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カテゴリ:音楽:一般

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ーム「ゼルダの伝説 時のオカリナ」で「ゲルドの谷」というステージがあって、そのステージに入ると流れる音楽があって、アコースティックギター(といってもシンセサイザーのギター音だが)をフューチャーした曲で、Youtubeで検索をかけると海外を含めて、実際にギターなどで演奏している方もいらっしゃるようで、いい曲はそれなりに残るのだなと思いつつ、軽い気持ちで私も弾いてみるかと弾いてみるのだが、なかなかどうしてかなり難しい。

 特にイントロのフレーズが難しくて何の音(音階)を弾いているのか聞き取れない。

 そこでYoutubeでアップされているやつを録音して、PCで速度を落として音取りをしてやっとわかった次第だ。
 
れは私の想像だが、当時のゲーム機およびゲーム自体の容量は限界があり、現在のものに比べてはるかに小さかったので、音声信号より音符(MIDIデータなど)で記録するほうが容量は少なくできたと思うので、簡単な音源(例えば当時MIDIと同時期に規格されたGM音源_※1_とか)を使い音楽を鳴らしていたのではなかろうか。

らためてそのBGMを聞くと、まさしくGM音源を使ってるいるような音なので、結婚を機にほぼほぼ処分した音楽機器のうち残してあったYAMAHAのQY70で再現できないかと考えて、ごそごそと物置から取り出してきてとりかかってみたのだが。
 

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ームが大好きな息子たちが、最近特に好きなのがNINTENDO Switchの「大乱闘スマッシュブラザーズ」(通称「スマブラ」)。

 息子たちがやっているのを見ていると、ゲームを進めていくと次々にいろんなキャラクターで戦えるようになり、その中に「ゼルダの伝説」のキャラクター、リンク、ゼルダ姫、シーク、ガノンドロフもあって、また私がNintendo64時代にやったことのある「ゼルダの伝説 時のオカリナ」や「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」で出てくるようなステージでも戦えるようになっていて、私としては大変懐かしく感じていた。

 次第に「ゼルダの伝説」を知らない息子たちに、その世界観を味わってもらいたいという衝動が湧き出てきたので調べてみると、「時のオカリナ」も「ムジュラの仮面」も現在は、Wii U版だったら任天堂のサイトから(当時からすれば)安くダウンロード販売で買えるということだったので、Switchの購入したときに物置にしまっていたWii Uをまた出してきて、順番にダウンロードしてゲームを息子たちとした。

 どのゲームでもそうだが、ステージごとの音楽が(BGMだったりメインテーマだったり)あって、特にそのゼルダの伝説の2作については、オカリナで曲(の出だし)を吹くことによってゲームを進めていくという性質上、普通のゲームよりは曲に対して関心を持つ必要があり、「スマブラ」でのゼルダ関係のステージでのBGMとかぶったりして、息子たちが曲を口ずさむこともあって、最初にゲームをやった当時(もう20年も前)はそうは思っていなかったのだが、どの曲も耳に残りやすく、またよく聞くと結構秀逸な曲が多いということが感じられたのだ。

 また、Youtubeで検索をかけると、少なからず関心を持っている人も結構いるようで、ギターで少し弾いたりしていると、息子たちも関心があるようで、息子たちが学校で使う鍵盤ハーモニカで簡単な曲なら教えたりしていた。

ずっと探していた曲

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しか1980年前後にイタリアン・ポップス・ブームみたいなのがあって、FMラジオで特集していたのを(だったと思う)カセットテープに録音して当時はよく聴いていた。そのテープはいつか上書きしたか捨ててしまったかで、それ以降それらの曲を聴くことはなかったのだが、その一曲のイントロ、メロディーがずっと忘れられなくて、たまに頭に浮かぶことがあり、忘れてしまった曲名をどうしても知りたいと思った。それがこの年になって、まるでかつての恋人のゆくえを捜すように、知りたい願望は募る一方だった。

し話は遡り、あれは10年以上前だったか、マイカーに乗っていて、たまたまカーラジオを点けたときにその曲が流れていて、それこそ血が逆流したかのような瞬間だったのを覚えている。歌手の名前か曲名さえわかればと曲の最後まで聴いていたのだが、それはアナウンスされず、とても残念な思いをした。そして、ここのところ思いついたら夜な夜なその曲を探していたのだ。

かな記憶を頼りに「イタリアンポップス 80年代」「サンレモ音楽祭」などの検索をかけた結果、脳裏の奥に残っていた歌手の名前がいくつかあり、YouTubeで検索をかけては探して聴くのだがどれも違う。そんなことの繰り返しが幾夜とあり、今夜もそんな一夜かと思っていた。

