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いつもの寿司屋に入ると、カウンター席に3人のスーツの客、席に座ると「のぐち!」と驚いた声で連れの彼女は言った。

(野口さんという知り合いの人が3人の中にいるのか)と僕はその時思った。

その驚きの声が3人にも聞こえたのだろう!

「一杯飲みますか!」と3人の前にあった一升瓶から、お猪口で彼女に分けてくれた。

彼女は、目を潤ませてその酒を口にした。

カウンターに置かれた一升瓶のラベルは「農口」。
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この酒は幻の酒、能登杜氏四天王倏生尚彦畛瓩虜遒襪修量召皚猖楙造農口瓩世辰拭

彼女は自らお酒のHPを作成する酒好き、農口尚彦氏の事を語りだした。

鶴来の菊姫酒造、加賀の鹿野酒造で素晴らしい酒作りをされ、一時リタイアされたが、石川県の廃業された酒蔵を一新し倏生酒造本店瓩箸靴匿靴燭覆觴鬚弔りを始めたそうだ。親子3代の杜氏で菊姫から鹿野酒造に移られた時も話題になり、鹿野酒造の「常きげん」は農口尚彦氏が杜氏をしてから売上が倍増したとか!

本醸造農口は2月中旬発売されたが、既に完売。農口尚彦は80歳、来年の分を予約しないいけない。

おじさん!こねこちゃん!来年北陸新幹線開通したら、この寿司屋で「農口」を飲もうぜ!

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地酒列車でMっちと萌ちゃん!