2012年07月
2012年07月30日
●※※※鹿児島の女子中学生自殺、学校側がアンケートの公表を拒む
◆「亡くなった男子生徒の机で、あろう事か、時より笑い声を上げながらトランプに興じていたという。」
30日(月)である。
フェイスブックには、私の意見や推薦させて頂きたい動画を含む情報などを紹介させて頂いている。
ホーム・ページも、近々に立ち上げさせて頂くつもりだが、ブログやフェイスブックとはまた違うので、興味がおありの方は、フェイスブックを通してコンタクトをさせて頂ければと思っている。
私は、フェイスブックを始めてまだ日が浅いので、今のところ、まだ数十人だが、今後も人数を増やすつもりなどない。出来れば、信頼関係を築きたいし同志を募りたいのである。
さて、大津いじめ自殺に相次ぐ事件が、またまた明るみに出た。
隠蔽体質は、もう日本のお家芸なのだろうか。これでは、中国やロシアや北朝鮮といった社会主義の国々と大して変わらないではないか。
新たないじめ自殺のニュースを紹介させて頂く前に、大津の事件の続報である。
「スポーツ報知」によれば、加害者の男子生徒3名は、次のような酷い態度だったという。
「自殺のあった翌日、加害者グループは神経を疑うような行動を取っていたという。亡くなった男子生徒の机で、あろう事か、時より笑い声を上げながらトランプに興じていたという。
周囲の生徒たちの反応は当然冷ややかなものだったのだろう。直接、口には出来なくとも
『こいつらは何をやっているんだ』。
胸中は憤懣煮えたぎっていたのだろう。その光景を直視できずに教室を後にした生徒もいたそうだ。」
次も、大津のいじめ自殺事件に関してのこと。
大津市長の発言に変化が見られるという。どうやら、以前に比べて、消極的になってきているようである。
以下は、そのニュースである。
その下のニュースは、いじめ自殺に関する新たなニュースである。
特に注目すべきは、2011年9月に起きた鹿児島県出水市の女子中学生(当時13歳)の自殺である。
驚くのは、その死に方。
新幹線の線路の約9メートル上には、市道の跨線橋(こせんきょう)が架かっており、女子生徒は高さ約5メートルのフェンスを乗り越えて、線路に転落しているのだ。
彼女は、いったいどんな思いで、この大変なフェンスを登ったのだろうか(悲)。
この女子生徒は、9月1日未明に自宅からいなくなり、祖父が捜索願を出していた。警察が、新幹線の線路内に散乱している肉片を発見し、衣類の一部から身元を割り出したのだという。ひいた新幹線は気づかなかったので、何本もの新幹線にひかれたため、死体は損壊がひどかったのだとのこと。
中学校はこの日が 始業式で、女子生徒は8月29日まで部活に参加していたという。
なんということだろう、学校では、アンケート調査をしたうえで、
「いじめではなく、単なるいたずらはあった」
との判断を下して、
「いじめではなかった」
との結果報告をして調査を打ち切っていた、というのである。
ところが、女子中学生の遺族は、
「『部活に行きたくない、行ったらいじめられる』
と話していた」
などと語っている。
さらに、アンケート結果も、遺族への公表を拒否しているというではないか。
またまた隠蔽である。
こうなると、もう警察に任せるしかないだろう。
/////////////////////
●大津市長 遺族面会で後退「いじめと自殺の因果関係は裁判所の判断」
「Jcast テレビウオッチ」2012/7/26 10:11
大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した原因をめぐるいじめ問題で、越直美・大津市長が25日(2012年7月)、遺族の父親と初めて面会した。
「とくダネ!」
はいじめと自殺の因果関係について遺族側に説明した市長の内容が、これまでの市長の発言と基本的な部分でズレが生じていることに注目した。
2週間前の「とくダネ!」インタビューでは「因果関係調査する」
面会は市長の謝罪で始まった。
「昨年(2011年)の調査が不十分でずさんだったことについて深くお詫び申し上げます。真実が何だったのか解明したいと思うので、第三者委員会を設置することについて説明いたします」
これに対し、亡くなった息子の遺影を持参した父親は、
「学校や教育委員会の信頼はゼロに等しい。息子は加害者と学校に殺されたと思っている」
と怒りをあらわにし、事実を明らかにしていじめと自殺の因果関係を認めるよう求めた。
これに市長は、
「第三者委員会の調査目的はいじめの全容を明らかにすることで、自殺との因果関係については付随的に出てくる話かもしれませんが、それは裁判所が明らかにすることだと思っています」
と答えた。
ちょっと待って欲しい。
7月11日の「とくダネ!」のインタビューでは、市長は
「いじめと自殺の因果関係はあったとお考えか」
という質問に、
「その点はあったという前提で調査をしたい。因果関係が不十分でずさんな調査では分からなくなってしまうので、外部の委員会を立ち上げて徹底した真実の究明に努めたい」
と答えていたはずだ。
いったい何があったのか。遺族側の弁護人も
「従来の市長の発言からして少し変容が出てきたかなと感じます。いじめと自殺の因果関係を調査目的そのものに据えていただきたい」
と話す。
治外法権の教育委員会の横やりか?
