2014年12月

2014年12月29日

学生連れて写真を習いにゆく

日ましに冷えてゆく東京をあとにして東北道から磐越道に入り、いくつかトンネルをくぐると見えてくる筈の磐梯山は、雪雲のなか

DSCF5893


大学の写真同好会の合宿で10月にお邪魔した風景写真 大津塾。あのとき私は顧問の立場だったが、今日は私個人として習いにきた。ただ今回は同好会の学生を伴っている。合宿当日、他の用事で参加できなく涙を飲んだ学生達だ。初対面のあいさつそこそこに、師匠(大津先生のことを私も学生もそのように呼ぶ)の説明が早速はじまる

DSCF5895


説明の内容は撮影の基本のひとつ、露出について。学生のカメラはニコンFEに統一した

DSCF5898


このカメラ、基本は自動露出(AE)なのだがシャッターダイヤルを操作するとマニュアルでも撮れる。そのとき、内蔵露出計で測った明るさがファインダー左側に黒針で、設定したシャッター速度が緑針で出てきて、その差がどのくらいあるのかが感覚的に判る。そこで今回は、これを利用してマニュアル測光での撮影を指導していただく

R9322402


師匠の説明を必死にメモ取る。日常の学習も、かくありたい

DSCF5899


学生を連れてこれたのは、大津塾で学割制度が始まったから。学生ならば特別価格で教えてもらえる。きっかけは、10月のこの合宿から。師匠は若いひとの豊かな感性と理解の早さを知り、彼らに写真を通じてものの見方や表現の仕方を伝えることに熱意を持つこととなった

R9321898


さて撮影に出よう。フィルムを詰める。今回、全員が初めてのリバーサルフィルム。そうそう、三人とも写真はじめて1年以内だよね

DSCF5902


低くなりつつあるひかりを使います。「ここでは、これが主役になりますね」

DSCF5909


師匠手持ちのデジカメで撮ってみせ、露出の決め方や画づくりについて丁寧な指導がはじまる

DSCF5915


小生は、少し離れて独りで撮影。いじいじ

DSCF5912


陽が落ちてきました。場所を変え、雄大な光景を、そのときのひかりを使って、どう見せてゆくか、カメラが測った明るさ(黒針)と自分が設定している露出(緑針)の差をどのくらいにするか、どうしてそんな差が出るのか、どうしてその差を出すのか、実践の場での師匠の説明と指導が続きます

DSCF5921


更に、川面が見える橋の上に場所を移し、熱心な指導が

DSCF5923


暗くなるまで続きました

DSCF5928


師匠宅に戻り、交代で入浴しているあいだに、作品を個別に観てもらいます。これがもっとも上達になると思う

DSCF5930


12月上旬におこなった写真展の作品も評価してもらいます。合宿を経て部員の表現力は著しく伸びました。これは合宿に参加しなかった部員にも波及し、手前味噌かもしれないけれど写真展のレベルは少し誇っていいと思っている

DSCF5931


拙作の評価も・・・コンテスト応募レベルの作品が何点かありました

DSCF5780


そしてやってきました。この夕食。三人から歓声があがります

DSCF5933


「お母さん、このお鍋、どうやって作るんですか」写真教室のみならず料理教室も

DSCF5936


さて翌朝、師匠が予定していた撮影ポイントに向かう途中、昨夕に訪れた橋にさしかかると、川面からモヤが立っていました。急遽、撮影開始

DSCF5937


朝の素晴らしいひかりのなか、日頃観られない光景に感動しながら撮影が続きます

DSCF5941


スノーシューを履き

DSCF5946


慣れぬ新雪の道をすすむと

DSCF5949


水草に降りた霜の結晶が迎えてくれます。小生、ここでフィルム1本を消費

DSCF5951


雪は万難を隠すというけれど、冬にしか見られぬ光景のかずかずがそこかしこに。おそらく普通の撮影ツアーじゃあ、誰でも通り過ぎるこんな場所には行かないだろうなぁ

DSCF5952


最初にクルマを降りた場所で2時間、じっくり撮影を楽しみました。これぞ風景写真の醍醐味じゃないか。そそ、ここも通りすがりに見つけた樹木。この「なんでもなさそうなところで被写体を見つける目」が作品づくりに必須と思う。小生、いま最大の課題がこれであり、昨晩師匠に鋭く指摘された

