第11話 健一への復讐

 美紀が秘密クラブで働き初めてから数週間がたった。
「岡島さん。もう残っていないはずですが?」
「イヤ、後50万残っていますよ」
「そんな。だって、1人2万の約束でしょう?」
「もうすぐですから、頑張ってください」ごまかす岡島だが「あと、もう少しなんだ」更衣室に入り、役目をしない服を着込んむと、店に入って客の相手をしてく。

 1人の客に抱かれ、店に戻ると岡島と一緒に女性が入って来た。
(確か、井上さんとホテルにいた人だわ)覚えのある女性で、その女性は今にも泣き出しそうな顔で岡島の話を聞いている。
(あの子も、脅されたんだわ。もしかして、井上さん達が…)疑問が生まれた。

 女性は岡島と一緒に更衣室に入り、暫くして「う、う、う!」小さな声だが嗚咽が聞こえてくる。
(ヌードを撮られたんだ。そして、客を取らされる…)自分と同じ事をさせられるのに哀れみを感じていく。

 美紀はこの日に3人の客に抱かれてから、自宅に戻って家事をしていた。
「ピンポーン!」チャイムが鳴った。
「どちら様ですか?」
「水谷です、自治会のことでお話が…」

 「今開けます!」玄関を開けると志穂の夫が立っている。
「中へお入り下さい」中に案内すると「早速ですが、こんな議題がありまして」水谷は印刷した用紙を見せた。
「そんな!」それには、全裸姿の美紀が写っており、それを見るなり体が震えていく。
しかも、淫裂や乳房までハッキリと写っていた。

 「こんな女性は、ここから消えて貰うようにしましょうよ」目を輝かせて言う。
「でも、この人は誰だかわかりませんし…」声が上擦っている。
「わからない…。それはないでしょう、奥さん!」水谷は美紀に抱き付いて、スカートを脱がそうとした。

 「やめて。声を出すわよ!」
「出してもいいよ。その変わり、あんたの素っ裸の写真がばらまかれるぞ。それに、あんたの旦那の事も!」
「夫が何を下のよ?」
「俺の妻をレイプしたんだよ。人前でな。しかも、オ○ンコの中にまで出したんだ」
「う、嘘よ、そんなの嘘よ!」
「嘘だと…。あんたも、見ていたそうじゃないか!」水谷の言葉に力が抜けていく。

 「わかっただろう。俺にもやらせろよ、亭主の罪滅ぼしとして!」スカートが脱がされてパンティが掴まれた。
「いや、いやです!」拒むが、力は弱く、あっけなく引き下げられて、下半身が剥き出しにされた。

 「何だ、剃っているのか。俺がやりたかったのに!」残念そうに股間を撫でだし「やめて下さい。お願いです!」怯えて後ずさりしていく。
「妻の気持ちがわかるだろう。こうされたんだぞ!」水谷はズボンと一緒にパンツを脱ぎ、美紀に抱き付いた。

 「いや。いやです!」淫裂に肉竿が入ってきた。
「やらせろと、言っているんだろう!」一気に肉竿を押し込み「ヒー!」背中を反らせ悲鳴を上げた。
「どれ、今度はオッパイだ!」シャツを捲り上げて、脱がしていくが(志穂さんも、健一さんに、こんな事をされたんだった…)閉じた目からは涙が流れていく。

 その後、ブラジャーも脱がされ全裸にされた。
「行くぞ!」乳房を掴み、腰を振りだすと「う、う!」痛みに耐える美紀だ。
だが、水谷は美紀の事など気にする様子もなく、ピストンしていく。

 「ピシャ、ピシャ!」肉同士がぶつかり、美紀は乳房を揉まれながら乳首を吸われた。
「あ、あ、あ!」反応して背中が浮いた。水谷はなおも腰を振っていく。
(いいわ、凄くいい…。犯されているのに気持ちいい…)もう痛みは消えて、ヌルヌルした液体が流れてきた。

