八ヶ岳

2017年01月07日

厳冬初テント

夏山テント泊を続けていると、冬テントにアコガレが出てしまう。しかし雪上でのテント泊に単独では自信が無いので学内のO先生(この分野では大先輩)に連れていってもらった。場所は八ヶ岳。ココは唐沢鉱泉の駐車場

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左側の小生ザックに付けたピッケルが上下逆じゃん

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修正完了。今夜食する予定のネギは横差しにしている。全重量16キロ。一泊にしては重いほうなのだが・・

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O先生撮影

では出発。右のO先生はヘルメット、ゴーグル、フェイスマスクの完全装備、対する左の小生は何と軽い装備か。考えが甘いのがあとでわかる

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O先生撮影

目指すは黒百合ヒュッテ、正確にはテント場がある黒百合平

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途中でO先生からお借りしている10本爪アイゼンを装着

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約3時間で到着

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ヒュッテ前に吊るされてました。案外、高い

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まだお正月なのね

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持参されたスコップで設営場所を整地するO先生

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では設営開始

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持ってきたネギの根元から三分の一が千切れている!

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今回は各自が自分のテント張るのではなく二人がかりでそれぞれのテントを張ってゆきます

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ここでO先生、「ますのすし」に付いている竹をもってきた

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これを十字に組み合わせ

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雪に埋め込むことでペグとなす。なーるほど

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しかしそんな準備してなかった小生は、いつものアルミペグを打ち込みました。幸い、雪面から数センチ下は氷結していたので固く入った。でもいつもそうなるとは限らない。甘いなぁ

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設営完了。低温下の作業で意外に時間かかる。思考力や認知力が下がっているようにも感じる

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折角だからヒュッテ前の斜面をアイゼンとピッケル使って登ってみる。ピッケルの使い方、よくわからん

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余裕のO先生

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いつも作品撮りに使っているカメラ(ソニーα7)持ってきたので、ここで一枚撮ったが・・・

黒百合平
(クリックすると大きな画像)

これ以降、バッテリー警告が出て撮れなくなった。低温が原因なのだろう

O先生が撮られたこの一枚、右に我々のテント、左に黒百合ヒュッテ。冷静に撮られていることがわかる。やっぱり、余裕だなぁ

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O先生撮影

ヒュッテに戻りこれを入手

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大切にテントに持ち帰り・・・

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では早速、とはゆかない。まずは雪をすくい火にかけて溶かし

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ようやく、開始です

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O先生のテントにお邪魔して、おくつろぎモード突入

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O先生撮影

夜半、強い風でしたが、穏やかな朝

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夜中にトイレにたったときは、もう少し低かった

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テント内でも、あらゆるモノが、ことごとく凍る。これは撮影に使う予定だった三脚

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持参していたミネラルウォーターは透明度高く凍ってる

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カメラは、ずっと動かないまんま。後ろにシュラフが写ってるが、スリーシーズン用シュラフのなかに夏用シュラフを入れた

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カメラや三脚を暖めるつもりで持ってきた、このふたつのカイロが安眠をもたらしてくれた

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昨晩の鍋の残り汁(これも凍っていた)にウドン加えた朝食。コンロの点火にはカイロで暖めたライターが必須

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では撤収開始

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O先生撮影

昨夜の強風でフライシートとポールを結ぶ部分が千切れていた

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荷物まとめ、準備完了

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再びアイゼン装着して

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紺碧のもと、下山開始。O先生にはゴミを下げてもらってます

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当初は、せめて天狗岳くらいは登頂してから降りてこようかと考えていたが、飲料水が凍っていたことや、そもそも小生の装備が甘いことが理由で、今回は雪上テント泊にとどめることにした。昼頃、駐車場に帰着

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昨晩、これも食おうとしていましたが、厳寒期にテントの外で調理はできません。だいたい、雪上テントの宴会は無理があります。それに酒飲んだあと水が欲しくなりますが、その時点で飲料水は凍って飲めませんでした。だから昨晩からずっと水分が摂れていません

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帰路、美麗な姿をみせる八ヶ岳。その姿と引き換えの厳しさを少しだけ体験できた

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風呂のあと、これは外せません

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真冬の北海道撮影行や信州・北陸での車中泊など、それなりに経験積んだつもりでしたが、冬山はそんな甘いもんじゃない。冬テント泊しながらの登山は、まだ早いかな


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2015年09月09日

北八ヶ岳をご案内

昨年、八ヶ岳を一緒に登った従兄弟のYちゃんと、また八ヶ岳へ。ビーナスラインでYちゃんのベンツを追う

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国道299号線、麦草峠に着く。今日はYちゃんの他、同じ従兄弟のTちゃんも同行。「ちゃん」付けしているがどちらも小生よりずっと年長。だが山経験は小生のほうがある。たから今日はガイド役

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峠付近は景観が多し

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これぞ北八ヶ岳と彷彿させる森林のなかを北へすすみます。

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少し広い道に出ました

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小さな流れでTちゃんの靴を洗います。この靴はまっさらなのだ。でもすぐ汚れまっせ

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静かな雨池に到着。軽い昼食を

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少し、秋の気配が

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本日最大の急登なり

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雨池峠を通過。今回の予定コースでは、ここが北端

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縞枯山荘は、おやすみ。そうか、もう夏休みの時期は去ったのね

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八ヶ岳ロープウェイの山上駅でコーヒーブレイク。今日は贅沢だ

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ガスのなか、木道を南へ下ります。滑るのなんの

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持参したコーヒーセットとバーナーで、ふたたびコーヒータイム

