第五話「窮屈な孔」
乳房が唾液まみれになった頃、九左衛門の興味は下半身へと移った。
「次は下やな」
「もう許してください……」
涙ながらに許しを乞うありさだが、九左衛門はいっこうに取り合おうとしない。
「下はどないなっとるんか調べたるわ」
商売人にしては意外なほど厳つい手が、ありさの着物の裾に触れた。
「ひぃ!」
着物の裾をめくると、いきおい内側に着けている腰巻もいっしょにめくれ上がってしまい、日焼けしていない白い太股が露わになってしまった。
ありさは懸命に脚をよじって抵抗を試みたが、上半身を柱に縛られているため自由が利かない。
いとも簡単に九左衛門に着物をまくり上げられ、腿のほとんどが露出してしまった。
「いやっ!」
ふくらはぎが僅かに見えるだけでも『はしたない』と言われる時代だ。
ましてや年端もいかない生娘が人前で腿まで露出させるなどあってはならないことであった。
ありさは顔を真っ赤にし、膝をぴったり閉じ合わせて泣きじゃくった。
「ぐふふふふふ、こらぁええ眺めやわ。おまえは絹ごし豆腐みたいに色が白うてつるつるの肌しとるさかいに、男としたら堪らんで。触り心地も言うことなしやしなあ」
九左衛門は淫靡な笑みを浮かべながら太腿に手を伸ばした。
「い、いやっ……やめてください……」
太股をたっぷりと味わった野卑な指は、さらに奥へと伸びていった。
「いやっ!」
ありさは緊縛されて不自由な身体を震わせている。
着物の裾が大きくまくれ、粗末な麻の腰巻が完全に露出してしまっている。
魔手から逃れようにも、拘束されているため脚をよじることしかできない。
「大人しゅうせんかい!あんまり脚をよじって隠そうとしたらもっと痛い目に遭わせるど!」
九左衛門に恫喝されたありさは、半べそをかきながらぐっと耐えた。
ねっとりとした手がいやらしく太腿をなぞりさわさわと辿っていく。
「やめ……やめてください!」
「あほんだら、ここでやめられるかい」
野卑な指は難なく可憐な花びらに到達した。
九左衛門は覗き込むように顔を近づけ、二本の指で亀裂を広げた。
「ほほう、きれいなおそそしとるやないか」
「いやっ……」
亀裂に指を這わせながら九左衛門は尋ねる。
「毛はまだ薄いな。いつ頃生え始めたんや?」
「憶えてません……」
「憶えてないはずないやろ。正直に言わんかい」
「そんなこと知りません……あっ、いやっ、触らないでください……」
「男とまぐわいをしたことあるんか?」
「まぐわい……?」
「おめこのことや」
「おめこ?」
「おめこも知らんのか?めんどくさいやっちゃな。ここにチンポをぶち込むこっちゃ」
「そ、そんな嫌らしいことやってません!」
「まだ経験ないんか……よっしゃよっしゃ」
九左衛門は満足そうに舌なめずりをした。
ありさは十六歳になる今日まで男性経験はもちろんのこと、まだくちづけすらなかった。
それゆえ九左衛門の性行為は、ありさにやりどころのない羞恥心を与えた。
九左衛門はくちびるを奪ったが、ありさは柱に緊縛されているため九左衛門の口から逃れることができない。
やがて舌を絡みとられ、流し込まれる唾液を飲み込むしかない状況に追い込まれ涙が滲む。
くちづけと同時に亀裂を擦る指が次第に深くめり込んでいく。
「指にねっとり絡みついて、ほんまにええおそそやで!」
「い、痛いっ!」
指がわずかしか入っていないのに激痛がありさの股間に走った。
「処女やったら痛うて当たり前や。我慢せんかい!」
強引に指を捻じ込まれていく。
「んぐっ……!」
ありさは唇を真一文字にしてじっと耐えている。
九左衛門はありさの膣孔を穿りながら、耳元で猥褻な言葉をささやく。
「痛いのは初めのうちだけや。そのうち、ここがぐちょぐちょに濡れて気持ちようなるから、楽しみにしとくんやで~」
ありさ処女の膣口は本当に狭かった。
それでも九左衛門が指を往復していると、膣孔が締まり九左衛門の指をギュッと締めつけた。
「指一本でこんな窮屈やったらわしのチンポはかなり難儀するな~。せやけど締まったおめこは挿しごたえが最高やからな~。ぐひひひひひ……」
ぶつぶつと卑猥なひとり言をつぶやきながら、ありさを責め続ける九左衛門。
「いたいっ……お願いです!もう許してください!」
「じゃかあしい!」
ありさは髪を振り乱し哀訴したが、皮肉なことに拒絶すればするほど九左衛門の加虐心に火を点けてしまった。
「ぐふふふ……痛いか?もっと奥まで指を入れたるわ」
「許してください!」
中指が一寸ほど入った頃、激しい痛みが襲いありさは泣き叫んだ。
「ひぃ~~~!!い、痛いっ!やめてくださいっ!」
「ぐひひひひ……」
ありさは苦悶の表情を浮かべ、額からは珠のような汗が滲んでいる。
「おい、もっと脚を開くんや」
「痛いです……許してください……お願いです……」
「そんなに痛いんやったら、穴穿りはちょっと休ましたるわ。その代りこっちはどうや?」
指は亀裂の上端でつつましやかしに息吹く陰核へと移った。
「あっ……!そこは……!」
「ぐふふふ、ここはどうや?」
九左衛門はそうつぶやくと、左手で亀裂を押し広げ、右手で肉芽を剥き出しゆっくりと擦り始めた。
乳房が唾液まみれになった頃、九左衛門の興味は下半身へと移った。
