2006年02月02日

「歳三からの伝言」

伏見から箱館までの土方歳三を追った小説。
北原氏の本を読んだのは初めてですが、この方は伊庭八郎ファンなのでしょうか♪(嬉)



とにかく合間合間に出てくるイバハチとトシとの掛け合い漫才トークが大好きです!
イバハチ、バンザーイ!!!(笑)
人見勝太郎さんも登場するので、チーム箱館メンバーに嬉々として反応してしまいましたよvv
そのためか近藤さん斬首の知らせを聞いた時、土方さんの様子がどう描かれていたのか思い出せない…(苦笑)。
これもイバハチ効果か?!(違)

そしてもう1つの個人的なツボは蟻通勘吾!
ここまで蟻通クンが登場する小説は珍しい。
そういえば、蟻通クンは天満屋事件でも戦っているんですよね〜。
「新選組!!」で、やましげ蟻通に注目しなければ、ずーっとスルーしたままの隊士だったかもしれません。
組!!のやましげ蟻通は、ワタシ的には中途半端なままで終わった感が否めないのですが、こちらの蟻通勘吾は武士として最期まで土方歳三について行くという、なかなかの男っぷりを発揮してくれています♪
榎本釜ちゃんの描き方もなかなか好意的です。あまり登場はしませんが(苦笑)。


この作品での土方さんは、「沖田総司の病死」を知ってしまいます。
江戸から知らせが来るんですね。
近藤さんに続いての総司の訃報…。
しかし氏の作品では、直接的に土方さんの深層をオープンに表現はしていません。
が、松本良順センセとのやりとりで「お前、変わったな」と言われて、「昔のまんまではいられませんよ。苦労をしましたから。」なんて返答する土方さんの方が、むしろバックグラウンドを色々推測できて面白いというか、彼はこう思ってたんじゃないかな…というような想像を巡らせてしまい、余計に切なくなります。

当然ながらこの作品の最後は「トシの最期」なんですけど、個人的にはやっぱりどーしても伊庭八郎で占めさせて頂きます(笑)。
もうどこまで好きなの?っていう…(苦笑)。
ツッコミなら甘んじて受け止めますよ、ハイ!

久々に蝦夷で再会したトシとイバハチですが、イバハチはその時には既に片腕もなく、お腹にも銃弾跡があるわけですよ。
で、トシにその傷の説明をするのです。
箱根で人見勝っちゃんと共に新政府軍と戦った時、イバハチたちは小田原軍に裏切られ惨敗します。
銃弾を受けて立ち上がれなかったイバハチを背負って、戦場から脱出してくれたのがその小田原藩士の1人で、彼がイバハチに向かい「ご貴殿の戦さぶりを見れば、助けずにはいられない。鉄砲が我々の手にあったが、元来武士の戦とは、ご貴殿のお働きのようなものであったはず」と言って助けるんですねー。
イバハチーっ!寝返った藩士をそこまで言わしめるほどの働きって、どんなだったのー??(泣)
知りたーいっ。
この小説では、英語も話せたらしいイバハチ!
これはやはり伊庭八郎の史実を巡る旅に出るしかないかなぁ(笑)。

akichan10314002 at 22:58│Comments(14)clip!幕末の本 │Edit

この記事へのコメント

1. Posted by 彩   2006年02月03日 03:36
AKIさん 最近、伊庭さんとか榎本さんとかとにかく箱館な話に興味がありまして!こ、この本は読みたい!!と勝手にAKIさんの記事を読んで思ってしまいました〜☆
近くの書店にあるといいなあ〜あるかな、あのヘッポコ本屋に(δεδ)
只今、蝦夷共和国な感じを調べております!(やる気満々)
2. Posted by Aki_1031   2006年02月03日 14:20
彩さん!
チーム箱館にハマりましたか?(笑)
多摩のバラガキ&京都時代の新選組もいいですが、
チーム箱館も別の意味でハマってしまいますよ〜。

この本は文庫で出てますので、比較的ゲットしやすいかと思います。
もし無い時には“密林”でポチる!という心強い見方が…って、
完全に誘惑してる?(笑)
3. Posted by まきこ   2006年02月03日 18:53
Akiさん、こんばんは!
『歳三からの伝言』って、読んだはずなのに、全く内容を覚えていません(汗)
Akiさんの記事を読んだら、「読み返さねば!」と思いました〜。(最近、「読み返さねば!」と思っている本、多数!)
4. Posted by ままこっち   2006年02月03日 22:46
戦国自衛隊の伊庭を見て、イバハチを連想した仲間(って長いな!)のままこっちですー

