみにこのアルバムはジャケット違いがあって、自分が知る限りでは3種類くらいあるようです。

写真は、2枚目(たぶん)のアルバム"The Missing D.R. Files"(2007 ? 年)です。このアルバムはクレジットがないのではっきりとは分からないのですが、おそらくプロデュースも O.F.T.B. が手掛けたアルバムで、タイトルどおり Death Row 時代の音源を集めたアルバムで、90年代中頃に Death Row に所属していた 2Pac をはじめ、Snoop、Daz、Kurupt、6 Feet Deep などが参加しています。音的にはおそらく Death Row Records が一番勢いのあった95年〜97年頃の音源が中心の感じで、ファンクからグルーヴィー、メローと質の高い曲の揃ったアルバムで、完成度の高い G-Funk アルバムだと思います。ミドル・ファンク"That Then This Is Now feat.Snoop Doggy Dogg & Kurupt"、"Trust Nobody feat.Street Damage"、グルーヴィー・ファンク"World Wide feat.2Pac, Kadafi & Kurupt"、"Check Ur Hood feat.Jewell"、"Project Kids feat.Nickerson Garden Project Kids"、"Ladies Night feat.6 Feet Deep"、"Sooner Or Later"、スロー・グルーヴ"I Come Up Hard feat.Garry Barnner"、"Still A Mystery To Me (96' 2Pac Tribute) feat.Kadafi, Napoleon, EDI, Storm & Kurupt"、"I'm On One"、"Doin' It At The Spot feat.Big Pimpin' "、"Lost Souls"、メロー・グルーヴ"Better Dayz (96' Original) feat.2Pac & Big Syke"、"So Long feat.MC Hammer"など、どの曲もイイです。リリース時期は07年頃ですが、音的にはモロ90年代中頃の G-Funk なので、この時期の G-Funk が好きな人には是非聴いてもらいたいアルバムです。1枚目はTee K.O. に Brian G、Robert Bacon などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ミドルからスロー・テンポのファンクが中心のアルバムです。音的には92年作という事で少し古い感じはありますが、ストレートなファンクがカッコいいです。ミドル・ファンク"Criminal At Large"、"Watt's Life"、"I Ain't From Compton"、"On In The Projects"、"Ride Dat Money"、"Don't F**k Wit My Bizness"、"Not For The Pop Charts"、グルーヴィー・ファンク"The Land I Roam"、スロー・ファンク"From Jackin' To Rappin' "、"Poverty Stricken"など、好きな曲が多いです。中では渋めのグルーヴィー・ファンク "The Land I Roam" や ハードでストレートな "Don't F** k Wit My Bizness" あたりが特に好きです。98年リリースのコンピ盤 "O.F.T.B. presents Return Of The West - A Flatbroke Compilation" は O.F.T.B. の他 Deon、Mark Love、D.H.、Brian G などがプロデュースを手掛けたコンピ盤で、O.F.T.B. に Poetic Punishment、Mark Love、June Dawg、The Sidas、Resevoir Dogs、Problem Chylde、Known Fellons、Bad Habits、The Hit Men、lat Broke Goon Squad など、マイナー人達も多く参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのファンクからグルーヴィー、メローも収録のアルバムで、全体的にキャッチーな感じでは無いですが、渋めの良曲が揃った好盤だと思います。中ではミドル・ファンク"Done Deal : Poetic Punishment feat.Quan & Flipside"、"Off Tha Ringer : O.F.T.B. feat.Flat Broke Goon Squad"、"We Sidas : The Sidas"、"Creeper : Bad Habits feat.Low"、"No Enemies : Poetic Punishment feat.Resevoir Dogs"、"Muddy Riches : The Hit Man feat.Big Time & Chna Girl"、"Sherm Trip : Seattle's Finest"、グルーヴィー・ファンク"It's Going Down : Ver-C-Tile feta.B-Brazy"、スロー・グルーヴ"On The Run : Mark Love"、"Cold Blooded : Problem Chylde"、メロー・グルーヴ"Change My World : Resevoir Dogs"、"Where Are U Now : Kenyata feat.Low"あたりが好きです。

【Discography】
・Straight Up Watts (1992) >Amazon.co.jp
・The Missing D.R. Files (2007 ?)