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更に下って

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国道に戻って渡り

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最後の登り

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小生だけ先行させていただいて、森のなかで撮影を

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当初は白駒池の畔でテント泊の予定でしたが夜間の雨が予想されるため下山。ご馳走される。ありがたい

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「また連れてゆけよ」。次は景観の良いところ、ご案内しましょう

それにしても、八ヶ岳は好きだなぁ

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2014年08月31日

八ヶ岳 主峰部を縦走

8月終わりがけの平日、ココは八ヶ岳フモトの美濃戸口の駐車場

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八ヶ岳らしい緑のなか、行動開始。同行者は神戸からやってきた、いとこのYちゃん。「ちゃん」づけしているが、小生よりずっと年上

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小生の2本ストックを貸す。「お、これ、いいわ」。下山まで使い続ける

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約4時間、行者小屋のテント場に到着。今回、小生は手持ちのふたつのテントを持ってきた。Yちゃん、テント山行は初めて

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二人用テントの設営完了

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続いて一人用のも完了

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ではでは、明日の行程の無事を祈念して

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満天に星が出ている。夜通し、シャッター開けて一枚撮ってみる

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さて翌朝、暗いうちにテント場を出て登りはじめる。ブレてるが、たどる道は左の赤岳へ

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阿弥陀岳がモルゲンロートに輝く

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急な階段を昇る。さっき出てきたテント場があんな遠くに

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急登は続く。岩場にかかった

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たしか、最後のハシゴ。ここは年長者にゆずる。映画「点の記」にあやかり

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8月29日7時40分、八ヶ岳の最高峰そして八ヶ岳の盟主、赤岳山頂 2899mにたどり着く

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雲海のかなたに富士山も

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八ヶ岳の水を使い山頂で淹れるドリップコーヒーの旨さよ

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山頂から反対側に稜線を下り、峠になったここで決断。左へ尾根を降りればテント場に戻れるが、このまままっすぐ稜線をすすむと険しい横岳や穏やかな硫黄岳を経る縦走になる。無論、縦走のほうが気分はいいが、体力と脚力に相談・・・「行ってみよう」となった

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なでしこが微笑んでます

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定番撮影ポイントで思い出写真を。写真装備は三脚含め思い切り軽くしてみた

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横岳の難路を進むYちゃん。地元・六甲山でのトレーニング成果をみせる

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途中、硫黄岳の山小屋に寄り、冷たい飲み物で生き返る

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硫黄岳を経てテント場に戻ってきた。出発して11時間余

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暗くなりかけてコテッと寝て、明るくなって起きて・・12時間も眠ったんだね。夜半からの雨、パスタ+ドリップコーヒーで朝食のあと、撤収開始。この二人用テント、Yちゃんに譲ることになった

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下山します

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2年ぶりでお世話になった行者小屋。またくるね

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できるだけ同じルートを通らないという小生のヘンなポリシーにつきあってもらい、下山道は異なる沢をたどり、こんな橋で何度も渡る

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登山口の山小屋で水をいただく。八ヶ岳はホント、水場が多いし安心して飲める

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無事到着。お疲れサマー

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茅野の街で風呂に入ったあと、ご馳走していただく。わーい

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茅野駅で別れ、帰りは特急を奮発

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下は薄日射すくらいだが、山はまだ雲のなか。登った山を下山後に眺める感慨は味わえなかったが、縦走の満足感は大いにあり。Yちゃんも同じでしょう。二日目、好天で良かった。またくるぞ、八ヶ岳

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2014年03月01日

冬の北八ヶ岳 山歩きと撮影に(1)

ココは北八ヶ岳ロープウェイ。早暁に出て始発に間に合うようにやってきた。といっても冬期の始発は午前9時

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何度もきたロープウェイの山上駅。電車とバスでやってくると12時に着くのだが、まだ9時すぎだ。観光客、スキー客、そして登山客がめいめいの方向にゆく

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30分ほど歩くと縞枯山荘に

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ホントは今日、ここに泊まりたかったのだが・・

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いかにも、「山小屋」らしい山荘をあとに。空の青さはどうだ

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山荘のスノーモビルの跡が無くなったので、ここで今回新装備のワカン(輪カンジキ)とアイゼンを装着

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そしてこれも必須

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浅くなった踏み跡をたどりだす

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雨池峠を過ぎる

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ワカンを持ってきたのは、先日、雪深くなった伊豆で撤退を余儀無くされたため。威力絶大。アイゼンも付けるとスタッドレスタイヤにチェーン巻いたような安定感がある

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峠からの下り、中々の遠望。これ、大きくプリントして部屋に貼っておこう

雨池峠付近
(クリックすると大きな画像)

双子池への分岐に降りてきた

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一昨年の6月、テント持ってここを双子池に向かっていったのだが、いまはこうなっている

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歩きながらドコ行こうかと考えた。そうだ、あのとき疲れてて行けなかった、雨池に行こう。静かなところらしい

ホント、空が蒼い

雨池付近
(クリックすると大きな画像)

あれ、何か行き過ぎたような

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あー、行きすぎだぁ

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来た道を戻ります

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自分の足音しか聞こえない

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ここだ、ここで折れるんだ

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少し下って

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雨池到着

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氷上をスキーですすんだひとが居たような

雨池
(クリックすると大きな画像)

最近の定番昼食、コンビニおにぎりと缶詰

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じゃ戻りましょ。またくるぞ

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雨池峠への登りで、ひと休みして

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一気に登り峠に到着。あとはロープウェイ駅までラクラク

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縞枯山荘まで戻ってきた。お、ひとがいる。平日だけどやっぱり八ヶ岳は人気あるね

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ロープウェイ駅まで戻ってきました

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こんなに天気よければ、北横岳登るのもアリですが、まだ左足に自信がないので、今日はパス

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この装備で大正解でした

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駅から南八ヶ岳を遠望。まんなかが観音岳、その左が主峰の赤岳。どっちも登ったぞ!

