遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
弁護士の鳥生です。
年末年始は、久しぶりに出身地の愛媛に帰省しなかったので、
ゆっくり休んで今年一年、そしてその先にやりたいことについて考えをめぐらせていました。

昨年は、
「子どもの気持ちを真ん中において、離婚後の家族の幸せを考えたい」
「多様な家族のあり方に対応できるサポートをしたい」
という思いから、
当事者だけで話し合う離婚と裁判所での調停等法的手続を利用する離婚との中間的な選択肢として、
心の問題と法的な問題両方について専門家のサポートを受けながら自分たちで離婚後のことを話しあうための「パパとママの話し合い離婚サポート」を始めました。
同サポートについてお問い合わせをいただいたり、実際にサポートを実施したりする中で、
必要な情報を得て、相談できる場所があれば、
依頼者らは無用に対立を深めることなく、先を見た解決に向かうことができると確信しました。
同時に、ADRだけではなく、その前後、
つまり、①離婚が現実化する前の段階での家族関係の構築、
そして②離婚後の新たな関係が軌道に乗るまでの支援の必要性を痛感した次第です。
そこで今年は、この「パパとママの話し合い離婚サポート」に力を入れつつ、
上記課題に関して、私ができることを微力ながらやっていこうと思います。

少し、精神論の話をします。
弁護士登録から、今年で14年目(多分w)になりました。
その間に出会った多くの尊敬すべき先輩方の姿のなかで、私の軸になっていると感じる大事なものがふたつあります。
ひとつは、「答えは当事者の話の中にある」という言葉。
そしてもう一つは、求める社会のあり方から自分自身の生活・行動を決めていく姿。
私も、4年前から北欧視察に行くようになり、今まで生きてきた社会とは全く異なる選択肢の存在を見たことで、 「では、私は、どんな社会を求めるのか。」と考え、
それを考えながら、日常の生活、そして業務にむかうことを心がけるようになりました。
今は、昨今の「子どもの権利のため」の「面会交流原則実施論」ではなくて、
所与の家族モデルやジェンダーステレオタイプから離れて、
親も子も、母も父も、大人も子どもも、
みんながそれぞれに個人として大事にされ、互いに尊重し合う社会の実現と、
その中で過渡期にあると感じるそれぞれの「家族」に必要な支援を目指していきたいと思っています。
また、一つ一つの事件について、依頼者が求める未来に向けて、伴走していきたいと思っています。

(暑苦しい)新年の決意表明でした。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。