2007年02月06日

CDとダウンロード・オンリーと

Bill Frisell, Ron Carter, Paul Motian (EP)

れは先日紹介した「Bill Frisell, Ron Carter, Paul Motian」のアウトテイク4曲を収めたものだが、CD(屋)では買えない。直接、ビル・フリゼールのウェブサイトからダウンロード(購入)するしかない。で、師匠(勝手にそう呼んでいる)の作品だから、当然購入した。それにしてもこの人のギターは、速く弾くといったような体育会系的テクニックをひけらかすことないのだが、音選び方や重ね方が素晴らしくて、それもとてもギター(エレキギター)らしい表現の仕方で、素直に凄いと思ってしまう。で、その上、和音などを弾いた後、若干チューニングダウンさせて、遅れて出てくるリバーブやディレイ音と緩衝させ、浮遊感というか怪しい雰囲気を醸し出すところが、独創的なのだ。そのチューニングダウンさせる方法だが、エフェクターを使っているのかなと思っていたが、ギターのボディーのフロントPU付近を右手で押さえながら、左手でネックを曲げることでその効果を出しているのを、YouTubeの動画で見て驚いた。最近、テレキャスター(ばかり)を使っているのは、フェンダーのギターがボディーとネックがボルトで固定しているので頑丈だから、なのかも知れない。




Bill Frisell / Further East/Futher West

っと以前に紹介した「Bill Frisell / East/West」という2枚組CDのアウトテイク・バージョンも、ダウンロード・オンリーで販売していてそれがこれ。アウトテイクとは書いたが、曲数および長さはCDの2枚組に匹敵し、都合4枚組のものをCDとダウンロード・オンリーとで売り分けた形になっている。





今、CD自体は売れなくなっていて、携帯電話やWebで音楽を買う時代になった。音楽がデータ化されることによりコピーされやすくなって、音楽(というかCDやレコードというメディア)を売ることで商売が成り立たなくなったが、音楽を売る、という本質に近くなって来たのかも知れない。音楽を売ることで儲かるのは音楽そのものの作者であるべきところ、そうでなかった部分も多少なりともあって、その分リスナーは音楽を高く買わされていたのかもしれない。CDより音質のいいフォーマットで売られようと(残存してはいくだろうが)、CDより音質の劣るMP3などの圧縮ファイルで聴く(買う)人が増えていることを考えれば、こういった販売方法が主流になり、当分続くのだろう。

akino_g3 at 23:33│Comments(0)TrackBack(0)音楽:CD・DVD 

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