カテゴリ： オカルトTV/

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240401 4月1日のテレビネットインチキオカルト撲滅宣言
コメントが幾つか来ている。

そのほとんどが、委員会とおぼしき、常連の投稿の皆様。

主意はまあだいたいながら一緒で
日本のテレビネットからインチキオカルトを駆除すると宣言している(ブログな)のだから、フジテレビ『奇跡体験！アンビリバボー』からビートたけしを引退させたことをこのブログの成果としてもっと大々的にアピールせよ
という感じか。

言葉にはしなくとも、その奥底からはある種の焦りのようなものはそこはかとなく感じとることができる。

今年2024年もはや4分の1が過ぎた。そのことと結びつけるのは早計というものなのか。

しかし、それについてならば、今更ながらで、この日本で、オカルトとそうでないインチキオカルトをちゃんと区分して、インチキオカルトのみを殲滅させるということを明言しているのは、日本広しといえどもこのブログだけなのだから、(ブログ主宰の)わたしとしては、アンビリバボーとテレビ朝日の年末オカルト番組からのビートたけし降板は一定の成果であるとは認識はしている。

しかし、それではまだ大々的に勝利宣言をするには程遠いという認識もあわせ持っている。

でもこんなんで満足しててどうすんのよ、というのが本音なのですな。

しかし、このインチキオカルト暴露ムーブメントのまんまんなかに身を置くわたしには、それこそ、台風の目のような静けさと周囲の激しい怒りや憤懣をあわせ持ってもってこの先の未来を感じることができるのである。

まあこんなの予言のうちには入らんのだろうが、確実に、この日本のテレビやネットからはインチキオカルトは消えてなくなる。間違いない。

同時に(委員会の)皆様には、もっとテレビ局に対して、インチキオカルトを作ること放送することの害毒というものを直接的に、あるいは(番組のスポンサー企業を通すなどして)間接的にでも積極的に訴えでるなどして働きかけることをお願いいたします。

重ねましてよろしくお願いいたします。
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240402テレビの改編時期

新年度ということで、テレビの改編時期ということもあり、各局(民放)の新番組をな教えていただいた方が何人かいた。ありがたいことである。お礼を申し上げる。

個別メールは現在慎んでいる最中ということでご返事はできないが、こういう皆様からの御協力は本当に助かっております。ありがとうございます。

民放各局の新番組ラインナップを見る限りは、やはりお笑いメインのバラエティ色は薄まり、金のかからないお手軽な企画番組が増えてきている。

特に、TBSとテレビ朝日系列にその傾向を見ることができる。

(バラエティ番組が)壊滅的なのはやはりフジテレビだろう。一方、テレビ東京だけが(バラエティ的には)元気なようだ。(日テレは平常運転中といったところか)

気になるオカルトものも、フジテレビの減少とテレビ東京の増加が対照的だ。

特にこの時期、ゴールデンタイムに心霊ものを堂々とやるテレビ東京というところはなにかしら別の意味での規制が必要なような気がしてならない。

さすがに『人類滅亡』だとか『秘密結社がどうしたこうしたとかの陰謀論』を全面(前面)に押し出したようなバカ番組は鳴りを潜めてはいるが、これだってわからない。いつ復活するかもしれない。

そういう意味で注意は必要なのだと、(メールの)皆様もおっしゃっている。それにはわたしも深く同意するところだ。

むしろわたしが気をとめているのは、大地震に対する啓蒙番組の相変わらすの稚拙ぶりのほうだった。

何度も繰り返し書いていることだが、震度七クラスの大地震ならば、この日本どこででも、いつ起きても不思議でもなんでもない。

同様、海沿いならば、十メートル級の津波は押し寄せる可能性はどこにでもあるのだ。

そのことが番組を作る側からすっぽり抜け落ちているのがまるわかりなので、わたしは民放の作る(製作プロダクションに丸投げしたような)地震津波啓蒙番組に対しては『役に立たない』『むしろ間違いだらけ』『放送することが害になっている』と批判どころか全否定してきている。

それを繰り返すだけだ。

もし(あなたが地震津波に遭遇しても)生き延びたいのならば、民放の情報番組は見るな、たとえ観たとしても中味を絶対に信じるなと。


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240312 剛力彩芽と金髪巨乳霊媒師ローラ・リン・ジャクソン
投稿常連の(女性の)かたからメールをいただいた。

メールを読むうちに背中に戦慄が走った(嘘)。

そのかたがメールで話題にしてきたのは、記事のニュースソースの中の一節『剛力彩芽(31)』の部分、つまり剛力彩芽の年齢のことだった。

(そのかたは)「剛力彩芽31才」の個所になにかしら引っ掛かるものがあったので『なんだっけ？』と思いを巡らせているうちにピンときたのが、なんとこのブログの記事だったという。

7年前、このフジテレビ『奇体験！アンビリバボー』という番組が、アメリカからローラ・リン・ジャクソンという霊媒師を招き、(番組の中で)剛力彩芽を霊視した結果の締めがなんと剛力彩芽31才のころの霊視結果だったことに至ったのだ。

その金髪巨乳の霊媒師ローラ・リン・ジャクソンさんが当時24才の剛力彩芽嬢を『霊視』した結果がこれだった。
○もうすぐ25歳になる

○４歳のころから芸能の仕事をしている

○現在レコーディングであるとか音楽関連の新しい仕事をしている。

○26歳に新しいパワフルな関係が始まり、27から28のころがハイライトで選択を求められる。

○31歳で三段階のレベルの素晴らしい年になる。
うはー、このローラ・リン・ジャクソンというアメリカからやってきた金髪巨乳の霊媒師さん、とんでもないこといっちまったのだ。

よりによって、その剛力彩芽が31才になってこの番組を降板させられることはになろうは。

素晴らしいどころか真逆じゃん。

ところが、メールを送ってきたかたはこういうことも書かれているのである。

もし、この降板がきっかけで剛力彩芽さんが芸能界引退して、結婚・妊娠・出産…てな流れになるのかもしれませんね。順番はともかく。

だそうである。

女性は怖いな鋭いな。




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240304 ビートたけし『アンビリバボー』降板2 剛力彩芽
たくさんのメールコメント類が届いている。
ありがとうございます。
おしなべて皆さん好意的な反応で、
『番組終了でなく単なる降板ではあってもそれが番組の顔ともいうべきビートたけしの卒業ならば番組終了と同等(の意味はある)だろう』
という意見を述べるかたがた目につくくらい、けっこう多いか。

