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日作ったギターアンプ(キット)は、LM386というオーディオパワーアンプICを使った手のひらサイズのもので、出力は300mWくらいだろうか。ボリュームをMAXにするともちろん音は歪んでしまうが結構音が大きい。サイレントギター本体のヘッドフォンからのモニターに飽きて、ちょっとだけ大きな音で鳴らしたいときにも重宝する。で、もう少し出力の高いものを作ってみようと、またまたキット(共立電子産業ワンダーキットの「2.4Wパワーアンプキット」)を買って来た。今度のは、LM386と同じナショナルコンダクタ社製のLM380というICで、出力は2.4Wほどなので歪ませなくてもう少し音量が上がりそうだ。

380アンプの基板
画像は、「2.4Wパワーアンプキット」の小さな基板(3.5cm×4.5cm)


、組み立て(基板に部品を半田づけするだけ)後、早速音出し実験。見た目ちょっと珍しい形だったので定格出力3Wで4cm×8cmの楕円形スピーカーをキットと一緒に買って来たのでそれをまずはつないでみる。が、直径5cmスピーカーのLM386ギターアンプとさほど音の大きさが変わらなくてがっかり。どちらかといえば380アンプの方が小さいくらい。それならばと、以前ヤフオクで落として使わずじまいだったROLANDの20cmのスピーカーを出してきてつなげてみたら、これは下手したら近所迷惑になるかと思われるくらいでかい音がしてびっくりした。そういえば、LM386を使ったスモーキーアンプのデモで、100Wクラスのスピーカーキャビネットを鳴らす実験をやっていたが、結構大きな音で鳴っていたっけか。もうこうなったら、380アンプ用のスピーカーキャビネットも作るか…。そういえば共立電子のキットにスピーカーキャビネットのキットがあったな…。ああ、また散財、散財…。

380アンプ
もともとラインレベルの入力を前提にしているため、鳴らないということはないけどエレキギターを直接つなぐのには向かないので、レベル合わせ(というよりインピーダンス合わせ?)のため、間にボスのDS-1をつないで実験した。