HR/HM 輸入オリジナル盤・廃盤ハンターの猟盤日記

HR/HM(メロハー・スラッシュ・正統派を中心に)輸入盤オリジナルCDの廃盤・レア盤を紹介するサイトです。

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   再発盤や初CD化もの、ブログでは紹介出来ない必要悪的なリプロ盤等々紹介していきます。
   くだらないつぶやきはしないつもりです。このブログのサブサイト的な扱いにして行きたいと思いますので宜しくお願い致します。

注意事項 本ブログに掲載されている画像は、如何なる理由が有りましても無断転用することを禁止致します。

■REBORN CLASSICS A to Z

A-II-Z/The Witch of Berkeley + JAGUAR/st(demo)

本日紹介するREBORN CLASSICSシリーズはNWOBHM期に活躍したバンド群の中でも、現在でもそれなりの知名度を誇る2バンドの音源です。A-II-Zは近年再発盤がリリースされていますし、JAGUARに至っては2014年に新作までリリースしている現役バンドです。
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Label : REBORN CLASSICS
Year : 1993
Cat# : RC 1041
Matrix : RC 1041
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■A-II-Z/The Witch of Berkeley
1980年リリースのライブ盤で、デビュー作がいきなりライブ盤という比較的珍しいバンド。そのライブ音源9曲に1981年のシングル「I'm the One Who Loves You」から各2曲と「No Fun After Midnight」から各3曲の計5曲、総計14曲の楽曲が収録されています。
■JAGUAR/st(demo)
1stアルバムが国内盤までしっかりとリリースされている。NWOBHM期のバンドとしては知名度、人気ともにトップクラスのバンドと言ってもいいでしょう。冒頭にも書きましたが2014年には新作の「Metal X」もリリースしています。活動期間37年でフルレンスアルバム5作と残した作品は少ないですが、当時の時代の雰囲気を現代まで伝え体現してくれている貴重なバンドの一角です。
(AKB36)

SACRED BLADE/Seven Moonz of Xercez

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Label : REBORN CLASSICS
Year : 1993
Cat# : RC 1015
Matrix : RC 1015
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カナダ出身のメロディアスHMバンドが残した音源を兎に角詰め込んだ、REBORN CLASSICSからリリースされたブート盤です。今でこそオフィシャルだかアンオフィシャルだか良くは分かりませんがCD化はされている音源は有るものの、デモ音源まで含めここまで網羅的に収録したアルバムはこのCDのみになると思います。そういう意味では歴史的資料価値(大袈裟かな)のある必要悪的なブート盤の代表格と言っても過言では無いでしょう。
しかも全ての音源の完成度も高く、とてもデモ音源とは思えない様な楽曲も多数有ります。もちろん1986年発表の1stアルバム「Of the Sun + Moon」もしっかり収録されていますが、こちらの音源に関しては1999年にリリースされたリマスター再発盤を買った方が良いかもしれませんね。正直音は良いとは言えませんので。(AKB36)

TRAUMA/Scratch And Scream +DEADLY BLESSING/Phycho Drama

今回紹介するのは御存知REBORN CLASSICSシリーズのこれまた興味深い組み合わせのカップリング盤です。TRAUMAとDEADLY BLESSING、どちらもアメリカ出身のマイナーながらも質の高いファストでラウドなHMサウンドを聴かせてくれるバンドです。
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Label : REBORN CLASSICS
Year : 1993
Cat# : 110430
Matrix : RC 1043
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■TRAUMA/Scratch And Scream
アメリカ出身のTRAUMAが1984年に発表したデビューアルバムです。バンド結成初期段階の1992年のデモ音源でベースを弾いているのは、なんとMETALLICAのCliff Burtonです。このCDに収録の1stアルバム制作時には既にメンバーチェンジしてしまってますが。。。1993年当時はブート盤とは言えCDでこの音源を聴けること自体非常に有り難かったのではないでしょうか。近年の再発ブームの波に乗って、2013年には再発盤がリリースされてはいますが、同じ様なタイミングでリプロ盤も出回っている様なので注意が必要ですね。
スピーディーで有りながらも、甲高く暑苦しいVoの特性を十分に引き出した曲展開が非常にマッチングしていて、意外にアッサリ味ですんなりと耳に入って来るサウンドは素晴らしい完成度たと思います。
■DEADLY BLESSING/Phycho Drama
同じくアメリカ出身のスピードメタルバンドの1990年に発表したデモ音源4曲です。当時としてはカセットテープでしか流通しておらず、CD音源としてはこのブート盤でしか聴くとが出来ない非常に貴重な音源です。1stアルバムの「Ascend from the Cauldron」は既に本ブログでも紹介済みで、レア盤としても非常に人気の高い一枚で、オリジナル盤愛好家の需要度も非常に高い作品です(詳しくはこちらをクリック)。このブート盤に収録されている楽曲も、デモ音源とは決して思えない程の完成度を誇っており、正規音源としてリリースされなかったのが非常に悔やまれます。(AKB36)