DSCF5953


さて今日の目的地、五色沼に到着。雪道をゆきます

DSCF5955


山あじさいの、はかないすがたも、作品になることを示してくれます

DSCF5956


「広角レンズで寄ってみよう」。動物の足跡も、作品に仕上げます

DSCF5960


雪面のうねりに落とす影すらも

DSCF5979


光の捉え方、主役と脇役の見せ方、表現意図に沿ったレンズの選びかたと露出の決め方やピントの合わせ方。裏磐梯には滅多に訪れない好天のもと、3人は本当の風景写真の創り方、更にものの見方についてたっぷりと学べたようです

DSCF5970


ひとり2本撮りました。いつも小生がお願いしている赤坂のプロラボは年明けからやってます。現像あがりが楽しみ

R9322400


「もうひとばん、居たいよー」。次はもっと、教えてもらおうね

DSCF5964


帰路の車中、「もうオート撮影はありえない」が合い言葉になりました

aki_miz at 12:02コメント(0)トラックバック(0) 
写真道 | お仕事(教員)

2014年12月28日

撮影機材のかずかず

先日、学内の画像系のコンテストで拙作を出したら賞を貰ってしまった・・

R9322258


応募規定には学内だれでも、とあったのだが実質的には学生主体。それなのに教員がいただくなんて、おこがましい限りだが受賞名目を見て納得した。

これを知ったカメラ好きの職員から「何使ってるんですか」と問われたので、ここでご返答しておきましょう。いささか長いしヲタク度が高いから多くのひとに時間の無駄を強いるので心が痛むが

まずは、使ってて相変わらず楽しい、トヨフィールド45Aというカメラ。でも一般に「カメラ」と称すればレンズとボディとフィルムまたは画像処理機構が一体化させたモノを示すから、正確には「組立暗箱」というボディだろうか。この画像ではレンズが付けてあるが、運ぶときは付けていない

R9322273


詳しくは「フィールドカメラ」で調べてみられたし。またはこのブログで過去にこのカメラを使う状況をココに書いたっけ

で、この「組立暗箱」で写真撮るには、まずレンズが必要。いっときは10本所有していたが、写真の師匠に相談しつつ売ったり別のを買ったりして7本になった

R9322264
フィルム終焉まじか、なかんずく大判なんて誰も手を出さないと言われつつあるのに、ヤフオクで売った数本のレンズはいずれも買った値段より高値が付いた。どうしてなんだろ

出番が多い3本。手前から「ワイドアングルコンゴー90ミリ」「コマーシャルコンゴー210ミリ」「ニッコールM300ミリ」。「コンゴー」なんて多くのひとは知らないと思うけど正しくは「山崎光学研究所」と言い長年大判レンズ専門でやってきた。しかし大判用のシャッター製造が中止されたのを理由に昨年営業を終了した。
この3本とも、深くまで絞り込め、コンパクトでアオリも大きく、そしてよく写る。いつか、雑誌コンテストで受賞したら誌面に「コマーシャルコンゴーを使用」なんて出してみたい

R9322269


もうひとつ、撮るためにはフィルムが必要。小生はロールフィルムを常用している。これを入れるフィルムホルダーは、これだけある

R9322259


6×9サイズが3個。うち1個はモノクロ専用とし、残り2個は素早く入れ換えできるよう、交互に使う。6×7サイズは3個。そのうち2個は6×9同様に交互に使うか、モノクロとカラーを入れておく。そして残り1個は、このようにフィルム直前にアルミ片で作り黒く塗装したマスクを入れて6×6専用に改造してある

R9322262


小生は圧倒的に縦位置の撮影が多い。子供のとき初めて持ったカメラが親父の「オリンパスペン」で、これはハーフサイズだから縦位置が通常。その癖が残っているのではないかと思うくらいだ。多くのひとが主に横位置で撮る(らしい)ので、何だか写真の可能性の半分くらいを見捨てているようで、これはイカンと思っている。
ただ最近、6×6、すなわち正方形で構図を考えることに大変興味が出てきた。見せたいところが強調しやすく、そして緊張感漂う、ましかくの作品