・O.F.T.B. presents : Return Of The West - A Flatbroke Compilaion (1998) >Amazon.co.jp

October 08, 2009

YGD Tha Top Dogg

YGD_Top_DoggYGD Tha Top Dogg も90年代に Death Row Records に所属していた人で、前回紹介の Realest と同様にレーベルのコンピ盤などに参加している他、12inch シングルのリリースはあったのですが、結局アルバムのリリースはありませんでした。ところが1〜2年位前に Death Row 時代の音源を集めた形でのアルバム(写真)が出てかなり驚いたんですよね。ただ、これは CD-R 盤でのリリースで、正規にリリースされたアルバムなのかはあやしいです。Top Dogg については Death Row 以降の詳細は分からないのですが、ここ数年で90年代に Death Row に所属していた Realest や J-Flexx などもアルバムをリリースしているので、Top Dogg の復活も期待したいところです。ちなみに前回紹介の Realest は 2Pac に似ていますが、Top Dogg の方は少し Snoop に似ています。

写真は、唯一(?)のアルバム"Every Dog Has His Day"(200?年)です。このアルバムは O.F.T.B. や Brian G、Kurt "Kobane" Cauton、PRO、J-Flexx の他 DJ Quik などがプロデュースを手掛けたアルバムで、90年代の Death Row Records の音源を集めた形のアルバムです。アルバムとしては寄せ集め感は少しありますが、ミドルからスロー・テンポのファンクからグルヴィー、メローと、この時期の Death Row らしい G-Funk で、質の高い曲の揃ったアルバムです。ミドル・ファンク"Ghetto Fairytales"、"Can't Fuck With Dogg"、"Trippin"、グルヴィー・ファンク"Going Back To Cali (Extended Version)"、"Me & My Boys"、 "Top Dogg Cindafella"、"We Don't Love Em (Street Mix)"、"They Wanna Be Like Us feat.Tha Realest, & Dobbie"、メロー・グルーヴ"Just Be Thankful"など、イイ曲が多いです。中でも DJ Quik プロデュースの "We Don't Love Em (Street Mix)" は、もろ Quik サウンドの G-Funk で好きな人が多いと思います。個人的にはソウル・フルなメロー・グルーヴ "Just Be Thankful" も特に好きな1曲です。ちなみに08年に Top Dogg 名義で "Vol.1 : Mix Tape" というアルバムが出ているのですが、こちらは持っていないので、 Death Row の Top Dogg と同一人物かは分かりません。

【Discography】
・Every Dog Has His Day (200?)

October 05, 2009

Tha Realest

RealestTha Realest も90年代に Death Row Records に所属していた人で、レーベルのコンピ盤などに参加している他、12inch では何枚かシングルもリリースしていたと思います。Realest は 2Pac に似た感じの渋めの声で好きだったのでアルバムのリリースも期待していたところ、今年(09年)、ついに RBC というレーベルから1枚目のアルバムがリリースされたのは嬉しい驚きでした。1〜2年位前におそらく Death Row 時代の音源を集めたようなアルバムも出ていたようですが、そちらは正規にリリースされたものかは分かりません。ちなみにこの人も出身はLos Angels ではなくて Texas 州の Dallas のようです。

