Be the Change

大前研一さんの「家計と個人消費の現状」を見てのメモ


大前研一さんの
「日本経済メルトダウンの危機!大前研一 家計と個人消費の現状」 
がYoutubeで公開されていたので見ました。


2011年2月に経営者向けに開催したセミナーの内容だそうです。


見ながら取ったメモを以下に張っておきます。
すべての内容はカバーしきれていませんが、
内容をざっと知りたいという方、ご活用ください。
なにしろ1時間13分と長いので…


お時間のある時にぜひすべて見ていただきたい内容です。
図も多くとても分かりやすいです。


 



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日本と似ている国はない。
他の成熟国(アメリカ、イギリス、フランス)は
この20年間で所得が2倍〜2.5倍になっているが
日本は増えていない。逆に減っている。



世界と比較して、日本は所得が減少しているので消費が伸びない。
すべての世代で所得と消費が落ちている。
低所得者層が増えている。



アメリカは金持ちはさらに金持ちに、貧乏人はさらに貧乏になったが
日本は全員の所得が下がった。



日本は資産価値の目減りが激しい。
不動産、車は買った瞬間に価値が下がる。
日本は所有に対するペナルティが世界で一番きつい、
しかし皆持ちたがる。



日本人のビヘイビアは成長期のまま。
給与は下がっているのに成長期の生活パターンのまま。
隣の人がやっているから…という「右へならえ」では地獄。



夫婦、子持ち、住宅ローンという三重苦。



日本人は貯蓄が多いというイメージがあるが
すでに貯蓄率はアメリカに抜かされている。



高齢者は逃げ切り世代と言われいてるが
退職金の減少と年金の支払い年齢上昇があるので実際は厳しい。



平均寿命は赤ちゃんとかも足したもの。
60歳まで生きた人の残存年齢は5年長い。
男女とも平均年齢は+5歳になる。
年金をもらう期間は世界一長くなる。



とにかく節約ではなく、ライフプランを考える。
夫婦の価値観を合わせておく必要がある。
ライフプランを一緒に作る。
住宅、教育、自動車について考え直すべき。



日本人は子供の教育に金をかけすぎ。
その半分を自分に投資して稼ぐ力を上げた方がいい。



自分に投資しない、したがって会社に自分の運命を預ける
日本人は稼ぐ力を付けることに投資していない。



総資産は英仏米でこの20年で3倍になっているが
日本だけマイナス。

「成熟国だから新興国と比べて低成長」というは幻想。
日本だけユニーク。



日本の去年のIPOは19社、
中国は170社、IPO予備軍6万社。



可処分所得、消費支出はすべての年代で下がっている。
高齢者も下がっている。
年収100〜200万円、200〜300万円の人が増えている。



住宅の耐用年数、日本は27年。
米は63年、英は84年。



日本の働き盛りの人達はほとんど債務超過。
日本人が元気ないのは当たり前だ。



私の経験だが、日本で購入して半年の車は下取り価格で半額になった。
オーストラリアでは12年で半額だった。



多くの住宅ローンは昇進と昇級を前提に作られたが
今はそれは厳しくなってきている。



単身男性は親と同居していないと貯金できない。
日本では35歳男性の35%が親と同居している。
こうでもしないと金なんて貯まらない。
パラサイトは生活防衛手段。



ここまでシビアだという認識は日本人にまだない。



ライフプランを設計できている日本人は0.9%。



あなたはリタイア後のセカンドライフの8万時間で何をしますか?
20個はやりたい事がないとこの時間がもたない。



ライフステージに応じた住宅戦略。
賃貸か中古がいい。
中古住宅もリフォームの値段も日本はとても安い。



子供に投資してもペイしないのが今日。
学校はすべて国公立でいい。
すべて私学にした場合との差は1400万円。
浮いたお金で自分に投資すること。



配偶者にも、いい仕事につけるように投資する。
子供に投資するよりリターンも早いし大きい。



業界による年収格差は日本独特の問題。
卒業後20年でクラス会を開くと、
業種によって同じ課長でも年収が3倍違う。
アメリカではこういう事はおこらない。
少しでも上を目指して自分に投資して、動くから。



例えば英語。
年間700時間、5年間英語勉強したら絶対できるようになる。
このような努力をしないのが日本人の問題。



所有から利用へ。シェアビジネスのニーズは高まる。



政府は高校まで無償化するより
サラリーマンの勉強の支援をしてくれた方がいい。
大人の勉強に補助金を出した方が即効性も価値もある。



日本の中で生活費を高くしている要因は
成長期の慣性のようなもの。


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2月にあったセミナーなので
地震の事はでてきません。
今回の地震でさらに日本経済は厳しい状況に入ると思います。

大前さんがおっしゃっていたように
日本はさらに「ユニークな」国になっています。


こういった現状を知ることは非常に大切です。
その後どうするかは、
本当に一人一人、自分にあった生き方を考えるしかないと思います。
確かに所得は減っていますが、必要なお金は人それぞれです。
慣性で生きていける時代は本当に終わってしまったんだな、と感じています。





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  •  コメント一覧 (2)

      • 1. baboocon
      • 2011年04月01日 23:06
      • はじめまして。

        大前研一氏には偏見を持っていましたが、この動画をみて認識を改めました。

        所得が増えない時代に、どう生きて行くか・・・。若い世代全体のテーマですね。
        残念ながら今の自分には一人で稼ぐ力はありません。
        本当に、社会人になってからの勉強は学生時代以上に重要になってくると感じています。
      • 2. 佐藤茜
      • 2011年04月02日 01:58
      • > babooconさん

        コメントありがとうございます。
        私もまだまだ稼ぐ力はないので頑張らなくては、と思っています。
        学び続けていきたいですね。

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