「とくダネ!」のリポーターが面会が終わった市長にこの点を聞くと、市長は
「裁判所で争われるような相当因果関係の法律的な判断について、裁判所と同じことを第三者委員会がやるのは難しいだろう」
と答えた。
どうやら市側は因果関係について逃げ始めた感じが否めない。
コメンテーターの福田和也(慶大教授)は
「第三者委員会を作っても、捜査権みたいなものが付与できるのかということからかなり疑問。どうしても日本は教育委員会の組織が強力で、外から容喙できないようになっている。時間がかかりそうですね」
と話す。
治外法権的な教育委員会のあり方を変えないといじめは止まらない。
//////////////////
※※※●自殺少女の遺族 “いじめアンケート”公開へ署名活動
「スポーツニッポン」2012年7月30日 17:18
鹿児島県出水市で昨年9月、JR九州新幹線に飛び込み自殺した同市立中学2年の少女=当時(13)=の遺族が、いじめの有無について学校側が実施した全校生徒へのアンケートの公開を求める署名活動を30日までに始めた。近く同市教育委員会に提出する予定。
市教委は少女の自殺後に調査委員会を設置し、アンケートや聞き取り調査をした結果、昨年11月に
「学校内で自殺のきっかけとなる出来事は確認できなかった」
とする報告書を公表した。
遺族は
「情報公開が不十分で、調査結果は納得できない」
としてアンケートの開示を求めてきたが、市教委はアンケートには臆測が含まれる可能性があり、そのまま遺族に情報提供しないとする昨年6月の文部科学省指針を理由に、これまで公開を拒否している。
遺族や支援者は今月21日から署名を集め、これまでに1800人分が集まった。
祖父(62)は
「なぜ孫が自ら命を絶ったか、本当の理由が知りたい」
と話した。
また、遺族から人権救済の申し立てを受けた県弁護士会が、6月にアンケート開示を要請したが、市教委は「調査委員会で事実確認した結果を公表している」
として応じなかった。
※●中2女子自殺、出水市教委 「いじめ確認できず」で調査終結
【2011年12月1日 読売新聞】
出水市の中学2年女子生徒(当時13歳)が9月1日、九州新幹線の線路内に跨線(こせん)橋から飛び降りて自殺した問題で、事実関係を調べていた同市教育委員会は30日、記者会見を開き、
「自殺の直接の原因となる出来事は確認できなかった」
との調査結果を発表した。
一方、遺族は
「自殺の原因は、学校でのいじめしかありえない」
と訴えている。
市教委は9月7日、全校生徒368人を対象にアンケートを実施。
「女子生徒のことで気になったことはないか」
など4項目の質問に113人から回答があった。
この内容を基に聞き取り調査を実施し、校長らでつくる事故調査委員会と臨床心理士らによる事故調査専門委員会で検討し、報告書をまとめた。
報告書によると、女子生徒が所属する吹奏楽部で6月頃、女子生徒の部活動ノートや楽器を拭く布がなくなったり、6、7月以降、部活のミーティング時に別の女子部員が女子生徒と距離を置いて座ったりした。
また、8月29日の部活動中に担任教師から呼び出され、宿題を持ってくるよう指示されたが、そのまま学校に戻ってこなかったという。
市教委は
「女子生徒が部活動で孤立した状態にあったとは言えず、宿題を持ってくるよう促した担任の対応にも不適切な点はなかった」
などと判断。
いじめの有無について、溝口省三教育長は
「調査結果からは、いじめは確認できなかった」
と述べた。
調査は終結するという。
11月27日に調査結果の報告を受けた遺族は
「市教委は9月1日の始業式の朝に自殺したという意味を考えてほしい。学校でいじめがあったことは明らかで、いじめと自殺の因果関係を認めたうえで、再発防止に努めるべき。真相解明に向けた手立てを考えたい」
と話している。
////////////////////
