2019年02月16日
このオレがぁ?
昨年晩秋の頃からだったろうか、朝起きて、なんにもする気がおきない。そして決まって昼すぎ、猛烈な疲労感に襲われる。

熱はないんだよなぁ
とにかく眠りたい。何度も眠ってしまう。早く帰ってきたら床について、翌朝とんでもない時間まで眠っている。
もうこんなトシなのだから、持病のひとつもある。いわゆる生活習慣病というやつで、ほうっておくと少しずつ悪化する。だから主治医の指示のもと毎日の服薬、自主的に月に一度の登山(これは効果的)、そして二カ月ごとの血液検査は欠かせない。その二カ月ごとの検査のとき、思い切って主治医に告げてみた。
静かに聞いていた主治医、血液検査の結果を見るとすぐに「あのねぇ、仕事抱え込んでない? ストレス溜まってるよ。処方しとくからね。ちゃんと飲みなさい」
いつものに加えて貰った薬に、こんな解説があった。

鬱病の薬ではないか。
IT屋時代、これで休む社員をしばしば見たし、対応もした。いや、対応をしないようにした、というのが正確なところ。もともとそんな感じのする社員もいたけど、そうでもなさそうなのが罹ってしまって、決まって出てくる言葉が「え、アイツが?」だ。
数年前はそのときの仕事仲間も罹ったそうで、復活した本人いわく「いやぁ、オレがかぁ?と思ったよ」
私もまさに「このオレがぁ?」と思ったが、まぁ医者の診断だからそうなのだろうと受け入れるしかない。指示された通りに薬を飲み続けつつ、主治医の言っていた
「仕事、抱え込んでない?」
を反芻すると・・・本業の教員は、まぁあいかわらず色々あるけど特に煩わされることは起こっていないはず。しかしこれまでと全く違うことをしているといえば・・・
日本学生写真部連盟

これの立ち上げだ。気質もしきたりも考え方も全く異なる各大学の学生、そのなかで立ち上げに関わる学生は個性が強い。業界との接点役を担うふたつの写真雑誌も真剣だ。時間軸と価値観が全く異なる学生達と出版界の両方の違いを認めつつ、どちらにも動いてもらわねばならない。もう、みんな、あとには引けない・・・設立の準備がすすめば、すすむほど、退路が次第になくなってゆく。
山にも、撮影にもずっと行っていない。行く気になれないんだから仕方ない。休んでいても双方からの問題提起の対応やら超のつく深夜に及ぶ会合やら(編集者はおしなべて夜型が多いし、学生についてはいわずもがな)・・・・他に誰も大学関係者は居ないのか
やっぱり、仕事、抱え込んでるんだぁ
医者はこうも言ったなぁ。
仕事、他人に任せさいよ。そんで、楽しいこと、やりなさいよ
最近の内科医はココロの病いまで踏み込んでくれるのね。
ココロの病いになっても腹は減る。コメはドンキが安いから久々に行ってカバン売り場の横を通ったら、ひとつのトートバッグが眼に入った。
これ、カメラバックになるかも。
ソッコーで買って帰宅しましたね。案の定、ミラーレスカメラ1台とハッセルブラッドのボディそしてレンズ3本、中判フィルム10本、フィルターやらフィルムマガジン、予備バッテリー、更に読みかけの新聞やら滅多に使わんカードで太った財布やらメガネケースやらペットボトル、手袋、折り畳み傘などなどがちまちまと入り重いけどショルダーバッグとして撮影おあつらえセットの出来上がり。

ニコンのレンズキャップ、外しやすくはめやすいので、これで統一
薬の効果も出てきたのか、いい塩梅のバッグが出来上がったのが良かったのか、今年に入って撮影に出かけるようになりました。といっても前夜クルマで出て車中泊して夜明けを狙うとかの苦行じゃなく、朝起きて、家の用事やって、大学や連盟のことやって、こうしてやること全部済ませて昼からふらっと電車乗って適当な街に降りて気ままに撮る。受賞ねらいではなく撮りたいものを撮りたいように撮る。

夕方まで撮る

電車で行くんだから、これは絶対に欠かせません

美味い寿司は塩で食すに限ることを覚えた
なんとまぁ、現金なもので朝の無気力、昼の疲労感どこへやら。学生写真部連盟の発足に合わせたように、なんか脱出した感じがあります。


熱はないんだよなぁ
とにかく眠りたい。何度も眠ってしまう。早く帰ってきたら床について、翌朝とんでもない時間まで眠っている。
もうこんなトシなのだから、持病のひとつもある。いわゆる生活習慣病というやつで、ほうっておくと少しずつ悪化する。だから主治医の指示のもと毎日の服薬、自主的に月に一度の登山(これは効果的)、そして二カ月ごとの血液検査は欠かせない。その二カ月ごとの検査のとき、思い切って主治医に告げてみた。
静かに聞いていた主治医、血液検査の結果を見るとすぐに「あのねぇ、仕事抱え込んでない? ストレス溜まってるよ。処方しとくからね。ちゃんと飲みなさい」
いつものに加えて貰った薬に、こんな解説があった。