西丹沢
(クリックすると大きな画像)
手前からむこうまで、ビシャーッとピント合っているでしょ。アオリの効果なのです

撮るとき大切なフレーミングやピント合わせのこと。このカメラは後面に付いているピントグラスというガラス面に像が逆さに映るので、それみて決める。その像は大変暗いので、王道は冠布という黒い布をかぶってまわりの光をさえぎるが、屋外だと大変煩雑で、夏は大層暑いそうな。そこで小生はうしろにこのように接眼レンズが付いたフードを付けて見ている。広角レンズ以外ならこれで何とかなるし、フィルム面を直接見ているので不安感をもたらす視差(パララックス)や画面周辺が欠けて見える現象(ファインダー視野率の低下)は起こらない

R9322274


一時、このようなレフレックスファインダーを付けていた。これだと左右は逆だが上下は正立像が見えるし、ローアングルには有効なのだが、おりたたみ式なので壊しそうなのと、標準〜望遠レンズ主体なのでローアングルの可能性が低いため、いまは使っていない

R9322275


写すサイズによって、当然ながら写る範囲は異なる。そこでピントグラスに写る範囲を示すマスクを自作してかぶせている。過去には黒い厚紙や柔らかい下敷きを切って試してみたが、いまはこれ。商品名は、たしか「ライトエヴァシート」の1ミリ厚。東急ハンズで見つけた。6×6、6×7、6×9それぞれピントグラス中央を合わせ写る実寸に切り抜けばOK。範囲のフチに黒い線を入れれば見やすくなり、そして写らない部分には何があるかが透けて見えるので便利。ところで右手前にあるのは6×13のパノラマサイズのマスク

R9322276


これは4×5のフィルムの上下に、未露光で現像されたポジフィルムから切ったフィルム片を、写る幅が56ミリになるように入れマスクさせると6×13サイズとして撮影できる

R9322278


このトヨビュー45Aというフィールドカメラ、もともとは4×5(インチ)という大判サイズ用なので、それより小さな6×9(センチ)以下で使うにはボディやレンズとも勿体ないことになる。しかし拙作の6×9サイズ作品を全倍(600ミリ×900ミリ)に大伸ばしして画像の乱れが全くないことが分かった。それだけいまのフィルムが進化したということか。

R9321187



そんなんで4×5で撮ることは、まずしなくなった。そこでお遊びとしてこのようなパノラマサイズで撮るときのみ、4×5フィルムの出番となった。たまーに、こんなん撮って喜んでます

八ヶ岳遠望
(クリックすると大きな画像)
大好きな八ヶ岳。大判フィルムがもたらす、この精緻感がネットを経て伝わるだろうか

さてそれ以外に必要なのを紹介。まずピント合わせに必須なルーペが右側。ピークのアナスチグマットルーペの7倍のを使っている。まったくひずみがない。左にあるのはズームファインダ。これで大まかなフレーミングとレンズ選択をする。目が遠くなってきたので選ぶレンズは色シールで判るようにしている

R9322272


たまに使う、偏光フィルタやクローズアップレンズなど。方位磁石は太陽や月の出入り方向を予測するのに使う。夜明け前や日没後は1分以上の露光がしょっちゅうあるのでタイマーを使う。以前、ルーペを忘れて大変困ったことがあったので予備のルーペも持っておく

R9322271


偏光フィルタ以外はスローシャッター用に数種類のNDフィルタと、街の夜景を効果的に撮るための色フィルタを持つが、すべてシートタイプにしてある。またハーフNDフィルタはハードタイプとソフトタイプの二種類を持つ。なおフィルタ径はすべてのカメラで67ミリまたは52ミリのどちらかで統一するようにしている

R9322270


これらをハードケースに入れて

R9322335


そのまんまバイクにくくりつけられるし

DSCF3997



止まってすぐに撮ることができるし

DSCF4001



背負子にくくりつけ歩行で撮影も可能。重量は約15キロ

DSCF4011



さて次なる機材はマミヤ7。これもいっとき、超広角(21ミリ相当)、広角(32ミリ相当)、中望遠(75ミリ相当)、望遠(105ミリ相当)の各レンズを揃えていたが、ついぞ超広角レンズは使いこなせなかった。また望遠レンズは距離計に連動していないため、シビアなピント合わせができない。そこでまた写真の師匠に相談のうえ、いったん中望遠以外は全部売り、あらためて広角(24ミリ相当)と標準(40ミリ相当)を入手して、現在は広角・標準・中望遠の3本だけにしている