●茨城・中2飛び降り自殺か 遺書のようなメモ
「スポーツニッポン」2012年7月30日 06:00
29日午後3時ごろ、茨城県取手市宮和田のマンションで、管理人の男性から
「子供が倒れている」
と110番があった。
13階建てのマンション敷地の植え込みと通路の間に、市立中2年の男子生徒(13)=取手市=があおむけに倒れており、病院に運ばれたが、死亡した。
取手署によると、自宅に
「両親仲良く暮らしてください」
などと書かれた遺書のようなメモが残されていた。
発見時、上半身は運動着、下がジャージー姿だった。脱げた靴が発見場所近くに落ちていた。
検視の結果、死因は出血性ショック死。
取手署は飛び降り自殺した可能性があるとみて、学校側や家族から経緯を聞いている。
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さて、大津いじめ自殺に相次ぐ事件が、またまた明るみに出た。
隠蔽体質は、もう日本のお家芸なのだろうか。これでは、中国やロシアや北朝鮮といった社会主義の国々と大して変わらないではないか。
新たないじめ自殺のニュースを紹介させて頂く前に、大津の事件の続報である。
「スポーツ報知」によれば、加害者の男子生徒3名は、次のような酷い態度だったという。
「自殺のあった翌日、加害者グループは神経を疑うような行動を取っていたという。亡くなった男子生徒の机で、あろう事か、時より笑い声を上げながらトランプに興じていたという。
周囲の生徒たちの反応は当然冷ややかなものだったのだろう。直接、口には出来なくとも
『こいつらは何をやっているんだ』。
胸中は憤懣煮えたぎっていたのだろう。その光景を直視できずに教室を後にした生徒もいたそうだ。」
次も、大津のいじめ自殺事件に関してのこと。
大津市長の発言に変化が見られるという。どうやら、以前に比べて、消極的になってきているようである。
以下は、そのニュースである。
その下のニュースは、いじめ自殺に関する新たなニュースである。
特に注目すべきは、2011年9月に起きた鹿児島県出水市の女子中学生(当時13歳)の自殺である。
驚くのは、その死に方。
新幹線の線路の約9メートル上には、市道の跨線橋(こせんきょう)が架かっており、女子生徒は高さ約5メートルのフェンスを乗り越えて、線路に転落しているのだ。
彼女は、いったいどんな思いで、この大変なフェンスを登ったのだろうか(悲)。
この女子生徒は、9月1日未明に自宅からいなくなり、祖父が捜索願を出していた。警察が、新幹線の線路内に散乱している肉片を発見し、衣類の一部から身元を割り出したのだという。ひいた新幹線は気づかなかったので、何本もの新幹線にひかれたため、死体は損壊がひどかったのだとのこと。
中学校はこの日が 始業式で、女子生徒は8月29日まで部活に参加していたという。
なんということだろう、学校では、アンケート調査をしたうえで、
「いじめではなく、単なるいたずらはあった」
との判断を下して、
「いじめではなかった」
との結果報告をして調査を打ち切っていた、というのである。
ところが、女子中学生の遺族は、
「『部活に行きたくない、行ったらいじめられる』
と話していた」
などと語っている。
さらに、アンケート結果も、遺族への公表を拒否しているというではないか。
またまた隠蔽である。
こうなると、もう警察に任せるしかないだろう。
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●大津市長 遺族面会で後退「いじめと自殺の因果関係は裁判所の判断」
「Jcast テレビウオッチ」2012/7/26 10:11
大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した原因をめぐるいじめ問題で、越直美・大津市長が25日(2012年7月)、遺族の父親と初めて面会した。