しかに、探している内に「マルチェラ」という歌手名と日本でも売れたといわれる「炎」という曲名には何か特別なものを感じて聴いてはみたものの、その曲は記憶とは全然違っていたこともあって、記憶に残っていた他の歌手のいくつかの曲を聴いてみたがそのどれもが違っていた。その探していた曲は、ポップスというよりは哀愁漂うカンツォーネといった類いのもので、マンドリンのような民族楽器を使ったイントロが印象的な3拍子の曲だった。

していた思い出の人にいざ会ってみたら、それほどでもなかった、ってことはあるかもしれない。でも想像していたような感動はなくて逆に拍子抜けしたのだが、この数十年ぶりの再会には大変満足している。

■marcella bella - sicilia antica


■1980年代の曲だと思ったら、1974年の曲らしい。もしかしたら当時マルチェラという歌手をよく知らしめるために、過去の代表曲を放送したのかもしれない。

世代の垣野を超えて…

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うこの歳にもなってくると、一緒にバンドをやってくれる人が数限られてしまうと実感せざるを得なくなってしまう。やっと子供からも手が離れて、若かりし頃の趣味を復活させて活動するおじさんバンドも数年前から増加傾向にあるようだけど、そういった人達は貴重な時間を割く分、演奏する音楽の好みも明確で、音楽のジャンルはだいたい何でもOKですよという器用な人には、なかなか巡り会うことができない。まあ、逆にそれが私にとっての明確な音楽の好みともいえる訳だが。

Jeff Beckを見つけては、Youtubeで好きなアーティストのライブ映像を時々チェックしている訳だが、たまにびっくりというか、へぇ〜と関心することがある。例えば、ジェフ・ベック。彼はヤードバーズ出身の3大ギタリストの一人であるが、いち早く、ボーカルを入れたロックバンドという形態をあきらめ、ギター・インストルメンタルの世界に足を踏み入れた第一人者でもある。他の3大ギタリストがもう新しいことは何もできなくなってしまっている(私はそう捉えている)のにも関わらず、彼は今でも革新的に音楽活動をしている。まあ、彼自身のギター・プレーはもう革新的なことはなにも起こしていないともいえるが、彼のやろうとしている音楽には新しい力を取り入れ革新的ではあるという点では、エレクトリックの世界に行き新しい音楽を開拓したマイルス・デイビスと共通していると思えるのだ。「フー・エルス!」というアルバムを10年の沈黙を破って1999年に発売した時、ヤードバーズ脱退以来初めて、自分のアルバムに自分以外のギタリストを迎えた。しかもその女性ギタリストはもちろんその後のツアーメンバーともなっていて、その衝撃たるや私には相当なものがあった。

!、最新の彼のバンドには、まだあどけなさの残る現在22才の女性ベーシストが参加しており、そのライブ画像だけを観れば、かわいい孫娘とおじいちゃん達(それはあまりにもいいすぎか)という構図で、今までの私の常識感からしてはとっても違和感があり、とってもショッキングだ。けれど、そのベーシストは、嫉妬感を覚えるくらい素晴らしい演奏をするし、バンドそのものも楽しく演奏し彼女を暖かく迎えている雰囲気といい、そのバンドにとても合っているように思えてくるから面白い。こんな世代の垣根を超えて、また超えることのできる音楽を私もしたいと思う。

Jeff Beck & Tal Wilkenfeld - Cause We Ended As Lovers


ACアダプタの極性

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ICのLM386を使ったギターアンプを作った時、電池の代わりにACアダプタで電力を配給しようとして極性を間違えてコンデンサとICを壊してしまった。もちろん、自分の不注意による失敗だ。だが、ここで常識だと思っていたことがそうでなかったことについて書いておこうと思う。

気のことを詳しく書くと相当長くなってしまうので省略するが(それでも長くなりそう…)、ACアダプタのケーブルにはシールド線という心線の周りを静電シールドで覆った構造のものが使われており、そのどちらかの極性がプラス(+)で、もう一方がマイナス(ー)になっている。で、初めてACアダプターというのを使い始めたのは、ギターのエフェクター用だったため、その頃エフェクターの主流だったBOSSの純正ACアダプタの極性、心線がマイナス、シールドがプラス(通称センターマイナスという)という規格が自ずと標準だと思っていた。国内の楽器を扱うメーカーのACアダプタがそれに追従する中(これも認識違いか…)、ヤマハ(とコルグ)だけが心線がプラスの通称センタープラスを採用していて、それぞれのメーカー間での互換性が保たれていなかった。もちろん同じメーカーのACアダプタでも出力電圧や電流の違いがあって、それぞれの機器にあったACアダプタを選ぶようにとメーカーも注意を促していたし、万が一極性の違うACアダプタを接続しても電子部品が破壊されないように設計されていた。

