History09宿敵に遅れをとってしまった感のある
KOBY。今までも悔しさをバネにして
きた…果たしてライバルへの雪辱は
なるのかハロマ第3幕の幕は上がる。

《わが家のDM歴史-第9回-雪辱》
第3回となったハロマの大会(2005/11/13)…12月はお店が超忙しくなるという
ことで今年はこれがハロマとしては最後。出場者枠は64名の倍に拡大された。
予選8グループで上位2名勝ち抜けで、16名による決勝トーナメントを行う
ことに。各グループには前回のベスト8進出者が無条件で1人づつ出場決定。
残りは抽選予定だったが、人数ピッタリで全員出場可能になった。
32名のトーナメントでも結構大変だったが、さすがに64名ともなると、もう
会場は大変な騒ぎ。こりゃ運営も大変だ。

今回KOBYは「WSボルバル」、DAIは「赤青ヴァルボ速攻」で出場。
【予選リーグ】
予選は、1本勝負4回戦…2敗した時点で予選敗退決定。
DAI(Bグループ)は、連勝した後「赤緑ドラゴン」デッキの子に敗れたが、
予選最終戦を見事に勝利して3勝1敗で2位通過。
KOBY(Gグループ)は、危なげなく4連勝で1位通過となった。
決勝トーナメントは3本勝負。2本先取で勝ち抜け。
【決勝トーナメント1回戦】
DAIは、「白単」の子と対戦。1本目ヴァルボの速攻をキンゼラなど大量
ブロッカーで止められたが、じっくり待ってパラディン登場…押し切った。
2本目もほとんど同じ流れでDAIがパラディンでブロッカーを一掃した後、
特攻して勝利。2-0で2回戦進出。
KOBYは予選でDAIに黒星をつけた「赤緑ドラゴン」の子と対戦。
WSで完全に制圧。サピエントアークで相手クリーチャーを壊滅させた後、
《星雲の精霊キルスティン》※1《呪紋の化身》※2で圧倒。2-0で2回戦進出。
【決勝トーナメント2回戦】
DAIは、「赤単速攻」の子と対戦。激しい戦いとなった。
1本目ヴァルボ速攻を決めたが、ボルカニックでヴァルボを焼かれるなど
した後、相手のペースに…。
クリーチャーの数で圧倒的に不利な状態で、相手が最後のシールドを
ブレイク…ここでヒットしたのが「地獄スクラッパー」!!!とどめを
させなかった相手に対し、返しのターンでDAIが特攻で逆転勝利。
2本目もヴァルボ速攻を決めたが、またしてもボルカニックで焼かれる。
その後小中型クリチャー同士で一進一退の攻防の中、DAIがアドバンテージを
取ったかに見えた矢先、今度は相手のシールドからスクラッパーがトリガー!!
逆転負け…これで1-1。
最後の3本目。またしてもヴァルボはボルカニックに焼かれたものの、
その後は殴り合いの一進一退。数で相手が有利に立ちかけたところで、
DAIはスパイラルゲート、サーファーなどで応戦。
流れを自分に引き寄せた後、小型クリーチャーで殴りきって1ターン差の勝利。
激戦の速攻対決を制し準決勝進出を決めた。
KOBYは、避けては通れない相手・同級生でありライバル…前々回・準優勝、
前回・優勝の子と対戦。
前々回は2回戦であたり敗北、前回は準決勝であたり同じく敗北を喫している。
この子に勝つべく今日まで練習してきた。そしてこの子に勝つためにデッキも
WSを選択した。相手の子は、前々回・前回とも色は違うが速攻デッキで
出場していた。しかし今回は「マリエル・カッター」で出場。
予選1位で通過し、決勝トーナメントでも前回4位の子を破って、しっかり
ここまで上がってきた。ライバルの火花が散った対戦は、白熱…マリエル
ロックにより、お互いの場に大量のクリーチャーが並ぶもアタックはない
不気味な展開。ダイヤモンド・カッターでの一斉攻撃をかわせることが
できるか否かが勝負の分かれ目と思われたが、結局キルスティン召喚による
全軍ブロッカー&全軍WブレイカーでしのぎきったKOBYが2-1で接戦を制し、
ついにライバルを倒して準決勝進出を決めた。
【決勝トーナメント準決勝】
準決勝に残ったのはなんと2組の兄弟という結果に。
そして兄同士、弟同士が激突!!
DAIの相手は「クロスギア入りWS」デッキの子。1本目は、ヴァルボ速攻が
炸裂。WS発動しヴァルボは破壊されたが、役目は十分果たした。その後は、
スパイラルゲートをうまく使いながら、小型獣・速攻獣でチマチマと
シールドを割って殴り勝ち。
2本目は、相手のWSが速いターンから炸裂。しかも《インフェルノ・
シザース》※3がトリガーするなどして、クロスしたクリーチャーで返しの
ターンにブロッカーを破壊された上で、サピエントアークで攻撃獣を
破壊されるなどして完全に制圧された。アースラやパラオーレシスは、
パラディン召喚で手札に戻し、シールド特攻に行ったが、もはや焼け石に水。
後は相手に特攻されて負け。
最後の3本目。2本目と似たような流れで、先攻したもののWS発動後は、
相手のペース。徐々に押し込まれて、トリガーもスクラッパーがヒットした
ものの、WS軍団にはあまり効果無し。殴りきられて惜敗。
1-2で終了。3位決定戦なしなのでDAIは3位決定。
KOBYの相手は「青黒」…DAIの試合と同時進行だったため見ることができず、
展開は不明。兄同士の決戦も弟同士の決戦と同じく白熱したようだが、
結局キルスティン召喚によるブロッカー軍団で守りきった後に特攻でKOBYが
勝利。2-1でKOBYが決勝進出。
【決勝】
決勝はWS同士の対戦となった。
お互いがWSということで、あっという間にWS発動。サピエントアークを先に
出せた方が有利。ここでKOBYが先にサピエントアークを召喚。
その後もゴリアック召喚などで相手のWS獣を制圧。
その後も「母なる大地」をうまく使いつつ、場を制圧した上でキルスティン
登場!!あせらず「呪紋の化身」登場を待って、安全にシールドへ攻撃…
2本とも同じような展開で相手にペースを握らせることなく、2-0で圧倒。
ついに念願のハロマ初優勝を果たした。