他にも
『番組卒業とかアイドルグループじゃないんだからw w 単に番組降板でいいんでは』
というごもっともな意見も。

これには私も反省する限りで、さっそく記事タイトルから『降板』に改めさせていただいた。ありがとうございます。

ビートたけしに対しては、皆さんやはり辛辣な意見が多いようだ。

日本のテレビのウソオカルト、インチキオカルトを増大助長させてきたある意味『大戦犯扱い』である。

オカルトをある種の笑いにする視点はともかく、テレビのオカルトをそればかりにしてしまった罪は大きいという意見、考えだろうか。

頷(うなづ)けもないが、ビートたけしの罪状なんてここで断罪するようなものではないだろう。

もっと罪があるのは、やはりテレビ局、つまり、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビといった民放のいい加減な番組作りそのものである。その歪みの象徴みたいなものだろう、タレントとしてのビートたけしは。それだけは間違いない。

しかし、いくらたけし本人に対する批判だとか否定的な意見だろうとそこには見るべきもの、考えなければならない点はあるわけで、ここで取り上げる正当な理由はあるのだが、もう一方の降板MCである剛力彩芽(敬称略)に対する皆様からの悪意に満ちた、辛辣を通り越した罵詈雑言レベルの意見の数々はもうどうにかならんのかというくらい来ている。

いやもう(剛力彩芽の)このブログの読者主層の三十代から六十代女性からの嫌われようは半端ないくらい。それを実感している。

そこには、テレビのバラエティなんぞ見なくと生きてゆけるわたしと、幾ばくかの必要性は感じている読者皆様との温度差というものはあるのだろう。

しかし、ここで書けるレベルのものだけでも

『(剛力彩芽降板は)遅すぎた。剛力彩芽起用は番組にとって致命的な人選ミスだった。番組司会者とかやるレベルではなかった。』だとか『ただ、たけしの寵愛をうけていただけのお飾りMC』みたいな肺腑をえぐるようなものばかりになるのである。

まあ、ZOZOTOWN前澤氏との一件があってからの、タレントとしての剛力彩芽は死んだも等しいのは確かなこと。

かつては女優であり歌手でもあった剛力彩芽は今やそのどちらでもない。CMタレントですらない。唯一無二残された肩書きというか仕事がこの番組のMCだったわけで、それがなくなる剛力彩芽をなんと呼べば良いのだろう。深刻な問題である。

なものだから


オスカー退所後の、後ろ楯という名のごり押しがなくなった剛力彩芽に残された道は芸能界引退くらいしかないのでは。。。

という意見が正しく思えてしまうのだ。

(つづく)

[2024年3月6日]
　ビートたけし（77）と女優の剛力彩芽（31）が6日放送のフジテレビ「奇跡体験！アンビリバボー」に最後の出演をした。
　ビートたけしは、1997年10月の番組開始からストーリーテラーとして約26年半も出演。
　予測不可能な出来事に人生を左右された人々のアンビリバボーな話を紹介するストーリーテラー役として務め、剛力は2012年10月に20歳で5代目MCに就任し、歴代最長の約11年半も番組MCを務めた。


(写真)

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24013000 ビートたけしがフジテレビ『奇跡体験！アンビリバボー』を降板
やはり、最初にちゃんと謝っておこうかと思う。

約半年前になるが、このブログで、フジテレビの長寿番組『奇跡体験！アンビリバボー』が終了すると書いたのだが、結果からいうと間違いだった。申し訳ない。ごめんなさい。ゆるしてにゃん

さて、で、この『奇跡体験！アンビリバボー』であるが、番組は終了せず、三月六日放送をもって、番組の顔ビートたけしの番組卒業することと、あわせてMCの剛力彩芽の卒業がアナウンスされた。番組はバナナマンの司会で継続する。

この(アンビリバボー番組終了の)情報を提供いただいた常連某氏からも丁寧なお詫びのメールがきた。かえって申し訳ないことをしてしまったと反省している。記事にしたのはわたしの判断だからだ。

(これもまた情報提供のかたからの追加情報になるが)もちろん、たけし本人は番組そのものの終了を主張したが、局もだし、製作のイーストは番組の継続の方向で摸索しこのようなかたちでの決着に落ち着いたことのよう。

ありうるはなしだと思う。

というのも、テレビ朝日の年末オカルト番組はたけし本人の意志なのかどうか、たけしの降板が番組そのものの終了となったが、製作の立場からすると、たけしなんていなくとも番組は成立はするからだ。

ただそこに数字だたまとか予算とかスポンサー対策がからむと、たけし本人なしで番組はありえないとの判断はあるのだと思う。まして年一回の特番となれば大きなファクターでしょう。

アンビリバボーの場合どうしても(司会続投は)バナナマン的には罰ゲームに見えてしまうのはお気の毒なことだ。

そのことに対しての憐憫の情などまったくないが、彼らふたりの顔に浮かぶ、辛さ徒労感、しんどそうな表情がすべてを物語っていないか。

(つづく)

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240100 エスパー伊東の訃報(3)

引き続きこの話題。

多種多様な、悪くいうと雑多な内容のメール・コメント類が届いてる。

多くは、このブログの趣意に沿ったような、『芸人エスパー伊東誕生秘話』というか、それ以前、つまり芸人になる前の、超能力者としての活動について批判的というのか、警戒感を示したものである。

エスパー伊東が芸人として活動開始したのはもう三十年以上も前のことではあるが、ではいまのテレビにそういう危険がないのかというとやはり絶望的なくらいその体質は変わっていない。

たとえば、そのテレビ朝日では、UFOやら心霊などのオカルトさんを番組に呼んで笑い者にすることで成立するオカルト番組はあったわけだし、オカルト研究家やU.F.O.研究家として番組に登場させた中沢健や竹本良なんかはそのために出演させられていたといってもよいだろう。

いやそれ言うと、島田秀平もだし、角由紀子や白神じゅりこのようなトカナ軍団だって、あのテレ朝番組制作者からすると、笑いのとれる美味しい珍獣さん扱いにしているということは言えるだろう。

番組中でビートたけしが口にした『このふたり(竹本良&中沢健)は面白い』という言葉は、そのためのものだと見ることができるのである。このふたりならば笑ってもよい、笑い者にしてよいとお墨付きを与えたようなものなのだ。それをさして委員会の皆様は警戒心を表明してきている。卓見といえよう。

２

次はメディアでのエスパー伊東の死の扱いのことになる。

ニュースソース未提示で申し訳ない。これは信頼のおける会員の方からの情報提供なので取り上げるのだが、フジテレビ朝の情報番組の司会者の谷原章介がこのエスパー伊東(敬称略)の死亡の話題のときに、笑顔で『彼はみんなの心を温かくする超能力が使えた』と締めてしまったという。

