2008年09月

屋久島から患者さんが。。。

小学1年生 男子 レスリング 仙腸関節痛

9月の運動会の踊りの練習中に右腰に痛みを訴える。
整形外科で診察を受けたところ、筋肉痛、成長痛との診断。

ネットを見て、鹿児島の屋久島から泊りがけで来院した。
(実は7月にも腰を痛めて、しばらく練習を休んでいた)

朝、10時頃屋久島を出発して、当院に着いたのが午後6時ごろだった。
早速治療に入った。基幹の型、骨盤調整後、殆んど痛みは消えたが、
後屈だけの痛みが残った。

色々な手法を試みるが、時には痛みが消え、今度は痛みが復活するのイタチゴッコを繰り返す。治療時間が長くなったので初日はこれで終った。

横で見ていたお母さんが、「時間が経った足首の捻挫も治りますか?」と質問。
「大丈夫ですよ、せっかく遠方から来ているのだから治療しましょうか」

2ヶ月前に捻挫して、歩くと痛む、正座できない、足首が回らないなど。

治療後、殆んどの痛みが解消。正座も出きるようになった。
「もうこの捻挫の痛みは治らないと諦めていました。時間が経った捻挫も治るんですね〜」
と感心していた。

2回目、やはり、後屈の痛みでイタチゴッコを繰り返す。
小学1年生の痛みの確認は、非常に曖昧でよくわからない?!

治療というのは、末端の小さな症状だけを追いかけていては良くないと反省。
骨盤と背骨はすでに真っ直ぐにしているのだから、少し様子をみることにした。
痛みが酷くなれば、その晩に又治療することにした。

午後に連絡が入り、「腰の調子はいいので明日屋久島に帰ます」とのこと。

来週の運動会は、「大暴れしてくれよ!甘えん坊のF君」」

今回のケースは、仙腸関節痛だと思います。

腰痛は大きく分けると、椎間板がらみと、骨盤、背骨の歪みがらみと
筋肉系がらみの3つに分けられます。

症状からみても、椎間板ではありませんでした。筋肉系であれば、必ず圧痛がありますが、
それもありませんでした。残りは歪みです(仙腸関節の歪みも含めて)。

しかし、小学1年生の骨盤は完全に出来上がっていないので、診断名は難しいところです。

田中整骨院



かかとの痛み

11歳 男子 サッカー部 踵骨痛


7月20日、サッカーの試合中から両踵が痛くなる。特に左踵の痛みが強い。
痛いのを我慢して練習をしていたが、限界を感じ2週間前に整形外科で診察した。

診断の結果は「成長痛」とのこと。

ネットを見て、1時間半かけて来院した。ジョギングやダッシュが痛いと訴える。

治療後、裏の駐車場を走って確認すると、痛みは軽減しているが、まだ完全に痛みは取れていなかった。
踵専用インソールを履くように指導して初日は終った。

2回目、ジョギングもダッシュも普通の練習も痛くないと言う。踵の圧痛はまだ若干残存していた。

3回目、完全に痛みは消失したので治療は終了した。

挨拶や返事、受け答えなど、今どき珍しいくらい礼儀正しい少年でした。ご両親のしつけがいいのでしょう。スポーツ選手はこうでありたいと思いました。治療後、何かすがすがしい心地よい気持ちになりました。

踵骨骨端炎(かかとの痛み)は男子に多く、女子の2倍の頻度で認められます。好発年齢は特に10歳前後によく認められます。

アキレス腱や足底筋膜のストレッチを指導しましょう。

田中整骨院

有痛性外けい骨と第5中足骨骨端軟骨炎

13才 男子 サッカー部 有痛性外けい骨と第5中足骨骨端軟骨炎


2ヶ月前から右足の内側部の痛みと中足骨の外側が痛くなる。練習中の痛みと練習後はビッコを引くようになった。

整形外科で診察すると、有痛性外けい骨と第5中足骨骨端軟骨炎と診断された。アイシングと練習を中止するように言われた。

しばらく練習を中止していたが、我慢できず最近又練習を再開したが、相変らず痛みがでる。

右舟状骨がかなりの大きさで突出している。そして、第5中足骨の出っ張りもあった。

有痛性外けい骨は****と****の手法。第5中足骨骨端軟骨炎は****と****
を中心に治療した。

とにかく、疲労を残さないように自己療法を指導した。その他に舟状骨の出っ張りが酷い為、柔整用のスポンジを円く切って患部に当てるように指示した。(サッカーの練習中だけ)

