489a99aa.JPG 今現在、スタンフォード大学ロー・スクールの教授ローレンス・レッシグ著『CODE VERSION 2.0
(翔泳社刊)を読んでいる(以下ローレンス)

 彼の専門は憲法学とサイバー法学。前著『CODE インターネットの合法・違法・プライバシー(Code and Other Laws of Cyberspace <Basic Books> 2000)』において、インターネット時代における規制と自由、言論を説き、キャス・サンスティーン著『インターネットは民主主義の敵か』(毎日新聞社刊:以下キャス)と共に斯界に衝撃を与えたという。残念ながら前著は私の手には入らなかったが、時代の変化に伴い改訂版としてのCODE v2が昨年末に邦訳版が出版されていた。そして前著において展開された論とローレンスにおいての根本的な結論には差異はないという。今までその存在すら知らなかったがwaiwai問題を考える上で、キャスと共にこの書籍はサイバー空間(いや現実社会でも)においての自由と規制を考える上で必読の書であろう。これを手にすることは必然であった

 キャスとは違い、ローレンスはインターネット上においてのサイバー空間の存在を積極的に認め、そこに展開されるコミュニティー(本質においてサイバー空間のコミュニティーと現実空間においてのコミュニティーのとはなんら違いはない)においての様々な問題を規制する方法とは何かを問う。実際問題として規制が行われること自体が自由言論を保証することを論理展開する。それはキャスにおいて展開された論理と同じ結論に到達する(いやはずだ、実はまだ読み切っていない( ^ω^;)y─┛~~。しかし序文を読み比べてみるだけでも、そこに予想される結論は同一であることがわかる)

 ネットは現実社会の延長でしかない。ネットであろうと現実社会であろうと自由言論は民主主義を支え、そして自由言論は規制の上で成り立ち、その規制によって保護されている。実際問題としてこれはいくらでも論証できることは、キャスやローレンスが証明している。そこから導き出される結論は私が前世紀から牧歌的に感じていた「ネットは現実社会の延長」を論理化している続きを読む