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2020年10月23日

注意してください。

ソリッドが書いてますが、今回は真面目な話です。


23日現在、雨が降っている赤岳鉱泉です。

ここより上はガスっているのでどうなっているか分かりません。

今雨なのか、それとも雪なのか。

今のところ天気予報では、明日は晴れ。


晴れているなら登山しやすいじゃないか。


そうとは限りません。

先週降った雪が溶かされている状態。

そこに晴れたことによる放射冷却が加わると...。


ツルツルの登山道が出来上がります。

氷と岩のミックス状態です。


氷は数センチ程度しかないのでアイゼンだと貫通します。

ですのでアイゼンで歩くのであれば、アイゼンで岩の上を歩いている形になります。

アイゼンで岩の上や浮き石を滑らずに歩く技術ありますか?

凍っている時は赤岳鉱泉の前の道でも転んだりされる方います。

もしそれが稜線や岩場だったら...言わなくても分かると思います。


アイゼンがないのであれば、もちろんツルツルに凍った斜面を歩くことになります。

登れない事はないかも知れません。

降りれないのです。

滑るから四つん這いになったりして、その四つん這いのまま滑り落ちていきます。


縦走で運良くある程度まで進んでしまって、そこからは進めないし戻れない。

そう言う状態になる可能性があります。



小屋番として、そして遭対協の救助隊員として。

明日は下手すると多数の遭難や救助要請の可能性があると感じています。


決して無理な登山は行わないようにお願いします。

明日になって見ないと登山道のコンディションは分かりませんが、今の八ヶ岳は登山の時期ではないです。

以前も書きましたが、夏山と冬山の接続期間です。

冬山よりも難易度が高い時もあります。


登山の経験が長い方、山を知ってる方は上までは行かないでしょう。

アイゼンもピッケルも、はっきり言って今は意味がないです。

何度も言いますが、そう言う時期ではないのです。


では何を持ってきたら良いか?

自分の力量と登山道の状況を見極めれる冷静な判断力と、山頂がすぐそこでも諦めて撤退できる勇気です。


絶対に安易な考えで登らないでください。

akadakekousen at 16:32│Comments(0)clip!

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