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破廉恥のススメ破廉恥のススメ
東野 裕
リブレ出版 2007-04-10

by G-Tools

bk1→破廉恥のススメ
この方のマンガ、、妙にエロいですよねぇ。今回は『攻×攻!!!』と言うオビにも萌えたんですが、同じオビに書いてあった『大正ロマネスク』って言うのにも心惹かれてしまいました。私って時代物に、不思議と萌えポイントを突かれちゃうんですよねぇ。

高倉國臣(たかくらくにおみ)と華村正嗣(はなむらまさつぐ)は、それぞれの侯爵家の跡継ぎ。幼なじみの2人は、美少年を見つけてはどちらが先に落とせるかという賭けに興じ、帝都に派手な浮き名を流しています。
ところが、正嗣を見つめる國臣の視線が次第に情熱的に変わっていくのです。
國臣も正嗣も、どちらも攻め。いろんなタイプの美少年を、どちらが先に落とすかと言う賭けに興じています。
この2人の勝負は、勝ったり負けたりと五分五分。かと言って、落とした美少年には必ず想い人がいて、結局その想い人と上手く行っちゃうんですよねぇ…残念なことに。

そんなある日「本当に欲しいのはお前だ、正嗣」と、國臣が告白しちゃうんですねぇ。その日以来、積極的に口説きにかかる國臣。
でも、今まで攻めとして過ごしてきた正嗣は、國臣に抱かれることなど有り得ない話。國臣を拒絶するんですが、「遊びじゃない」と真剣に言う國臣が、だんだんと気になり始めるんですねぇ。

そんな時、貴族に制裁を!と言う共産主義者の男たちに襲われる2人。正嗣をかばいケガを負った國臣を見てパニックを起こす正嗣。これで、自分の気持ちに気がつくんですね、正嗣は。
手術後、國臣に付き添う正嗣は、目を覚まさない國臣についつい「早く目を覚ませ。そうすれば望み通りお前のものになってやる」と告白し、その言葉をしっかりと聞いちゃう國臣。
攻め×攻めも、回り道をしながらもようやくハッピーエンド。
と言っても、どちらも侯爵家の跡取り息子。そのあたりをどうやって解決するのかは、さすがに時代物…と言う感じでしたねぇ。

美少年を落として遊び回るお話は、『都合よく話が進むよねぇ』とは思いましたが、これはこれで面白かったし、自分の気持ちに気がつくための回り道だったのねと思うと、それはそれでいいんだよねとも思いましたし。

あと、幼なじみの2人ですが國臣の方が1歳下という設定なんですよ。年下攻めって、やっぱり萌えます。

オビに『エロスの旗手』とあったんですが、たしかにエロエロしかったです〜。あ…東野さんはいつもだな…。

WEB拍手レス
 ・大和さん、絵柄が美しいです〜。いつもコメディーっぽいお話を描かれる方ですが、今回はシリアス。ぜひお試しを。