4回目、普通の練習では痛みは無い、しかし、1日に3試合した後は、少し痛みを感じる程度まで回復したので、しばらく様子を見ることにした。

外けい骨は足の舟状骨の内側に発生する種子骨の一種です。正常な子供は外脛骨を持っていません。外脛骨は子供の15%程度の頻度に認められ、8〜9才頃にレントゲンで確認されます。

症状は土踏まず内側部の痛みと腫れです。外脛骨は3つのタイプに分類され、大半が軟骨板で舟状骨と結合しているものです。

田中整骨院

変形性膝関節症と半月板損傷

54歳 女性 変形性膝関節症と半月板損傷

今年の2月、お店の階段で両手に荷物を持ったまま転倒し全身を打った。その後右膝に激痛が走り、3月に整形外科で受診した。骨には異常無し「変形性膝関節症」と診断された。
膝の痛みは以前からあった。

7月に入り、さらに右膝に激痛。病院でMRIを撮ると半月板損傷と診断された。ネットを見て熊本から88歳のお母さんを連れて泊りがけで来院した。2泊で5回治療することになった

88歳のお母さんもかなり酷い変形性膝関節症で、遠方から来院する患者さんが宿泊するホテルまで(普通だと5分もかからない)歩けない状態だ。

話を戻そう。右膝の痛みとは別に左肩が6ケ月前から引っかかりがあって、肩を挙げると痛む、右膝は足を挙げると痛む、階段は一段ずつしか上り下りが出来ない。

初回の治療後、足を挙げても痛くは無いが、歩き方を忘れてしまっているので、右足を引きずるように歩いてしまう。頭の脳は悪い習慣をなかなか忘れることが出来ないのだと思う。

3回目、3ヶ月ぶりに、階段がスムーズに歩けて喜んでいた。

4回目、右足を引きずるような歩き方が無くなった。

5回目、右膝の痛みは解消、左肩の引っ掛かりと挙上痛も解消。88歳のお母さんの「歩けば腰が痛くなる」の腰痛も解消するが、膝の動きはまだまだ時間がかかります。

変形性膝関節症は男女を問わずに発症しますが、圧倒的に女性に多く見られます。女性は更年期を迎えると、総体的に増骨機能が低下します。

これは女性ホルモンの低下により、リン代謝が低下することによります。しかし、ある種の条件が加わると、局所的に増骨機能が逆に向上します。

その条件とは、骨に対する必要以上の加重と衝撃です。

田中整骨院

腰椎椎間板ヘルニア

24歳 男性 腰椎椎間板ヘルニア

6月のはじめ、バスケットボール練習中に腰を痛める。病院でMRI検査の結果、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。

治療は薬だけで、少なくても6ヶ月、あるいは1年かかると言われた。

現在は左下肢のしびれは無くなったが、長座ができない、前屈すると左大腿が曲がってしまう。立位でいると左腰から臀部にかけてすごくだるいと訴える。

ネットを見て、泊りがけで五島列島から来院する。1泊2日で3回治療することになった。

ラセーグ徴候は完全に陽性反応。間違いなくヘルニアである。
(病院で腰椎ヘルニアと診断されて来院する患者でも、以外とヘルニアではない場合が本当に多いので、最初は疑ってみることにしている)

左側の椎間板が潰れているか、狭くなっているか、要するに椎間板の劣化現象であるので、椎間板を広げるような手法をとらなければならない。

基幹の型に***と***と***を重点的に施術する。初回の治療で顔を洗うような動作が出来るようになった。

2回目、3回目、同じような手法を行った。結果は前屈したときの大腿が曲がらなくなった。前屈が深く曲がるようになった。長座した時の痛みが軽くなった。

頻繁に来院できないので、椎間板ヘルニアの自己療法を指導して終った。できればもう1泊して治療すれば、随分違うのだが。。。

腰痛も大きく分けると、器質的疾患の腰痛と歪み、筋肉系の腰痛の二つに分けることが出来る。今回のケースは器質的疾患(その組織自体が壊れている)なので、その修復にはそれなりに時間がかかることになる。

自動車で例えると、エンジンの故障とバンパーの故障では修理の時間が違うということです。

田中整骨院
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