情報提供の方は『こういう薄っぺらなコメントでどや顔されると腹が立ちます』『どうせは内心ではうまいこと言ったつもりの笑顔なんでしょう』とさんざんなのだ。

このかたの怒りは理解可能だ。私でも。

しかし、所詮は朝の情報番組の司会者に過ぎない。彼(谷原章介)もまた毎日のヒマネタを次か次に処理してゆかなければならないのだからこういう薄っぺらさは必要なのだろう。谷原章介の本職は俳優である。おそらく谷原は毎朝、俳優の仕事の一部としてこの『薄っぺらなコメントを毎日口にしなければ成立しない朝の情報番組の司会者』を演じているという意識をもってこの役になりきっているのではないのか。まあだからこれは誉め言葉ではないのだけれども。


わたしがむしろ気になったのは(これもまた寄せられた情報だが)その日のコメンテーターとして出演したお笑いコンビ『パックンマックン』の片割れの外人のほうの口にした『エスパー伊東は本物の芸人』という台詞というか発言のほうである。

誰がそれをいうのか。

じゃそれを言うお前さんは何者なのだということになってしまうからだ。

芸人が同じ芸人のエスパー伊東を本物の芸人と言い切るというのはかなりのリスクをともなう。

おまえは芸人じゃないのか、違うのか、ならおまえはなんなんだという逆ベクトルの疑問を生じさせるだけだ。

おまえが芸人ならばエスパー伊東を目指せと言いたくもなるわな。

もしこれがお笑いに詳しい、お笑い評論家みたいな立場のひとがエスパー伊東のことを『本物の芸人』というのとはわけが違う。

もしわたしがエスパー伊東に対して賛辞を述べるのならば『唯一無比の存在』だとか『お笑い超能力という新たなジャンルを開拓したパイオニア』くらいである。

とてもじゃないが『本物の芸人』なんて賛美にもなんにもなっていない。そのことに気がついてほしかった。

3

次はエスパー伊東とは何度も舞台共演もして親しかったという電撃ネットワークの南部虎弾の、(エスパー伊東)所属事務所の対応の酷さに対する批判である。これはソースがついてきた。
南部虎弾、エスパー伊東さんに面会できず「悔しくてしょうがない」事務所対応には「ひどい話だ」 と怒り
日刊スポーツ
[2024年1月17日10時32分]
電撃ネットワークの南部虎弾（72）が17日までにX（旧ツイッター）を更新。親交のあった元お笑い芸人のエスパー伊東さん（本名伊東万寿男＝いとう・ますお）を追悼するとともに、伊東さんと面会できなかった悔しさと怒りをつづった。南部は「ああ、悔しくてしょうがない！　エスパー伊東くんが亡くなったそうです！」と伊東さんの訃報に触れ、
「ビトたけし君からは発表しないでくれ！　と言われたのですが、あれほど会わせてくれと懇願して『コロナが終わったら、会わせてくれる』と言ってたのに　ほんと、すぐ近くに親しい人もいたのに、施設の名前すら隠していた」と、伊東さんの所属事務所「オフィス庄屋」代表のお笑い芸人、ビトたけしから面会を拒まれていたと訴えた。
私の周囲にも脳性の病で面会謝絶状態で入院したという身内がいたという知り合い、仕事仲間がいたのではっりと言えるのだけども、南部の言っていることは、こんなのはただのわがままに過ぎない。

『会いたい』『会いたかった』という願望を口にするのならば許容範囲であるが、もし家族にしろ、あるいは身元引き受けをしていたという事務所の社長にしてもこういう面会希望者くらい厄介な存在はいないのだ。

なぜなら、本人にとっては、もう記憶のない、知らない人間が突然病室にやってきて笑顔で『やあしばらく、元気かい？』と声をかけられることくらい恐怖なことはないからだ。

中にはパニックを起こして暴れまわる入院患者もいる。どうして南部はそれがわからないのだろう。理解できないのだろう。残念の一言だ。

【追記】
どんでん返し結末というか誰も予想し得なかった展開とはこのことか。なんと、今度はその南部虎弾氏が亡くなられた。正直、目の前真っ白というか脱力感に襲われた。本当に力が抜けてしまった。もうなにも言えない。これも儀礼的なものにすぎないが、ご冥福をお祈りいたします。てか最後の最後まで人騒がせなひとだったなと。
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240125 エスパー伊東の訃報その二

能登半島地震よりも、松本人志関連よりも、この『芸人エスパー伊東死亡』ニュースに関する、皆様からのメール・コメントの数のほうが多くなってしまった。

流石である。いやまあ、このブログの特性がそうだからなのだが。[註]

前の記事で触れた通りで、エスパー伊東こと伊東万寿男氏ははじめから芸人としてテレビに出始めたのはなくて、『本物の超能力者』という触れ込みで、テレビ朝日の深夜ローカルの『プレステージ』という平日帯番組に、オカルト研究者(自称)の大田原治夫氏が連れてきたのがそもそものきっかけであった。生番組の中で数々の超能力の実演を行ったのである。

結果は散々で、超能力者伊東万寿男の化けの皮が剥がされ、ただの超能力詐欺であることがはっきりとしてしまった。連れてきた大田原氏、あるいは強い推挙をした、たま出版の韮澤潤一郎編集長(当時)の面目丸つぶれである。

むしろ私が印象的であったのは、担当ディレクター を含め超能力肯定のサイドに席を占めた人たちのオロオロぶりと、にも関わらず、更には、主に否定派サイドからの怒号が飛び交う中でも、平然とした表情のまま、実験に使った、眼力で曲げると豪語したはずの、曲がらなかったはんだの棒切れを確かめていた伊東万寿男の尋常ならざるたたずまいのほうだった。

『超能力者なのだから』、あるいは『超能力者のふりはし続けなければならない』というきめごとがあったのかもしれないが、おおよそ普通の人間とは思えない、なにかしら特殊性、まあはっきりいうと異常な人間であることだけは見てとれたが。

[註]
『ウソオカルト』にこんなに相応しい事象・人物がほかにいるのでしょうか？
というメール(一部)をいただいた。おっしゃる通りでした。この日本のネットにどれだけブログがあるのかはわからないが、エスパー伊東を名乗る前の超能力者伊藤万寿男(テレビ朝日)くらいウソオカルトというコンセプトにドンピシャな人間はおらんでしょうな。このブログがこの件については唯一無二の絶対的に正しいことを述べているのは間違いない。ほかは伊藤万寿男が芸人エスパー伊東を名乗ってからしかしらないのだから無理はない。所詮はあとからやって来た新参者か、でなければ超能力者伊藤万寿男を黒歴史にしてあるいはなかったことにしたいオカルト業界とテレビ朝日の浅はかな隠蔽工作なんだと思う。

2

しかし世の中わからないもので、『捨てる神あれば拾う神あり』を地でゆくように、このインチキ超能力者伊東万寿男の面白さに目をつけてバラエティ番組に芸人として出させたテレビ局があった。