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さてクルマに戻って、次はどこ行こう


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2013年06月30日

四度目の八ヶ岳は撮影山行

フィルム写真を始めて、ふんだんに撮影を楽しめるところへ行きたくなっていた。授業は無いが出校を必要とされる日を有給休暇にして、向かった先は八ヶ岳。それも湖沼や森が深い北八ヶ岳にした。

茅野まで普通電車を乗り継ぎ、茅野からバスで北八ヶ岳ロープウェイに

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ちょうどお昼前。駅のレストランで昼食を。これからしばらく、マトモな食事は無いと思うから

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私ひとり乗せて山頂駅へ到着

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本当はこんな方法で高度かせぐのではなく、下の登山口から登りたかったが、渋ノ湯という登山口へ行くバスは昨冬から平日運休になってしまった。そうなるとクルマが現実的になるのだが縦走したいので使いたくない。さりとてバスのある休日では多少なりとも混む車内が想像でき、その先が思いやられて行く意欲が著しく低下する。

今回の装備は全部で21キロ。うち6キロがカメラ機材。交通手段で移動中は、カメラバッグ(4.5キロ)をザックの上ふたの下に押し込み、三脚とストックはまとめて別に持つ

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正午すぎ、山頂駅をあとに歩きだす

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さっそく、北八ツらしい雰囲気に

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お出迎え

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国道299号線を渡ります

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道の風情が変わりました

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ところどころ、立ち止まっては構図を考え、三脚をたて、カメラボディ取り出し、レンズを付け、構図を微調整し、ピントを決め、露出測って撮影を

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雨がふってきた

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地図に載っていない池だ

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こういうところは、絶好の撮影ポイント

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静かな水面

駒鳥の池
(クリックすると大きな画像)

麦草峠に着きました

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平日だというのに、複数のグループ客が

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来た方向をみると、もう雲のなか

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昨年の梅雨時に来たときは、ここをまっすぐ登りましたが、今日は左へ

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箱庭のようなところで、向こうから先生に引率された小学生グループが。元気にあいさつを交わす

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ようやく着いた。今日の目的地、白駒池の脇にたたずむ青苔荘(せいたいそう)

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ここのキャンプ指定地にテントを張る。歩きはじめて4時間。案内地図の倍かかっている。写真撮りながらとはいえど、やっぱり私は遅い

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今回初使用のテント、「ニーモ タニ2P」

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ここの水場は節水を言われるが自由に使える。稜線の山小屋では有料なのだから、これはありがたい。水源は白駒池の深いところだそうだが、そのまま飲むのは控える

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山小屋で仕入れたビール飲みながらカメラの手入れ。このテント、明るい室内が気に入った。そしてやはり二人用は広く、余裕をもって過ごすことができる。

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今夜の夕食はレトルトのビーフシチューに炊いた米。炊飯は失敗したがシチューは美味だった

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翌朝、といっても3時前、テントはそのままに小さな装備やカメラバッグと三脚を持ちヘッドライトを付け出発

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30分ほど歩くと、これも地図に載っていない湿原に着き、明るくなるまで待つ。ここは昨年通って覚えていた

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しばし撮影するが天候にめりはりが無いので期待できず

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テントに戻る道すがら、湿地から白駒池への流れ

白駒池への流れ
(クリックすると大きな画面)

大木にびっしり貼りついている

白駒池の苔
(クリックすると大きな画面)

テントに戻り、朝のラジオで天気予報を聴く。台風は九州で低気圧に変わり、今日は昼から雨だが明日は晴れるようだ

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今日は滞在し、明日の天気の変化を期待することにして、また麦草峠に

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ここのバスも季節運行、それも土・日のみ

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峠の近くにある池へ

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北八ヶ岳は、こんな場所が至るところに

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昼にテントへ戻るつもりだが、まだ時間あるので、峠から昨年も行った高見石へ登ることに

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深い緑の道

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苔むす、岩の道

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そんな北八ツらしい道を登り、丸山の山頂に

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山の天気予報(ヤマテン)を確かめようとスマホの電波を試してみたが、ぜんぜんつながらない。ソフトバンクは山では全く頼りにならない

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雨が強くなってきた

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正午前、NHKラジオの気象通報を聴く。ここ八ヶ岳の山中では地元長野からの放送は中継局を含め非常に聞こえずらい。しかし東京からの放送は経験した限り山中どこでも全く問題ない

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高見石小屋に着く。昨年の梅雨時、この空き地のような場所にテント張ったっけ

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こんなので物資を運んでいるんだな

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昨年は登らなかったので、今日こそ高見石に登ってみよう

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雨で視界は良くないが・・

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下に見える白駒池のホトリに我がテントがある筈。白く点のようにみえるところが山小屋のボートのようだ

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さて降りよう

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昼すぎ、テントに戻る

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山小屋に入り焼き肉定食で昼食。なんだか今回の山行の昼食は豪華だ。向こうの方では山小屋の主人や地元のひとたちが客の誘致のことで相談している。
この主人、天気が悪くなるから今日下山しろと言う。しかし写真撮りに来たから晴れるよりカスミやキリがあるほうが写真になりやすい、明日は天気が変わるだろうからチャンスなんだと言うと「へぇー、写真家のかたなのですか。有名なのですね」と訊く。いえそうじゃないんです。じゃあお仕事は何ですか平日から登れるのですねと尋ねられたのでやむなく本業を言うと授業サボってきただろうと言う。いえ今日は授業はなく有給休暇でしてムニャムニャと言い訳。なるほど写真部の顧問でもされてるのですかぁと決めつけられた。最初とっつき悪かったけど、話すと大変おもしろい。いや、おもしろがられたのかも

