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2021年11月15日

久しぶりの毒

今回はソリッドの狂犬成分が濃い為、やや毒素が強い内容でございます。


現在の赤岳鉱泉周辺の気温はマイナス3℃。

鉱泉周辺には積雪はほぼ無く地面が一部凍結したり溶けたりを繰り返しております。

こちらに来るだけであればチェーンスパイクや軽アイゼンでも問題ないかと思います。

しかしここから上はカリンカリンに凍っているので10本以上の爪のあるアイゼン、ピッケル、ヘルメットがないとどこにも登れないです。

そう言うちゃんとした冬山の装備があっても技術がないと登れないません。

必要なのは運ではなく、ちゃんとした装備とちゃんとした技術や経験です。

相手が雪だけではなく、雪と氷と岩をミックスした状態なので厳冬期の登山道よりもコンディションが格段に悪いと言うことをご理解ください。


こう言う時期にもそうですし、悪天候の時などに現れる『イケル爺』と言う妖怪がいます。

危ない状況や、不安に感じている登山者の前に現れて『行ける行ける』と無責任に声をかけてるくる妖怪です。

相手の装備、経験などを一切考えずに好々爺ような顔をして近づいてきます。

そして危険な状況にも関わらず『あー、大丈夫。行ける行ける!』と唆(そそのか)してくると言う悪さをする妖怪です。

そして相手が唆(そそのか)されて上に行ってしまい、遭難した時にはそのイケル爺は忽然と姿を消しています。

ちゃんと安全を第一に考えている登山者や熟練の登山者の諸先輩方はそう言う無責任な助言は行わないので、もしイケル爺に声をかけられた時は「妖怪イケル爺、立ち去ってください。」と言うお経を唱えたら難を逃れることが出来ます。


最後に大事なことなのでもう一度言います。

現在の登山道は非常にコンディションが悪いです。

厳冬期の装備があっても登れないかも知れません。

ですので、もちろん赤岳鉱泉から上はチェーンスパイクなどでは登れません。

防寒対策も含め、確実な装備と技術と経験で安全登山をよろしくお願いします。

この方も言ってます。
↓↓↓
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山なめんなよ...と。

ちなみにこの方、見た目はこんな感じですが妖怪ではありません。

安全登山を啓発している行者小屋の番長です。

辛辣な言葉を言ってますが、良い方です。

この方のザックの中に何が入ってると思いますか?

今の時期だと10本以上のアイゼンとヘルメットとピッケルでしょう。

akadakekousen at 11:09│Comments(0)clip!

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