、今回ギターアンプを作った時、電池ではなくACアダプタから電源をとろうとして、新しく買って来たACアダプタの極性を確かめもず、センタープラスで配線しなくてはいけないところ、ACアダプタの常識だと思っていたセンターマイナスと思い込み配線してしまった。当然逆の極性を接続したときの安全回路などないから、通常の逆の電圧をかけられたコンデンサとICが壊れたという訳なのだ。でも、待てよと思い、家庭内のあらゆるACアダプタの極性を調べてみたら、センタープラスのものが圧倒的に多く、今まで標準仕様だと思っていたことが少数派で、実は少数派だと思っていたものが標準だったことに驚いてしまった。もしかしたら、ある時期を境に主流、亜流が入れ替わったのかもしれないが、常識だと思っていたことがそうでなかったことは、とにかく勉強させられたなという思いなのだ。

ACアダプタ(1)
左/ZOOMのACアダプタ(センターマイナス)
右/ヤマハのACアダプタ(センタープラス)


ACアダプタ(2)
左右とも/共立電子産業のACアダプタ(センタープラス)

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近、先日の「Danny Boy」しかり、ソロで弾ける曲を考えていたら、弾きたい衝動に駆られ急にある曲を思い出した。

となっては、インターネット経由でラジオ番組が高音質で聴くことができる。が、私の学生の頃はインターネットなんてなかったし、パーソナルコンピューターだって高価すぎて買える道理もなかった。で、電車の写真を撮って(今で言う「鉄っちゃん」)集めたり、海外の日本語放送を聴いて受信報告を放送局に送ると放送局から送り返してくれる受信確認カードを集めたり、それが私のささやかな趣味でもあった。その海外の日本語放送の中でも、特に人気の高かったラジオ・オーストラリアの放送でのジングルで使われていた曲(「ウォルシング・マチルダ」)を急に思い出して、弾きたくなったのだ。

ういえば、その頃、密かなブーム(密かならブームとはいわないか…)で、カンツォーネが流行ったことがあって、マルチェラという歌手の「炎」という曲がとても好きになったのだが、突然聴きたくなることがある。有名なアーティストの有名な曲ならレンタルCDで借りれるものの、こんなマニアックなCDはまずおいてない。で、結局レコードすら持っていないので、聴くことができないのだが、だからこそ、無性に聴きたくなるのだ。(たまにFMで流れたりすると、血が逆流するくらい興奮する)

芝居と電気パーツ@大阪日本橋でんでんタウン

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パンフと買い物人である役者K1が出演した芝居「略奪王ナガマサ〜南国武将録」を観にいってきた。ここの劇団(シアターシンクタンク万化)に彼が客演するのはこれで2回目か。前回客演の「オーロラ/硝子の国」も面白かったし、今回のも面白かった。2本とも時代劇なのだが、普通の時代劇でない「もしかしたらありえたかもしれない、〜だったら」的なアプローチがとても好きだ。劇中の「生きていてこそ〜」というメッセージが、昨今の事件を風刺しているかのようで、やたら胸にきた。ナガマサのように生きたいとは思わないが、彼の最後の言葉「それでも俺は後悔なんかしていない、残念だったな」って死にたいもんだ。

は、ひでこりべるたんsetとは別の所属バンドROXYでの路上ライブ(大阪城公園)を本日予定していたのだが、生憎の雨天のため中止して、バンマスのプライベートスタジオでの練習に変更した。で、その後自分だけ早めに切り上げさせてもらい、芝居小屋のある大阪日本橋でんでんタウンへ行き、開演前の少しの時間を利用し電気パーツ屋さんでギター配線用電線を物色した。明日、テレキャスターの内部配線をこれに替えようと思う。しかし、大阪日本橋でんでんタウンのど真ん中に芝居小屋があるなんて知らなかった。時代は様変わりしているのだな。

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アーギター、エアードラム。それぞれの演奏に合わせてあて振りをするのが流行っているらしく、それらをエアー○○(○○には楽器名が入る)と呼ぶらしい。私も中学生の時、ヘッドフォンをしたままギターのあて振りを自室でしていて、それを家人に見られたときは大変恥ずかしい思いをしたが、今やそれが一つの楽しみ方として定着しつつあるというのだ。エアー○○なんて所詮あて振りだから、本当に楽器を弾く方が楽しいに決まっていると楽器ができるものにはそう思えるが、その楽器を習得する必要がないという大きなメリットがある。