写真は、1枚目の"Witness Tha Realest"(2009年)です。このアルバムは Blaqthoven や The Underdogs、Alif、Marvin Paige などが手掛けたアルバムで、ゲストには Los Angeles からは Crooked I や Val Young、WC、Bay Area の C-Bo、Yukmouth (of Luniz)、New Yourk の Fat Joe なども参加しています。音的にはバンギンなファンクからグルーヴィー、メローと質の高い曲の揃ったアルバムで、しょうじき聴く前は期待半分、不安半分といった感じだったのですが、予想以上に良いアルバムだったのが嬉しいです。バンギンなミドル・ファンク"Kuz It Ain't N U"、"Grown A** Man feat.C-Bo"、グルーヴィー・ファンク"Peep'n Game feat.Ray J"、"Ice Kold feat.EDI ''Outlawz" "、メロー・グルーヴ"Number 1 ***"、スロー・グルーヴ"Witness Tha Realest feat.Fat Joe"、"That's Juss Lyfe feat.Crooked I & Val Young"、"Somethin Like A Pimp feat.Sean P. & Devine The Dude"、"Mind Of Ah Madman feat.Yukmouth & WC"、"Get It N"、"Y I Keep My Burn On Me"、"Tha Good Lyfe"、メローな"N Luv Wit Ah Ghetto Gurl feat.J Valentine"、"Memory Lane"など、イイ曲が多いです。中でも "Memory Lane" や "Number 1 ***" はメロー好きの人にはオススメの曲だと思います。個人的には Bay Area の C- Bo をフューチャーしたミドル・ファンク "Grown A** Man feat.C-Bo" や、Death Row 関係の Qrooked I と Val Young をフューチャーした渋めのスロー・グルーブ "That's Juss Lyfe feat.Qrooked I & Val Young" あたりも好きです。自分は最近のアルバムはあまり買っていないのですが、90年代から活動をしているベテラン勢が健在なのは嬉しいですね。最近 S.C.C. や Warren G の新譜も出ているようなので、そちらも是非聴いてみたいです。

【Discography】
・Witness Tha Realest (2009) >Amazon.co.jp

October 03, 2009

The Lady Of Rage

Lady_RageThe Lady Of Rage も Death Row Records に所属していた女性ラッパーで、94年にシングル"Afro Puffs"(前回紹介のサントラ"Above The Rim"にも収録)をリリース後、97年にやはり Death Row Records から1枚のアルバムをリリースしています。Lady Of Rage はアルバムのリリースは少し遅いですが、かなり早い時期から Death Row Records で活動をしていて、92年にリリースされた Dr. Dre のアルバム "The Chronic" にも参加していますね。90年代には Death Row を代表する女性ラッパーとして活躍していた Lady Of Rage でしたが、その後は消えてしまったと思っていたら、05年に Boss Lady Ent. というレーベルから2枚目のアルバムをリリースしていたんですね。この人は古くから Death Row にいるのでずっと L.A. 出身の人かと思っていたのですが、出身は Virginia 州らしいです。

写真は、1枚目の"Necessary Roughness"(1997年)です。このアルバムは Daz を中心に Lady Of Rage 自身、 DJ Premier、Easy Mo Bee などがプロデュースを手掛けたアルバムで、2Pac や Snoop もちょこっと参加しています。音的には Daz らしいミドルからスロー・テンポのファンクが中心のアルバムで、けっこう好きなアルバムです。翌98年にリリースされた Daz Dillinger の名盤 "Retaliation, Revenge And Get Back" の完成度に比べると地味な感じではありますが、Daz が好きな人にはオススメのアルバムだと思います。ミドル・ファンク"Necessary Roughness"、"Big Bad Lady"、"Sho Shot"、"No Shorts"、"Get With Da Wickedness (Flow Like That) - Remix"、"Break Down"、"Super Supreme"、"Some Shit"、"Confessions"など、イイ曲が多いです。中でも"Get With Da Wickedness (Flow Like That) - Remix" 渋めの L.A. ファンクで特に好きな1曲です。2枚目は残念ながら持っていないので、いつか聴いてみたいと思います。

【Discography】
・Necessary Roughness (1997) >Amazon.co.jp
・VA 2 L.A. (2005) >Amazon.co.jp