わたしが記憶していたのはフジテレビであったが、いただいた情報によると、ほぼ同時期に日本テレビのバラエティにも出演したとのことなので、介在したプロダクションやら制作会社があったことだけはほぼ間違いないのだろう。

いただいたメールで思い出した。

プロレスラー(たしか橋本真也)にコブラツイストをきめられた芸人エスパー伊東が『痛くない』『平気』を繰り返しているうちに白目を剥いて気絶するという、いまなら絶対にオンエア不可能なシーンのあとのしばらくのあいだ、エスパー伊東はテレビからは遠ざかっていた。いま思えば、そのとき彼の腰や膝が相当に傷ついて治癒不可能まで近づいていたと推理は(メールの人からの指摘の通りで)可能だろう。(つづく)

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240117 エスパー伊東こと伊東万寿男さんの訃報
超能力芸人、オカルト芸人のエスパー伊東こと、伊東万寿男さんが亡くなられた。
エスパー伊東さん死去、63歳 多発性脳梗塞で闘病中に
　元お笑い芸人のエスパー伊東（本名伊東万寿男＝いとう・ますお）さんが死去したことが16日、分かった。63歳。東京都出身。死因などは明らかになっていない。
1990年代、ボストンバッグの中に入り込むカバン芸を武器に大ブレークしたが、2019年1月から「右変形性股関節症」治療のため芸能活動を休業していた。親交の深い南部虎弾はスポニチ本紙の取材に「容体が良くなって年末に病院から施設に戻ると聞いていたので、まさかこんなに早く亡くなってしまうとは残念で仕方がない」とショックを受けていた。

　伊東さんは全国会員数100人超の「不思議サークル」を主宰したことを機に露出が増加し、日本テレビ「投稿！特ホウ王国」、フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ！」出演でブレーク。上半身裸、黒スパッツ姿をトレードマークに、常人離れした「高能力」と呼ばれる芸で人気を博した。


　2018年12月に記者会見を行い、右変形性股関節症で加療中のため芸能活動を休業すると発表。中学2年の時に同症と診断され、ボストンバッグから顔だけ出すなど、体を酷使した芸を繰り返すうちに悪化していったという。会見では「絵画や、自叙伝を書いて（費用をため）早く手術をしたい」と話し、「またカバンに入りたい」と復帰を願っていた。

　20年2月に出演したTBS「爆報！THEフライデー」では、休業発表後に多発性脳梗塞を発症していたことを明らかに。19年2月に右変形性股関節症の手術を受け、同4月には多発性脳梗塞の投薬治療を開始。収入が全くないため、生活保護を受けている現状が伝えられていた。



伊東氏の死亡報についてのメールやコメント(メッセージ)は非常に多い。

能登半島地震、松本人志関連に次いで三番目くらいにはなったかも。

実は私が伊東氏の死亡の第一報を知ったのも読者からのメールによってであった。伊東氏の旧知の芸人仲間のSNSからの情報とのことで。もっともそのときは、死因も詳細も不明のままだったが。

それだけでなく(というかこっちが主因だろうが)以前書いた記事へのダイレクトアクセスも単独で急上昇していて、もうすぐ50を越えるような勢いである。
記事中で書いているとおりで、芸人『エスパー伊東』誕生以前、彼は『本物の超能力者』という触れ込みで活動をしていた。

もっとも、(当時の記憶では)どれもこれも、知る人が見れば見破れる、苦笑するような稚拙なトリックを使ったメンタリズム系の手品に過ぎない。それもメチャ下手くそな。

それを相方の女性と組んで、(ネタの)すり替えやサインの交換、そして後付けの抗弁で超能力に仕立てただけの、悪く言えば、いわば詐欺スレスレの行為だった。いやそう見えてしまうだけでもう失格モノなはずなのだ。

それがその後『芸人』の肩書を得ることで(つまり表だって笑い者に出来る芸人に仕立てることで笑ってもよいものとすることで)フジテレビの深夜番組あたりでウケてからは、彼は『オカルト芸人』『超能力系芸人』としてテレビに出まくることになるのだから世の中狂っていたとしか言いようがない。

やはりこれも平成バブル期のテレビ局の狂い咲きだということか。

さて、いただいたご質問の中で多いのは、『オカルト芸人(超能力芸人)エスパー伊東の誕生の瞬間を知っているかまたさんは彼の死をどう受け止めているか』

というようなシリアスなものなのであるが、どうもこうもない。

これも以前書いたこと(のはず)だが、エスパー伊東(敬称略)に限らず、売れなくなった芸人の末路というものはおしなべてみな惨めなものであるし、それはこのエスパー伊東こと伊東万寿男氏にもそのままあてはまる。

それはオカルトだとか超能力だとかはまったく関係ないはず。

なのでオカルト(超能力)だからというような特別な感慨も惜別もちっとも沸いて来ない。ただの(売れなくなった)芸人の死に過ぎない。

あたりまえだが、知り合いでもないし、知り合いの知り合いでもない。まったくの他人。テレビでたまーに見かけただけのテレビタレントに過ぎない。

このブログで記事にしたのは単なる流れに過ぎない。元々は、たま出版のブログで韮澤潤一郎社長がこの私とこのブログのことを『ブラジルのアンチジュセリーノの影響を受けたウソ情報に基づく』と書いたことに対する意趣がえしである。『だったらお前さんは何者なのだ』という私からの反撃のつもりであった。

なので私が知りたいのは、当時の、テレビ朝日の深夜番組にほぼレギュラーで出演していた韮澤潤一郎氏や漫画家のつのだじろう氏、といったオカルト肯定派として伊東万寿夫氏と席を並べていた人たちが伊東万寿男氏の死をどう受け止めているかであるし、『オカルト芸人エスパー伊東』を世に誕生させてしまった当時のテレビ朝日(制作プロダクション)のディレクターやプロデューサーが何を思うかのほうである。

これもまた儀礼としてではあるが、伊東万寿男氏の死に対しては追悼を述べさせていただく。

でも、やはり彼は間違った人生を歩んだというか選択させられたという強い思いは隠せないのだ。誰によってかはともかくも。

(写真)
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この番組に出演したときの伊東万寿男氏。後のエスパー伊東。これの何がスゴいのか、何が問題かというと、テレビ番組に出演したときの肩書が『超能力者』だということ。今なら絶対にありえない肩書である。
当時のテレビ局はこういうとんでもない無茶苦茶なことをやっていたのである。もちろんこんなのはテレビ朝日だけではないのだ。(笑)
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231202 テレビ朝日年末オカルト番組 2