「とくダネ!」
はいじめと自殺の因果関係について遺族側に説明した市長の内容が、これまでの市長の発言と基本的な部分でズレが生じていることに注目した。
2週間前の「とくダネ!」インタビューでは「因果関係調査する」
面会は市長の謝罪で始まった。
「昨年(2011年)の調査が不十分でずさんだったことについて深くお詫び申し上げます。真実が何だったのか解明したいと思うので、第三者委員会を設置することについて説明いたします」
これに対し、亡くなった息子の遺影を持参した父親は、
「学校や教育委員会の信頼はゼロに等しい。息子は加害者と学校に殺されたと思っている」
と怒りをあらわにし、事実を明らかにしていじめと自殺の因果関係を認めるよう求めた。
これに市長は、
「第三者委員会の調査目的はいじめの全容を明らかにすることで、自殺との因果関係については付随的に出てくる話かもしれませんが、それは裁判所が明らかにすることだと思っています」
と答えた。
ちょっと待って欲しい。
7月11日の「とくダネ!」のインタビューでは、市長は
「いじめと自殺の因果関係はあったとお考えか」
という質問に、
「その点はあったという前提で調査をしたい。因果関係が不十分でずさんな調査では分からなくなってしまうので、外部の委員会を立ち上げて徹底した真実の究明に努めたい」
と答えていたはずだ。
いったい何があったのか。遺族側の弁護人も
「従来の市長の発言からして少し変容が出てきたかなと感じます。いじめと自殺の因果関係を調査目的そのものに据えていただきたい」
と話す。
治外法権の教育委員会の横やりか?
「とくダネ!」のリポーターが面会が終わった市長にこの点を聞くと、市長は
「裁判所で争われるような相当因果関係の法律的な判断について、裁判所と同じことを第三者委員会がやるのは難しいだろう」
と答えた。
どうやら市側は因果関係について逃げ始めた感じが否めない。
コメンテーターの福田和也(慶大教授)は
「第三者委員会を作っても、捜査権みたいなものが付与できるのかということからかなり疑問。どうしても日本は教育委員会の組織が強力で、外から容喙できないようになっている。時間がかかりそうですね」
と話す。
治外法権的な教育委員会のあり方を変えないといじめは止まらない。
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※※※●自殺少女の遺族 “いじめアンケート”公開へ署名活動
「スポーツニッポン」2012年7月30日 17:18
鹿児島県出水市で昨年9月、JR九州新幹線に飛び込み自殺した同市立中学2年の少女=当時(13)=の遺族が、いじめの有無について学校側が実施した全校生徒へのアンケートの公開を求める署名活動を30日までに始めた。近く同市教育委員会に提出する予定。
市教委は少女の自殺後に調査委員会を設置し、アンケートや聞き取り調査をした結果、昨年11月に
「学校内で自殺のきっかけとなる出来事は確認できなかった」
とする報告書を公表した。
遺族は
「情報公開が不十分で、調査結果は納得できない」
としてアンケートの開示を求めてきたが、市教委はアンケートには臆測が含まれる可能性があり、そのまま遺族に情報提供しないとする昨年6月の文部科学省指針を理由に、これまで公開を拒否している。
遺族や支援者は今月21日から署名を集め、これまでに1800人分が集まった。
祖父(62)は
「なぜ孫が自ら命を絶ったか、本当の理由が知りたい」
と話した。
また、遺族から人権救済の申し立てを受けた県弁護士会が、6月にアンケート開示を要請したが、市教委は「調査委員会で事実確認した結果を公表している」
として応じなかった。
※●中2女子自殺、出水市教委 「いじめ確認できず」で調査終結
【2011年12月1日 読売新聞】
