大晦日の一歩前。
街の公園はいつもと違ってちょっと静かで
鳥の歌声が良く響くような冬の朝。
さて、先日の話ですが
「月の舟」の配信音源がリリースされました。
音絵本「つきのふね」の三曲に、
ツアー中に生まれた2曲「あらしのあと」「新しい朝」と「月の舟」のひとり弾きバージョンを加えた
パッケージとなっています。
「あらしのあと」は ギターのフレーズを重ねたインタールード的な曲。
「月の舟」のひとり弾きはツアー廻ったからこそ
スタジオで録った最初のテイクで思いを込めて奏でられました。
そして月の舟ツアーを廻って行く中で前向きな力強いイメージが湧いて完成した「新しい朝」。
「朝」という文字には月という字が入っています。
その月という文字は舟が変化したものだそうです。
音絵本「つきのふね」は眠れぬ夜から月の舟に乗って朝を迎える物語。
曲が出来た時、意識せず名付けたタイトルでしたが、
まさしく今作を集約したタイトル、曲となった事を後から知って
不思議な想いがしました。
幾度とやってくる朝。
それがいつもの。ではなく
新しい朝として皆さんのもとへ
訪れる事を願って。
それでは今夜も
素敵な夢を。