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明るいテントのなかでカメラの手入れ。カメラは結露してて慌てる

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外は雨。水はけ悪いのか、テントまわりに水たまり出来かけているが浸水の心配は無し。ビール飲み終え少し眠る

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遅めの昼食だったので夕食は缶詰とビール(まただ!)、そしてフリーズドライの豚汁で済ませ、暗くなったのでまた眠る。2時前に起き出しカップヌードルリフィル(ゼミの教え子が買ってきてくれた)とポタージュスープの朝食。カップヌードルに板モチを入れたがマトモにふやけずモチは食えなかった

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今日は下山。テントを撤収し4時前に出発

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こんな木道が続く

白駒湿地への道
(クリックすると大きな画面)

昨日も来た湿地に着く。今朝は晴れるか

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雨の翌朝の晴れは、魅力ある風景になりやすい。さんざん、撮影を楽しむ。今回の山行の最大ハイライトか

白駒湿地 早暁
(クリックすると大きな画面)

白駒湿原 朝陽入射
(クリックすると大きな画面)


白駒湿原 朝陽射す
(クリックすると大きな画面)


陽が高まったので撮影を終え道をすすむ。まっすぐ下山口に行くのは未だ早いから、ここで右へとり、ひとつの山頂をめざす

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結構な登り

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もう少しだ

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午前7時30分、「にゆう」という山頂に着く

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ここは「作品」を撮るよりも、思い出写真を撮る

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標高2351メートル。昨年来たときはガスで全く見えなかった

今冬は必ず登りたい、天狗岳

にゅうから天狗岳


来月と、夏の終わりに行くつもりの北アルプス(フィルムから部分スキャン)

にゅうから北アルプス


さぁこれから下るだけだ。稲子湯という下山口へ

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「しゃくなげ尾根」の名が付いているとおり、途中はしゃくなげのトンネル

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もう少しだっ

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稲子湯の旅館に到着。ここは立ち寄り湯がある

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三日ぶりの風呂を楽しみ、そして昼食を

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町営バスに間に合った

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小海駅から列車に。なんだか古典的な八ヶ岳帰りの気分

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車窓からみる八ヶ岳は、残念ながら雲の中

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JR最高地点の踏み切りは、相変わらずの人気。そういえば数年前、前職のY君とバイクで走ってきてここで写真撮ったっけ

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雲が去ったぞ

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小淵沢からは奮発して臨時特急「はまかいじ」へ。これ、横浜線に入るので便利

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またくるぞ

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2012年08月14日

三度目の八ヶ岳 四日目は最後にチとアセる

四日目の朝。昨日炊いたごはんに即席お茶漬けの素を使い、梅干しを添えた朝食を済ませ、夜明けの5時とともに出発す。予定よりキャンプ地が手前だったので、早めの出発とした次第。

早暁の赤岳

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早速、岩場が

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小さなピークに着きます。風が強い

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ふりかえると、昨晩たどった赤岳からの道が明るみに見えてます。実際に歩いた者じゃないと、どこをどう通るかはわかりずらい。実際に歩いた者がみると、あんなルートを通ってきたのかと少々驚く

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雲海の美しさよ

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ここにもこまくさが

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今日こそ目指すは、あの権現岳

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厳しい岩の道

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雲が少し厚くなり、光芒が雲海を射す

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こんなガケを行けというのか

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長いハシゴだ

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ハシゴを登ったら、多くのひとが待っていてくれた。この彼女が着けている手袋も、ホームセンターで買ってきたんだって

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ようやく権現岳に着いた

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たどってきた道をふりかえる。手前はさっき越えた小さなピーク。その向こう、右は赤岳、左は阿弥陀岳。ますます遠くになってきた

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そして行くて。すぐ下は権現岳の山小屋。左側の山は編笠山。フモトに小さく青年小屋がみえる

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さて下ろう

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早速、厳しいクサリ場。ギボシの岩場、というそうな

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続くなぁ

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なでしこだ。

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なんと清楚な

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さっき居た、山頂と山小屋が遠ざかってます

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替わりに編笠山と青年小屋が近づいてます

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花々が気になってしょうがない

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そのたびごと立ち止まるので、余計にペースが遅くなる。でも呼吸が整い、いい小休止になる

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もうすぐ山小屋のようだ

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着きました

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ここが当初予定していたテント場。しかし昨晩キャンプしたキレット小屋から、ここまでの道のりをみたあとでは、昨日あそこで打ち切ってよかったと思う

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水場が4〜5分のところにあるので、行ってみます

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直接飲むと実に旨い。キレット小屋で提供された炊事用の水を捨て、ここの水をもらいます。小屋のひとが水を汲みにきています

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くんできた水でラーメンをつくりましょう

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スライス餅も入れて

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ああ、美味なり

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インスタントですがコーヒーも。いつもの昼食パターンだ

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この小屋、なかなか楽しそう

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ストックさげたまま岩場をすごしたのでキズだらけに

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さて出発。さっきの権現岳が遠くになりました

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予定では編笠山を最後に登るつもりでしたが、これは次回にしましょう

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面白い樹木を発見

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へぇ、こうなってるんかぁ

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八ヶ岳は、標高によって表情が替わります。このあたりまでくるとコケむす森に。これは北八ヶ岳でよく目にしました