鬱病の薬ではないか。
IT屋時代、これで休む社員をしばしば見たし、対応もした。いや、対応をしないようにした、というのが正確なところ。もともとそんな感じのする社員もいたけど、そうでもなさそうなのが罹ってしまって、決まって出てくる言葉が「え、アイツが?」だ。
数年前はそのときの仕事仲間も罹ったそうで、復活した本人いわく「いやぁ、オレがかぁ?と思ったよ」
私もまさに「このオレがぁ?」と思ったが、まぁ医者の診断だからそうなのだろうと受け入れるしかない。指示された通りに薬を飲み続けつつ、主治医の言っていた
「仕事、抱え込んでない?」
を反芻すると・・・本業の教員は、まぁあいかわらず色々あるけど特に煩わされることは起こっていないはず。しかしこれまでと全く違うことをしているといえば・・・
日本学生写真部連盟

これの立ち上げだ。気質もしきたりも考え方も全く異なる各大学の学生、そのなかで立ち上げに関わる学生は個性が強い。業界との接点役を担うふたつの写真雑誌も真剣だ。時間軸と価値観が全く異なる学生達と出版界の両方の違いを認めつつ、どちらにも動いてもらわねばならない。もう、みんな、あとには引けない・・・設立の準備がすすめば、すすむほど、退路が次第になくなってゆく。
山にも、撮影にもずっと行っていない。行く気になれないんだから仕方ない。休んでいても双方からの問題提起の対応やら超のつく深夜に及ぶ会合やら(編集者はおしなべて夜型が多いし、学生についてはいわずもがな)・・・・他に誰も大学関係者は居ないのか
やっぱり、仕事、抱え込んでるんだぁ
医者はこうも言ったなぁ。
仕事、他人に任せさいよ。そんで、楽しいこと、やりなさいよ
最近の内科医はココロの病いまで踏み込んでくれるのね。
ココロの病いになっても腹は減る。コメはドンキが安いから久々に行ってカバン売り場の横を通ったら、ひとつのトートバッグが眼に入った。
これ、カメラバックになるかも。
ソッコーで買って帰宅しましたね。案の定、ミラーレスカメラ1台とハッセルブラッドのボディそしてレンズ3本、中判フィルム10本、フィルターやらフィルムマガジン、予備バッテリー、更に読みかけの新聞やら滅多に使わんカードで太った財布やらメガネケースやらペットボトル、手袋、折り畳み傘などなどがちまちまと入り重いけどショルダーバッグとして撮影おあつらえセットの出来上がり。

ニコンのレンズキャップ、外しやすくはめやすいので、これで統一
薬の効果も出てきたのか、いい塩梅のバッグが出来上がったのが良かったのか、今年に入って撮影に出かけるようになりました。といっても前夜クルマで出て車中泊して夜明けを狙うとかの苦行じゃなく、朝起きて、家の用事やって、大学や連盟のことやって、こうしてやること全部済ませて昼からふらっと電車乗って適当な街に降りて気ままに撮る。受賞ねらいではなく撮りたいものを撮りたいように撮る。

夕方まで撮る

電車で行くんだから、これは絶対に欠かせません

美味い寿司は塩で食すに限ることを覚えた
なんとまぁ、現金なもので朝の無気力、昼の疲労感どこへやら。学生写真部連盟の発足に合わせたように、なんか脱出した感じがあります。


コメント一覧
2. Posted by miz 2019年02月19日 23:40
おお、ひさしぶりぃ
そうなんですよ。その、「まさか」なんですよ。
親がそうなった経験者によれば、加齢とともに減少する体内物質を薬で補給するようなもんだ、とも言われてしまいました。そんなんかなぁ、とも思ってしまいますが、まぁ、こうして生きています。
ご心配おかけしてすみません。
そうなんですよ。その、「まさか」なんですよ。
親がそうなった経験者によれば、加齢とともに減少する体内物質を薬で補給するようなもんだ、とも言われてしまいました。そんなんかなぁ、とも思ってしまいますが、まぁ、こうして生きています。
ご心配おかけしてすみません。
1. Posted by jo3jye/3 2019年02月19日 20:37
お久しぶりです。
更新ペースが妙に空いているように感じていました。まさかと思いましたが…その、まかさだったととは。
最近はこころの健康をどうやって保つか?。これが、悩ましい悩み事です。
またお目にかかれれば幸いです。
更新ペースが妙に空いているように感じていました。まさかと思いましたが…その、まかさだったととは。
最近はこころの健康をどうやって保つか?。これが、悩ましい悩み事です。
またお目にかかれれば幸いです。