出水市の中学2年女子生徒(当時13歳)が9月1日、九州新幹線の線路内に跨線(こせん)橋から飛び降りて自殺した問題で、事実関係を調べていた同市教育委員会は30日、記者会見を開き、
「自殺の直接の原因となる出来事は確認できなかった」
との調査結果を発表した。
一方、遺族は
「自殺の原因は、学校でのいじめしかありえない」
と訴えている。
市教委は9月7日、全校生徒368人を対象にアンケートを実施。
「女子生徒のことで気になったことはないか」
など4項目の質問に113人から回答があった。
この内容を基に聞き取り調査を実施し、校長らでつくる事故調査委員会と臨床心理士らによる事故調査専門委員会で検討し、報告書をまとめた。
報告書によると、女子生徒が所属する吹奏楽部で6月頃、女子生徒の部活動ノートや楽器を拭く布がなくなったり、6、7月以降、部活のミーティング時に別の女子部員が女子生徒と距離を置いて座ったりした。
また、8月29日の部活動中に担任教師から呼び出され、宿題を持ってくるよう指示されたが、そのまま学校に戻ってこなかったという。
市教委は
「女子生徒が部活動で孤立した状態にあったとは言えず、宿題を持ってくるよう促した担任の対応にも不適切な点はなかった」
などと判断。
いじめの有無について、溝口省三教育長は
「調査結果からは、いじめは確認できなかった」
と述べた。
調査は終結するという。
11月27日に調査結果の報告を受けた遺族は
「市教委は9月1日の始業式の朝に自殺したという意味を考えてほしい。学校でいじめがあったことは明らかで、いじめと自殺の因果関係を認めたうえで、再発防止に努めるべき。真相解明に向けた手立てを考えたい」
と話している。
////////////////////
●茨城・中2飛び降り自殺か 遺書のようなメモ
「スポーツニッポン」2012年7月30日 06:00
29日午後3時ごろ、茨城県取手市宮和田のマンションで、管理人の男性から
「子供が倒れている」
と110番があった。
13階建てのマンション敷地の植え込みと通路の間に、市立中2年の男子生徒(13)=取手市=があおむけに倒れており、病院に運ばれたが、死亡した。
取手署によると、自宅に
「両親仲良く暮らしてください」
などと書かれた遺書のようなメモが残されていた。
発見時、上半身は運動着、下がジャージー姿だった。脱げた靴が発見場所近くに落ちていた。
検視の結果、死因は出血性ショック死。
取手署は飛び降り自殺した可能性があるとみて、学校側や家族から経緯を聞いている。
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2012年07月29日
●昨年10月、高1の男子生徒が「呪ってやる」のメモを残して自殺、今月18日、中1の男子生徒が転落死
◆「今回のは、すごく良かったよ。みんな、感動して泣いてたよ。映画の途中で、ナルトが親の思い出を振り返るところと、最後の方の2回、泣いてたよ」
29日(日)である。
昨夜は熱帯夜だった。
我が家は最上階の五階にあるので、どうしても天上(屋上)が熱を持っていて、夜になっても蒸し暑さには悩まされる。
エアコンなしでは、熟睡は無理である。
息子は、数日前に、友だちとナルト『ロード・トゥ・ニンジャ』の映画を見てきたという。これまでは、いつ行ってもガラガラだった南古谷の映画館が、行ってみるとなんと満席で、仕方がないので、一本待って、次の上映で見てきたという。
「今回のは、すごく良かったよ。みんな、感動して泣いてたよ。映画の途中で、ナルトが親の思い出を振り返るところと、最後の方の2回、泣いてたよ」
とのことだった。
息子以上にナルトの大ファンの娘は、この話を聞いて、映画を見に行く気がさらにヒート・アップしたのだった。
◆大津のいじめ自殺事件を契機に、これまで無視され隠されてきたいじめ自殺が日の目を見ることになったようだ。