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花も次第に大きく

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休憩できそうな雰囲気いい場所

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気持ちいい道を、がしがし歩きます

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観音平の駐車場に。クルマでくるひとは、ここに停めて登るようです。次回はぜひ、バイクで来てさっきの編笠山に登り、青年小屋でテント張りましょう

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ガイド本によると観音平でタクシー呼んで駅に戻るパターンが紹介されていますが、私はそのまま歩きます。ただ、道がよくわかりません。少し不安に・・・

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道標が見つかりました。ホッ

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まっすぐな一本の下りの先に市街地らしき建物が

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最後の歩きを祝ってくれてそうな

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雨がふってきました

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木陰に入り、時間を気にしつつ私も雨装備を

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雨は少しで止み、すっかり下界に下りました。ここらあたりでしか見れそうにもない移動手段が

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徒歩なのに道の駅に到着

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今日の、いや、今回の最終目的地はココ。道の駅に併設されてます。四日間、ぜんぜん風呂に入ってませんもの

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いやーサッパリした。少し道を間違え、またアセりましたが、歩きのままついに小淵沢駅に到着!

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臨時特急「はまかいじ」号が入ってきました。これだと拙宅近くまで楽ちんで帰ることができますが、これは見送り

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臨時快速「ビューやまなし」号に乗ります。実は駅に着いたのが快速の発車10分前。これの指定券を買ってましたので、チとアセってました

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駅で買い込んだビールで、まずは無事を祝います。青春18きっぷで乗れるので、特急をやめてこの快速にしました。あまり時間、変わらないもんね

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今回の撮影機材はこれ。ボディはいつものリコーGXR。レンズはニコンのズーム(28-105ミリ)。下の娘の内定祝いが「できるだけデカいカメラがいい」というので、使わなくなったFinePixの一眼レフに付けるレンズとして中古で購入。で、娘に渡す前に試してみた次第。山歩きにこの程度の画角がちょうどいい。さっき大きめにプリントしてみたがニッコールらしく実にシャープ。カリカリの画質といえばそうだが、ズームといってムカシの尺度で評価してはいけない。それにたしかにレンズ交換の面倒から開放されるのはありがたいし、持ってゆく装備が軽くなる。しかし前にずっとぶら下げていたためフードが岩場で当たりまくり傷だらけ。いつかは壊しそうだ。このほか、ライカマウントの広角21ミリを持つ

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雨ふられたのは最後だけでしたが空はすっかり雲が覆っています。あーっ、それにしても、あんな遠くにみえる山々を歩いていたんだぁ。自分でも信じられない

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2012年08月13日

三度目の八ヶ岳 三日目は最高峰に登る

三日目の朝。テントが多かったにもかかわらず、昨晩も静かに眠れた

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撤収完了。リックザックは前回から40リットルのシンプルなタイプのものを改造して10リットルのスタッフバックをさげている。このバックにテントやレインウェアなど濡れてかまわないものを入れている。これで二気室ザックと同じ機能となるが、このほうがずっと軽い。また地図や行動食、カメラの交換レンズなど直ぐに取り出したいものは揃いの色の小さなカメラバッグに入れて、前にかけている。これらは今後、小生のテント山行スタイルになると思う

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午前6時、行者小屋とテント場をあとにする。ふた晩お世話になりました

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朽ちかけた道標を目安に少し遠回りの尾根を登ります

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朝は霧が濃い

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本日イチバンの目的地、赤岳が朝日を背にハッキリと

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目が離せない

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稜線に出るぞ

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富士が迎えてくれた

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赤岳に登るまえに、その横にある阿弥陀岳を目指します

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途中から急坂に。すれ違った彼、途中で断念したんだって

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彼のアドバイスを受け、リックザックは置いておきます

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たしかに急登だ

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ふりむくと、さっきの彼が見守ってくれています。大きく手をふると応えてくれた。嬉しいねぇ

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さっきまで居たテント場と山小屋が、あんな下に

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頂上がみえてきた

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登頂成功

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南アルプスか

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あれは北アルプスだ。槍ヶ岳の突出がみえる

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昨日たどった硫黄岳、その向こうは二回目きたとき登った根石岳と頂きがふたつ見える天狗岳

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これから登る赤岳が、すぐそこに。手前は中岳

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ここ阿弥陀岳は八ヶ岳連峰を少し横から眺めることが出来る特等席なり。記念に一枚

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さていったん下ろう。岩の間に咲くけなげさよ

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チシマギキョウの群生。紫が綺麗なこの花、八ヶ岳の至るところで見られた

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昨日たどったギザギザ稜線の横岳と、平たい山頂の天狗岳。左下には二晩を過ごしたテント場と山小屋。森林限界がくっきり出てて、迫力ある景観

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別の登山道には、赤岳を目指す多くのひとが

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途中の中岳に登り返し、あらためて赤岳をのぞむ

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また下りて、いよいよ赤岳への登りだ

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こんな岩場にも。これはリンドウの一種かな

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さっき、多くのひとが登るのをみた山道との合流点に着く

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しばし、眺めながら息をととのえ

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さて急登だ

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厳しくなってきた

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更に厳しく

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まだ続くぞ

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岩肌にへばり付いてます

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今回付けてきた指出しグローブ。ホームセンターで買ってきました。岩場で楽、そしてカメラ操作も楽。正解でした

最後のハシゴか

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頂上だっ

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8月10日午前10時すぎ、八ヶ岳の最高峰、そして八ヶ岳の盟主、赤岳に登頂す

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ここでは、誰もが笑顔になるそうです

下界がよく見えるぞ

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いまたどってきた阿弥陀岳からの登山道

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今日も山小屋で作ってもらった弁当を持参。たまたまの赤飯が登頂を祝ってくれる。昨日たどった絶景もおかずに最高の昼メシ

