クラシック音楽、オーディオ、地元の風景など、いろいろと綴っています。

イザベル・ファウスト / メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

私にとっては賞味期限が切れかけていた「メンコン」。
その曲にイザベル・ファウストがレシピを刷新して
凄い演奏を聴かせてくれました。

冒頭から衝撃を受けました。最初にCDを聴いた時、冒頭の歌い方に、
正直ガッカリしていたのです。あの哀愁を帯びた感傷的なメロディが
レガートでしかも抑揚を抑えた演奏。一瞬、あれれ、て感じでした。

やはりこれまでに刷り込まれた「メンコン」のイメージが邪魔を
していたようです。試聴回数を重ねる度にファウストに惹きつけられ、
冒頭のあの部分でさえもその良さがわかるようになって来ました。

透明感溢れる比類なき美しさで奏でるファウストの演奏は、これまでの
冷静沈着というイメージを保ちつつ、情熱的な要素が加わりスリリングな
一面を見せてくれました。

また、フライブルク・バロック・オーケストラもオリジナル楽器を使用し、
トランペット、ホルン、ティンパニがメリハリのある古楽器オーケストラ
独特の響きに貢献しています。いやぁ~素晴らしいサウンドですね。


CDのレコーディング風景


----------------------------------【ディスクデータ】-----------------------------------


曲  名:メンデルスゾーン
     1. ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
     2. 序曲『フィンガルの洞窟(ヘブリディーズ諸島)』 Op.26
     3. 交響曲第5番ニ短調 Op.107『宗教改革』
 
演  奏:イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
     フライブルク・バロック・オーケストラ
指  揮:パブロ・エラス=カサド
録  音:2017年3月 バルセロナ、オーディトリウム第1ホール「Paul Casals」
レーベル:Harmonia Mundi(King International)
規格品番:KKC5788
発売年月:2017年9月30日
記録形式:CD

輸入盤(HMM902325)は2017/08/08より発売中

今年も咲いた酔芙蓉 - 花壇のある風景(162)

最高気温は30℃前後の日が続いているのですが
カラッと爽やかな暑さで、エアコンも遠のいています。

近隣の市場池公園近くの川沿いでは
今年も酔芙蓉が綺麗に咲いていました。

午前中は白い花を咲かせ、午後になるとピンク色に変化し、
夜にはさらに紅くなり、翌朝には萎んでしまう酔芙蓉。
まるで一本の木から種類の違う花が咲いているような不思議な美しさ。
酔芙蓉_2
白く咲く花と紅色に萎んだ花とのコントラストが良いですね~。
実は紅色に萎んだものは、昨日咲いて萎んだもの。
酔芙蓉_1
今朝11時には純白で咲いていた花が ↑
酔芙蓉_3
夕方5時に行ってみるとピンク色に変化していました。


嘗ては便利だった特急サンダーバード

縁あって30数年前から行き来するようになった富山県。
今回は少し間隔が伸びて3年ぶりに行って来ました。
そして初めて北陸新幹線にも乗った。と言うより関西方面から
富山へ行くには北陸新幹線に乗らざるを得なくなったと言うべきか。

北陸新幹線が開業する以前は特急「サンダーバード」で
大阪-富山間を乗り換えせずに行けたのだが北陸新幹線の
開業と同時に全ての「サンダーバード」が金沢終点となった。

その為、以前と同等の所要時間で富山へ行こうとすると、金沢から
新幹線を利用するしか無いのである。特急料金が高くなる上に
乗り換え労力も発生する。関西方面から往来する者にとっては
踏んだり蹴ったりで大迷惑な北陸新幹線なのであります。
新幹線へと誘導されて、建設に掛かった費用負担をせっせと
強いられている感じがしてならない。

幸いにも3日間滞在した富山市内は好天に恵まれ、
北陸新幹線にまつわる腹立たしい思いを払拭してくれた。
路面電車_2
写真撮影:2017-09-10 FUJITSU M01(全写真)

富山市の中心部を走る富山地方鉄道の「セントラム」

路面電車_3
ホワイト・シルバー・ブラックの3種類の現代的なデザインの車両
路面電車_1

富山駅北駅から岩瀬浜駅までを走る
富山ライトレールの「ポートラム」
路面電車_4
共に超低床車を活用したバリアフリーな車両だ。
街の景観や彩りに一役買っている。


近年、オシャレな建物も増え、再訪する度に景色も変わる。
特にこの環水公園はお気に入りの場所だ。
環水公園_4
公園のシンボル「天門橋」の側には
スターバックスコーヒー富山環水公園店がある。
環水公園_3

