2008年04月23日

「戊辰戦争」原口清

ガックンことGacktが上杉謙信公を契機として、ハリウッドデビューを果たすそうです!(笑)
どこまで世界に通用するかを試したいとのこと。
うひょー、頑張って下さい♪

「新選組!」で永井尚志さまを演じた佐藤B作さんが胃がんを告白したそうです。
ただ初期の段階なので、復帰は早そうですね。
早い快復をお祈りしています!


戊辰戦争と名のつく本を片っ端から読んでいます。
まずはこちら↓ その名もまんま「戊辰戦争」(笑)。




既に発売されていないと思いますので、入手は少し困難かな…?
古本屋などにはあるかもしれません。
ちなみに私は図書館組!(笑)

この本を読んでまず思ったのが…随分と噛み付く著者だなぁということ(汗)。
典型的な学者論文というか。
ま、奥付を拝見して納得!の名誉ある方なのですが。
著者が食ってかかっているのは御三方いるようですけど、そもそもこの本は戊辰戦争というより戊辰戦争“論”ではないか?と思ったり(苦笑)。
学説論争には元々興味ないし、文学部卒でもないため例えば龍馬暗殺の真相に代表されるような定説と邪道説の区分などにも興味はなく、論争関係は読むに堪えないため、正直言って最初は読み続けるのが辛かったです。。。

真実はひとつ。しかしその史実が分からないからこそ色んな説が登場するのであって、それはそれで面白いじゃん!みたいな。
私のように単に“歴史を楽しむ凡人”にとっては、相手を論破したり糾弾したりするのを趣旨としてはいないし。
更に申し上げると、大学の講義でこういう学説を延々聞かされ続けたら、きっと歴史なんか嫌いになってしまうだろうな〜と思ったり(苦笑)。
や、恐らく歴史をアカデミックに体系付けることも必要だとは思います。それが学者さんのお仕事なのでしょう。

でもねぇ…例えば「幕藩的名分論を圧殺し、絶対主義的名分論を持った」などと言われても、何がなにやらさっぱり???と思ってしまうのは私が史学科卒ではないからか?
「鳥羽伏見戦争の意義」や「公議政体派と武力倒幕派との相違」という言葉を取っても、トシやイバハチたちは意義や相違点を見出すために戦ったわけではないと思うんだけどな〜などと考えてしまう私は浅薄なのかもしれませんね。ハイ、すみません。

個人的には、妓からの大量ラヴレターを郷里に自慢げに送ったり、官許遊郭を「ことの外粗末!」と言い切ったり、仲直りの宴会なのにむしろ関係を悪化させたり、それを畳回しや陰毛に火をつける一発芸で止めようとしたり、泥酔して雪の中で討死…ではなく凍死しそうになったりするお話の方が好きだなぁ。
戦闘で魁(さきがけ)や殿(しんがり)を務める勇猛果敢な姿以外の“彼らの可愛い日常”を知ることで、かつて日本に存在していたラストサムライたちがより愛しく身近に感じられ、結果的に歴史そのものにも興味を持つようになると思うんですけどね。
ま、それこそ目的が根本的に異なるので、私がどうこういえる立場ではありませんが。
戊辰戦争をネタに論説を批判するという展開自体は、ある意味新鮮でした(笑)。

読んでいて面白かった点も、もちろんありましたよ。
花山院一党や高松一党などの草奔隊、仙台藩の烏組(衝撃隊)&猛虎隊など、存在自体を知らなかった隊を知る契機になりました♪
ホント、全国各地に沢山の面白い遊撃隊がいたんだな〜。
あとは朝敵として追討対象となったのが「帝鑑の間」詰の諸藩が圧倒的に多く、次席が「菊の間」&「雁の間」だったこととか。
帝鑑の間は譜代大名の集合場所ですからねぇ…。
ここら辺は「幕末インテリジェンス」を読むと、さもありなん!と妙に納得できますvv
それから庄内藩の底力と強さ♪とか、林の殿様ネタとか(笑)。