AXE/Nemesis

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Label : REBORN CLASSICS
Year : 1992
Cat# : RC 1017
Matrix : RC 1017
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アメリカのメロディアスハードロックバンド、AXEの4thアルバムです。以前、同じREBORN CLASSICSからリリースされている1stアルバムの「Axe」と2ndアルバムに「Living On The Edge」は紹介しましたが、今回は3rdをすっ飛ばして4thを紹介致します。オリジナル音源は1983年にACTO Recordsからアナログ、カセットの形態であらゆる国に配給されています。
言うまでもなくブート盤になりますが、このREBORN CLASSICS盤がCD化としては初となります。1997年にはボートラを3曲追加してアンオフィシャルになりますがロシア製のブート盤が出回り、その後も恐らくはそのブート盤を元にしたリプロ盤が出たりして色々ゴチャゴチャしていますが、2003年にWOUNDED BIRD RECORDSが再発して以降は目立ったリプロ盤は出回っていないようです。
不慮の事故によりこの世を去ることになったギターのMichael Osborneの遺作でもあり、本作発表後バンドは解散、1997年の復活作「Five」まで長い沈黙期間に入ります。
内容的にはかなりハード路線になってはいるものの楽曲の完成度は極めて高く流石のサウンドに仕上がっています。
(AKB36)

PANTERA/ Power Metal +VILLAIN/ Time will tell

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PANTERAシリーズ最後は4作目の「Power Metal」とVILLAINの「Time will tell」の強引な組み合わせのブートレッグCDでPANTERAのブートとしては最も有名な1枚だと思います。そもそも初期4作だったら2枚づつPANTERAで組み合わせてCD2枚にすれば良かったのに、なぜ1stはSHOK PARISと、4作目はVILLAINと組み合わせたのかがまったくの謎です。1988年の4作目ではヴォーカルがPhil Anselmo
に代わってからの1作目になります。サウンドの方は前作までの流れそのままに正統派のパワーメタルで、このアルバムではPhilの高音スクリームヴォイスなんかも聴くことができます。この4枚目のみMetal Magicからアナログ、CD、カセットの3つのフォーマットでリリースされていたのでオリジナルのCDが存在します。このブログでもオリジナル盤は紹介していますが、ブートが非常に多いアルバムです。このリボーンのように全く別のバンドとの組み合わせであればオリジナル盤だと思う人もいないのでまぁいいかとは思いますが、オリジナル盤のマトリクスまでコピーしたものが出回っているようなのでオリジナル盤を探している人はやはり注意が必要ですね。このリボーンのCDからコピーして裏ジャケのVILLAINの曲名だけ強引に消したブートのブートなんていうCDも出ていたことがあります。本当に何種類ものブートレッグが出ているPANTERAの初期4作品ですが、やはりオフィシャルには再発されないだろうし、権利関係でバンド側から文句を言われる事は無いだろうとブートレッグ業者側もそう思い込んでるようなそんな空気を感じます。せめてこのオリジナルCDがある4作目だけでも再発して欲しいですね。(VILLAINは日本盤も出たし、再発もされていると思います) (お師匠)

PANTERA/Projects in the night + I am the night

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引き続きPANTERAのブートシリーズ。1984年の2nd「Projects in the Jungle」と1985年の「I am the night」をカップリングしたCD。まだ同じPANTERAの2枚の組み合わせという部分ではマシというか良心的とさえ思える(笑)。デビュー作の煮え切らないパワーメタルから格段に進歩を遂げて超カッコいいパワーメタルバンドになったアルバムでなぜこれを黒歴史的にしてしまうのかがわからない。ヴォーカルのTerry Glazeもしっかりハイトーンでいかにもメタルといった雰囲気だし、Dimebag Darrellは弾きまくりで新世代のギターヒーローに名乗りをあげたようなアルバムです。1曲目の” All Over Tonight”はビデオクリップも制作されていて、雰囲気はDOKKENのようなL.A Metal寄りだけど1984年くらいなんてみんなそんな感じだったような気もします。「Cowboys from Hell」以降のPANTERAと比べたらまったく別のバンドと言っていいくらいだけど、US正統派パワーメタルとしてはかなりいい点数のアルバムだと思います。この記事を書こうと久々に聴いたけど、普通にカッコいいメタルです。こちらもリボーンの中ではややプレミアム価格になっています。オフィシャルには2枚ともCDは存在しません。ブートは何度も出ていて、単体でも出ていますが作りは超チープなので誰が見てもブートだとわかると思います。 (お師匠)

