「がんばるしかないでしょ。他に選択肢はないんだから」(シラセ)
「そうじゃないよ、選択肢はずっとあったよ。でも選んだんだよ、ここを」(キマリ)
「選んだんだよ、自分で!」(キマリ)
アニメ中盤、8話のやりとり。
響いた……響きました。
今まで何一つ選択の余地がなかった、なんてことは絶対にないわけで。
後ろ向きなシラセ(小淵沢 報瀬)の言葉によって、初めてそのことに気が付いたキマリ(玉木 マリ)。
あまりに陸上と違う、船上の環境にくじけそうになっていた仲間たちを奮い立たせるターニングポイントになりました。
改めて……面白かった!!!
『宇宙よりも遠い場所』13話観終わりました。終わったなぁ……
目指すものも何もなく、夢って何?私は何がしたいの?と漠然と考えていたキマリの前に、あまりにも鮮やかに、明確な目標を、夢を抱いて現れたシラセ。
ここから女子高生4名が南極を目指す物語が始まりました。
そして、これがキマリの思い描いていた青春かどうかはわかりませんが、終わってみればこれ以上ないくらいの青春物語でした。
みんなのがんばりが、友情が、思いが、全て集束して結実したのは12話。
数年前に一度見ているはずなのにシーンに全然見覚えがなかった理由が分かりました。
ああ、なるほどね、涙でね、画面全然見えてなかったもんね……なるほどね……
ここまで泣けるかどうかは人によると思いますが、青春もの好き・友情もの好きには絶対刺さる作品だと思いました。
見たことないけど気になる!?って方、今からでもアマゾンプライムあたりでぜひどうぞ▼
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