話は変わって、大津いじめ自殺のこと。
昨日は、いじめられている生徒達と現場の先生たちに向けて、ブログを書かせて頂いたが、本当のところは、出来のいい生徒と出来の悪い生徒が存在しているというわけではない。説明するにあたり、便宜的に区別したに過ぎないのである。
好きな人のことが、いつしか嫌いになったり、嫌いだと思っていた人のことが、いつの間にか好きになってしまう、ということだって実際あるわけで、出来が良いか悪いかも、その人の見方によるのである。
私などは、中学時代、上位の方にはいたが、どちらかと言えば、出来のいい方ではなかった。
目指す高校には、担任の先生から、
「今の学力では無理」
と言われたのである。
ひどいいじめにあいながらも、それでも勉強は頑張ったのである。
結果、父母の尽力(当時は塾などないので、家庭教師をつけてくれた)のおかげで、目指す高校に入ることが出来たのだった。
以下、いじめやいじめ自殺に関する最新ニュースである。
出てくる出てくる、大津のいじめ自殺事件を契機に、これまで無視され隠されてきたいじめ自殺が日の目を見ることになったようだ。
昨年10月、大阪は貝塚市の高校1年生の男子生徒が自殺していた。事情を知ってみると、まさに恐喝である。だというのに、警察では、証拠不十分で捜査を断念していたという。それが、何故、今になって再捜査となるのか。
理由は、後からなんとでも付けられる。やはり、大衆やマスコミからの後押しということなのだろう。
もうひとつ、今月の18日、東京品川の自宅マンションから中1の男子生徒が転落死していた。
「ベランダには高さ約1・2メートルの手すりがあった」
というから、酒に酔って転落などということは考えられない。
これもきちんと捜査してもらいたいものである。
お二人の御冥福をお祈りする。
/////////////////////
●「呪ってやる」とメモ 高校生いじめ自殺で大阪府警が再捜査 少年ら3人、ひったくり強要の疑いMSN産経ニュース 2012.7.27 14:20
大阪府貝塚市で昨年10月、高校1年の男子生徒=当時(18)=が
「金が払えない」
とメモを残して自殺していたことが27日、貝塚署への取材で分かった。
大阪府警は同日までに、当時同じ高校に通っていた少年ら3人がひったくりを強要したとして、強要容疑で捜査を始めた。
貝塚署は高校生の自殺を受け、別の恐喝容疑で捜査していたが、金のやりとりを裏付ける具体的な証拠が残っておらず、立件を断念し、今年2月末までに捜査をいったん終えていた。新たに強要容疑が浮上したため、府警は捜査を再開した。
貝塚署によると、高校生は昨年10月27日、貝塚市内で首をつって死亡しているのが見つかった。携帯電話に残したメモに、3人のうち同じ高校に通っていた少年を名指しし
「呪ってやる」
などと書かれていた。
自殺した高校生の父親は取材に「(自殺から)9カ月たっているが、一歩前進だと思う」と話した。
●「残りは明日食べる」と言い残し 大阪・貝塚の高1自殺
MSN産経ニュース 2012.7.28 13:51
大阪府貝塚市で昨年10月、定時制高校1年の川岸朋之さん=当時(18)=が自殺した問題で、取材に応じた朋之さんの父親(42)が
「当初は自殺の理由が分からず、自分を責めた。今は息子に金を払い続けさせた加害者を許せない」
と胸の内を明かした。
「遊びに行ってくる。残りは明日食べる」。
父親が息子と交わした最後の言葉だった。
自殺した昨年10月26日夜。川岸さんは出前のすしを食べ残して外出。だが、息子は帰ってこず、翌日の昼、府警から遺体発見の連絡を受けた。
父子2人暮らし。年ごろだから普段は多くを語らない息子だった。それでも、自殺する理由に思い当たる節がまったくなかった。
2カ月後、府警から捜査終結の連絡があった。そのときに初めて携帯電話の遺書を見せられた。
恐喝をうかがわせる内容のほかに、同級生の名前と
「呪う」
「殺す」
などの文字。
府警は
「証拠が不十分で立件できない」
と説明したが、納得できなかった。
その後、息子の友人らの協力を得て、同級生にトランプで負けた金を支払わされ、ひったくりまで強要されていたことが判明した。
こうした状況を府警に伝え、改めて捜査を依頼。今月25日に再捜査を告げられた。朋之さんの死から約9カ月がたっていた。
「やっと警察が動いてくれた」。
再捜査が開始された26日、父親は息子の遺影に
「ようやく一歩前進した」
と語りかけたという。
◇
川岸朋之さんの友人(18)らによると、川岸さんに金を要求しひったくりを強要していたとされるのは、遊び仲間のリーダー格の同級生2、3人。
友人は
「川岸さん以外の仲間十数人にも同じように金を要求していた」
と証言する。
府警などによると、携帯電話に実名が記された同級生(18)は今年2月、別の少年に対する恐喝や傷害容疑などで大阪府警に逮捕された。別の専門学校生の同級生(18)も5月にオートバイを盗んだとして窃盗容疑で逮捕。2人とも現在は少年院に収容されているという。
●自殺当日、携帯着信20回…高校生に加害者から
大阪府貝塚市で同府泉佐野市在住の定時制高1年・川岸朋之さん(当時18歳)が自殺した問題で、川岸さんの携帯電話に自殺当日、いじめの加害者とされる専門学校生が少なくとも約20回、電話をかけていたことがわかった。
川岸さんは電話に出なかったが、専門学校生らのグループから根拠のない借金を理由に金を要求されており、執拗(しつよう)な電話が引き金となって自殺を決意した可能性もあるとみられる。
川岸さんの死亡推定時刻は、遺体発見前日の昨年10月26日午後10〜11時とされる。
川岸さんの父親(42)によると、自殺の約10日前に15万円の借用書を書かせた専門学校生から26日午後4時半以降、断続的に電話がかかっていた。着信履歴の保存上限は25件で、もっと前の時間帯から電話がかかっていた可能性もある。履歴はいずれも不在着信で、午後10時54分には、専門学校生から
「電話だけはぶちるな(無視するな)。明日電話する」
とのメールが届いていた。
(2012年7月29日15時03分 読売新聞)
////////////////////
●東京・品川のマンションで中1男子転落死 自殺か
MSN産経ニュース 2012.7.19 09:15
東京都品川区の14階建てマンションで、12階に住む中学1年の男子生徒(13)が自宅のベランダから転落し、死亡していたことが19日、警視庁大崎署への取材でわかった。
同署は、生徒が飛び降り自殺を図った可能性が高いとみて、家族や学校関係者から事情を聞き、詳しい経緯を調べる。
同署によると、18日午後5時20分ごろ、品川区西五反田のマンションで、生徒の母親から
「人が転落したようだ。息子かもしれない」
と110番通報があった。
駆けつけた同署員が、生徒が2階の花壇の中で血を流して倒れているのを確認。生徒は全身を強く打っており、病院に搬送されたが死亡が確認された。
同署によると、生徒は両親と弟の4人暮らし。遺書などは見つかっておらず、生徒は普段着だった。同日午後4時半ごろに自宅で母親らと夕食をとった後、姿が見えなくなり、不審に思った母親が行方を捜したところ、自宅のベランダ下の花壇に転落しているのを見つけた。ベランダには高さ約1・2メートルの手すりがあった。
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29日(日)である。
昨夜は熱帯夜だった。
我が家は最上階の五階にあるので、どうしても天上(屋上)が熱を持っていて、夜になっても蒸し暑さには悩まされる。
エアコンなしでは、熟睡は無理である。
息子は、数日前に、友だちとナルト『ロード・トゥ・ニンジャ』の映画を見てきたという。これまでは、いつ行ってもガラガラだった南古谷の映画館が、行ってみるとなんと満席で、仕方がないので、一本待って、次の上映で見てきたという。
