2005年08月02日

「子孫が語る土方歳三」

土方歳三のご子孫に当たる土方愛氏の著書。
とても読みやすくて、あっという間に読めました!



氏がお大尽のおうちの方だと分かっていても、時々登場する「当家は」とか「ご先祖」とかいう言葉を見るたび、あぁ〜ホンットーに歳三さんの末裔なんだぁ…とドキドキしちゃったんですよね〜。
なんか、すっごくリアルで。

「歳三の生家に生まれ育つ」なんて書かれていると、それだけで歳三さんの息吹が伝わってきて(←ちょっと変かしら?)、いきなり身近に感じてしまうから不思議です…。


歳三さんは四男坊だと思ってたのですが、実は六男坊だったんですね〜。

ぼた餅の話や灯篭の話、作助くんとのお風呂話、おたねおばあさんのお話(個人的に、おたねおばあさん可愛くて好き!)などなど、土方家ならではのトシに関する口伝が書かれていて素敵でした。

平家でおばあさんに「ぼた餅のひとつも食っていけないようでは勝てる戦も勝てないよ!」と一喝されて、一度は断ったものの、結局言われるがままにご馳走になっていった…なんて話を聞くと、「新選組副長」という威厳ある立場になっても、やっぱり地元の親戚筋にとってはトシ坊のままだったのかな?などと思いめぐらしながら、元気なおばあさんとちょっと困りながらも素直に従う歳三さんのやりとりを想像して楽しんじゃいました
もちろん、脳内再生は山本耕史クンで(笑)。

そして「女は下の下なり」の手紙…ちょっと、トシぃ〜
あなた、それ嫌がらせ以外の何者でもないんですけど…(苦笑)。
おたねちゃんが可哀想じゃんかー!
初産でそんな手紙よこされた日には、そりゃいつまでも恨まれても仕方がないって!(笑)
いくらオンナにモテたからって、そんなひどい仕打ちをした日にはいずれオンナに泣かされるぞ〜!なんて思ってたのですが、組!ではまんまとお琴ちゃんに踏みにじられたんでしたっけ(苦笑)。

トシが所持していた短冊、いつか解読されて私たちも目にすることができる日がくるといいなぁ。

先週末、石田散薬を作る会がありましたが、あれってば一子相伝の秘方だったんですね〜。
まるでケンシロウの北斗神剣のようだわ(笑)。
昭和40年代まで、石田散薬を買い求めに来ていた人がいたのにはびっくり!

小芝長之助さんの訪問のお話にはグッと来ました。
歳三さんやイバハチなどの名前が刻まれているという円通寺・死節の墓にも一度参拝したいな。

先祖の墓所に埋葬されていないのは歳三ただ1人という言葉は非常に重みがありました。
遥か北の大地で眠りについた歳三さん…。
でも、きっと魂はふるさと多摩に戻ってきていると思います。

お大尽のおうちだけではなく佐藤家や橋本家、小島家、平家など親戚や周囲の方々の愛情がとてもよく伝わってくる本でした。
幕末当時も、もちろん今現在でも、皆に愛されて大切に守られてきてるんですね。
すごく、素敵

個人で資料館を運営していくのはとても大変だと思いますが、頑張って欲しいです。
歳三さんも絶対、喜んでると思います。

akichan10314002 at 00:02│Comments(0)clip!幕末の本 │Edit

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