2017年09月12日

目黒のさんま



すっかり秋となりましたが、今年はさんまがバカに高いですね。

一昨日、エルシャラカーニと立川吉幸さんを見に『目黒のさんま寄席』に行ってきたのですが、振る舞いさんまをいただくには、すごく長い時間並ばなければいけないので、『自宅さんままつり』を開催することにして、駅ビルのスーパーに生さんまを買いに行きました。

なんと、1尾480円でした!!

かつて、さんまがこんなに高値で売られていたことがあっただろうか……と戦慄し、買わずに帰ろうとしたものの、それまでに、さんまの美味しそうな匂いをさんざん嗅いだ上、寄席で“すだち”をおみやげにもらってしまったこともあり、もう、さんま以外のメニューは考えられなくなっているのでした。

そんなわけで、買って帰って、家で焼き、すだちをしぼって食べ、「やっぱりさんまは目黒に限る」と言って笑ったりして、良い昼餉でした。


そして翌日。近所のスーパーに買い物に出掛けたときに、「昨日のさんまはもしかして“目黒価格”というやつで、ここでは例年通り¥100前後で売られているのでは?」と思い立ち、鮮魚売り場へ。

見て仰天しました。なんとここでさえ1尾¥380!
ちなみに、その横には解凍さんまもあって、それは¥98でした。

 
およそ4倍も値段が違いますが、味もそれだけ違うのだろうか……と、食べ比べてみたい欲がムクムクと持ち上がり、2日連続とはなるものの、解凍さんまを買って帰宅。前日と同じように焼いて、すだちをしぼって食べました。


結論から言うと、生、解凍、「どっちも美味しい」です(笑)。

生は脂が乗って身がフワフワだし、解凍は脂が抜けてる分、身がしまって、しっかりした歯ごたえがある。牛肉にたとえると、「霜降り」と「赤身」の違いのようなもので、どっちが好みかという話ね。


オムライスの卵は「ふわトロ派」か「しっかり焼いたやつ派」か、「酢豚やピザにパイナップル」はアリかナシか、とんかつには「醤油」か「ソース」か、牡蠣は「天然」か「養殖」か、はたまた「きのこの山」か「たけのこの里」か……といったことまで、世はとかく論争の種で溢れており、「どっち派」かを迫られることも多いのですが、「どっちも美味しいです」で良くないか。


敷衍(ふえん)しますと、「左派」なのか「右派」なのか、「保守」なのか「革新」なのか、「穏健派」か「強硬派」か、などという政治信条まで、「どっち派」か決めねば許さん! 決めぬ/わからぬはチャラい、腑抜けだ、骨がないのだ!というような勢いで熱くなるヒトも少なからずいるようですが、きっちりどっちかに属せる人間は多くはないでしょう。


=========
縄文土器、弥生土器
どっちが好き?

どっちも好き
どっちも土器
=========  ♫ 狩りから稲作へ

レキシもそう歌っているよ。



もうちょっと「どっちもアリだよね」というスタンスになれば、世界は平和になるのにな……と、さんまを食しながら考えた午後でした。


……大袈裟!!








 


akikomima at 11:43|PermalinkComments(4)

2017年08月29日

チープ・トリック本、完成!


校了:( 名 ) スル
校正完了し,印刷しても差し支えない状態になること。 (三省堂『大辞林』より)




こんにちは。妙な書き出しですが、数日前、手掛けていた『MUSIC LIFE Presents チープ・トリック』をまさに「校了」しました。





チープ・トリックは大好きなバンドなので、彼らの本が作れるのはとても嬉しいことだったのですが、制作せよと依頼を受けたのが、なんと7月中旬のこと。間にフジロックやお盆進行などもあって、とにかく時間がなかったけど、メインライターとして企画段階から携わってくださった増田勇一さんや、元『ミュージック・ライフ』の内田真紀子さんをはじめ、沢山の方々(主に古巣の先輩方)に助けていただき、どうにかこうにか完成しました。

リック・ニールセンの最新インタビューも取れたし、本家が認めたトリビュート・バンド、チープ・トラックのメンバー全員インタビューも出来たし、東郷かおる子さんと増田勇一さんの元『ミュージック・ライフ』編集長対談企画で初めて東郷さんにもお会い出来たし、はたまたファンサイトを運営するKyotaさんと知り合い、原稿をお願いしたり、『ミュージック・ライフ』の過去記事や秘蔵写真を発掘したりと、時間的制約が厳しい中でも、楽しいことや心に残ることが多かったです。

今年40周年を迎えたバンドですが、いまだコンスタントに新作を出すバリバリの「現役」。
最新作もパワフルでカッコよかった!

ウィア・オール・オーライト!
チープ・トリック
ユニバーサル ミュージック
2017-06-16



チープ・トリックといえば78年と79年の「武道館」のイメージがいまだ強く、人気の最大瞬間風速もそのあたりが一番だったので、79年以降彼らの本は日本では出てません。そういう意味でも今回、唯一のチープ・トリック本が出せたのは、とても意義の大きなことでした。


「昔好きだったわー」という御年輩のファンや、90年代以降の再評価で彼らのことを知ったけど最近の作品は聴いてないという若めのファンも多いと思うのですが、40周年を機に、改めてチープ・トリックの魅力に触れてもらえたら、以前よりももっと好きになるんじゃないかなと思います。それだけの作品を作っているし、それだけの活動をしているから。

そしてこの本が、その一助になったら嬉しいです。


40周年の武道館公演にも期待したいですね。
今はフォリナーとツアー中だけど、来年あたり、可能性あるかな……?








akikomima at 14:20|PermalinkComments(2)

2017年08月08日

疾風怒涛の日々


わーん、またまたご無沙汰をしてしまってました💦 ごめんなさい……。

フジロック・パンフの編集が無事終わり、7月最後の週末はフジロックで3日間雨に打たれつつも愉しく過ごしたのち、すぐにフェス号の締め切り、それと並行して新刊の準備をしてる間にもう8月! 光陰矢の如し!!  

今年のフジロックのベスト・アクトは、7/29のエイフェックス・ツイン、ベスト・フェス飯は場外売り場「GOBAR」の焼きソーセージでした。
雨で会場がぬかるんで体力的にはキツかったですけど、今年も良いライヴを沢山観ることができて、やっぱりフジロックは最高だなと思いました。

あ、ここでパンフの表紙載せるの忘れてた!
これは電子版ですけど、会場で販売されていた冊子も同じデザインです。

FUJI ROCK FESTIVAL'17 オフィシャル・パンフレット
SMASH CORPORATION
リットーミュージック
2017-07-27



今はチープ・トリックの本を作っています。
9月6日発売。間に合わせるために毎日奮闘しております。
大好きなバンドなので、制作はとても愉しいのですが、いかんせん時間がなく、
夏休みはどこかに消えてしまいました……(笑)。

◆都築響一さんに取材した
『OCEANS』、発売中です。
今、各方面で話題になっている書籍『捨てられない
Tシャツ』についてのインタビュー。



◆先日の野崎良太 with GOODPEOPLEの公開インタビュー、アップされました。

http://www.e-onkyo.com/news/751/


イベント終了後の記念写真

P7184381







◆『CROSSBEAT Special Edition FUJI ROCK & SUMMER SONIC 2017』は9月1日発売です。







akikomima at 22:56|PermalinkComments(0)