次回は、この作者が批判した方々の1人が反撃に出た「戊辰戦争“論”」です(苦笑)。

akichan10314002 at 23:39│Comments(12)clip!幕末の本 │Edit

この記事へのトラックバック

1. 佐藤B作が胃がん告白 御園座特別公演を降板  [ 芸能ニュース速報 ]   2008年04月25日 01:42
俳優の佐藤B作(59)が、胃がんのため6月の名古屋・御園座特別公演「御いのち」(1〜22日)を降板することが23日までに分かった。

この記事へのコメント

1. Posted by カタリーナ   2008年04月24日 02:18
歴史学者といっても、いろいろなタイプの方がいらっしゃるとは思うのですが、
学者として意地でも真実を見極めたいと思う方も当然いるでしょうし、
それゆえ何に信憑性があり、何に信憑性がないか、
明確に区別せずにはいられなくなるんでしょうね。
後世の視点で歴史を俯瞰で眺め、再構築するというのも醍醐味なんだと思いますし。
そこには当然論争が起きるでしょうし、研究を続ければ続けるほど、
一個人の日常など顧みられなくなっていってしまうのかもしれませんね。
過去の時代を上から見たいか、その時代の中に身を置くが如くに味わいたいか、
そんな違いもあるんだと思います。
それって結局、歴史学者と歴史好きの差なのかなー。
Akiさん、よく読破されましたねー!
単なる歴史好きな私にはきっとムリ。(苦笑
2. Posted by ルイス   2008年04月24日 13:03
こんにちは。
佐藤B作氏が胃がんと聞いて驚きました。

幸い健康診断を受けたところ早期発見とわかってほっとしています。自分の体の事を考えると他人事ではないです。

夏復帰という事は『磐音様2』の撮影と思われますが、元気なお姿が拝見できる事をお祈りしたいですね!

3. Posted by ゆぅちゃん   2008年04月24日 13:26
 存在を知らなかった衝撃隊士の子孫です(笑)
 私がいうのもなんですが、学術論文と一般向けとの境界線なんですよね。
 学術を中心として読む側にとって当たり前なのが、一般にも未知の部分がある。
 とりあえず歴史嫌いにならないでくださいね(笑)
4. Posted by はな。   2008年04月24日 18:34
Akiさん、こんばんわ!
学術本は…厄介ですよね。
研究者という商売は、ひとつの史料の解釈で
揉めたり、自分の論を固持するために
戦ったりするために論文を書き、本を出す。
元はみんなと同じように、
歴史を探求するのが好きだったはずなのに、
妙な理論武装をして生きねばならない。
反論があれば切り結び・・・という
いばらの道を歩いていくのでございます。
(私はそれが嫌で離脱しました♪)
なので「お説」をくどくど聞かされるのはうんざりで、学術本とは縁遠い暮らしをしたい…けど、
ちょこちょこ、「お説」のなかにレアな情報が
あったりするので、無視できないんです(笑)。
この本も図書館で借りるつもりではあるのですが、
まだ勇気がありません(笑)。
Akiさんは立派です!!
私もがんばって読んでみますっっ。

5. Posted by かよこ   2008年04月24日 22:40
単に日本史が好きだから日本史学科に進み、あまりに専門的or退屈な授業にげんなりしてサボりまくり、卒論は合格ぎりぎりの評価で卒業した私です(苦笑)
専門の授業より、一般教養の歴史の授業の方が楽しかったなぁ(笑)
でも理論をこねくり回すだけの先生もいれば、史実を探し出すタイプの先生もいましたよ。楽しみながら研究している先生は、授業も面白かった。
私はこの本・・・パスしておこう(おい)
6. Posted by M子   2008年04月25日 12:25
いや〜ん、陰毛に火をつけたバカな男子は誰なの?
ってゆーかそこに引っ掛かるか私。
7. Posted by Aki_1031   2008年04月25日 20:12
カタリーナさん、
私の言葉足らずな記事にいつも的確で
優しいお言葉を返して下さりありがとうございます!
いつもいつも癒され&感動しています〜。
カタリーナさんのように言葉の使い方が上手くなりたいです(願望)。