R9322282


ところで風景写真は、足場が悪いところに三脚をたて撮影することがある。たとえばカメラの前面に自分が回り込めなかったり、カメラの左側に立ったら右側に移りにくい、ということがある。またタイミングを逃さないよう、セッティングには最小限度の時間で完了させたい。そこでこのカメラには小さく手を加えている。まずレンズ交換のための指標。もともと、ボディ右側の前面だけに白い点が付いているが、左側前面と側面に白点を塗り、対向するレンズには三角形の指標を入れた。これで先にカメラボディを三脚に載せたあと、レンズの装着が容易になった

R9322284


レンズ交換時や装着直後は、ボディにある遮光幕の操作がこのカメラでは必須である。これらはボディ下面にあるので、分かりやすいように指標を入れ、暗いところでも見つけやすいよう操作つまみなどは白く塗った

R9322287


暗いところで判りやすくするため、シャッターのB(ハルブ)には白点を塗り、ケーブルレリーズソケット位置が分かり易いように案内線を塗り入れた

R9322292


このカメラは広角撮影でよく使う。そこでローアングル撮影のため、もとあったアイピースを取り、替わりにニコンのアイピースを削ってボディと広角用ファインダに接着した。これでニコンのアングルファインダが使えるようになった

R9322289


装着すると、こんな感じ。ボディには標準レンズを付けているところだがフィルタ径を67ミリにするためステップアップリングを入れている。そのためフードは汎用品を用いているが距離計ファインダに干渉するので、その部分は切欠きを入れている

R9322294


アクセサリシューは1個増設した。理由は広角撮影(広角用ファインダを使う)で偏光フィルタを使うとき、左側の丸い偏光ファインダを付けるため

R9322298


このファインダを覗きながらリングを回し偏光効果をみる。上に値が出ている

R9322300


決定した値をレンズ前面に付けた偏光フィルタと同じにして撮影する

R9322301


露出(スポット露出計)は、偏光ファインダを経て測る

R9322302


マミヤ7は電気式。寒冷地では外付バッテリーケースから供給する。このアクセサリ、入手に苦労した

R9322303


マミヤ7のボディ、実は半ジャンク状態のをヤフオクでゲット。直後にオーバーホールに出したはいいが、雨のなか数回使い動作不安定にしたり山道で転倒して距離計を壊したりして、マミヤのサービス部門に数回お世話になった。そして昨年9月、サービス部門のすすめで内部基板や主要機構パーツの全取り替えをおこない、以後トラブルは無い

R9322285


レンズ3本とボディなどをロープロの小さめなケースに入れる。重量3.6キロ。ボディとレンズはいつも分離させて収納する。あらかじめ付けていたレンズが撮影意図に合うことは少ないからだ

R9322297


さて最後はニコン。中判ばかりで撮り続けてきたが、最近になって35ミリも積極的に使いだすようになった

R9322304


きっかけは、今年11月に行った上高地。ここに入るにはバスかタクシーしかなく、折角の上高地なのに中望遠どまりのマミヤ7では心もとない(達人ならば、「持ってるレンズで撮るものだ」と言われるが、まだ自分はそこまでいっていない・・)。しかし重量15キロあるフィールドカメラ一式(更に後述の三脚含めると21キロ超える)を路線バスに乗せ、それはまぁなんとかなるにせよ、上高地で10kmは歩く予定だ。テント登山なら、そのくらい背負ったまんま歩き通すことは経験上できるが、撮影のたび背負子を下ろし、また担ぐのは体力を消耗する。そこで意を決し、古くから使ってきたニコンを大きめのカメラバッグに入れバスに乗った

DSCF5687



私の目標、とおうか、アコガレは、絵画のような写真を撮ること。6時のバスで上高地に入り14時のバスで帰路に着くまで、36枚撮りフィルムを3本消費し、目標に近づいたかなと思う1枚が得られた。早速コンテストに送ったため、ここですぐに紹介できないが、判ったことは、作品は機材だけで撮るものではないという、ごく当たり前のこと

