私は特に友達や知り合いを増やすでもなく黙々と泳いでいる。挨拶をされたらもちろん返すがまじまじ見ないのと人の顔を覚えるのが苦手なのでその場限りだ。多くの人がだいたい同じジム生活を送っていると思う。いや、こっちが少数派か?そんなことないよね、な、ないよ、ね…。

こんな根暗スイマーにもときおりフレンドリーに接してくださる人がいて、過剰にドッキリ心拍数を上げつつ、ありがてえありがてえ。たいてい年配の女性です。ありがとうございます。

プールのウオーキングコースでよく見かけるおばあさん。

70代後半から80代前半の…おそらくその場の最年長と思われる。そのおばあさんに、最近私を覚えてもらえたようで、お会いすると挨拶をされるようになった。

私は以前から(おばあさん今夜もいるなあ)とは思っていたが、挨拶をするようになって、改めて意識するようになった。よくよく考えたらすごくないか、この人。

だって毎晩のように水の中にいて、夏だけではない、真冬もお見かけしたことがあり、アクアビクスのクラスに参加した後もウオーキングをしていらっしゃる。それも30分以上。一体なぜ…。

一体なぜって言い方、失礼かもしれないけど本当に一体なぜ。だって私は常に(一体なぜこんなことをしているんだ?)と思いながら泳いでいる。わざわざ全身を水に浸け、濡らし、乾かすために毎月お金を払う。それでも抗えないのが水泳の魅力なわけだけれども。

おばあさんはプールによってこんなに元気なのか、今まさに元気を育て保つためにプールに通っているのか、気になる。どうやって来てるんだ、まさか自転車、いやしかしプールサイドをよいしょと歩いている感じでは自転車は無さそう、帰りはひとりなのか、23時過ぎに歩く?、危ない、近所なのか?、気になる。

そしてとにかく体力がすごい。私は何歳まで泳ぐのかな。一体何歳までこんなことするんだろう。