私も「歳三からの伝言」結構好きです。会津が濃いので。勿論イバハチもねっ!北原さんの描く歳三、好きなのかも。「降りしきる」も絶品だと思ってます。短編では「降りしきる」と「色」かなあ。
また読みたくなっちゃいました!(おーい葉隠は??)
5. Posted by ことり   2006年02月04日 04:53
Akiさん、こんにちは。
Akiさんの感想を読んで、「歳三の伝言」を全然ちゃんと読んでなかったことに気付きました。今度は伊庭八郎さんに注目して読みたいと思います。Akiさんに出会わなければこのまませっかくの楽しみを気付かずに過ごすところでした…危ういところをありがとうございました(笑)
こちらに来てみたら、気になっている本の感想がたくさんあるので嬉しくなってしまいました。参考にさせていただきますね♪
6. Posted by Aki_1031   2006年02月04日 23:44
まきこさん、
私も自分への覚書として読書感想を書いていますが、
いざ書き終えるとすっかり内容を忘れてしまうので(苦笑)
すでに内容もうろ覚えになりつつあります…(ダメじゃん!)。
本のノルマは次から次へと出てきてエンドレスですよね〜。
特に新選組関係や幕末関係は多いし…(苦笑)
7. Posted by Aki_1031   2006年02月04日 23:47
ままこっちさん、
>戦国自衛隊の伊庭を見て、イバハチを連想した
うふふ〜♪やっぱり?(嬉)
反町隊長と藤原秀秋の場面の脳内再生は
既にイバハチと総司でしたよ(笑)

「降りしきる」も近々読んでみたいと思ってます。
こちらの作品、イバハチ度は…どのくらいですか?(←基準はそれかい!笑)
8. Posted by Aki_1031   2006年02月04日 23:51
ことりさん、こんにちは〜!
いえいえ、こちらこそ余りに多くの本がことりさんとカブっていたので
嬉しくなってしまいましたよ♪
今後ともどうぞよろしくお願いしますね。

「歳三の伝言」も、本当はサイドストーリーである
美乃ちゃんと歳三さんとのロマンス〜♪も取り上げなければいけないのかもしれませんが、
独断と偏見で思いっきりスルーしてます(笑)。
イバハチが登場した時点で、他のネタは完全スルーでした!(爆)
9. Posted by ままこっち   2006年02月05日 00:07
>Akiさん
ううーんごめんなさい。「降りしきる」はイバハチ、出てこないです。ちょっぴり中身を紹介すると、歳三&お梅モノです。でも、私は「降りしきる」でゴハン3杯いけちゃいます(?)従来にない「お梅」のキャラが新鮮な作品、です。
10. Posted by Aki_1031   2006年02月05日 01:34
ままこっちさん、
お梅さんって…あのお梅さん、ですよね?
へええ〜、すごい組み合わせだなー。
それもアリなのか…。でもちょっと面白そう。
トライしてみます!
ご紹介ありがとうございました♪
11. Posted by 浮舟   2006年02月05日 21:16
こんばんは。浮舟と申します。
トラバありがとうございました(ご挨拶遅くなってしまってすみません・・(^^;)
「歳三からの伝言」、私も伊庭八郎が印象に残ってます!というのも、私が読んだ新選組もので初めて伊庭八郎が出てきたのがこの小説だったんです。名前だけは聞いたことあったんですけど、不勉強でどんな人物か知らなくて・・・。
土方さんとのコンビ、いいですよね。他にも、イバハチ(略してみました(笑))が出てくる小説読んでみたいです!
12. Posted by Aki_1031   2006年02月06日 13:41
浮舟さん、コメントありがとうございます!

初めてイバハチと出会ったのがこの本だったんですねー!!
…私はいつ出会ったんだっけ???(汗)
お、思い出せなーいっ。
気付いた時には既に夢中(?)でした(苦笑)。

やっぱりウザいと言われようと何と言われようと、
個人的にイバハチ祭りやってしまおうかしら…♪
13. Posted by ponpoko   2006年02月07日 20:05
Akiさん、はじめまして!
トラバ、ありがとうございました。
(反応が遅くてすみません(>_<))

私も伊庭さんが大好きです♪
「歳三の伝言」に登場する彼は出番は少ないけど、なかなか良い感じですよね。

伊庭八郎が登場する小説と言えば、伊庭さんの江戸っ子ぶりを堪能するなら池波さんの「幕末遊撃隊」。
切ない恋愛ものに酔いしれるなら真野ひろみさんの「雨に紛う」がおすすめです。
ではでは(^^)
14. Posted by Aki_1031   2006年02月08日 12:17
ponpokoさん、はじめまして!
コメントありがとうございます。

>私も伊庭さんが大好きです♪
わーいわーい仲間だ〜!(嬉)
池波氏のはイバハチと言えば…の王道ですよねvv
「雨に紛う」は切ない恋愛なのかぁ〜ドキドキ。
切ないイバハチを見るのは忍びないのですが(苦笑)、
チャレンジしてみますね!
ご紹介ありがとうございました♪

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: