2006年08月

首の痛み

52歳 男性 漁師

5日前、漁をしている時、波が高くなり船のバランスが崩れ、首がムチウチ状態になり、
首痛で来院する。

首を前屈すると左胸に痛みが出る。後屈すると左背中に痛みが出る。
左捻転、左側屈すると左背中に痛みが出る。

頚椎下部と胸椎上部の関節にズレがあることを説明する。
首の周り、前胸部、背中を十分に緩め、動作法。
その場で、可動制限が楽になるが、胸の痛みは残存する。

2回目、胸の痛みが消失する。
3回目、背中の痛みが軽減する。
4回目、首の可動制限が回復、痛みも完全消失し、治療は終了した。

解説
ムチウチ症で前胸部に痛みがでるのはめずらしい症例でした。
頚椎、胸椎が複雑にズレていたと思われます。
この場合の動作法も複雑に調整しなければなりません。

田中整骨院

野球肘

14歳 男性 野球部(キャッチャー)

約1ヶ月前、右ひじ内側に痛みが出る。痛みでファーストまで投げられない。
整形のレントゲン検査で野球肘と診断される。
電気治療だけで全く変化がないので友人の紹介で来院する。

指を強く握ると、右ひじ内側に疼痛が発症する。
右上肢を(特に上腕)十分に緩め、動作法。
シャドウでは痛みが確認できないので、軽めの練習と野球肘の自己療法を指導した。

2回目、ファーストまで軽め送球であれば投げられるようになった。
3回目、セカンドまでのスピードボールでもOK.

聞くところによると、この炎天下で朝の10時から夕方5時までの練習らしい。
完全に練習のやり過ぎで、疲労の蓄積です。
短時間で練習できるように、創意工夫が必要だと思う。
ダラダラした練習がスポーツ障害を引き起こす原因かも。。。

解説
上腕二頭筋と上腕三頭筋の運動協調性が阻害された時に発症します。
この症状は悪化すると関節鼠(離断性軟骨炎)に進行するリスクが高まります。
野球肘は関節鼠や尺骨神経炎の初期症状と似ているので注意が必要です。

田中整骨院

180キロのスクワットで。。。

38歳 男性 ビルダー

昨日、トレーニングジムでスクワット180キロを上げていた時、右腰に電気が走りギックリ腰になる。寝返りが出来ない、トイレでしゃがめない、ムカムカするなどの症状を訴える。
彼は去年の西日本ボディビルチャンピョンである。

ギックリ腰では、必ず使う手法から始め、筋緊張を緩和させ、椎間板の手法などを入れ、約15分。寝返りが楽になり、歩いても痛まなくなったが、しゃがむことが出来ないので、変則的な○○法の手技を使うと、

「治療する前と比べると、全然楽になりました。明日仕事ができます!」とニッコリ。
「念の為に、後2〜3回治療したほうがいいね」と言って終了した。

筋肉がしっかりしているので驚異的な回復力だった。
来年は日本一をめざして頑張れ!

解説
ギックリ腰は様々な痛みのケースがあるが、今回は筋肉性のギックリ腰で、筋肉を使いすぎると筋膜組織が警告痛を発します。
筋肉のオーバーワークには、くれぐれもご注意を。
変則的な○○手法は、その時思いつきでやってみたが、これは使えるぞ!!

田中整骨院

シンスプリント

中学生 女子 バトミントン

2週間前から左足下腿の内側部が痛くなる。練習量が増えたのと坂道ダッシュのトレーニングをするようになったらしい。
歩行で痛みはないが、ジョギングで痛みが出る。

練習量を減らす(特に坂道でのトレーニグは禁止)、練習後のアイシングは必ず行うように指導した。

下腿筋群(後脛骨筋、前脛骨筋、長指伸筋)の疲労も原因の一つなので、十分に○○法で緩め、足首の動きをよくする為に○○法の手技を使う。

治療所の中では痛みの確認ができなかった。
下肢の疲労をとる自己療法を教え、その日の治療は終った。

結局5回目で完治するが、シンスプリントは練習を休んだからといって痛みは取れません。
練習を続けながら治療する形になるので、どの程度まで練習すればよのか、その判断が非常に難しいところです。監督、コーチと密接に連絡とれるような関係であればいいのですが現実的には難しいところです。

解説
シンスプリント症候群は、1.後脛骨シンスプリント2.脛骨骨膜炎3.前区画症候群4.脛骨骨折の四症に分類されます。この内、最も多発するのが、後脛骨シンスプリントです。

後脛骨シンスプリントは新人病とも表現されるぐらい、ランニングスポーツでは多発します。中学生から高校生になり、運動量が増えてすぐの頃や、合宿練習などで急に練習量がふた時、あるいはポジションが変わって間もなくの頃などに発症し易くなります。

足関節を激しく使った時に真っ先に疲労がくるのは腓骨筋群です。このような状態がある一定期間続くと、次にオーバーストレスになるのが後脛骨筋です。

同じランニグスポーツでも、膝の曲げ伸ばしを伴いながら足関節の背屈、底屈を激しく行うスポーツは、脛骨骨膜炎になりやすく、強く背屈、低屈(地面や床からの衝撃を強く受けると言う意味)しすぎた場合は後脛骨シンスプリントになりやすい。

さらに足関節の関節軸をずらしている場合や前傾気味での強いランニングも後脛骨シンスプリントのリスクが高まります。又、足底アーチの無い人はさらにリスクが高まります。

田中整骨院

おくんちの練習で足が。。。。

40歳 男性 会社員

3日前、おくんちの御朱印船の練習中に突然左足首に痛みが出る。
捻挫した訳でもないのに、腫れも無いのに足を引きずる様にしか歩けない。
特に足を内反すると痛みが増強する。