こんなことを言うと『おまえさんのこのブログもだろうが』みたいな反発を招くのは必至なんだろうが、もちろんそんなことは承知の上でのこと。

つまりはそういうことである。

このテレビ朝日の年末オカルト番組について記事にするたびに思うこととは、(特に近年のものということになるが)自虐というのか、なんかそういう鈍い痛みであり嫌悪感である。

前に愚痴混じりに書いたことではあるが。

わかりやすくモノローグ的にいうと『オレ、なにこんな無駄なことやってんだろう…』みたいなこころの中のささやきが聞こえてくるのだ。

所詮は、年末にやるような、お笑いをメインにしたような番組である。そこには時間をかけて反論するような意味があるとは到底思わない。

なにも産み出さない、消費しつくすことが目的で作られているようなそんなテレビ番組に過ぎないからだ。

スポンサーからいただいたお金、つまり予算をもとに、それを笑いに変換して視聴者の耳目を集めればそれでこの番組の目的は半分以上達成されたも同じような番組なのだから、そんなものに真面目につきあうほうがよっぽどどうかしている。

テレビ朝日のこの番組制作者はたちに必要なものとはオカルトではなく、あくまでもオカルトっぽく見えるインチキオカルトであればそれでよいのだろう。

そんなものに直対応してつきあうことはこれまた非生産的との謗りは免れない。そのくらいは認識しているつもりだが。

それでもわたしはそんな役目を承知で引き受けている。

でも結局は時間や労力といったものの無駄になるのでしょう。わたしのしていることなんて。

いただいたメールの中には、(上で書いたような)そんなわたしの内心を見透かしたようなものもくるし、逆に、ありがたいことで、このブログのテレビオカルトのインチキばらしによって事実を知ってほっとしたと礼を述べられてくるかたもいる。

それでそんな方たちの多くが触れてきているのが、やはり世田谷区三軒茶屋(太子堂)の、例の『白い手』のことである。

TBSのオカルト番組では結局扱わないで終わったが、あれをオカルトとしてもう一度テレビという表舞台に持ち出そうとしているような芸能界の一大勢力があるようでして(笑)、いまでもなにかにつけてあのスタジオでしょうもないコントを繰り広げているアホなお笑いタレントがいたりするから腰砕けになる。

まっ、それが島田秀平みたいな(全然笑えない、笑わせるチカラのない)三流のお笑いならともかくも、水素水でお馴染みの(笑)実績のある事務所の先輩タレントまで引っ張り出してツマンネーことをやらせたりと、その方針自体がどこかおかしくなってしまっている。

気づかないのだろうか。それが不思議でしかたがないのだ。

あんなもの(つまり白い手のこと)絶対に金にはならんし、タレントの汚名にしかならないことを。

それこそ『手を引く』なら今のうちだと思うぞ。

あそれと、元トカナ編集長の角由紀子みたいなのにテレビでオカルトをやらせるのはあまりにリスキーで、それこそテレビ番組どころかテレビ局の命取りになりかねない。

そのこともあわせて箴言はしておく。形式として。

無理なんだろうけれど(笑)

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231106 テレビ朝日の年末オカルト番組についておもうことなど
毎年この時期になると、『今年もテレビ朝日の年末超常番組は放送されるのでしょうか？ 』みたいな質問が読者から寄せられる。

それが一昨年くらいから『(番組は)あるのでしょうか？』くらいに質問のトーンがかわってしまっている。

読者のかたたちからしても、もうあの番組のことを年末恒例番組とする認識が薄れてきているのだろう。

中には『今年はあるんですかね』みたいに、はっきりと、放送されることに対する違和感、異議を唱えるかたからのメールも見かけるようになった。

もちろん、わたしとしても、テレビ朝日があんな番組を続けることに対しては反対を表明している。

理由のその一は、なんといってもクソつまんない番組であること。

要するに、バラエティ番組としてお笑いとしては失格もんだろうといい続けている。

プロのお笑いである伊集院光や劇団ひとりのこの番組における奮闘は認めるし、評価はしているつもりだ。

しかし、肝心のオカルトさんたちの心もとなさはとてもではないが特番を打つようなレベルには達してない。

弱いのである。番組が用意したシナリオどおりに進行にしているだけで、おそらくは視聴者が求めているようなお笑いオカルトには届いてはいない。

どれだけのことをやっても、あんなものにしかならないのならば、それは制作者の(テレビ朝日と制作プロダクションの)視聴者に対する背信であるし、数字が取れなければ、つまり視聴率が悪ければそれはスポンサー企業、クライアントに対する裏切りでしかない。

もっとそのことに早く気づいて止めればよかったのだ。

改善案、改革案はもうだいぶ前から出ていたはずだ。

そのひとつがビートたけしの降板である。もう五年以上も前からわたしもそれを訴え続けてきた。かわりはなんぼでもいる。爆笑問題とか、それこそ伊集院光とか劇団ひとりとか。

ここ数年のこの番組におけるたけしの置物っぷりは目に余るものがあった。はっきりいうと、いなくていいのである、ビートたけしなんて。

ビートたけしなどいなくてもあの番組は成立するはずなのだ。

しかしもう無理なんだろう。制作者はこの番組をたけしとともに心中する道を選んでしまったようだ。

昨年(あるいは今年年頭)テレビ朝日のオカルト番組は結局なくなってしまった。そのことをわたし(たち)は、テレビの正常化がかたちになったものとして喜んでいる。

果たして、今年(あるいは年が明けて新年)の特番として超常現象番組がオンエアされるのかどうか。それはわたしにはわからない。

しかし、もし制作されなければ、つまりオンエアされなければだが、そのときは遅まきながら勝利宣言をさせていただこうかとひそかに思っています。記事にしてて、こうやって文字にしておいて『ひそかに』もなにもないんだけど。

ただ勘違いてほしくないのは、これはわたしの勝利なのではなく、このブログにメールを寄越してくださった読者、つまり委員会の皆様の勝利だということ。それだけは改めて強調しておくのだが。

テレビをふたたび自分たちのものにと、ウソインチキのオカルトで番組を埋めつくすだけの、怠惰なテレビ局、制作者の消滅を願うわたしたちの勝利になるだろうということ。
※ この記事は音声入力で作成されたテキストをもとに構成されています。


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230705 相変わらずのダメ(心霊)番組を作り続けるTBSというテレビ局の体質
委員会の方々から多数のご報告。その中の幾人かは掲示板からの拾い物との注釈付きがあった。｢レスのほとんどすべてが『ウソだろう。現物なしならなんでも言えるな』という否定的なものばかりが並んでいる｣とのこと。

わたしもそういうことだと思う。

TBS心霊番組　“霊現象”映り込み放送一部カット　ニューヨーク屋敷「上層部の判断で…謝罪された」
　お笑いコンビ「ニューヨーク」が、4日までに公式YouTubeチャンネルを更新。6月29日に放送されたTBS系バラエティー番組「口を揃えた怖い話」について、裏話を明かした。