PANTERA/ Metal Magic + SHOK PARIS/Go for the Throat

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もちろんオフィシャルなCDではありません。ブートレッグとして超有名はPANTERAの1st「Metal Magic」とSHOK PARISの1st「Go for the Throat」を無理やりカップリングにして勝手にCDとしてリリースされたものです。
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PANTERAに関しては初期の4作品は闇の中に葬られてしまっている感がありますが、正統派のパワーメタルバンドとしてしっかり4枚のアルバムをリリースしています。特に3枚目まではアナログでのリリースだけでCDはオフィシャルなものは1枚も存在せず、すべてブートレッグです。その中でも最も早くCDとしてのフォーマットで市場に出回ったのがこのリボーンシリーズです。すでにアナログプレイヤーを処分してしまった人たちにとってはCDで聴ける唯一のものだったのでブートと知りながらも重宝してしまっていました。一体なぜSHOK PARISの1stとのカップリングになったかはわかりませんが、まだ普通のパワーメタルでしかもちょっとだけキーボードも使ってたりする中途半端な内容なので後半のSHOK PARISの1stの方が格段に内容が良いのでこの組み合わせは無いよいよな~と思ったものでした。リボーンのCDの中にもブートのくせに若干プレミア価格になっているものもありますが、PANTERAのものはちょいプレミア価格です。おそらくオフィシャルにCD化される事はこの先も無いと思いますので興味のある人は見かけたら入手してみてはどうでしょうか?(SHOK PARIS/Go for the Throatはオフィシャルに再発されたのが出ています) (お師匠)

RAZOR/Armed And Dangerous(EP) + Executioner's Song(1st)

カナディアンスラッシュの最高峰バンドRAZORの1stアルバム「Executioner's Song」とEP「Armed And Dangerous」をカップリングしたREBORN CLASSICSならでは大変お得なカップリングブート盤。
このRAZORについては本ブログでも2ndの「Evil Invaders」、6thの「Shotgun Justice」、7thの「Open Hostility」は既に紹介済みです。リアルタイムでオフィシャル盤としてリリースされたのは5thの「Violent Restitution」が初めてで、それ以前のものについては所謂オリジナル盤というものは存在せず、後々に初CD化(オフィシャル/アンオフィシャル問わず)という形で世に出回っています。
また、その内容についても外れが無いことで有名で、全てのアルバムがスラッシュメタルを語る上では欠くことの出来ない重要な作品となっている所も、他のバンドには無い特徴ですね。
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Label : REBORN CLASSICS
Year : 1992
Cat# : RC 1005
Matrix : RC 1005
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■Executioner's Song(1st)
オリジナル音源は1985年発表。全11曲でラストの11曲目に、カップリングされているEP「Armed And Dangerous」から4曲が再録という形で収録されています。以降5作目までバンドの屋台骨を支えるStace"Sheepdog"MclarenのよくシャウトするVoスタイルは既に出来上がっている。恐らくは板起こしでしょうから全体的に音質が悪いのは致し方無し。切れ味鋭いギターリフを堪能出来るように何方か完璧なリマスタリングを施して再発してくれないもんですかね。
■Armed And Dangerous(EP)
オリジナル音源は1984年発表。やはりこちらも途中プチプチ雑音が入るので板起こしでのCD化なんでしょう。やはり音質をクリアにした状態で聴いてみたい一枚ですね。この頃は完全なスラッシュメタルと言うよりはスピーディーなパワメタ的な要素の方が大きいかな?本作の延長線上ある1stでもその傾向は感じとることは出来ます。

(AKB36)

AXE/ s/t(1st) + AXE/Living On The Edge(2nd)

