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恋の心に黒い羽恋の心に黒い羽 (MARBLE COMICS)
ヤマシタ トモコ
ソフトライン 東京漫画社 2008-01
by G-Tools

bk1→恋の心に黒い羽
あ〜『タッチ・ミー・アゲイン』描いた方かぁ。なるほど。
絵も個性的だし、読み手を選ぶ気がします。だって、エロなんてまるでない。話を読ませる作品なんですよねぇ。すっごい好きな人は、諸手を挙げて『好き!』って叫びそう。

ドMの二神(ふたかみ)は同僚の中頭(なかず)に恋心を抱いている。好きという純粋な気持ちと、それを覆う汚れた性癖。交錯する感情の狭間で引き出される二神の本心とは…。

 ・ベイビー、ハートに釘
 ・イッツ マイ チョコレート!
 ・悪党の歯
 ・恋の心に黒い羽
 ・その火をこえてこい
 ・FOOL 4 U
 他、描き下ろしあり
『イッツ マイ チョコレート!』
6人兄弟の長男・高知実(たかちみのり)。忙しい両親に代わりまだ小さな弟の面倒やら、仕事に家事に振り回されちゃってて、恋人・阪下とも何だかすれ違ってて……。

長男だから……と、いろんなことを我慢し続けてきたのに、いろいろと責められとうとうキレちゃったんですよ。

「おれだってちゃんとチョコレートもケーキも六分の一食べたかったよ……」

と、泣きながら怒りまくった挙げ句、家族にゲイだとカミングアウトちゃいます。
ホント、顔を真っ赤にしながら泣いて抗議する姿の可愛いこと。思わずオバチャン、ヨシヨシってしてあげたくなりましたよ。

この可愛いお兄ちゃんを杉山さんがするのかぁ〜。楽しみだ。

『恋の心に黒い羽』
同僚の中頭に好意を持っているドMな二神。告白をする度に罵倒されるわけですが、それが逆に快感なわけですよ、ドMとしては。だから、そこが余計に気持ちが悪いと罵倒が酷くなるわけです。中頭は口も悪いし。
「罵られたい」とか「輪切りにされたい」とか、でも二神なりに中頭への想いは純粋なんですよ。なのに頭に思い浮かべるのは変態的な考えで。

さてさて、二神に迫られてばかりいる中頭ではなく、ちゃんと真剣に二神のことも考えているんですよ。
仕事の帰り道、「真面目な話がある」と切り出し、「異常な性癖で鎧いやがって、素も見せやしねぇ。感情見せてくれりゃぁ心は動いたかも知れねぇのに」と。

「好きになってくれるはずがない」と思いこんでいる二神は、本当の姿を見せていなかったんでしょうね。それが焦れったかった中頭。

「きみがおれを理解してくれようとしてくれたのは嬉しい。でもきっときみにおれの気持ちはわからない」と、泣きながら中頭に縋りますが、そういわれても「わからない」と拒否されちゃった中頭は、正直どうすりゃいいのさって気分ですよねぇ。

挙げ句、あのラストって……。

このドMな二神を平川さん、振り回される二神を谷山さんでCD化って、どんな仕上がりになるのか、想像出来ない〜〜〜!

『その火をこえてこい』
某純愛小説を彷彿とさせる題名ですが、お話の中にもそれらしい記述が。

夏休み中の高校生。図書館で迫ってます。しかもやたら軽い。苦笑
「最後までしないから」って、最後までいってなくても、それなりにいってるよ……。あはは……。
まぁ、なんだかんだ言ってもそれなりに同意の下だしね。それなりのハッピーエンド?

このカップルは、たっつん×カッキーなわけで。うん、可愛いかも。

『FOOL 4 U』
長年付き合いのある二人。ずっと秘めた想いを抱いているけれど、全く気が付いてもらえないから、別に恋人がいて。でも、その恋人も心は他に向いていることを知っているから、最後にレイプのように抱いちゃって。

そのことを告げると、やっと好きだってコトに気が付く鈍感な男。今まで散々物心両面で頼ってたって言うのに、なぜ気が付かないかなぁ。あまつさえ「お前から卒業する」とか言っちゃって、ホントにおバカな男だ。

こんな二人は、杉田さん×ゆっちー。ちょっととぼけた感じを、杉田さんがうまく演じてくれそうな予感。

ってことで、CDになる4編の感想を書きましたが、う〜ん、すみません、私はちょっとダメだったかな。だって、やっぱり私はハッピーエンドが好きなんだもん。
話としては面白くて読ませるんでしょうけど、伝わりにくさもあったような気がします。

『イッツ マイ チョコレート!』は結構好きでした。長男だからって我慢してばかりじゃね。あのブチ切れ方が可愛くて可愛くて。思わずカミングアウトしちゃうって、うっかりにもほどがある。苦笑
CDには入らない『ベイビー、ハートに釘』は、主人公の姉視点という珍しいお話だったのは、妙に気に入りました。
平川さんがする表題作の『恋の心に黒い羽』も、主人公の本当に好きだけど鎧を纏っていないとそばに寄れないって言う気持ちが切なかったけど微妙……。

漫画を読んでいるってよりも、難解な小説を読んでいる気がしたのは、私だけでしょうか? 読み込んでこそ、深く味わえるのかなぁ?

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