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赤岳頂上山荘。こんなところに、よく建てたもんだね。そして日常の苦労はいかばかりか

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感慨にひたること一刻。そろそろ下山しましょう

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名残惜しいが・・・

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別のルートをたどります

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あんなところ登ったんだね

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次に目指すは、権現岳

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ちかくでさえずりが聴こえたと思ったら・・・

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こうして稜線をゆくと、天空の回廊を歩いている感じを覚えます

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けわしいところにハシゴがあるぞ

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その先は、急なガレ場。それも長い

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それをすぎると、こんな気持ちいい道が

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キレット小屋に着きました。ここは八ヶ岳のなかで登山口から最も遠い山小屋だとか

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小屋の前で休憩していた彼と、しばし談笑。なんでも、今朝、小淵沢から登ってきて、今日中に赤岳をきわめ清里に下りて列車で帰るんだって。ふーん、ここから赤岳まで大変な道だから、どっかで野宿になるんじゃないの、と無責任なこと言ってすごす

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それでも彼はゆくのだ。ご無事でね!最終列車に間に合うように!!

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さて、予定では、この先の権現岳を越えて青年小屋にあるテント場でキャンプでしたが、かなり遅いペースで行動時間が7時間をすぎたし、いささか疲れを覚えてますので、今日は思い切ってここで打ち切り、赤岳がみえるこの小屋のテント場に張ります

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早めの夕食は野菜入りかつおの缶詰、豚汁、キムチ、そして炊きたてご飯。山での炊飯、次第にうまくなってきたような

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ちいさなテント場だったので私のほかは二人だけ。ここも静かな夜でした。小屋も小さいためと、水場が枯れていたので飲料水は有料(0.5リットルで400円!)、炊事用の水は提供してもらえました

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2012年08月12日

三度めの八ヶ岳 二日目までは好天と稜線を堪能する

二度たずねて、二度とも天気に恵まれなかった八ヶ岳。好天のなか、今日は美濃戸口へ

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美しい木立のなかを歩き始める

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ここは南八ヶ岳の代表的な登山口。南沢へたどる

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ゆったりとした登り

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今回のイチバンの頂き、赤岳が近くにみえてきた

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行者小屋に到着

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テント場は結構、混んでる。イチバン手前に張った

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早速、英気?を養う。小屋で売ってたトマトが美味い

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今回の山行きの食事は、アルファ米ではなくコメを炊くことにした。今夜はサンマ蒲焼の缶詰、チゲスープにキムチ、ふりかけ、そして炊きたてご飯

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このテント場も沢山のテントが。またうるさい夜になるかと思いきや、話し声がするたび、たしなめの声がどこかのテントから飛んできて、おかげで静かに眠れた

あけて翌朝、テントを張ったまま行動開始。この小さなリックザックに最小限度の荷と、カメラを下げて6時に出発

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稜線へ直登するため、地蔵尾根をあがります

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最初はゆるやか

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しかし次第にけわしく

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さっきいた山小屋が、あんな下に

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お地蔵さんが居るところは遭難がおこった場所でもあるそう

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さらに急に

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稜線はあそこだ

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もう少し

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着くぞ。またお地蔵さんが迎えてくれました

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赤岳のほうには赤岳天望荘という山小屋が。また山頂には赤岳頂上小屋が

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その天望荘に行ってみます。吹き流しが横向いてます

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このまま行けば八ヶ岳の最高峰、赤岳に行けますが、今日は逆の方向へ

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花とチョウが癒してくれます

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険しくも美しきこの稜線よ。ずっと向こうにみえるは甲斐駒と北岳か

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雲海の彼方は、奥秩父の山々か

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赤岳が、少し離れてきました

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行く手に山頂が

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もうすぐだ

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8月9日午前9時、横岳に登頂

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次の山頂を目指します

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うわ、厳しい

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こまくさの群生が

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硫黄岳山荘がみえてきました

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昨晩からテント張っているところの小屋に弁当を作ってもらいました。景色のいいところでの弁当は、格別

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行く先は、あの硫黄岳

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その前に、硫黄岳山荘でトイレを借ります。シャワートイレだったぞ

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こんなところに神社が

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山頂へのゆるやかな坂を登ります。ガスってきました

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目の保養

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硫黄岳に到着。しかしガスのなか。前にきたときと同じだ

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少しガスが晴れたため、火口がみえてきました

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少し降りたところの、赤岩の頭。ここも前きたとき、ガスで視界不良。今日も似たような状況

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路傍に目をやると

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トンボは、岩が好きなのかな

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赤岳鉱泉に着きました。できれば風呂をと思っていましたが、夕方からだと。残念

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最近の山小屋は、LED照明なのね

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行者小屋のご主人がボッカで向かっています

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行者小屋まで戻りました

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あのギザギザした稜線をたどってきたんだなぁ

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夕食はマグロステーキの缶詰、わかめスープ、梅干し、ふりかけ、そして炊きたてご飯

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さて、明日は今回の山行きでイチバンの登りです

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2012年07月19日

八ヶ岳で見つけた花

先日の八ヶ岳は7月ということもあり、もっとも高山植物が咲く季節。そんなに気にかけていなかったのですが、それでもいくつかの花を見つけることができた。

まずはイワベンケイ。岩場に根を張っている。天狗岳付近で

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強風の硫黄岳で岩の向こうから一輪だけひょっこり。これはミヤマダイコンソウかな

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上の写真を撮っていたら、通りがかりのひとが見つけたコマクサ。高山植物の女王

