第4話 ゆれる白磁肌

 初めのうちは俊介に身を任せていた亜理紗であったが、唇を重ねているうちにいつしか亜理紗の方から唇を求めるようになっていた。
 唇を重ね合っているうちに俊介の眠っていた欲望に火がともり、やがてふたりは狂おしいまでの劣情の炎を燃えあがらせることとなるのであった。

 俊介は襦袢の袷から指を差し込み胸の膨らみを探った。
 乳房はたおやかな身体からは想像がつかないほど豊かで美しいお椀型をしていた。
 俊介は亜理紗のことを存外着痩せをする方かも知れないと思った。
 俊介は唇は重ねたままにして、絹のように柔らかな乳房の感触を愉しんだ。
 袷をさらに広げてあらわになった乳首を指で摘んでみた。

「あぁ…いやぁ……」

 恥ずかしさから身をよじる亜理紗。
 俊介が摘んだり引っ張ったりしていると、乳首はいつのまにか硬くなっていった。
 硬くなった乳首を俊介は舌で転がす。

「あぁん……」

 亜理紗の身体がビクンと震えた。

「あはん…あぁ…」

 俊介は尚も袷を大きく開いて両方の乳首を吸う。
 左右まんべんなく愛撫を続けながら、俊介の右手は器用にも襦袢の帯紐を解き始めた。
 帯紐はほどけてパラリと落ちた。
 帯紐が解けると襦袢は容易に開かれ、薄明かりの中に染みひとつない真っ白な肌が現れた。

(うわぁ…白い…それになんときれいな肌なんだろう………)

 俊介は亜理紗のきめこまかな白磁のような肌に、思わず見惚れてしまった。
 身体はいささか少女っぽさは残るものの、大人の女の色香も併せ持つ不思議な娘であった。

 俊介は亜理紗の下半身に目を移した。
 襦袢の下に湯文字を着けているが、驚いたことにショーツは穿いていない。
 ショーツを着けないのが正しい着付けだと聞いたことはあるが、そんな女性を間近で見るのは初めてであった。
 できることなら電気を点けてしっかりと見たかったが、初対面からそう言うわけにもいかないので、俊介は渋々出かけた言葉を引っ込めた。
 薄明かりの中で女体の感触を愉しむのもいいものだ。
 見えない分指先に神経が集中する。女性であれば触れられている部分にだけ神経が集中するのだろうか。
 俊介は亜理紗の下半身に手を伸ばし草原をそっと指でなぞった。

「あ……」

 亜理紗はびくりと反応する。
 若草は柔かい羽毛のような感触で量的にはやや少なめであった。
 草原を愛でる指先は徐々に中央の渓谷を目指した。
 小高い土手を経て渓谷に辿り着いた。
 渓谷はすでにわずかな蜜を湛えている。
 指は渓谷に埋没した。

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「あっ…そこは……」

 亜理紗の唇からかすかな声が漏れた。
 渓谷をゆっくりとかき混ぜた指は、蜜が湧き出る洞窟へと移動した。
 洞窟の上壁には横向きに並んだ多くのミミズのような襞があり、俊介は指に絡みつくような感覚に捉われた。
 好奇心の旺盛な俊介であったが、さすがに今はつぶさに調べる余裕などない。

 俊介は湿った渓谷を触っているうちに急に蜜が飲みたくなった。
 渓谷に唇をあてがい舌の先端で蜜をすくってみた。

「あぁん、そんなぁ……」

(ピチャピチャ…ピチャピチャ…)

 続けて蜜を飲み続ける。飲んでも飲んでも後から蜜が溢れてくる。
 舌が蜜をすくうように何度もそこをなぞる。
 花芯が震えた。
 震えは波紋になり、爪の先まで行き渡っていった。

「ああっ…いやぁ……」

(ピチャピチャ…ピチャピチャ…)

 亜理紗は蜜壷を吸いまくられ余りの快感に耐えかねて、腰をよじって逃れようとしたが、俊介はそれを許さなかった。
 感極まった亜理紗はすすり泣くような声で俊介に何やらせがんで来た。

「あのぅ……私も…私も吸っていいですか……」

 驚いたことに亜理紗の方からフェラチオがしたいと要求してきたのだった。

「えっ?してくれるの?」
「はい……」

 亜理紗は体勢を入替えて、俊介の下半身に顔を近づけた。
 肉棒はすでに挿入な可能なほどに硬くなっている。
 俊介は肉棒を亜理紗の前に突き出した。
 亜理紗はためらいがちに肉棒をつかんだが、緊張からかその指はかすかに震えている。
 亜理紗はそっと舌を出し、ちろちろと肉棒の先端を舐めた。

「うっ……」

 偶然にも亀頭の最も感じる部分を舐められた俊介は、気持ちよさのあまりぶるっと震えた。
 俊介が気持ちよさげにしていることに安心したのか、亜理紗は次第に大胆にペロペロと舐め回した。

「ううっ……」

 口いっぱいに頬張る健気な姿を見て、俊介の心に愛おしさがこみ上げた。
 亜理紗が口の奥の方まで含んだときには、すでにセックスしているかのような錯覚に捉われた俊介は亜理紗の髪をやさしく撫でてやった。
 亜理紗がしゃぶるために添えた手の動きがさらなる快感を俊介に与える。

「くぅ……(初心そうに見えて結構やるじゃん……)」

 初心なのか遊び慣れているのか、そんな亜理紗への好奇心が一段と興奮を煽り立てる。
 無意識にうごめいている舌が肉棒を刺激して、俊介は思わず歓びの言葉を発した。


  この作品は 「愛と官能の美学」 Shyrock様から投稿していただきました。

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