長崎の伝統行事である「おくんち」は10月なのにずいぶん前から練習しているそうだ。
8月に入ってから、実物の船を使っての練習で足首の関節を痛めたらしい。

「この足首の痛みはすぐ治りますよ」と説明しながら治療に入った。
関節付近の緊張をとり、○○法すること約5〜6分。
「どうぞ、歩いてください。痛くないはずですから!」
「先生、歩いても痛くないです!!」

明日から練習できますね。
長崎の「おくんち」は、優雅、けんらん、全国の皆さん見に来て下さい!
「もってこ〜い、もってこ〜い」

解説
このタイプの痛みは、足関節捻挫痛ではありません。
ある一定の運動量に達すると痛みや腫れ(今回は無かった)が関節周囲に発生したりします。
この原因は、多くの場合、過去の捻挫時にずれた関節軸の補正が十分でないか、もしくは、その時の衝撃で下伸筋支帯が僅かにずれ、それが関節軸の自然整合を阻害している場合が殆んどです。

田中整骨院

不眠症

68歳 女性 農業

今年の5月から体調を崩して約1ヶ月入院する。

不眠症、食欲なし、首、肩こり、何もやる気がしない、など不定愁訴を訴える。
骨盤、背骨の歪み、頚椎はひどく可動制限があるというより、ほとんど動かない状態だった。

基幹型の治療で主に頚椎に時間をかけて治療した。
3回目で睡眠薬を飲まなくても寝れるようになった。
7回目で畑仕事に足が向くようになった。(ほんの軽作業ができる)
10回目で家族から、「食欲が出てきたね」と言われる。

顔の表情も豊かになり、よく寝れるので
「そろそろ治療を終りましょうか?」と言うと
「もう少し続けてください。こんな短期間に良くなるとは思っていませんでした。今止めると、またぶり返しそうなので。。」
現在も継続中である。

解説
骨盤、背骨の歪みがあるが、ポイントは頚椎でした。
石のように固まって動かないのですから。。
原因不明とか、身体に力が入らないとか、どこが悪いのか迷ったら、だいたい頚椎を治療すれば解決します。

田中整骨院

尾骨の痛み

39歳 女性 主婦

1年前から、お尻の下部が痛い。座ると痛む、仰臥位で寝ていると尾骨が当たって痛む。
長時間の運転や映画鑑賞が辛い。

検査してみると、尾骨が後方転位し、それも右側転位していた。
骨盤、背骨に歪みがあることを説明し、骨盤、尾骨の調整をする。

治療後、仰臥位で寝て貰って、尾骨が当たるか確認した。
「先生、尾骨が当たりません!、痛くないです!」
今度は、尾骨が当たるように、座位で斜め後に座るようにして
「痛みがありますか?」
「深く座っても痛くないです!?」「どうしてですか?」
「尾骨を正常な位置に戻したから」
「そんな簡単に戻るんですか?」

不思議そうな顔をして質問するのが印象的だった。
次回は尾骨の自己療法を指導することにする。

解説
 尾骨の右側後方転位でした。手技時間としては3〜4分あれば、その場で十分に正常な位 置に戻ります。
 また戻る可能性があるので尾骨の自己療法を教えると尚いいですね。

田中整骨院

寝違え

寝違え

51歳 男性 会社員

2日前、朝起きたら首が痛んで、回らない。
何故かわからないが、ある整体師の奥さんから聞いて来院する。

首の制限が顕著で、前屈、後屈、右捻転、右側屈すると右胸椎1番、2番付近に圧痛がある。右肩がクロールするような動きができない。

首、背中、を十分に緩めてから、○○法を行った。
首の制限はその場で半分ぐらい解消したが、肩の動きは変化なかった。
「明日になると痛みはずいぶん良くなりますよ」と説明して初回は終った。

2回目は首も肩もほとんど痛みはなく、仕上げの治療をして終了した。

ある整体師の奥さんの紹介って、いったい誰なんだろう!?

解説
頭は体重の約10分の1と言われています。普通であればボーリング玉ぐらいの重さがあるわけです。
眠っている時は起きている時に比べ筋の防御態勢がかなり低下していますから、過労状態で寝た時などで、頭の荷重ストレスが頚椎にかかり微細なズレが発生するのです。
この症状は、頚椎または胸椎の動作法で簡単に痛みは解消します。

田中整骨院

老人会の自己療法

老人会の健康講話の要請を受け、左底自治公民館で老人向けの自己療法を約2時間行った。
参加人数48名、会場は外の気温と同じく熱気むんむん。

老人会らしくお茶と時津名物のまんじゅうを食べながらの和気合いあいのムードで始まった。
簡単な自己紹介と健康の秘訣など話した後、自己療法に入った。今回は自己療法の中でも、特に簡単に手軽に出来るものを選択した。

骨盤調整の足組ツイスト。
骨盤、脊柱調整の腰当て1.2.の頚椎まで。
脊柱を整える、膝かかえ。
仙腸関節調整のカエルのポーズと捻転。
肩こりの肩4方向。
頚椎下部と胸椎上部調整の銀やんま。
最後に背筋伸ばし。

カエルのポーズは膝が悪い人でも出来るものを用意した。
時間が余ったので、疲労回復、冷え性、なども指導した。
今までの健康講話と全然内容が違うらしく、退屈した様子もなく非常に好評であった。

最後に質疑応答で、ギックリ腰で病院に1ヶ月通院しているが全く良くならないおじいちゃんの腰痛をその場でとり、(約1分で)拍手喝采で終了した。
老人会長から「来年もお願いします」と言われ、気分よく家路についた。

田中整骨院
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