May 17, 2016

Manish Mike

Manish_MikeManish Mike も San Francisco を拠点に活動をしている人で、97年に Square Business Ent. から1枚のアルバムをリリースしています。Manish Mike については正直あまり詳細は分からないのですが、前前回紹介の Young Ed や UNLV (Baldhead Rick & S.B.)等と関係の深い人のようで、このアルバム(写真)にもゲストで参加している他、前回紹介の The Cartel のアルバムにも Manish Mike が参加していますね。この Manish Mike のアルバムはベイ・エリアの中でも特に人気のアルバムだったのですが、その後のアルバムのリリースが無いのが残念です。ただ調べてみると02年リリースの The Cartel のメンバー Mac Boo-Rue のソロ・アルバムや10年の Baldhead Rick のアルバムなどにゲストで Manish Mike が参加しているようなので、いつか2枚目のアルバムがリリースされるのを期待しています。

写真は、唯一のアルバム "Forever Living Manish"(1997年)です。このアルバムは KZO を中心に Manish Mike (M. Jones) 自身、Percel Arceneaux などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ゲストには Young Ed や UNLV、Cougnut (of I.M.P.)、Spice-1 などが参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのグルーヴィーなファンクを中心にメローまで質の高い曲の揃った完成度の高い G-Funk アルバムだと思います。残念ながら現在入手困難な状態ですが、90年代中後期の G-Funk 好きの人にはオススメのアルバムだと思います。ミドル・ファンク "D Boy"、グルーヴィー・ファンク "Never Free Alway Reasonable feat.Young Ed"、"Skrilla Killas feat.D-Mac, The Square & Chizz"、"For Every Hustla" "Crank Up feat.Chizz"、"Black Boy feat.Spice-1"、"Supersized P.I.M.P."、"Get Your Paper"、"Come Puff With Your Partner feat.Frank Nitty"、"For Ever Hustla [Flipped]"、"Last Man Standing feat.Cognut, Swoop & Baldhead Rick"、スロー・グルーヴ " '97 Playas Parade feat.J. Huges"、"My Life Was Never Great feat.Frank Nitty"、メロー・グルーブ "I Remember" と、どの曲イイです。中でもキャッチーなグルーヴィー・ファンク "For Every Hustla" は好きな人も多いと思います。個人的には渋めのグルーヴィー・ファンク "Skrilla Killas feat.D-Mac, The Square & Chizz"、"Get Your Paper" あたりも特に好きです。

【Discography】
・Forever Living Manish (1997)

・The Cartel : Choppin' All Riches Part 1 (1999)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