2025年02月27日

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近年美容や審美の歯科分野においても人気の韓国歯科の技術の進歩はめざましいものがあります。

その中でもラミネートベニアという前歯の表面に薄いセラミックを貼り付けて短期間で歯並びや見た目を改善する方法があります。

昔からある審美歯科の手法の一つですが矯正より短期間で歯並びや歯の色、形を改善できる反面健康な歯を削らなければならないというデメリットがありました。
セラミックが薄くなりすぎると割れてしまうからですが現在韓国では0.1ミリの極薄ラミネートベニアの開発に成功し多くのK-POPアイドルや俳優、モデルの方々の歯に入っている状況です。 
逆に言えば真っ白い綺麗な歯並びが口元からこぼれるスマイルは韓国で当たり前になっています。

短期間に前歯の歯並びを改善でき薄いので歯をほぼ削らないでセラミックを貼り付けることができる最新のラミネートベニアを開発し10000人以上に施術してきた韓国の某歯科クリニックの歯科医師の日本初のセミナーに参加して来ました。

歯の表面をほぼ削らないで薄いセラミックでカバーする方法はエナメル質を守りプラークをつきにくくするため審美目的以外でも歯の健康をアップグレードする方法としてアメリカや中国など各国で導入が進められている様でした。世界的にみても日本の歯科技工士さんの技術はとても高い事もあり今後極薄ラミネートベニア加工は日本でも広まっていく技術ではないかと思いました。
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akebonoshikablogakebonoshikablog at 09:19│

2024年11月20日

あけぼの歯科では光学印象用カメラを使って型どりをはじめて5年たちましたが最近さらに高速で型どりスキャンできる新型機種がパワーアップして発表されました。お口全体を1分程度でスキャンできるようになり患者さんの負担もさらに軽減してラクな型どりを実現しています。
先日当院でも導入し現在は新旧両機種で稼働中です!!
矯正治療の型どりやセラミックの型どりができますので粘土のような型どりが苦手だった方にもおすすめですよ。
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akebonoshikablogakebonoshikablog at 13:54│コメント(0)

2024年06月09日

6/7-9に韓国ソウルにて開催された国際デンタルショーに行ってきました。
歯科関係業者さんを一堂に会した見本市のようなもので学術会議も同時に開催されています。
やはり韓国でも歯科分野のDX推進はめざましく、特にインプラント関係はメーカー各社ちからを入れているようでかなりの展示数とスペースを広くとっており非常に活況な様子でした。
その中でもひときわ私が注目したのはロボットによるインプラント手術のデモンストレーションでした。パソコンのソフト上で手術のプログラムを組みロボットアームについた切削器具で骨を削るというものです。無人ですべての操作が済むわけではないですが、かなり画期的なシステムであり今後の進化が楽しみな分野でもありました。IMG_1766
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akebonoshikablogakebonoshikablog at 10:46│学会、講演会 | インプラント

2022年11月27日

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11月26日から27日は休診にさせていただき御茶の水で矯正学会で予防矯正についての最新の知見を得る
勉強をさせていただきました。歯並びがわるくなる前に如何にして予防するか、やはりこれからの医療は
対症療法ではなく原因除去からやっていかないといけない事を再確認することができました。エビデンスに基づく西洋医学だけでは治らない成人の不定愁訴に悩む方を少しでも減らすためには小児期から予防していくしかないという、予防矯正の考え方はとても腑に落ちました。日常臨床でも成人の方を診療する時に小学生の時のお話しを伺う事が有りますが、成長期にどのような事があったかお聞きすると現在の状態がどうしてこうなったのかとてもよく理解できる事が有ります。ナラティブベースドメディシンといいますが従来の検査では分からない病気の成り立ちの原因を発見できて初めて本当の健康が確立し維持できるのだと思います。論文ベースの科学的根拠に基づく医療だけでは個体差のあるひとりひとりの患者さんの病態を理解できないからこそ、 患者さんも医療者も気づいていなかった事を究明できるようこれからも患者さんのちょっとした一言を
注意深く聞き耳を立てていこうと思います。

akebonoshikablogakebonoshikablog at 18:28│コメント(0)

2022年11月26日

E4B8DEA6-B063-4E6D-B67F-F2677DA84843 第39回日本障害者歯科学会学術大会が岡山県倉敷市にて2022年11月4日から6日に開催されました。今回平塚歯科医師会の障害者歯科診療所に所属する 私も会員の先生方と一緒に今回参加させて頂きました。 倉敷駅から程近い倉敷アイビースクエアと倉敷市民会館のふたつの会場にて全国から多数の参加者が集まり、コロナも収束がいまだにみえない状況ながらも大変盛況な学術大会となりました。 Web配信による動画発表や事後オンデマンド配信も含めたハイブリッド開催でもあり聴講しやすい環境でした。大会1日目には教育講座で障害児の窒息予防の講演があり会場に入りきれないひとがでるほどの注目を集めていました。日頃の障害者歯科治療で皆が常に誤嚥させないよう注意する事を念頭に置いていますが、乳幼児から成人になるまでの発育の過程で咽頭の解剖学的形態がどのように変化し、どの時期に嚥下のしかたが変わっていくかは大変興味深く聴講することができました。最終日も自閉スペクトラム症の特性についても集中的に聴く事でき貴重な学びとなりました。明日からの障害者歯科診療にしっかりとフィードバックしていく事を参加した5人で決意しつつ帰路に着きました。

akebonoshikablogakebonoshikablog at 10:37│コメント(0)