　霊能者や怪談師、研究家などの専門家が“口を揃えた”本当に怖い話を調査し紹介するホラー特番。深夜番組から始まりゴールデンに進出した人気特番で、ニューヨークの2人はMCを務めている。


　この番組について、お笑いコンビ「インディアンス」の2人がロケに行った部分の放送がカットされていたことを報告。屋敷は、「ちょっと結構な心霊現象が映りまして…凄い映像が映ったんですよ」と、カットされた部分の映像について言及。嶋佐も「本当に凄かった」と同調した。


　屋敷は告知のため、ツイッターに「とんでもないもの映りました」と投稿。局関係者も「とにかく見てほしい」と宣伝に力を入れていたという。だがその後、屋敷はツイートを削除。

　　理由について「オンエア2日前ぐらいに、TBSの上層部の判断で…あの、何て言ったらいいか…“映っちゃい過ぎたから、もうダメ〜”ってなって。そんなことあります？」と、幽霊がばっちり写ってしまったためにカットすることになったと明かした。

　屋敷は「一番可哀想なのは、その中継に行ってくれたインディアンスさん」といい、「インディアンス」きむは、ロケの場で「肉眼で見てしまった」という。自分のGoProで撮影していた相方・田渕章裕がその際の映像を確認したところ、ばっちり霊が映っており、インディアンスの2人は怖いながらも大興奮。屋敷も「良かった、ありがとうございます、インディアンスさん！」と、視聴者が求める衝撃映像を撮影できたことに喜んだという。

　だが、あまりにも映りすぎているという判断で、該当部分はお蔵入りに。嶋佐は「それくらいの映像だったってことだよね」と理解を示し、屋敷も「わざわざ編成の方とかが、俺らに『申し訳ないです』と。インディアンスさんのとこにも、ごあいさつに来てくださったようで…『いや、もうそれは全然しょうがないんですけど』って」と、インディアンスの2人も納得した上で、カットとなった。この対応に、屋敷は「ちょっともったいねえなっていうね、あまりにも」と残念そうにつぶやいた。

最近はコンプライアンスの問題からあまり質のよくない、心霊詐欺商法のお先棒担ぎとしか見えないようなオカルト番組、心霊番組は鳴りを潜めたものの、こういう手管を使った、口先だけのあとから言い訳のできそうな、しかも金のかからないお手軽インチキオカルト番組が出てくるから油断はならない。

委員会の何人からも同様な指摘がなされているが、要は、なにが問題かというと、テレビ局の体質の問題だろうという結論？にたどり着いてしまうのである。

だれもがアタマに浮かぶことだろうが、このTBSというテレビ局は過去どれだけのインチキオカルト番組をオンエアしてきたか。

それだけでなく、スポーツ関連番組ではヤラセや(はや回しなどの)映像加工、(関口宏の日曜朝の番組で頻繁に使われている)音声の付け足しなどインチキ槍放題のテレビ局なのである。

そしてこのような芸能ニュースに接すると『TBSの捏造体質というものまったく変わってないな、きっとこのままなんだろう』という思いを強くするのである。(つづく)



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230604 霊能者と呼ばれる人たちの正体(稲川淳二が霊能者の除霊を完全否定)

ヨシムラエイタさんからのご報告。

テレビに出演した稲川淳二氏が霊能者による除霊を否定的に語っていたとのこと。

ソースを探したのだがどうやらこれのことらしい、というかこれしかみつからなかった。
稲川淳二「除霊なんてできた人なんて１人もいない」霊能者による除霊を完全否定「ウソもいいとこ」
2023年6月2日スポーツ報知
タレントの稲川淳二が２日放送のＴＯＫＹＯ　ＭＸ「５時に夢中！」（月〜金曜・午後５時）に生出演。取り付かれた霊などを追い払う除霊行為を真っ向から否定した。

オカルト話の語り手として知られる稲川はこの日のスタジオでも「ほら、こことあそこに怨霊がいる」と指摘。その上で「簡単にお祓（はら）いとか言うけど、そんな簡単なもんじゃない。よくね。霊能者が来て、除霊、浄霊って言うけど、除霊なんてできた人なんて１人もいないですよ。除霊なんてできるはずがない」と持論を展開。

「よほど、通じる人が穏やかに落ち着いて下さいという浄霊ならできる。よく見る『カーッ！　行け！』なんて冗談じゃない。ウソもいいとこですよ。できるわけがない」とバッサリ。

「大体、霊が（どこかへ）行きゃあしませんよ」と続け、共演のミッツ・マングローブが「このスタジオにいる怨霊さんたちと付き合っていくということ？」と聞くと、「そういうことでしょうね」と返答。

「霊って、みんな、悪い、悪いって言うけど、親しくなると助けてくれるんですよ。実際、助かった話もいくつも聞いているし」と結論づけていた。
わたしは稲川淳二(敬称略)の怪談そのもののことはある種の芸、話芸として位置付けており、それをオカルトだとか糾弾したり否定したりするようなものではないだろうと思っている。

だがこうやって稲川淳二が時々テレビに出演してはつまらぬことまで言及されることに対してはある種の危惧感というものは抱いている。

こんなこと言わなきゃいいのにね、くらいのものだ。

その典型的なパターン。

そもそも論になってしまうが、仮に霊というものが存在していて、それを除霊だとか浄霊というかたちで無力化できるのかという第一論理の壁があるだろう。

人間が人間である限り、そういう霊だとかに対してなにかを行うことはできるのか、無理でしょう。

なので、その時点で、ほとんどの(自称)霊能者のすべてが(論理的には)嘘つきということになるのだろう。

できることがあるとすれば、それは、依頼者にそう思わせることだけ、つまり騙すことだけである。

つまりこの時点で(自称霊能力者のしていることは)詐欺でしょうと、わたしは断言しているのである。


さて、で、その霊能者による『除霊』という行為を否定している稲川淳二とはなにものなのだろう。わけがわからなくなる。

稲川淳二という人は、霊というものの存在は否定していない。霊というものはあるのだという前提でこういうこと、つまり霊能者による除霊は無意味だと言っているのである。

そっちのほうがよっぽど危険というのか心霊詐欺の加担行為になるのではないのかとわたしは危惧するのである。

ふたたび『そもそも論』になるが(笑)、ひとが、霊というものになにかをされて自分の身の上に良くないことが起きているのだという思い込みがあって、その自分に悪さをしている霊を取り除いたり無力化することで、からだや精神状態が良くなりたいと願ったり、今よりもよいことが起きるだろうとか期待することがどれだけわがまままというのか自分勝手な思い込みにすぎないのかを理解しないと、こういう人たち相手とはなにをどうやってもわかりあえないだろう。