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本沢温泉からミドリ池に至る道端で。ベニバナイチヤクソウかな

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ミドリ池近くには、これの見事な群生も

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もっと花の名前を覚えねば

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2012年07月16日

二度目の八ヶ岳は悪天候

初の八ヶ岳は梅雨入りするかしないかの微妙な時期に敢行。あれから八ヶ岳への想いは強く、この連休に合わせて装備を整え、気持ちを向け、そして仕事も片づけ(ホンマか?)当日を迎えた。

しかし天候が心配である。おりしも、梅雨明け直前の荒天が予想(現実に九州では大変なことになっていて、全国区であるバイクのMLでは九州メンバーを案ずる書き込みが目立っていた)され、どうしたものかと。出ようか、出まいか・・・薄日が射していたので結局出てきた

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中央線茅野駅前を10時25分に出るバスに乗るには早朝の地下鉄に乗って、あとは各駅停車を乗り継げば間に合う。ここは東京へ向かう通勤客で混み合う八王子駅。甲府行きがやってきた

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甲府で松本行きに乗り換え、茅野でバスに乗り、終点で北八ヶ岳ロープウェイに乗って山頂駅に着いたのは家を出て6時間後。まもなく正午。山頂は霧のなか

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峰々のピークを目指しても眺めよくないのは明白だから、山肌を縫う道を南へすすむ

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麦草峠に出た。やっぱり、バイクで走ってくるのと歩いてくるのでは感じ方が大違い

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鬱蒼とした森のなか。これが北八ヶ岳

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丸山に着く。小さな祠。下界はみえない

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今日の幕営地、盡石小屋に着く。幕営料500円を払って、いつものテントを張る。張ったとたん、雨がふりだした

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小屋でビールを買って、今日の宴会のはじまり。小屋の利用者は私ひとりのみ

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夜間、激しい雨と風に何度も目を覚ます。風雨が当たる衝撃で結露した水滴がテント内に散るが大したことはない。山岳テントの面目躍如か。朝も雨が続く

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やむのを待って撤収し、出発準備完了。今回はこの荷物。初デビューの40リットルザック(モンベル バランスライト40)。このザック、背面パッドを取り外せるので、それの替わりにシュラフマットを丸めて入れ、円筒形にしたところに荷物を詰め込む。前回の奥多摩行きで軽量化を積極的にやってみて快適だった。しかし切り詰めすぎて衣食が多少不便だったのと非常装備が皆無だったので、今回はその部分を修正した。今回のザックは、そのとき使った20リットルザックと同じシリーズ。テントやレインウェアなど濡れても良い装備は前回同様、10リットルのスタッフバックに押し込み、ザックにぶら下げた。このザックにもぶら下げるベルトが無かったので自分で加えた。他にもザックに改造を数点ほどこした。出発時の重量10.9キロ。コメ4合、炊飯のため重くなったアルミコッフェル、メシとビールの相手にキムチ、他にお茶漬けの素などを新たに持参し少しずつでも食事の向上につとめた。水は山小屋出発時に必要量だけ持ち次の幕営地までの行程が見えたとき捨てることとし、行動中に必要なスポーツドリンクは粉末を携え出発前に必要量のみ溶かして使うこととした。

左に写っている小さなポーチにはカメラ(リコーGXR+ライカマウント21ミリレンズ)と交換レンズ1本(ニッコール55ミリ)、コンパスと地図やメガネ、行程中に口にする粒チョコ(何度も山行きを経験して、これだけで良しとした)を入れた。これで食事など大休止のとき以外にザックをいちいち下ろす必要が無くなった。こちらの重量は1.3キロ。

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昨夕からの大雨で沼地と化した山道。こんなところが何カ所もできている

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ツマ先からそろりと水のなかに入る。足首を越えそうなところもあったが、幸い靴のなかに浸水はなし

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風が強くなってきた

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眺めの良いとされるところ。しかし下界はまったく見えない

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中山峠にきた。さて、この天候のなか、どうするか。ここから5分で前回キャンプした黒百合ヒュッテに出るから、そこでテントを張り明朝まで過ごすか。しかしまだ朝の9時。それに明日は良い天気であるとは考えにくい。ならば、いさぎよくここから小海のほうに下山するか。さすれば午前のバスに間に合い、今日の夕方には帰宅できる。しかし食料等は充分にあるし、ここで帰るには何だかものたりない。やはり先にゆこう

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同じように先にゆくひとが多い。ゆっくり歩く私はしょっちゅう追い越される。このひととは、翌日に別のところでばったり会った

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こんなトラバース道に誤って入ってしまい、足元が崩れ手で支えた岩がはがれ、あやうく滑落しそうになる。遭難するんじゃない!多くのひとに迷惑をかける!!気を抜くな!!!

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森林限界を越えたようだ。岩に書かれたペンキを頼りに登ってゆく

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頂上はあそこか

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八ヶ岳の主要ピークのひとつ、天狗岳に到達。しかし視界悪く風が強い

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これからゆく稜線も視界不良。右から左へ容赦なく強風が吹く

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すこし降りたところで振り返ると山頂が見えてきていた

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ガスが薄くなり、稜線が少しだけ姿をあらわす。雄大なり

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下界も少し見えている

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次なるピーク、根石岳に到着。ここも視界不良

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降りてきて森林地帯に入ると風が遮られ、落ち着くことができる。ラーメンで昼食。このシェラカップで飲むコーヒーは、なんか味気ない

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手前に見える根石岳、その向こうで見え隠れしている天狗岳。下界では、雲が動くように見えているのだろうが、そのなかにいるとあんな状況となるのだろう

