念願適って15ゲージ針の使用が許可され、最初の検査結果が出たので透析効率を出してみた。
血流は300ml/mで変えずに針を太くした効果を検証した。
KT/Vでは1.57⇒1.76 で0.2ポイントのアップ、気になっていたリンは6.0⇒5.0とほぼ正常範囲に下がった。(食事内容、炭カルは従来どおり)
なによりも変化を感じたのは、透析後の爽快感であろうか、身体の芯から毒素が抜けた感じで、二日空きの月曜日の透析前でもアンモニア臭は全く無く、快適である。38年目にして味わった本当の透析の味であろうか。こんな事ならもっと早くから太い針を使用すべきであった。
しかし、疑問がある。KT/Vの比較ならAPS-SAの4型の方が効率は高く、1.9〜2.0はあった筈、なのに体感的には現在の5型DZの方が気分が良い。想像だが、今まで全く抜けなかった、多分3万ダルトン近辺の大分子尿毒素が透析量が増えた結果、除去されてきたのかも知れない。
針の太さと血流の限度を考えると、
17Gでは、180ml/mまで
16Gでは、250ml/mまで
15Gでは 350ml/mまで
かな?
17Gで200ml/m以上ポンプを回しても意味が無いどころか、有害な陰圧がかかり宜しく無いようである。