、最近はエアーヴォーカルというのが、エアーものの主流となっている。もう忘れ去られた感もあるが、昨年、オゾンの「恋のマイアヒ」という歌が流行った頃、同時に歌に合わせてつくられた(2chのキャラクター『モナー』を模したキャラクター、「のまねこ」が登場する)フラッシュ動画も流行ったが(いや、動画が流行ったから、歌が流行ったのか)、実は世界的には別の動画も流行っていたのだ。それはGary Brolsma君の作った動画(http://www.jeffiscool.com/numanuma.html)で、Garyの高いテンションと見事なエアーに、大笑いしてしまった。

のエアーヴォーカルの動画はインターネットでの公開だったので、世界中でみることができたせいか、オリジナル動画を置いて一般に公開するサイトにこういった動画を投稿する人が世界的に増えてきたようなのだ。たまたま昨夜見ていたTV番組「学校へ行こうMAX」でも、中国人学生2人組(後ろにもう一人いるけど)の作ったエアーヴォーカル動画(http://www.youtube.com/watch?v=PadAe4mKjYM&)が紹介されていて、それとは別に日本人の作ったビデオ(http://www.youtube.com/watch?v=R19KbsVMv6s、題材はクイーンの「ドント・ストップ・ミー・ナウ」)もかなり笑えた。番組でもこのエアーヴォーカルの企画を盛り上げようとしているようで次回放送が楽しみだが、YouTubeという動画配信サイト(http://www.youtube.com/)では世界のエアーものを(もちろん、普通のプロモ動画も)みることができ、適当なワードで検索して自分好みの笑える傑作を探すのも面白い。

自己満足の世界

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ZOOM A2像は、ヤマハのサイレントギターSLG100S用に買った、ズーム社製のアコースティックギター用マルチエフェクターA2だ。このエフェクターには、MOD/EFX系のエフェクト段とDELAY/REVERB系のエフェクト段に、それぞれロングディレイ系のエフェクトがあって、それらのエフェクターを深くかけながらウネウネ弾くのがかなり楽しい。具体的には、前回公開した曲でも使ったリバースディレイ(MOD/EFX系のエフェクト段。入力した音声を逆再生する。)をリピート値「0」で、その後にピンポンディレイ(DELAY/REVERB系のエフェクト段。入力した音声を左右チャンネル交互に繰り返す。)をリピート値「60」くらいで、ヘッドフォンでモニターしながら、ギターを思うがまま、適当に弾く。弾いたフレーズとは全く違うものがリバースディレイで出力され、それを左右交互に繰り返し作り出される、二度と同じ音を作ることができないであろう音の洪水に埋もれるのが、とても楽しい。おそらく、他人が聴いて楽しめる代物ではない、ただ弾く人のみ楽しむことのできる疑いようもない「自己満足の世界」だろう。素面(しらふ)でもヤバいが、お酒に酔ってこれをするともっとヤバい。普通の人から見ればとても「ヤバい」人に見えるに違いない。が、それがとても楽しいのだ。これは、やったことのある人にしかわからないだろう。

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阪キタで一番有名で大きなライブハウスといえば「バナナホール」だ。私たちの世代は、ここのライブハウスにブッキングされるくらいになれば、鼻高々だったし、夢、目標という意味で、試金石であった。今でもアマチュア、プロの隔たりなく、毎日ライブが行われており、大阪の音楽好きなファンなら一度はいったことがあるだろう、所謂「老舗」だ。先日、毎日新聞に、その「バナナホール」に存続の危機が迫っているという記事が掲載されていた。親会社の経営不振の煽りを受けて、閉店の危機ということらしい。私が20才代に在籍していたバンドのバンマスの兄上がプロのミュージシャンだったため、そのコネを使い、そのバンドで何度か(何度も)バナナホールで幸運にもライブをすることができた。失敗した苦い経験もあるけれど、そういったものも含めてとにかく思い出深い場所だ。そして違いはあれど、そういった特別な思いを持っている人は少なくないだろう。もちろん、大阪でも老舗といわれたライブハウスが閉店していくのを見てきたし、その中の一つといえばそうなのだが、もし閉店となれば本当に寂しいことだ。

が若かりし頃に比べ、音楽人口というか、バンド人口は格段に増えた。プロを目指す人、アマチュアで続けていく人、いろんな立場で音楽に関わっていく、とてもいいことだけど、歴史は移り変わっていき、無くなっていくものもある。しかし、その傍らでまた新しいものも生まれていく。私は、ずっと音楽をやってきて良かったと思っているし、そういう自分を誇りにも思っている。大げさなことを言うと、歴史を動かした人々の中にも、名も知れず死んでいった兵士が必ずいたわけで、私も、そんな名もない兵士でいいから、音楽の世界の歴史に関わって生きていきたいと思うのだ。

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