環水公園_2
整備された遊歩道、毎日こんな場所で走ってみたい。
環水公園_1
青空と爽やかな風にあたり、
旅の疲れも飛んで行きました。


スクロヴァチェフスキ&読響 / ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、読売日本交響楽団で
ショスタコーヴィチの交響曲第5番を聴いてみました。
全体にややゆったり目のテンポで丁寧に丁寧に音楽を紡いで行く感じ。
弦楽器群の高域でも柔らかく暖か味のある音色が本当に素晴らしいです。
この曲でこんなにもしみじみと感じ入る気持ちになったのは初めてです。
これはかなり革新的な演奏だと思います。5番のイメージが変わりました。
他の演奏がうるさくて聴けなくなりそうです。
繰り返し聴くと2回目は感動で涙を抑えられませんでした。
指揮者のスクロヴァチェフスキさんは録音時、なんと90歳!
しかし、惜しくも今年の2月21日に永眠されました。93歳でした。
それにしても読響、良いですね。日本のオーケストラも頼もしい限りです。

----------------------------------【ディスクデータ】-----------------------------------

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ

曲  名:1. ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 Op.47 
     2. ベルリオーズ:劇的交響曲『ロミオとジュリエット』Op.17「愛の情景」
演  奏:読売日本交響楽団
指  揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
録  音:2013年10月 横浜みなとみらいホール ライヴ収録
レーベル:日本コロムビア
規格品番:COGQ70
発売年月:2014年9月17日
記録形式:SACDハイブリッド

マリス・ヤンソンス&BRSO / マーラー:交響曲第5番

マリス・ヤンソンス指揮、バイエルン放送交響楽団の8月新譜で
マーラーの交響曲第5番を聴いてみました。

冒頭のトランペットのファンファーレが終わった後、ヴァイオリンとチェロが
悲しみに満ちた足取りで葬送行進曲のリズムを刻み始めると、”やられた~ぁ”
という感じです。完全に心を掴まれました。

崇高で気品があり、高い透明感と共に密度も濃く、素晴らしい演奏です。
録音の良さも加勢し、バイエルン放送響の精彩なアンサンブルが楽しめました。



----------------------------------【ディスクデータ】-----------------------------------


曲  名:マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調 
演  奏:バイエルン放送交響楽団
指  揮:マリス・ヤンソンス
録  音:2016年3月 ミュンヘン ガスタイク・フィルハーモニー ライヴ収録
レーベル:BR-Klassik
規格品番:900150(輸入盤)
発売年月:2017年8月29日
記録形式:CD


パク・キュヒ / スペインの旅

大阪は気温34℃前後の夏らしい日が続いています。
朝からのセミの大合唱が一層、暑さを押し上げています。
風を切って自転車を走らせていると気持ち良いのですが、
帰宅するや否やどっと汗が噴き出てきます。

最近は毎日のようにアマゾンのプライム・ビデオを観ています。
面白い映画が沢山あって、長時間かじりついている日々。
気を付けないと他のことが疎かに、と反省。
時間を上手く使わないとね。

昨日からパク・キュヒさんのギターを聴いています。
何としなやかで暖かいトレモロでしょう。こんなの初めて!
豊かな表現力に加え、柔らかな音色が本当に素晴らしい。
言うことなしです。ギター演奏を聴くのは久しぶりでしたが
凄く、楽しめました。

----------------------------------【ディスクデータ】-----------------------------------

パク・キュヒ_スペインの旅

曲  名:
     01. ファリャ :バレエ音楽「三角帽子」より「粉屋の踊り」
     02. ファリャ :バレエ音楽「恋は魔術師」より「きつね火の歌」
     03. ファリャ :バレエ音楽「恋は魔術師」より「漁夫の物語」
     04. タレガ  :ラグリマ(涙)
     05. タレガ  :アラビア奇想曲
     06. タレガ  :グラン・ホタ
     07. タレガ  :アルハンブラの思い出
     08. タレガ  :前奏曲10番
     09. タレガ  :前奏曲11番
     10. アルベニス:組曲「スペイン」より「アストゥリアス(伝説)」
     11. アルベニス:組曲「スペイン」より「カタルーニャ奇想曲」
     12. リョベート:13のカタロニア民謡より「アメリアの遺言」
     13. リョベート:13のカタロニア民謡より「盗賊の歌」
     14. リョベート:13のカタロニア民謡より「聖母の御子」
     15. リョベート:13のカタロニア民謡より「クリスマスの夜」
     16. トローバ :ソナチネ
演  奏:パク・キュヒ(ギター)
録  音:2012年4月 兵庫県淡路島 しづかホール
レーベル:日本コロムビア
規格品番:COCQ84972
発売年月:2012年8月22日
記録形式:CD


お得なアマゾンのプライム会員

amazonのプライム会員に入会して二ヶ月余り。当初は「無料お急ぎ便」を使って、
30日間の無料体験が終わったら立ち去ろうと考えていました。ところがところが
無料体験期間の大半を過ぎた頃、映画もTV番組も見放題の「プライム・ビデオ」を
試してみたら、何とこれがコンテンツも豊富で楽しめるのです。
そんな訳で、自動更新を経て有料会員に成りました。