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 それを知ってか、水谷は動きを早め「クチャ、クチャ!」淫裂から音がしていく。
(出して。子宮の中に一杯出して!)未姫の願い通りに、水谷の動きが停まった。
「いや、いやー!」言葉とは裏腹に(とろけそうだわ。精液が気持ちいい!)温かさが子宮の中を漂っていく。

 「妻は、こうされたんだ。いいか、これで済んだと思うなよ!」水谷は脱いだズボンを履いていき「う、う、う!」泣きながら、淫裂を押さえる美紀だ。
水谷は衣服の乱れを直すと出て行き「私、どうしたらいいのよ…」フラフラしながら浴室に入って淫裂を洗いだす。

 シャワーを淫裂に浴びせると、堰を切ったように白い液体が流れてくる。
「ピルを飲んでいるからいいけど、もしかして、志穂さんと同じ事をされるのでは?」その途端に淫裂が閉じた。
「イヤよ。あんな大勢の前で辱められるなんて…」淡い期待も抱いていた。
(気持ちいいのかしら。あんなに大勢の前で犯されるなんて…)妄想しながら体も洗っていく。

 体を洗い終えると、何もなかったかのような顔をして衣服を着込み、家事をして健一の帰りを待っていた。
だが、健一はなかなか帰って来ない。

 「変だわ。遅い時は電話をくれるのに…」不安を抱きながらも待っていると「ただいま」10時近くなって健一が帰ってきた。
「お帰りなさい。今日は遅かったのね」
「仕事が遅れて。それより、風呂がいいな」
「そう来るだろうと思って沸かしておいたわよ」
「助かるよ」浴室に入っていく健一だ。

 (もしかして、今夜も?)美紀は疑問に思いながら、着替えを準備していく。
「健一さん、背中流させて!」
「いいよ。美紀にやって貰うと気持ちいいし」浴槽から上がって背中を向けた。
(また傷が出来ている。相手は誰なのよ!)不安が更に深まって行った。

 それから数日後、また水谷が尋ねてきた。
「奥さん。ちょっと付き合って欲しいな」
「忙しいから、無理です!」
「岡島さんは、承知しているよ!」
美紀は(知っているんだ。あの事を!)顔色が真っ青に変わり「なんの事かしら?」狼狽している。

 「体を売っている事さ。知っているんだよ」
「言わないで下さい。健一さんにだけは、言わないで!」
「だったら、付き合って貰えるよな?」
「う、う、う!」泣きながら首を縦に振っていく。
「それがいいんだ。奥さんの為にも…」美紀は水谷と一緒に、あのビルに向かった。

 ビルの中にはこの前と同じように男性が入り口をガードしている。
「ここからは入れませんよ」
「そうかな。これがあるんだが…」カードを見せた。
「失礼しました。こちらからお入り下さい」男性も腰が折れて丁寧になっている。

 2人が開いたドアから部屋に入ると、中には数組の男女がいた。
(セックスをさせられるんだわ、ここで!)怯える美紀だ。
「奥さん、妻がされた通りにさせて貰いますからね」
「許して、痛いのはイヤです」

 「そうは行きませんよ。妻はアザだらけでしたよ。タップリ痛められましてね。奥さんだって、見ていたんでしょう?」
「いや、いやです!」嫌がる美紀だが、両手を後ろ手に縛られた。
「やめて。健一さんがした事は謝りますから、許して!」

 その声に「そう来なくちゃ。よろしくお願いします、次ですから!」進行担当らしい男性が笑顔になっている。
「う、うぐ!」(違うのよ、ホントに犯されるのよ!)口にテープが貼られ、声も出せない。
「ビデオも撮ってくれよ!」
「わかりました、助手を付けます」(イヤ、ビデオはイヤ!)首を左右に振る美紀だ。

 暫くして、全裸の男女が戻っていた。
「出番です。お願いします!」
「行こう!」(いや、いやー!)強引に舞台に引き出されていく。
(助けて、健一さん!)声にならない、叫びだった。