昨年夏、東京音楽大学1年在学中(18歳)にクララ・ハスキル国際ピアノコンクールで優勝された藤田真央さんの演奏を聴いています。今年の1月に収録されたばかりのサード・アルバム「passage」(パッセージ)です。

全体を通して印象的なのが混濁のないクリアな音色であること。強打の和音も美しい響きです。
演奏においては、ご自身の弾く姿を上から俯瞰的に眺め、冷静な目でご自身の思い描く演奏をしているように感じました。高ぶる状態を抑制し演奏するなんてホント凄いですね! その抑制の奥にあるエネルギー感が堪らないですね。

そして、ヴォロドス編曲の「トルコ行進曲」の超絶技巧的パッセージを難なくこなしている様も圧巻ですね。決して技巧をひけらかすことなく、自分の発する音を冷静にコントロールする力量はここでも発揮されています。

--------------------【ディスクデータ】--------------------

藤田真央_サード・アルバム

【曲名】
 (1)リスト
  19のハンガリー狂詩曲 S244/R106 - 第2番 嬰ハ短調

 (2)モーツァルト
  ピアノ・ソナタ 第18番 ニ長調 K.576

 (3)ショパン
  ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58

 (4)シューマン(リスト編曲)
  ミルテの花 Op.25~第1曲『献呈』

 (5)ショパン
  ノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作)
  バラード 第1番 ト短調 Op.23

 (6)モーツァルト(ヴォロドス編曲)
  トルコ行進曲(コンサート・パラフレーズ)

【演奏】藤田真央(ピアノ)
【録音】2018年1月
    静岡県、アクトシティ浜松 中ホール

【レーベル】Naxos
【規格品番】NYCC-27306
【発売年月】2018年5月23日
【記録形式】CD


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