惜しくも兄弟による「決勝」という夢は実現されなかったものの、KOBYは
ライバルに雪辱を果たした上で優勝。DAIも3位に入賞するというデュエマを
初めて以来、わが家最高の成績を収めた。
デュエマを通しての友達の輪のひろがり、そして目標に向かって頑張ること。
いろんな素晴らしいものを実感したおやぢとその子供たちであった。
(第10回に続く)

※1《星雲の精霊キルスティン》DM12-VR 光文明 コスト7
  クリーチャー 種族:エンジェル・コマンド P5000+
  ■ウェーブストライカー(バトルゾーンに「ウェーブストライカー」
  を持つクリーチャーが他に2体以上あれば、このクリーチャーは
  次のWS能力を得る)
   WS-バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは
   +5000され、「ブロッカー」と「W・ブレイカー」を得る。
※2《呪紋の化身》DM07-R 自然文明 コスト6
  クリーチャー 種族:ミステリー・トーテム P6000
  ■W・ブレイカー
  ■このクリーチャーがバトルゾーンにある間、相手は
  「S・トリガー」を使えない。
  ★プレミアム殿堂(デッキに1枚も入れることができない)
※3《インフェルノ・シザース》DM15,DMC25-UC 火文明 コスト3
  クロスギア
  ■S・トリガーX
  ■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手の
  クリーチャーをパワーの合計が3000以下になるように好きな数
  選び、破壊する。