高校2年生 男子 野球部

1週間前から、左膝に痛みがでて来院する。野球部のキャッチャーで練習が最近ハードになったそうだ。中学時代から、オスグッドの経験があるので、自らオスグッドが再発したと言うので説明が簡単であった。

脛骨粗面が隆起しているので、殆んど正座したことが無いそうだ。

早速、治療に入る。大腿、下腿の疲労、緊張を○○法で取り除き、膝の周囲を○○法で緩め、膝の動作法、立位での仕上げをやった後、屈伸してもらう、

「先生、曲げても痛くありません!」
もっと深く曲げたらどう?

「少し痛みます」

それだったら、あと2〜3回で治るよ。
治療は3回で終り、オスグッドの自己療法を教え終了した。

解説
オスグッドは成長痛だから時期がくるまで治らないと諦めている人がいますが、この症状は簡単に治癒する症例です。
骨端線発症起因の決定的原因とするなら、子供は全員、大なり小なり発症しなければなりません。しかし、これを発症させるのは男の子で、しかもその殆んどはランニングスポーツをしている子供たちです。
このことから判るように、骨端線はバックグランドであっても、決定的要因でもなければ発症の引き金でもないのです。

痛みの正体は大腿四等筋腱による牽引痛です。
痛みは殆んどの場合、運動時に発します。だから炎症性のものではなく、筋疲労、筋緊張による筋代謝力の急激な低下です。

治療上のポイントは、本来かなり丈夫な筋肉を有していますが、有酸素運動閾値が非常に低い人達なので強い急激な施術は注意が必要です。
そして正確な動作法(手の位置、角度、強さ)です。

オスッグト専門治療ページ→こちら