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運命を統べるとき (ARLES NOVELS)運命を統べるとき (ARLES NOVELS)
義月粧子 / 須賀邦彦
ワンツーマガジン社 2008-02
by G-Tools

楽天→運命を統べるとき
運命を喰らうとき』の続編です。第1弾も読んだはずですが感想は……書いていませんね。苦笑
あとがきにもあるように、たしかに“トンデモ設定”なので、ダメな人にはとことんダメなんだろうなぁ〜と思います。
感想を書かなかったのも、第1弾は続編ありきで書いてあって、すごく中途半端なところで終わっていて、何だかなぁ……って思ったからじゃないかなぁ。なので、続編を買おうか悩んだことは、ここだけの秘密。

アパレル会社の麗しき経営者・狩野笙一(かりやしょういち)は、不思議な力を継承したせいで、謎の組織に命を狙われていた。そんな笙一は、命を賭けて守るという神矢一族の一員・逞しく精悍な武刀(たけと)と二人の男たちに傅かれ、武刀の鋭い瞳に魅せられ身体を重ねてゆく。熱い腕に抱かれ貫かれる心地好さを知り、孤独だった笙一は、彼の中に居場所を見つけた。しかし、謎の組織の策略により、二人に残された時間は、実は僅かしかなくて…。
今回も、もちろんトンデモ設定大全開!で、笑っていいのか、突っ込んでいいのか、微妙なところは盛りだくさんですが、それはそれ、作者さんが結構ノリノリで書かれたようなのと、トンデモ設定なのをうまく生かし、笙一が自虐に走って切ない系になってるんですよ、うまい具合に。それがよかったんですよね。
その上、武刀の元カレ(というか、守るべき対象としていた男)が登場するんです。それも、武刀たちの主導者・導門の孫であり一族の巫女の役割をしていた青年&笙一の新たなる主治医として。
この青年・亜弓は、笙一の能力を引き出すキーパーソンとしての役割も持っていて、無視することの出来ない存在なんですね。
また、小さな頃から武刀たちに甘やかされて大きくなっているので、わがまま言い放題。笙一としては、心中穏やかではないんです。

さてさてお話としては、前作で自分の能力をひく胎内にいる子供を何とかしなくてはいけない笙一は、その子供の行方を捜しています。その行方は、亜弓の能力と笙一の能力が合わさらないと探し出せなくて。
なのに、亜弓は笙一と能力を合わせることを、無意識にいやがるんです。昔は自分と愛し合っていたはずなのに、今は……と嫉妬心剥きだし?
世界がどうなるかってときなんだから、そんな感情は捨てなさいよ!なんですけどね。亜弓は、そういうのとはどんなときでも、関係ないんでしょうねぇ。

どうにかしないと……と思っていた矢先、亜弓の同僚が目の前で自殺を図ったことで、酷いショックを受け、記憶が18歳にまで戻ってしまうのです。武刀たちに甘やかされていた頃に、戻ってしまったんですね。
それが幸いして、笙一のことを覚えていない亜弓は、いやがることなく能力を合わせ子供の行方を探り出すことに成功した笙一。

が、亜弓に無理をさせたことで、武刀たちから非難囂々。でも、それが笙一の目的だったんですね。自分を孤独に追い込むことで、自分自身の能力をさらに上げることが出来るから。
また、いざというときためらいなく亜弓を助けられるようにとの、配慮もあったわけです。もし、自分が死ぬようなことがあっても、その時には自分の能力をひく子供も共に死ぬことになるから。

世界を救うためには、自分の命さえもものともせず立ち向かおうとする笙一。誰からも助けられず、笙一を守るために存在する武刀たちも、亜弓を優先して守ってもらえず、ホント、孤独です。潔い自虐です。苦笑
そのおかげで、能力は高まり、ひとりで立ち向かう力を身につけることが出来るんですけどね。

敵の本拠地へ乗り込んでからは、もう怒濤の展開。ページ数の問題もあったかと思うのですが、ちょっと駆け足過ぎて物足りなかったような。
物足りないと言うよりも、強引な展開にあれ?あれ?何でこうなるの〜?って感じで、ついて行くのに必死。武刀が亜弓を庇って死んじゃったシーンなんて、まさに???でしたよ。攻めさまが死んじゃうわけないじゃん!と思いながらも、笙一が再び敵と対決して勝った後、武刀が笙一の側にいたと知ったときには「何で〜?」と叫んでました。
わざとなんだろうとは思いますが、もう少しゆっくり目な展開でもよかったのになぁ。広げた風呂敷をたたむのは、ホント大変なんでしょうねぇ。

ラストのショートでは、今までみんなに辛く当たられていた分を取り戻すかのように、甘くラブラブな二人にしてやられましたが。

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