週末になると忙しくなり、なかなか更新できず、
ご迷惑をおかけしておりました。ようやく一段落しました。
毎回欠かさず見ている「家政婦のミタ」。
とうとう最終回を迎えました。
寡黙で無表情、不気味な雰囲気。でも仕事は完璧なプロ―。
風変わりなヒロイン像を打ち出したドラマ「家政婦のミタ」が
最終回で平均視聴率40%に達しました。
ドラマの舞台は、夫(恵一)の浮気を理由に妻が自殺し、
家族の気持ちがばらばらになったサラリーマン家庭。
松嶋菜々子が演じる家政婦の三田灯は家事だけでなく、
「家を燃やして」という無理難題を命じられても淡々とこなそうとする。
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【「承知しました」「それは業務命令ですか」】
〜最終回のクライマックスから〜
恵一がなにかプレゼントをさせてくださいと言うと、
きいちゃんに、家族の箱の中の石を渡してくれと言うミタさん。
一緒にいて欲しいと泣くきいちゃんに
ミタ 「所長さんが沖縄で新しい家政婦紹介所を開くことになって、明日出発しますから。」
ミタ 「それはもう十分です。みなさんのお陰で少しでも光を取り戻すことができました。
でも、死んだ息子と主人は取り戻すことはできません。
一生背負っていかなくてはいけないのです。
でも、これからはみなさんから頂いた光を頼りに、
家政婦として生きていきたいと思います。自分の意思で。」
恵一 「分かりました。最後の業務命令です。
笑って下さい。あなたは生きているんです。
さっきみたいにお腹も空くようになった。
あなたは、ロボットじゃなくて人間なんです。
僕達のために、いや、亡くなったご主人や息子さんのために。
笑って下さい。。。ミタさん。。。」
そして、みんなを見渡し。。。。一人一人の要望に、優しい笑顔で。
「承知しました。」と言い続けるミタさん。
恵一 「ミタさん。本当にありがとう。
僕が家族を取り戻せたのは、本当にあなたのお陰です。
もう自分を責めないで下さい。
今度はあなたが幸せになる出番です。
あなたが幸せにならなかったら、承知しませんからね。」
きいちゃん 「これからは、いっぱいいっぱい笑ってね。」
ミタ 「承知しました。」
そして、夕食をみんなで食べたのでした。。。
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♪ この坂を、登ったら、右にいき、木 があります。
木を曲がり、進んだら、みんなが待ってるおうちです。
さて、本当に三田さんの心の氷は溶けたのでしょうか??
本人が言うように、ぽんの少しだけ、変われたのかもしれません。
最後に、家政婦として別の家を定刻に訪ねるミタさんの映像が…
これを見る限り、いつものミタさんと何ら変わっていない…
まさかミタさんは12月25日生まれでミタさんの漢字が三田と書いて『サンタ』。
ミタさんは『サンタ』だったと言うオチだけが、ちょっと笑いましたねえ〜。
…とにかく、松嶋菜々子さん迫真の演技力に「脱帽」させられました。
そして、「家族とは何か?」「嫌な過去をぬぐい去る秘訣は?」
ドラマを通して考えさせられました。
40%の高視聴率にも納得させられる「久しぶりの素晴らしいドラマ」でしたね。