私の(ここで書いているようなことや)言っていることなどその人には届かないのだろうという諦観はある。というかそれがスタート地点である。

霊能者と呼ばれるような人たちはこの世にごまんといるのだけれども、わたしには、ただのイメージプレイを相手に強いているだけの傲慢な人間にしか見えなくて困るのであるが。

どうでしょうか。


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⬇︎
230409 ヨコザワスタジオの白い手の映像について
ものすごいアクセス数の増加に対応しきれなくなっている。

特に、とんでもな勘違いをされているコメントの人が急増しているのが困りものである。

わたし個人の考えと投稿を頂く常連の委員会の皆様との間に若干の開きはあるものの、私たちがこのヨコザワスタジオものに対して『しょーもねぇ』と言っているのは…
こんな稚拙なトリックを使ったフェイクの(インチキ)オカルトものをこの令和の時代に持ち出してくる下らない連中であり、それを『本物のオカルト』とほざいている取り巻き(オカルト業界)である。

そしてそのことに気がつかないのか、本気で信じこんでいる人たちがあまりにも多いことにはある種の憂慮というものを感じているということ。

こんなのを本気で本物だと信じこむような人こそ、それこそ心霊詐欺に引っ掛かるような人なのであり、騙すやつらは心霊詐欺の犯罪者と同じだろうと言っているのである。

それとこれも騙す人たちに対して予め付け加えておくが、世間はあなたたちが思っているほど甘くはない。

テレビとかマスコミなんてのは、イマドキこんな『白い手』が出てくるからといって本気で取り上げたりはしないものなのだ。

そういうことを言っている人間をいずれ笑い者にするのが目的でなまぬるい視線で見ているだけなのだ。

オカルトの皆様方よ、いまこういうのは止めておかないと、かならずや、とてつもないしっぺ返しを食うことになるぞ。それでもいいのかね。(つづく)

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230322 スタジオに現れた白い手の映像 5

投稿常連の方たちからは評判のよくない『ヨコザワスタジオの白い手の映像』ものです。(笑)

委員会の皆様の空気はとにかく、『ビジネスのオカルトに協力してやることねぇーよ』という感じの反発が半端じゃないのだ。まあそうなるよなぁ。

しかし、これまた投稿常連のあんずさんからのメールによる情報なのだが、動画サイトで公開されたという『新作』の予告編(のダイジェスト)映像を送っていただいた。

ある意味、この『ヨコザワスタジオ』シリーズの本質みたいなものがこの『新作』には溢れかえっている。

わたしは笑うよりも先に『えっ？』みたいな唐突感に見舞われた。

(だからあんずさんからすると)もしかするとこれは不本意なことになってしまうのかもしれないが、わたしは笑ってしまったのだ。

当のあんずさんも『指の付け根に薄い膜が見えますので、白い薄手の手袋をはめているように見えます』とお書きになっているので、まあそういうことなんだろうとは思う。

私が笑ってしまうのは、被せられた女性の声(角由起子？)のとってつけたような切迫感のせいかもしれない。演技にしても下手すぎるからだ。

下手なのは女性のナレーションだけではない。その白い手の演技もあまりにも下手くそで、コインを置くと中から幽霊を思わせる白い手が出てきてコインを引きずり込む貯金箱があるけれど、あれにそっくりなんだな、動きがさ。

こうなると、ホログラムだとかプロジェクトマッピングだとか映像がどうとかじゃないでしょう、『なぜそこまで必死になるんだろう？』と首を傾げたくなる。酷い出来だ。

こんな出来の悪い『怪談』を映画にしたりとか、オカルト業界、実はものすごい危機的状況になっているのかもしれぬ、なんて。(つづきたくないなー笑)
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230315 心霊物件は存在するのか。

委員会のかたからのご報告です。

少し前のTV番組で問題になりそうなものがあったとかで、確実なソースになりそうなのがなかなか見当たらなくて、探してやっと下記のMANTANWEBというところのWEB記事を付記していだだいた。しかも某掲示板からの転載であるが、ご了承願いたい。あくまでも問題提起のための苦肉の策であるので。
遠藤久美子：住んでいた家が“心霊物件”？　「家に帰ると涙止まらなかった」　「大けが年表」も公開
“エンクミ”の愛称で親しまれた女優の遠藤久美子さんが3月8日放送のバラエティー番組「上田と女が吠（ほ）える夜」（日本テレビ系、水曜午後9時）にゲスト出演。初登場の遠藤さんは、街の女性の「お金がなくて心霊物件に住むしかなかった」というエピソードを聞いて、自分にも思い当たる節があると明かす。この日は「一度地獄を見た女」が集合。遠藤さんは「昔住んでた家が暗くて、そこにいるととっても悲しくなってきて。家に帰ると涙が止まらなかった。マズいと思って……」と謎の体験を振り返る。さらに、節目節目で事故に遭うことが異常に多いという「エンクミの大けが年表」も公開する。
2023/03/08(水)
MANTANWEB編集部

わたしはこの番組自体は観ておらず、現在はあくまでもこの番組を視聴したというご本人の報告のみである。
日本テレビ系列の過去の番組テーブルで探したのだが出てこなかった)

のっけからだが、大所から振りかざした刀で一刀両断にしてしまうと、そもそも、心霊物件なんてものがあるはずがない。

それはもう論理だけで片付けられる。

なにしろ、『心霊物件』には定義がない。定義のないものに対して、そのあるなしを論議することがまず無意味なのではないか。

これがロジカルソリューション(論理による解決提案)というものになる。それ以上のものは存在しない。

結論は『心霊物件なんてものは存在しない、心霊物件と言われるのはただの気のせいに過ぎない』で、それでオワリですな。

これ以上のことは無駄である。

心霊物件なんてのは、私は今、被害にあうような立場でもあるので無性に腹がたってしかたがないという個人的な事情でもあるのでなおのことなのだが、たとえて言うと、それこそ福島の水産業の方たちがかこっている『風評被害』とまったく同じもの、構造になっている。

