2007年08月15日

「SHINSENGUMI:The Shogun's Last Samurai Corps」

今月発売のTVナビ、表紙がなんと山本耕史クンだそうですよー♪
相変わらず商売上手です(笑)。
しかも「ちょっと休憩…」のゲストがおこんちゃんこと中越典子ちゃん!
超嬉しいよー!最高だよ、ナビさまさまだよ。
これはもう確実に居眠りどのネタが登場しますね。
華乃子さん、ナイスな情報ありがとうございました♪

先日、電車で「黒龍の柩」を読んでいる方を見かけました。
新選組関係の本を読んでいる人を見かけたのが初めてだったので、ちょっぴり感動!
…とか言いつつ実は私、この本を読んだことがありません(汗)。
好き嫌いがハッキリ分かれると聞いているし、ラストを聞く限りではワタシ的に受け入れ難そうで、どうも読む踏ん切りがつかない(苦笑)。
ま、いずれ機会をみて挑戦してみたいなーとは思っています。

それよりも、幕末スキーな英語学習者にとって1つで2度美味しい本を読みましたvv
それが「SHINSENGUMI:The Shogun's Last Samurai Corps」



最近、翻訳版「新選組―将軍警護の最後の武士団」が発売されたので、ご存知の方も多いと思います。
英語の勉強になるだけではなく、外国人の視点から新選組がどのように書かれているのかも興味津々で読みました。
英語が多少苦手な方でも、新選組の栄枯盛衰をご存知であれば読み進めることができると思いますよ〜!


著者は日本在住15年以上のアメリカ人。新選組が好きなんだなーサムライが好きなんだなーということが良く伝わってくる本です。
変な贔屓目で書いていないし、歴史の流れに沿って細かなエピソードも踏まえながら綴られています。

新しい情報は皆無でしたが、新選組は単なる殺戮集団というような大きな誤解を生じさせる書き方はしておらず、非常に公平に書いているので安心して読めました。
とはいえ、多少のツッコミ所はあったけどね(苦笑)。
永倉新八と子母澤寛からの出典が異常に多いため、それ違うだろ!ってのはありましたよ。
総司が黒猫を斬ろうとするところとか、ストーンウォール(甲鉄艦)がストーンウォール・ジャクソン号と混同されてたり(実際は全く異なる船)とか。

今まで英語で「藩」を言う時には“clan”を使っていたのだけど、“domain”も使えるんだなぁと勉強になりましたvv
あとは“The swords were still in their scabbards.”…刀の「鞘」に該当する英語があったのも初めて知ったよ!…って、普通の英会話ではまず使いませんけどね(笑)
興味深かったのが、局中法度と近藤勇&土方歳三の辞世の句の英語表現!
これはオリジナルを知っていればこその楽しみがあります♪
特にカッちゃんの辞世の句は漢詩だしね〜。

他には例えば、
“something precious inside for you all.”
から始まる、郷里に送った妓たちからのトシ宛ラブレター話とか、
“the samurai of the east surpassed their counterparts of the west in the arts of war.(武士は東国に限る)”
と言った勇さんの話とか、
“Traitors!(奸賊ばら)”
と叫んで絶命した伊東カッシーとか、
“I'll kill anyone who tries to flee.(退く者は斬る)”
と宇都宮戦で叫んだトシとか、へえええ〜英語だとこんな風に言うんだーというのが満載で、とっても面白く読むことができましたよ。

残念なのが大河ドラマ「新選組!」同様、近藤勇の斬首で終わってしまうこと。
戊辰戦争は軽く飛ばされてしまっています(涙)。
ですが、さすがに土方歳三の最期だけは「Epilogue」という形で書かれていました。
これはねぇ…たとえ英語でも泣けますよ!

“If you don't follow my orders, I'll cut you down right now.”
と副長から命じられた市村鉄之助は泣く泣く五稜郭を脱しますが、その後鉄クンが当時を振り返っての談話がね、もうどんだけーーっ(号泣)

When I left the fortress, I looked back, and in the distance saw someone watching me through a small opening in the gate.
I think it was Commander Hijikata.

「新選組!! 土方歳三最期の一日」では、このシーンは残念ながらありませんでしたが、それでも池松鉄クンが草原を走り抜けていくシーンを思い出し、電車の中でウルウルきてかなりヤバかった。

討幕派についてもきちんと書かれているし、他にも組ファンには堪らないエピソードが沢山盛り込まれているので、英語に抵抗がない方は是非チャレンジしてみて下さい。

akichan10314002 at 23:29│Comments(8)clip!幕末の本 | 英語トーク&教材Edit

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1. 新選組―将軍警護の最後の武士団  [ Slip Away ]   2007年11月28日 13:09
風邪引いたみたいです。 京都から帰った後で良かった〜。 喉が痛くて痛くて唾液を飲み込むのが苦しい。副業が喋る仕事なので、これは辛いです。 しかし、念の為、昨夜は早く寝て、10時間睡眠取ってみたら随分ラクになりました。睡眠は何よりの薬ですね。でも、このタイミ....