DSCF5690


そして作品づくりで大切なことは被写体を見つけるフットワーク。35ミリの小型カメラが、あらためて教えてくれた

DSCF5736



使っているのは機械式のF2。もう40年以上前のボディ。ノスタルジックとか、こだわりとか、そんな理由で使うのではなく機械式だから使う。大学時代、軽さと小ささで売り出したオリンパスOM−1を買おうとしていたら、大学に出入りしていたカメラ屋のオヤジが言下に「F2にしなさい」「重くて大きいよ」「重いほうがブレません」。以来ずっと身近にあり、一昨年はじめてオーバーホールに出した。たまに裏切ることがあっても二度同じトラブルは起きない。先日も、伊豆で土砂降りのなかスローシャッターがきかなくなったが、乾かすと正常に戻った

DSCF5828


これもマミヤ7同様、細かく手を入れている。どれもマミヤ7同様、撮影時に確実に素早く操作できるようにするためだ。まずスローシャッター。2秒以上の場合、セルフタイマーを使って実現するのだが、もともとの表示が小さいので表皮の一部を白く塗り赤い文字で目盛りを入れた。これは2秒にセットしているところ

R9322305


マミヤ7同様、レンズ交換指標は反対側の前面と側面にも入れ、同様にレンズにも入れた

R9322306


ボディキャップにも、分かりやすく指標を大きくいれた。それにしてもレンズ脱着からピント、絞りに至るまでマミヤ7と回転方向が反対なので一々閉口する

R9322314


ファインダは露出計内蔵のフォトミックを付けている。もっぱら、露出は外部の露出計を使うため内蔵露出計の出番は滅多にないが、フォトミックファインダにしておくとファインダ内にシャッター速度と絞り値が表示される。足場が悪いところだと、レンズの絞り環そのものを見るのが困難なことがあるからだ。またこのファインダは上面が平らなので、アクセサリシューを強力両面テープで貼り付けてある

R9322308


その用途は、マミヤ7同様、偏光ファインダを付けるため。ただし一眼レフであるため、偏光効果はレンズに装着した偏光フィルタを操作することでファインダ越しに直接確認できるが、問題は露出を測るとき。レンズ面にある偏光フィルタの数値を偏光ファインダに移し、あとはマミヤ7同様、偏光ファインダ越しに露出計で計測する

R9322309


ファインダ視野率100%、すなわちファインダで見えてるところだけが全部写るというのも機械式とあわせ信頼感につながる。そして、このマグニファイヤを用いてピントをしっかり合わせている

R9322315


最近、このファインダに改造をほどこした。ファインダをバラし露出計の電源回路から線をとりだして

DSCF5866


暗いところでもシャッター速度と絞り値がファインダ内で確かめられるように、イルミネーターを自作してみた。シャッター速度表示の採光部にこうしてLEDを貼り付けて

R9322394


絞り値はここに貼り付けたLEDから光をもらう

R9322395


指でしめしたところにスイッチを貼り付けた。こうしておくと露出計のON/OFFに連動するので、巻き上げレバーを引き出すとイルミネーターが点灯する。ファインダはテープだらけになってしまった

R9322399


マミヤ7同様、ボディとレンズは分離させて持ち運ぶ。持つレンズは24ミリ、35ミリ、85ミリ、135ミリ、300ミリそして1.4倍のテレコンバータ。重量5キロ

R9322316


そしてこれら3つのカメラ共通で忘れてはならない、外部露出計、スポットメーターた。最初、ケンコーのKFM-2100(画像右)を新品で買い、次にセコニックL−558(画像左)をヤフオクでゲットした。
露出計といえはセコニックというくらい、メーカーとしては定番だ。セコニックのは防滴構造で、測定限界はセコニックのほうが1段階、暗いところまで測れる。しかし私はケンコーのほうが使いやすいと思っている。もともと付いていた入射光受光部を外して背を低くし、左右どちらのボタンを押しても反射光計測できるように改造したこともあるが、ファインダーから見える視野がセコニックより明るくそして広い。つまり対象となる計測点が見つけやすいのだ。単三電池1本ということと、軽いというのも良い。山行をはじめとして散々酷使してきたので、予備機としてもう1台入手したいくらいだ