本日はメロハー愛好家の中では愛聴盤としてあげることも多いアメリカのHRバンドAXEのREBORN CLASSICS盤を紹介したいと思います。1993年にセルフタイトルの1stと2ndの「Living On The Edge」がアルファレコードから世界初CD化という宣伝文句で日本国内盤としてリリースされています。当然その国内盤も既に廃盤、前程の高値は付けていませんが、廃盤コレクターの間では人気の作品です。
ただ、ブート盤にはなりますが、その2年前1992年にREBORN CLASSICSが初CD化しています。オフィシャル盤としては国内盤が初CD化で間違いは無いでしょうが、全世界のコレクターがCD化を熱望していたであろう当時の状況の中では、必要悪的なブート盤(一年の命でしたけど)だったと思われます。
日本でのデビューアルバムは3rdの「Offering」、続いて同じく日本盤もリリースされた「Nemesis」の出来があまりよろしく無かったため、バンド自体も大きくブレイクすること無く空中分解、名作の1stと2ndも暫くの間忘れられた存在になっていたのは非常に不幸な事件だったと思います。
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Label : REBORN CLASSICS
Year : 1992
Cat# : RC 1004
Matrix : RC 1004
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■AXE/ s/t 1stアルバム
記念すべきデビューアルバムです。オリジナル音源は1979年。前身バンドはBABY FACEといバンドで当時のメンバー5人中、ギターMichael Osborne以外の4人はそのバンドからスライドです。ジャケの斧でも表現されているような力強くも切れ味の鋭いサウンド。巧みにキーボードを導入しつつも甘さ控えめのメロディライン、切なくも何処か懐かしさすら感じるコーラスワーク、全てが高次元で融合した大傑作と言っても過言では無いでしょう。

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Label : REBORN CLASSICS
Year : 1992
Cat# : RC 1011
Matrix : RC 1011
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AXE/Living On The Edge(2nd)
オリジナル音源は1980年発表の2ndアルバム。本作も1st同様70年代アメリカンハードロックアルバムの名盤であることに間違いは有りません。前作よりも若干メロディアスで聴き易くなっているような印象を受けます。ジャケの画像にも有るように(デカデカと書かれていますね)アナログ盤には収録されていなかった楽曲「Midnight Drives Me Mad」がボートラとして収録されているのも当時としては歓喜ものだったと思います。因にこの曲は翌年のオフィシャル初CD化盤の日本国内盤には収録されませんでした。

どちらの作品も1997年にボートラ付きでニュージーランドのレーベル、Axepertise Entertainmentから再発盤がリリースされています。

(AKB36)

ARMORED SAINT/Raising Fear + TROUBLE/One For The Road

ARMORED SAINT初来日記念!
10/08のLOUD PARK 16で長いバンド来歴上初となる日本公演を実現、強烈なライブパフォーマンスでその健在ぶりを見せ付けた伝説的HMバンド、ARMORED SAINTの3rdアルバムと、こちらもドゥームメタル界の伝説TROUBLEが1994年にリリースしたミニアルバムをカップリングした、その組み合わせが何とも言えないREBORN CLASSICSシリーズのブート盤です。
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Label : REBORN CLASSICS
Year : 1994
Cat# : RC 1054
Matrix : RC 1054
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■ARMORED SAINT/aising Fear
今更細かい説明の必要も無いでしょう。1987年に発表された彼らの代表作ですね(初期は全部が代表作と言っても良いんですけどね)。内容的には賛否両論有るようで、好みの問題も有るのでそこは何とも言えませんが、確かに楽曲が若干弱くなったような気がしなくも無いです。ただJohn Bushのパワフルで個性的、唯一無二のVoスタイルとその実力を思う存分味わうことが出来る好盤だと個人的には思います。オリジナル盤は1987年にリリースしされていますし、これだけのバンドなのでかなりの枚数が世界中に流通していたはずなに、1994年という微妙な時期でのブート盤。少し作った意味が良く分からない一枚ですね。
1995年にはMetal Blade Recordsから再発盤もリリースされています。
リアルタイムでリリースされた国内盤は、東芝からデカ帯仕様でリリースされていて、帯マニアが血眼になって探している一枚ですね。画像を貼っておきます。
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■TROUBLE/One For The Road
ドゥームメタル界のカリスマ、TROUBLEが1994年に自主制作にてリリースした5曲入りのミニアルバムで、ヨーロッパエリア限定でのリリースだったようです。そういう意味ではこちらは当時貴重な音源で、このブート盤の存在意義も少しは有ったでしょう。当時の弱流通事情を考えれば、一般人がヨーロッパでの限定版を入手するとこの困難さは容易に想像出来ます。5曲中3曲「Goin Home」「Another Day」「Requiem」はフルレンスアルバムでも聴けるがアルバム制作の際に再録されているのでバージョン違いを楽しむことが出来ます。

(AKB36)

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