根拠のない心霊の噂、風評を流すようなやつは悪いが死んでくれという感じ。死んで霊となってこちらに現れて心霊が実在するということを自らが証明きてほしいからだ。

何度となくこのブログで繰り返しているが、ドリカム的に何度でも繰り返すよ。

心霊というものは生きている私たちに対してはなにもできない。死者というものは、生きている者に対しては呪うことはできないのである。

生きている者を呪うことができるのはただ生きている者だけである。

死者の呪いを口にするは生きたものだけなのだ。しかも欲の皮がつっぱった。

死者の呪いを利用して自らの薄汚い欲望を満たそうというやつならば、この世に沢山いる。

それはわたしは何人も何十人も知っている。

近所にもいるし、恥ずかしいはなしだが、仕事仲間にも、親戚にも、かつての友人にも。

私たちがなんとかしなければならないのはそういう人間関係のほうなのではないだろうか。

2

私もかつて仙台で『心霊物件』とされていた、やたら安いアパートに短期間だけ住んだことがあった。

なぜ短期間(たしか半年)かというと、当時勤めていた会社で、本社召還が内定していたものの突然延期になったために、退去を通告していたアパートの更新をするのが逆に面倒だったので、親しかった不動産の賃貸担当者に事情を説明して紹介されたのが、『出る』と噂になっていた空きの『心霊アパート』であったのだ。

賃料が市価の約半額以下で、しかも当時は当然とされた敷金や礼金のようなものが一切かからない。

非常にお得な物件だった。築20年を越える古いアパートではあるが、管理費込みでたしかオモテ価格が六万五千円くらいなのが三万円以下で、風呂(大型ユニットバス)とトイレ(洋式と男子用のふたつ)が別、3DK(ダイニングというよりすでにリビング風の洋間)で、しかも隣室と共有とはいえ、夏ならビアガーデンでもできそうなくらい広い広いベランダつきという天国みたいな物件だった。

ケチをつけるとすれば三階建ての三階なのにエレベーターがないとか北(北西)向きで近所の林に巣を作っているカラスの声がうるさいくらい。

もしなにもなければ、わたしはその物件に住み続けたいと願っただろう。

仙台戻ってすぐのころ(2006年)に近くまで行ったついでに足を伸ばしたのだが、建物(三階建てLC軽骨)はすでに取り壊され別の鉄筋八階建てくらいの雑居ビルになっていた。

で、結果だが、わたしが住居人のころなにかが起きたかとか『遭遇』したかというと、結局はなにもなかった。

単純に、前の居住者の死が不審なものだったとかその程度のことだったのではないのか。所詮は噂に過ぎなかったことをわたしは現行居住者として証明してしまったようだ。

3

自分の体験ではないが、東京の学生時代、同級生だったかアルバイトの同僚に、この『心霊アパート』に住み続け、ついには解決までしてしまったという剛毅な友人がいた。

特に夏になると、その彼の部屋では怪現象が、相次いで起きていた。

目眩がしたり何者かが部屋の中を歩き回る音がしたり、布団で寝ていたり横になっていると耳元で囁きのようなものが聞こえたりもしたという。

それでも彼は退去することもなく約四年間その部屋に住み続けたというのだからたいしたものだ。

そして、あるとき、その怪奇現象はピタリとやみ、原因もはっきりとさせてしまったのだ。

大家なのか管理人なのかは知らないが、夏のころ、部屋の中に火災報知器をつけていった。

それからしばらくしたある夜、彼が夜中に寝苦しくなり目覚めて、体を起こしたとき、いつものような目眩と吐き気に襲われると同時に、部家のなかでけたたましい警報音が鳴り響いたのだ。

あとは面道なのでかいつまんだ説明になるが、鳴り響いた警報音は火事(煙と温度)のものでなくて、ガス漏れのときのもの(ガス漏れ検知器)だったのだ。

ガスの報知器にもいろいろあるが、彼の部屋に取り付けられたガス漏れ検知器はプロパンガス対応の部屋の床あたりにつけられるものであった。

しかし、プロパンガスは漏れていない。業者を呼んだりいろいろ調べた結果、警報音を鳴らしたガスが、なんと壁と壁のあいだの空間を伝って登ってくる、近所の大きな沼で発生した天然のメタンガスであることがわかったのである。

つまり、夏になり、沼で発生した天然の腐敗ガスの軽い成分だけが、風向きの関係などで、彼の住むアパートの外壁と内壁のあいだの一階の屋根部分(つまり一階の天井裏)から入る形になって、沼から一番近かった彼の部屋に大量に流れ込み、そこにいる人に目眩や吐き気、幻覚(幻視なのか幻聴だけなのかはともかく)をもたらしていたというオチである。

幸運だったのは火災報知器とともにガス漏れ検知器を設置したことと、たまたまだろうがそれが空気より重いプロパンガス専用のものだったとしても、床近くの壁の隙間から立ち上ぼり入っていたメタンガス類にも反応するタイプだったことだろう。

いや幸運といってよいのかそこはわからない。もし、もっと早い時期に大家なのか管理人なのか、火災報知器とガス漏れ検知器を設置しておけば(安い賃料にしないですんだという意味で)よかったということにもなるからだ。

4

まだ件(くだん)のバラエティ番組の動画みたいなものは観ていない。

誰か見れるのがあれば教えてください。

はなしはだから再び大所からのものになってしまう。

くりぃむしちゅー上田がMCの日本テレビのバラエティ番組というものについてになるのだけれども。

夜11時代のスポーツニュース番組にも当てはまるのかもしれないが、わたしがこの手の番組を避けてしまうとしたら、それはもう確実にテレビに映るくりぃむ上田を避けているからだとしかいいようがない。

おそらくは、ここまで日本テレビがくりぃむしちゅー上田を使い続けるということは、実績があるからなのだろうし、そのことに対して文句をいうようなものではないでしょう。

単に自分がチャンネルかえるとかスイッチを切ればよいだけなのだから。

送られてきたこの『女が吠える夜』という番組の内容を説明する記事を読ませていただいて感じたことは、上田がMCをする日本テレビのバラエティ番組のあざとさというのか『つくり』の部分があいかわらずだなということ。なのでつい笑ってしまった。

流れからすると、家計が苦しくて家賃の安い心霊物件にしか住めないという女性の街頭インタビューみたいなのがあって、それを受けるようにスタジオゲスト(の遠藤久美子)が『わたしも思い当たるふしがある』と語り出すのは、まあそれはよいのだけど、記事に書かれている『大怪我年表』ってなんだよという笑いにどうしてもなってしまうのだ。

最近はコンピュータソフトを使って大分安く早く出来るようにはなったが、それでもテレビ番組で使用するクリップボードなんてのは結構作るのに手間がかかる。

そんなものを用意しているということは、つまり、この番組を企画の段階で、遠藤久美子(敬称略)がインタビューを見てからはなしを振るところまでが完全なスジ、本筋であることがまるわかりではないか。

わたしはこういう番組つくりのアラみたいなのが『あいかわらずだな』と笑うというか嗤う、つまり嘲り嗤うのである。

昭和の番組かよ、と。

こんな古いつくり(のバラエティ番組)にピッタンコはまってしまうくりぃむしちゅー上田を見るのがなんか辛いのだ。

だれがこんな番組を見るのだろうと考えたのだけど、やはりお年寄りがメーンの視聴者ということなんでしょうね。
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