この記事へのコメント

1. Posted by リューザキ   2007年08月16日 00:48
うっ・・・(言葉を失っている)

いや、失敬。午前中に「池田屋階段落ち」をやってしまって、
最初は、一番打撃を受けた下半身のみの痛みだったのですが、
今、全身に到達してます(汗)

10日後に「石田散薬」作り体験をするのですが(笑)

さて、本題。翻訳本も出版されて、そちらを買おうかな〜と思っていたのですが。
これ、イイッ!!カッちゃんの時世の句の英語訳、萌えそうです!!

英語劇「新選組!」もいいかも♪
カッシーの「奸賊ばら!」で一笑(え?汗)
トシの「退く者は斬る!」で号泣。
で、続編・英語劇「土方歳三 最期の一年間」(数字が増えてますが。。汗)も希望。
どこかの劇団さん、ご検討ください(祈願)

とにかく2冊、併せてgetだぜ〜♪
2. Posted by 瑞貴   2007年08月16日 19:36
黒龍の柩、読みましたよー。でも、私は好きになれませんでした(^_^;)最後がなんともねぇ〜。

外国から見た新選組、英語で書かれた辞世…その本、凄く気になります!
英語は苦手ですが(汗)頑張って読んでみたいです♪
3. Posted by Aki_1031   2007年08月17日 13:44
リューザキさん、
>翻訳本も出版されて、そちらを買おうかな〜と思っていたのですが。
内容はまぁ新選組ビギナーのためのハウツー本的なものなので
ある程度新選組をご存知の方々ならば
何ら新鮮味も面白味もないと思います(苦笑)。
私も原書でなければ読まなかったかも…(汗)。
4. Posted by Aki_1031   2007年08月17日 13:46
瑞貴さん、
黒龍〜は好き嫌いの激しい作品のひとつですからねぇ…。
ちょっと躊躇っています(汗)。

>英語は苦手ですが(汗)頑張って読んでみたいです♪
ひととおり新選組のことをご存知であれば
書いてある内容の予測がつき易いので
取っつきやすいと思いますよ。
5. Posted by Vega   2007年08月19日 00:54
さっすがAkiさん、原書を制覇ですね!
ヘタレな私は翻訳本を読みました(爆)。
内容はオーソドックスな(ある意味古臭い)新選組通史だけど、いかにも翻訳モノっぽい文章で新選組が語られているのが、なんだか新鮮で面白かったですよ〜。
でも、ところどころ「ここは原文ではどう書いてあるのかな?」と気になる表現があったので、一度原書と訳書をすり合わせてみたいですね!

ちなみに「黒龍の棺」、未読ながらラストをネタバレされちゃって知っています(笑)。
でも、こういうのもキライじゃないですよ私。
6. Posted by Aki_1031   2007年08月19日 22:36
Vegaさん、
>いかにも翻訳モノっぽい文章で新選組が語られているのが、なんだか新鮮で面白かったですよ〜。
そうかぁ…翻訳者の方は、新選組にハマって
片っ端から組本を読んだ方だと聞いていたので、どんな感じなんだろう?と
思っていたのだけど…翻訳モノっぽい文章でしたか(笑)。
それはそれで面白そうvv

「黒龍〜」どうしてラストだけ流布してるんでしょうねぇ…。
やっぱりありえないくらい斬新だから?
ううーむ、怖いものみたさでチャレンジしてみよっかなー(笑)。
7. Posted by YAGI節   2007年11月28日 13:10
翻訳版読んだので、トラックバックさせていただきました。

Akiさん、原書読まれたんですね。さすが〜。
Akiさんの記事読んでいると、原書にも興味津々です。
藩が「ドメイン」だなんて、面白い〜。
いや、他の引用されている英訳もいちいち面白いです♪

しかし、「日本の文化なんて外国人にはわからないのでは?」なんて思った事もあったけど、「結構わかっていただけてるのね」と感動しました。
っていうか、日本人のくせに自分の方がよっぽどわかってない部分もありそうです(汗)。
8. Posted by Aki_1031   2007年11月29日 14:05
YAGI節さん、TBありがとうございます!
>他の引用されている英訳もいちいち面白いです♪
ぜひ原書をご覧になってみて下さい。
和訳と照らし合わせてみると、
面白いかもしれませんよ〜(笑)。

日本人だからこそ、逆に当たり前に感じすぎていて
気付いていないことって沢山ありそうですよね。
全く別の視点から言われて、目からウロコだったり…。
この本でも新鮮な発見が色々あって、
ストーリーとは別の意味で楽しめましたよん(笑)。

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