R9322280


セコニックのは気温が下がってくると液晶表示の一部が黒くなる

DSCF5749


さて最後は三脚。左はスリック プロフェッショナル2に雲台はマンフロットの410。右はスリック UL−104に雲台は梅本製作所。UL−104は山行のため購入した

R9322318


マンフロット410はギア式。微妙な調整ができるのが特長。師匠が教えてくれたのだが、こんな雲台があるなんて、知らなかった。いまやなくてはならない

R9322319


プレートはここで紹介した3台のカメラと、ニコンの300ミリレンズ用に用意してある。そのうちマミヤ7用(画像中央)とニコンF2用(画像左)はプレートを一部切ってある。どちらも、雲台との接触面積に変化は無い

R9322317


切った理由は三脚に載せたままフィルム交換ができるように

R9322323


ギア雲台の欠点は、仰角(上を向く角度)が大きくとれないこと。これが限界

R9322320


しかしカメラをプレート上で反転させて・・・

R9322321


雲台自体を前後反転させることで、こうして真上まで向けることができる

R9322322


この雲台、ノブが渋くなり、またガタが目立つようになったため、バラしてグリスを入れ換えたところ、多少スムースになった。ガタは解消されなかったが、ブレの原因にはならないようだ

DSCF5795


いまや三脚はカーボンで軽量化の時代。オールアルミのスリック プロフェッショナル2は前時代のモノかと思いきや・・このどっしり感が頼もしい。そしてスリット入りパイプなので上下の脚を締めたり緩めるとき供回りしないし、少し緩めるだけで脚は自重で下がり、少し締めるだけでピタリと止まる。これら確実でムダが無い操作性が信頼感をもたらす。いまのところ他に換える理由は見当たらない。

R9322329


ただ、もう少し高さが欲しいとき、ホームセンターで買った3ミリ厚のステンレスプレートを根元のストッパー部分に差し込むと脚の開く角度が狭いまま固定されて

R9322326


10センチ少々、あがる

R9322327


このとき、この小さな脚立が便利

R9322328


だからプレートと、カメラの向きを変えるためのドライバは三脚からいつもさげている。機材はまず、ボディにこだわり、次にレンズ、最後は三脚にこだわるというが、その通りだと思う。次はハイアングルが狙える三脚を真剣に考えている

R9322330


番外。
大学の写真同好会の学生の貸し出し用に、ニコンFEと、それに伴い単焦点レンズ(ズームでは上達しないと学生たちに言っている)を飲み代を節約がてら買っている。ニコンは古いレンズでもあらゆる世代のボディに付く。いわば資産になるので何本でも欲しい

R9322312


ニコンFEあたりの古いボディは壊れるとパーツが無いので再起不能になることが多い。ヤフオクでの入手がほとんどだから中には最初からおかしなボディが含まれることがあるが、それも条件で落札しているから仕方ないと思っている

R9322313
大学にも、あと5〜6台はあった筈

そそ、デジカメはあるかというと・・・

R9322332
いつもはリコーGRD2、山行や荒く使われそうなときはオレンジ色のフジXP150。冬の山行にと買ったフジX10(ズームリングの回転で電源投入ができるため厚い手袋していてもOK)は、半ば休眠状態

そしていつかは、これらを提げてのんびりと歩きたいものです

R9322331


aki_miz at 00:30コメント(4)トラックバック(0) 
カメラ 

2014年12月25日

母校詣で

年に数回、恩師のもとに通う

DSCF5871


学生指導のこと、研究領域のこと、他の教員との意思疎通や連携、論文作成にあたってのポイントなどなど、今回もさまざまなことについて教わる

DSCF5873


恩師もまた、私の教員活動を通じ知見を広めてゆかれるようだ。それにしてもありがたい

aki_miz at 16:31コメント(0)トラックバック(0) 
お仕事(教員) 

2014年12月21日

伊豆通い

伊豆に紅葉を追っていた。発端は、昨年撮った、これ

伊豆 湯ヶ島
(クリックすると大きな画像)

天城峠に至る道、浄連の滝の少し手前にある湯ヶ島の集落で見つけた、見事な紅葉。手前の白い樹木が良いアクセントとなっているが、ひと工夫を師匠に言われていた。

伊豆の紅葉は遅い。東京ではすっかり葉を落とした頃を見計らって夜のうちに発ち、現地で明けるのを待っていて、姿をあらわしたら・・手前の樹木は葉まだ保ち、そして紅葉とまでは至っていない。

DSCF5781


雨が本降りになってきた。天城峠の手前にある滑沢渓谷で深まる紅葉を追う

DSCF5784


土砂降りのなか、川面に

DSCF5786


うーん、レンズに水滴が付いたまんまだ

滑沢渓谷_1
(クリックすると大きな画像)

雨のなかではジャバラの大判カメラや電気じかけのマミヤ7は使えない。まったく電気使わないニコンF2は多少の不調が出るものの動き続ける

DSCF5790


ちょっと色がキツいかな

滑沢渓谷園地
(クリックすると大きな画像)

翌週、また早朝に再訪

DSCF5834


手前の樹木は枯れたが、しかし紅葉まであと一歩

DSCF5833


そのまま帰るのは惜しいので、1時間ほど走り、東伊豆にある「シラヌタの池」へ

DSCF5823


ココのモミジも、あと一歩だ

DSCF5829


しかし数枚、撮ってみる

DSCF5826


三週め、2台構えで明るくなるのを待った

DSCF5847


よしっ、ととのっている。しかし昨年より赤みが薄い

DSCF5848


旧天城トンネルへ

DSCF5850


これはトンネル内で昨年撮ったが、もっとチカラある作品を求めてきた

旧天城トンネル
(クリックすると大きな画像)
思い切り絞るので1枚撮るのに10分近くかかる。おさえの撮影を含めるとトンネル内に1時間は居続ける。吹き抜ける風が滅法冷たい

河津の手前の集落で面白いカタチの銀杏を発見。初冬の低い日差しを受けて輝いている

DSCF5851


そしてまたまた、シラヌタの池。ここに通いはじめて2年半、20回は下らない。ようやくこのモミジのピークに出会えた

DSCF5853


帰路、もういちどあの集落の紅葉へ

DSCF5858


日没後の蒼いひかりを求め、あたりが真っ暗になるまでシャッターを開け続けた。露出計はとっくに反応していない

DSCF5857


さて、今月はこの雑誌の発行月

R9322392


また一次予選を通過。これで受賞辞退を含め4回連続だ

R9322391


通過した作品が、これ。5月に西丹沢で撮ったっけ

新緑を告げる
(クリックすると大きな画像)

入賞するのは、いつになるやら

aki_miz at 00:30コメント(0)トラックバック(0) 
写真道 

2014年12月16日

写真展の終了

一週間続けた。学内の方々のほか、街ゆくひと、業界のかた、そのほか・・見知らぬひとに見てもらうという不思議な体験

R9322338


感想を書いてもらったノートを見るのが楽しみ。250名が来場されたそうだが、これは多いのか、少ないのか

R9322341


片づけ終了。ご苦労さま

R9322384


積み込んで、写真展は終わりました。また来年、やるぞ!

R9322390


aki_miz at 22:24コメント(0)トラックバック(0) 
お仕事(教員) | 写真道

2014年12月11日

写真展の開始

ここ数週間、写真同好会の部員達は大忙し

R9322036


フィルムで撮った部員はスキャナで慎重に読み込ませ

R9322030


表現意図に合わせて色合わせ

R9322037


次第に、作品が揃ってきました

R9322213


前夜に会場に搬入し、今日は朝から展示の準備。まずは並べてみて

R9322218


壁にクギ打ち

R9322220


作品をさげてゆく

R9322225


タイトル、撮影日と場所、そして作者を貼り

R9322223


磨きをかけてゆきます

R9322227


小生の作品は、この場所に。何せデカいからなぁ

R9322231


写真の開祖、上野彦馬と本学の関係も紹介します

R9322235


展覧会らしくなってきたぞ

R9322229


準備完了。やれやれ

R9322245


店頭にもポスター出してもらって・・今日から一週間、いよいよ写真展のはじまりぃ

R9322254


aki_miz at 22:13コメント(2)トラックバック(0) 
お仕事(教員) | 写真道
月別アーカイブ