反対にTSUTAYAのレンタルサービスは不必要となり更新通知ハガキを放置。
自然解約と成りました。

アマゾンプライムの年会費は3,900円、月あたり325円だから、やっぱり安い。
月にビデオ2本も見れば元は取れる。

利用しているのは「無料お急ぎ便」「Prime Music」「プライム・ビデオ」だけですが
これだけでも十分お得感はありますね。
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音質の良いPrime Music。
しかし、クラシックではもっと曲情報がほしい。
amazon music


NMLだと録音年月・場所の記載やCDブックレットまでも読めるケースがある。
NML画面
私は大阪市立図書館ホームページの「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」経由で
試聴出来るので無料ですが、一般個人ユーザーの利用料は月額 1,998円と高い。



WiFiでつなぐ便利なSDカードリーダー

最近、WiFi SDカードリーダーなるものを購入しました。
私が知らないだけで製品としては3年前に発売が開始されていました。
本製品は文字通りWiFiでつなぐことが出来るSDカードリーダーです。
WiFiによる同時接続数は最大5台で、そばにいる複数の仲間に写真
データを渡すのに便利です。

私にとって本製品の一番の用途はスマホやiPadで撮り貯めた写真データを
回収することです。特にiPadはSDカードなどの外部ストレージを装着
出来ないので、写真で圧迫された内蔵メモリを開放するにはもってこいです。
今ではクラウドサービスが主流ですが、本製品はネットにつながなくても
スマホやiPadの内蔵メモリにある写真データをSDカードにコピー出来るので
旅先で使うのに便利です。

二番目の用途は一番目とは逆の使い方で、デジカメで撮影した写真データを
スマホやタブレットに取り込む(コピーする)という使い方。例えば外出先で
SDカード内の写真データを友達と交換し合う、といった使い方も便利です。

SDカードも大容量タイプが安価になり、増々手放せないストレージになりました。
本製品ではSDXCタイプのSDカードでしたら最大で128GBまで使用可能です。

ただ、バッテリーの持続使用時間がやや短めで約1時間40分です。
また、充電には約2時間30分かかります。

製品サイズは、たて90mm、よこ56mm、厚さ9.7mmで名刺大になります。
重さは47グラムです。

未だ全仕様を試していないので、時間が出来たら用途を広げてみたいと
思っています。



西向く花托の不思議 - 花壇のある風景(161)

葉も大きくなり、背丈もグーンと伸びて、
ギュウギュウ詰め状態になった市場池公園のハスも
いよいよ見頃を過ぎ、花托(かたく)だけになった
ものが目立って来ました。
市場池公園_2017-08-09_3

ハスは花が散った後の変化も面白いです。
花托は最初、真上を向いていますが
徐々に西を向くようになります。
何とも不思議ですね。
市場池公園_2017-08-09_1
【撮影場所:摂津市_市場池公園】


山崎伸子 with 小菅優 / チェロ・リサイタル Vol.8

8月に入ってからは家の設備不調を改善すべく取り組んでおりました。
網戸の張替え、台所水栓の交換、​風呂と台所のコーキング処理など、
材料は全てネットで注文し、WebやYouTubeの力を借りて、素人でも
時間は掛かりましたが何とか出来ました。
お陰で出費は抑えることが出来、達成感も得られました。

さて、今日は山崎伸子さんのチェロを聴いています。
2007年から10年間に渡り、チェロのために書かれた珠玉の作品を
演奏し続けてこられた山崎伸子さんのチェロ・ソナタ・シリーズも
2017年5月の最終回(全10回)をもって完結されました。

国内外の名ピアニストを招いてチェロとのアンサンブルを
披露するこのシリーズ。最多登場(3回)は小菅優さんでした。
その小菅さんとの2回目の共演を収録したCDを聴いてみました。

まず、山崎さんのチェロは音色がとても美しいですね。
その上、安定感も抜群です。
二つの楽器で演奏しているとは思えないほどのスケール感です。
小菅さんとの音楽的対話感とでも言うのでしょうか。そのようなものを
強く感じます。また、格闘しながら高みを目指す感覚も伝わってきて
面白く聴けました。

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの小菅さん。チェロ・リサイタルとは言え
チェロとは対等の立ち位置でピアノを演奏し、その堂々たる弾きっぷりに
清々しさと潔さを感じました。最多登場も頷けます。

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山崎伸子_チェロ・リサイタル
曲  名:
 ベートーヴェン:「魔笛」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
 ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 ショスタコーヴィチ:モデラート
 ショスタコーヴィチ:からくり人形

演  奏:山崎伸子(チェロ)
     小菅 優(ピアノ)
録  音:2014年11月 東京、津田ホール
レーベル:LIVE NOTES(ナミ・レコード)
規格品番:WWCC-7795
発売年月:2015年10月25日
記録形式:CD

プロフィール:大阪府吹田市クラシック音楽好きやねん
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