RAYSVISHION M-BCをカメラマウントにカスタムしよう!もうすぐ子供たちの夏休みも終わりですね。今頃宿題とかに追われている子もいるのかな?大人になってよかったのは夏休みの宿題が無いことだ、大人万歳!(笑

さて、夏休みの宿題と言えば、自由工作なんぞありましたよね。と言う事で、童心にかえって私も一つ工作してみました。左の写真の超怪しげなカメラ器具。実はつい先日昼休みに適当にウェブを彷徨っているとこんなブログに辿り着きました。

天神橋5丁目さんの「ただ自転車通勤のためでなく」に紹介されていた自転車にデジカメをマウントしたブラケットの記事と動画。バイク(自転車ね)に車載されているにも関わらず、けっこう綺麗に動画が撮影されていて感心しました。画的に面白いし、LEDライトの照射風景を自転車に乗った状態で撮影出来そう!これならかなり臨場感あるレビューが出来るかなぁと思いましてね。

さっそく真似してみました。ただ、真似するのもなんなんで、アカリセンターで揃うもので作ってみましたよ。

まず、この器具に必要なのは以下の3種類。

RAYSVISHON M-BC LEDライト バイクブラケット

自由雲台 Velbon QHD-21

1/4ボルト、ナット、各1個とワッシャー2枚

自由雲台 取り付けボルト径は1/4インチ
以上です。この器具のカナメは自由雲台と呼ばれるカメラ用の小道具で、三脚につけて使うものなのです。この雲台を三脚につける為のボルトは「小ねじ」と呼ばれる1/4インチ(6.32mm)のネジ。普通にホームセンターなどでも売っています、長さはねじ山が16mmくらいのが丁度いいと思います。ネジの頭は理想では平たい「皿ねじ」がいいのですが、手近にあったのは六角ボルトだけだったのでこれを使いました。

ハンドルクランプの内側に少し頭が出てしまうのでゴムスペーサーなどで保護しないとハンドルを傷つけてしまいますのでご注意ください。専門のネジ屋さんご存知でしたら問い合わせてみるのみいいでしょう。

M-BCハンドルライトブラケットをバラすとこんな感じで、実際の工作作業は超簡単。まず、M-BCをプラスドライバーで分解します。ハンドルクランプ側のゴム板を剥がすと小さなネジが出てきます。こいつをドライバーで外すだけでM-BCはハンドル側とライト側に分解できます。




ボルトオンで取り付けが可能次に用意した1/4ネジとナット、ワッシャーを写真のように組みます。驚くことにM-BCは全く加工していません。1/4ねじが少し太いので加工が必要かな?と思いましたが全く問題なし。ボルトオンで完全に組めました。特別な工具は一切必要としません。

あとは雲台を取り付けて完成。雲台とナットが接する部分の表面摩擦力を増やす為にワッシャーを一枚かませるとより強固に固定できます。

これを自転車のハンドルへ装着。先に説明しましたがハンドルクランプ側にネジの頭が少し出ているのでゴムバンドを巻いて使用しています。揺れや緩み防止にも役に立ちますのでゴムバンドは必須ですね。M-BCにはゴムバンドが2枚付いているのでこれで対応しましょう。ご使用になるハンドル径によってゴムバンドの厚さを調整してくださいね。

ボルトオンにも関わらずまるで純正品のような完成度の高さに驚き!サンヨーのザクティを付けて上下左右にブンブン振ってみましたがとれる気配はありません。(ガンガン振ったらとれるかもよ)ザクティは重心が高いのでかなり不安定かな?と思いましたが昼間に少し近所を走った感じでは問題ありませんでした。もちろん舗装路ですよ(笑


これで自転車に乗っての照射撮影が可能に!実際にライダーからの見た目はこんな感じ。怪し過ぎる(笑)絶対お巡りさんには会いたくない!かなり見た目痛いですが、手軽にバイク用オンボードカメラが作れます。臨場感あるライドシーンの撮影が楽しめますよ。この器具を作るのにかかった費用は、、

自由雲台が1880円+M-BCブラケットが1500円、ボルトナット類は適当にそこら辺にあったのでタダ、ホムセンで買っても数百円で済むはず。合計で3,380円くらいで作れました。



最後に注意事項がございます。
自由雲台 Velbon QHD-21は0.6kgまでのカメラしか取り付けられません。また、三脚に取り付けることを目的としておりますので、本来このような使い方はメーカーの保障外となります。完全に自己責任となりますので予めご了承ください。

ボルトオンなので取り外しも工具要らずで簡単勝手に真似して作っちゃってスミマセン。ヒントをくれた天神橋5丁目さんに感謝しております。ありがとうございました。












今日のお昼に試しで撮影してみました。

折りたたみの駄チャリなんでイマイチですが、カメラの取り付け位置が低いので、なんだかちょっと面白い映像になりましたよ。雑踏の中とか走ったら面白いかもね。とりあえず、舗装路でのライドでは問題なさそうです。これからもいろんな場所で試してみよ。