観てきましたー

学校で法学やってるし
ゼミは刑事訴訟やし、冤罪とか再審も調べてたしで
これは観とかんとってことで行ってきました

チケット買お思ったら見知らぬおばさんから
「ペア招待券あるんですけど、私1人なんでよかったらどうですか?」
て言われて
え、マジっすか?!て感じのままチケットもらって
おかげでタダで観れました!イェーーィ!!
ほんまついてたわー

映画は2時間半と長かったけど飽きずに観られた
interestingて意味でおもしろかったわー

よぉ調べたんやろなーっていうのが感じられた
取材で3年かけたとか、それだけのものは十分わかったし
裁判てうんうん、こんな感じやんなぁって思いながら観れた

この映画は司法の現実を描いて
無実の人を罰したらあかんよ
もっと警察、検察、裁判所がしっかりやってくれな
ってことを言うわけやけど
単純にそれだけを叫んだらいいってもんでもない、とも思う

例えば、映画でも言ってたけど、裁判官とか検察は相当量の仕事抱えてて
どうしても個別にしっかり言い分を聞いて対応ていうのは無理なわけやん
そりゃ難しい試験を通った人らやけど、スーパーマンじゃないねんから
案件こなすには、どうしても形式化して対応していくしかないていうか
そういうのも考えんとなぁって

それに、加害者のことだけやなくて被害者のことも考えな
やっぱり犯人が逮捕されるってことが被害者にとって
ひとつの区切りになると思うんやけど
そこで捕まった人は無実でしたってなると被害者はどう思うやろか

あと社会としても逮捕されたら絶対犯人や思ってる風潮があるしなぁ
あらゆる個人情報がさらされたりしてさー
冤罪やてことが明らかになって素直に受け入れられるかどうか

俺も着地点としては、無実の人が罰せられたりすんのは
あかんってとこになるけど
加害者の側からだけ言ってもあかんやろ、と思うわけです


とにかく、「それボク」は良いと思います
テレビで法律扱うのとか増えて、法は身近にはなってるけど
なかなかこういうリアルは知られてへんし
それを広く知ってもらうのには最適かなと

深夜にドキュメントがあったりもするけど
そういうのはやっぱけっこう意識ある人じゃないと見ぃひんしね


っと!いつもと違う感じのブログになったけど、正真正銘本人ですw


それから、予告編で「舞妓Haaaan!!!」やってました
クドカン脚本!阿部サダヲ主演!しかも京都!
やばいね、これ!!6月に絶対観に行く!!