「次は下やな」
「もう許してください……」
涙ながらに許しを乞うありさだが、九左衛門はいっこうに取り合おうとしない。
「下はどないなっとるんか調べたるわ」
商売人にしては意外なほど厳つい手が、ありさの着物の裾に触れた。
「ひぃ!」
着物の裾をめくると、いきおい内側に着けている腰巻もいっしょにめくれ上がってしまい、日焼けしていない白い太股が露わになってしまった。
ありさは懸命に脚をよじって抵抗を試みたが、上半身を柱に縛られているため自由が利かない。
いとも簡単に九左衛門に着物をまくり上げられ、腿のほとんどが露出してしまった。
「いやっ!」
ふくらはぎが僅かに見えるだけでも『はしたない』と言われる時代だ。
ましてや年端もいかない生娘が人前で腿まで露出させるなどあってはならないことであった。
ありさは顔を真っ赤にし、膝をぴったり閉じ合わせて泣きじゃくった。
「ぐふふふふふ、こらぁええ眺めやわ。おまえは絹ごし豆腐みたいに色が白うてつるつるの肌しとるさかいに、男としたら堪らんで。触り心地も言うことなしやしなあ」
九左衛門は淫靡な笑みを浮かべながら太腿に手を伸ばした。
「い、いやっ……やめてください……」
太股をたっぷりと味わった野卑な指は、さらに奥へと伸びていった。
「いやっ!」
ありさは緊縛されて不自由な身体を震わせている。
着物の裾が大きくまくれ、粗末な麻の腰巻が完全に露出してしまっている。
魔手から逃れようにも、拘束されているため脚をよじることしかできない。
「大人しゅうせんかい!あんまり脚をよじって隠そうとしたらもっと痛い目に遭わせるど!」
九左衛門に恫喝されたありさは、半べそをかきながらぐっと耐えた。
ねっとりとした手がいやらしく太腿をなぞりさわさわと辿っていく。
「やめ……やめてください!」
「あほんだら、ここでやめられるかい」
野卑な指は難なく可憐な花びらに到達した。
九左衛門は覗き込むように顔を近づけ、二本の指で亀裂を広げた。
「ほほう、きれいなおそそしとるやないか」
「いやっ……」
亀裂に指を這わせながら九左衛門は尋ねる。
「毛はまだ薄いな。いつ頃生え始めたんや?」
「憶えてません……」
「憶えてないはずないやろ。正直に言わんかい」
「そんなこと知りません……あっ、いやっ、触らないでください……」
「男とまぐわいをしたことあるんか?」
「まぐわい……?」
「おめこのことや」
「おめこ?」
「おめこも知らんのか?めんどくさいやっちゃな。ここにチンポをぶち込むこっちゃ」
「そ、そんな嫌らしいことやってません!」
「まだ経験ないんか……よっしゃよっしゃ」
九左衛門は満足そうに舌なめずりをした。
ありさは十六歳になる今日まで男性経験はもちろんのこと、まだくちづけすらなかった。
それゆえ九左衛門の性行為は、ありさにやりどころのない羞恥心を与えた。
九左衛門はくちびるを奪ったが、ありさは柱に緊縛されているため九左衛門の口から逃れることができない。
やがて舌を絡みとられ、流し込まれる唾液を飲み込むしかない状況に追い込まれ涙が滲む。
くちづけと同時に亀裂を擦る指が次第に深くめり込んでいく。
「指にねっとり絡みついて、ほんまにええおそそやで!」
「い、痛いっ!」
指がわずかしか入っていないのに激痛がありさの股間に走った。
「処女やったら痛うて当たり前や。我慢せんかい!」
強引に指を捻じ込まれていく。
「んぐっ……!」
ありさは唇を真一文字にしてじっと耐えている。
九左衛門はありさの膣孔を穿りながら、耳元で猥褻な言葉をささやく。
「痛いのは初めのうちだけや。そのうち、ここがぐちょぐちょに濡れて気持ちようなるから、楽しみにしとくんやで~」
ありさ処女の膣口は本当に狭かった。
それでも九左衛門が指を往復していると、膣孔が締まり九左衛門の指をギュッと締めつけた。
「指一本でこんな窮屈やったらわしのチンポはかなり難儀するな~。せやけど締まったおめこは挿しごたえが最高やからな~。ぐひひひひひ……」
ぶつぶつと卑猥なひとり言をつぶやきながら、ありさを責め続ける九左衛門。
「いたいっ……お願いです!もう許してください!」
「じゃかあしい!」
ありさは髪を振り乱し哀訴したが、皮肉なことに拒絶すればするほど九左衛門の加虐心に火を点けてしまった。
「ぐふふふ……痛いか?もっと奥まで指を入れたるわ」
「許してください!」
中指が一寸ほど入った頃、激しい痛みが襲いありさは泣き叫んだ。
「ひぃ~~~!!い、痛いっ!やめてくださいっ!」
「ぐひひひひ……」
ありさは苦悶の表情を浮かべ、額からは珠のような汗が滲んでいる。
「おい、もっと脚を開くんや」
「痛いです……許してください……お願いです……」
「そんなに痛いんやったら、穴穿りはちょっと休ましたるわ。その代りこっちはどうや?」
指は亀裂の上端でつつましやかしに息吹く陰核へと移った。
「あっ……!そこは……!」
「ぐふふふ、ここはどうや?」
九左衛門はそうつぶやくと、左手で亀裂を押し広げ、右手で肉芽を剥き出しゆっくりと擦り始めた。
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