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賑やかな道標のある場所にきた。今日はどこでキャンプしようか。比較的大規模なテント場があるオーレン小屋にしよう

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穏やかな道を下る

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オーレン小屋のテント場。幕営料1000円払って隅っこに張る。100張り可能というのだが、この混雑ぶりはどうだろう。とたんに憂鬱になってきた

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ところでこの小屋、豊富な水を利用したお風呂がある。しかし山のなかだから石鹸・シャンプーは禁止で浴槽に浸かるだけ。温水シャワーも出てこない。それでもありがたいと思う(思え)

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今回の装備で追加したもの。それは炊飯。山行きには充分な食糧が必須だが、特にご飯は大切。しかしアルファ米は不経済だし、何か味気ない。先週、G君と行ったバイクキャンプでG君持参のアルミコッフェルを使い上手く炊けたので同じものを調達。これまで使っていたチタンコッフェルより重くなるが食事を優先。汁物はフリーズドライですませる。これは今後の課題としよう

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もひとつ、追加した大切な装備。山のなかだからといって諦めてはいけない。ま、少し前は、どんなところにも無かったんだけどね。でもいちど使うとありがたみを感じる。やむなく入ったところに無いと「え、無いの?」と思ってしまう。それをどこでも解消してくれる逸品

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なかに湯または水を入れて持ち歩く。そしてコトが済んだら先端からノズルを引き出し容器を押すとこうなる

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容量は一回分に丁度よい。割り切ってしまえば食器洗いや傷口の洗浄に使えるかも。何せシャワー状に出てくるのだから。

ところで混雑したキャンプ場は、やっぱり不愉快。すぐ隣の女4+男1グループは夜更けまで酒飲んでるわ、無神経なヘッドライトでテント照らされるわ、真夜中ベチャベチャ喋りながら歩き回るオバはん達、テーブル独占し調理に配膳に片づけに騒ぐ若いモン集団。憂鬱は現実となる

それでも疲れているのか寝つくことができ、暗いうちに起き出して朝食(昨晩炊いたご飯の残りでお茶漬けにしたが美味だった。これからはこれにしよう)を済ませ荷物を整え夜明をまって出発する。雨模様なのでザックにカバー、私はレインウェア。ここから早く出たい一心で行動は合理的かつ素早くなる

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八ヶ岳の森は、テント場の喧騒を知ってか知らずか雨に煙る

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登りつめた先に開けた赤岩の頭というピーク。ここは森林限界を越え、南八ヶ岳に入り、しかし視界は悪いまま

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こんなケルンが至るところにあり、視界が悪くても道を失う心配は少ない

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うすぼんやりとしたなか、岩場を登る

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山頂は、あの大きい岩の向こうか

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午前7時30分すぎ、硫黄岳に到着

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南へすすむのは今回ここまでにしよう。ここから先は八ヶ岳の代表的な峰々が続きますが、それは次回にとっておく。下山にむけ、猛烈な風のなか北へ戻る

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立って歩くのがやっと、そして寒さすら感じるなか、登ってくる多数の老若男女と次々にすれ違う。自分を含め、みんな、どうして登るんだろ

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森林がみえてきた。思わずホッとする。登ってくるひとに頂上の様子を聴かれること数回。昨日、天狗岳登るとき追い越された方ともすれ違った。どうしても美濃戸の登山口に戻らねばならぬと。そっか、クルマでくるとそんな制約があるんだ

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夏沢峠に着く。あらゆる書籍によると、ここが八ヶ岳の南北を分ける地点。北(北八ヶ岳)は比較的なだらかで針葉樹が多く、南(南八ヶ岳)は切り立った岩峰と険しい道が多いとある。私はずっと北八ヶ岳をまわっていて、さっき硫黄岳で南八ヶ岳を少しだけ経験したようだ

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夏沢峠から小海のほうに下山道をとる。途中、本沢(ほんざわ)温泉を通過。ここには日本一高所にある露天風呂が

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ここかぁ。右下に小さく写っているのが浴槽。脱衣場無し。混浴。そういえば、昨年北海道に行ったとき函館から1時間の恵山で海岸にこんな温泉あったなぁ

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本沢温泉にはテント場もあり。昨晩利用したオーレン小屋のより、ずっと雰囲気いいぞ

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更に下ると、道端にレールを発見!

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この規則的な横木は、枕木ではないか

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おお、古レールも。この太さだと、軽便鉄道だろう

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本格的な枕木もあったぞ

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うわ、完全なすがたで残っている

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と、興奮しつつ通過したのは、実に綺麗なミドリ池としらびそ小屋

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ここでフリーズドライのパスタで昼食していたら女の子二人がやってきて記念写真を。シャッター押してあげた。このブログ、見てくれてたらいいなぁ

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ここのテント場も雰囲気いいなぁ。山岳地のテント場は小規模のほうが私には合ってるのかな

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下山口に到着。ここの温泉場では立ち寄り湯が利用できる。バス待ちのあいだじっくり浸かる。無論、石鹸・シャンプーはOK

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いちにち5本の町営バス。16時12分発が今日の最終

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小海線の小海駅から、このハイブリッド車で佐久平まで

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そして佐久平から新幹線で東京まで。軽井沢で沢山乗ってきて満席状態

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贅沢にも帰りを新幹線にした理由は、こうすると横浜の拙宅からすべての行程が一筆書きになるから。いちど通ったところは二度通らないという私なりの流儀。

あんまり腹が減ったので車内販売で「峠の釜飯」を

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あーっ、また八ヶ岳を、そして山歩きを、キャンプを堪能したなぁ。しかしここ最近の山行き、天候に恵まれていないので、次は絶対に天気良いときに行くぞ!







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