>過去の時代を上から見たいか、その時代の中に身を置くが如くに味わいたいか、
実はこんな学術本だなんて全く知らなかったんですよ。
ただタイトルに引かれたて図書館で取り寄せたので
バリバリの学説語りと気付いたのは、
読み始めてしばらくたってから(滝汗)。
やっぱり私は時代の流れやカテゴリー分類うんぬんよりも
人物に、というかその人がやらかしたネタや人間関係に
興味があるんだわーと、今更ながら思い至らせられた本でした(苦笑)。
8. Posted by Aki_1031   2008年04月25日 20:16
ルイスさん、
B作さんのことは本当にビックリしましたよね。
まだお若いし、早期発見とのことなので
集中的に治療をすれば、すぐに復帰ができるような気がします。

>元気なお姿が拝見できる事をお祈りしたいですね!
居眠りどのは笹塚B作さまがいらっしゃらないと!と
私も思っています。9月が楽しみですね♪
9. Posted by Aki_1031   2008年04月25日 20:23
ゆぅちゃんさん、
ええっ!衝撃隊士のご子孫だったのですか?!
すごい…改めて幕末を身近に感じた瞬間でした(驚)。
仙台藩もハマるとヤバイですよね〜。
泥沼一直線間違いなしですもの(笑)。
でも無性に惹かれるんですよね…危ない危ない。

>とりあえず歴史嫌いにならないでくださいね(笑)
はい!もちろんです。
大学のレポート提出や仕事のノルマで
幕末を追いかけている訳ではありませんし、あくまで趣味なので
自分の興味があることを好きな時に好きなだけ
調べるというのが長続きの秘訣ですよね(笑)。
これからも素敵な情報お待ちしております♪
10. Posted by Aki_1031   2008年04月25日 21:31
はな。さん、
史学会(というと大げさかもしれませんが)での
学説論争をちょっぴり垣間見てしまった感じの
戊辰戦争本でした(苦笑)。
きっと各学会で論争なんて日常茶飯事なのでしょうけど
たんなるシュミとして片手間で歴史に手を出している
凡庸ないち庶民の私としては、ある意味新鮮で
ある意味触れたくない世界でした。

とはいえ、はな。さんが仰るように
>「お説」のなかにレアな情報があったりするので
というのが厄介ですよね〜。
やはり好きな事は「仕事」にはしたくないです(苦笑)。
11. Posted by Aki_1031   2008年04月25日 21:34
かよこさん、
大学で日本史にどっぷり浸かっていたかよこさんが
仰るくらいだから、本当の学説論争ってもっと
あざとくて醜いんだろうなぁ…などと思ってしまいました(苦笑)。
悲しいかな、好きなだけでは継続できない世界ですよね…。

>楽しみながら研究している先生は、授業も面白かった。
そんな先生に巡りあいたいです!
情熱を傾ける矛先が少し変わるだけで、
みんなを歴史好きに変えることができるだろうに、
実際は、こういう魅力的な授業をする先生の方が
少なかったりするのかもしれませんね〜。
この本、正直あんまりオススメできません…(ぼそっ)。
戊辰戦争を扱った素敵な書籍は他にも沢山ありますしvv
12. Posted by Aki_1031   2008年04月25日 21:41
M子さん、
>ってゆーかそこに引っ掛かるか私。
いや〜ん、やっぱりそこに食いついたか!(爆)
でもこういう「え?誰?」とか「は?何ごと?!」とかの方が
歴史に興味を持つきっかけになりますよねvv

で、ご質問の方ですが…せごどんです(爆笑)。
厳密に言えば、畳回しと点火騒動は別の宴会で行われていますが。
屋敷に火を放ったり勝手に軍艦を買ったり、
派手で大仰なことをやらかすのが長州というイメージの一方、
宴会での一発芸や小ネタ披露など、細々と笑わせてくれるのが
薩摩や土佐だったりする印象があります(笑)。
や、やらかすのは幕臣ズも負けてないか!(爆)

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