「今回のは、すごく良かったよ。みんな、感動して泣いてたよ。映画の途中で、ナルトが親の思い出を振り返るところと、最後の方の2回、泣いてたよ」
とのことだった。
息子以上にナルトの大ファンの娘は、この話を聞いて、映画を見に行く気がさらにヒート・アップしたのだった。
◆大津のいじめ自殺事件を契機に、これまで無視され隠されてきたいじめ自殺が日の目を見ることになったようだ。
話は変わって、大津いじめ自殺のこと。
昨日は、いじめられている生徒達と現場の先生たちに向けて、ブログを書かせて頂いたが、本当のところは、出来のいい生徒と出来の悪い生徒が存在しているというわけではない。説明するにあたり、便宜的に区別したに過ぎないのである。
好きな人のことが、いつしか嫌いになったり、嫌いだと思っていた人のことが、いつの間にか好きになってしまう、ということだって実際あるわけで、出来が良いか悪いかも、その人の見方によるのである。
私などは、中学時代、上位の方にはいたが、どちらかと言えば、出来のいい方ではなかった。
目指す高校には、担任の先生から、
「今の学力では無理」
と言われたのである。
ひどいいじめにあいながらも、それでも勉強は頑張ったのである。
結果、父母の尽力(当時は塾などないので、家庭教師をつけてくれた)のおかげで、目指す高校に入ることが出来たのだった。
以下、いじめやいじめ自殺に関する最新ニュースである。
出てくる出てくる、大津のいじめ自殺事件を契機に、これまで無視され隠されてきたいじめ自殺が日の目を見ることになったようだ。
昨年10月、大阪は貝塚市の高校1年生の男子生徒が自殺していた。事情を知ってみると、まさに恐喝である。だというのに、警察では、証拠不十分で捜査を断念していたという。それが、何故、今になって再捜査となるのか。
理由は、後からなんとでも付けられる。やはり、大衆やマスコミからの後押しということなのだろう。
もうひとつ、今月の18日、東京品川の自宅マンションから中1の男子生徒が転落死していた。
「ベランダには高さ約1・2メートルの手すりがあった」
というから、酒に酔って転落などということは考えられない。
これもきちんと捜査してもらいたいものである。
お二人の御冥福をお祈りする。
/////////////////////
●「呪ってやる」とメモ 高校生いじめ自殺で大阪府警が再捜査 少年ら3人、ひったくり強要の疑いMSN産経ニュース 2012.7.27 14:20
大阪府貝塚市で昨年10月、高校1年の男子生徒=当時(18)=が
「金が払えない」
とメモを残して自殺していたことが27日、貝塚署への取材で分かった。
大阪府警は同日までに、当時同じ高校に通っていた少年ら3人がひったくりを強要したとして、強要容疑で捜査を始めた。
貝塚署は高校生の自殺を受け、別の恐喝容疑で捜査していたが、金のやりとりを裏付ける具体的な証拠が残っておらず、立件を断念し、今年2月末までに捜査をいったん終えていた。新たに強要容疑が浮上したため、府警は捜査を再開した。
貝塚署によると、高校生は昨年10月27日、貝塚市内で首をつって死亡しているのが見つかった。携帯電話に残したメモに、3人のうち同じ高校に通っていた少年を名指しし
「呪ってやる」
などと書かれていた。
自殺した高校生の父親は取材に「(自殺から)9カ月たっているが、一歩前進だと思う」と話した。
●「残りは明日食べる」と言い残し 大阪・貝塚の高1自殺
MSN産経ニュース 2012.7.28 13:51
大阪府貝塚市で昨年10月、定時制高校1年の川岸朋之さん=当時(18)=が自殺した問題で、取材に応じた朋之さんの父親(42)が
「当初は自殺の理由が分からず、自分を責めた。今は息子に金を払い続けさせた加害者を許せない」
と胸の内を明かした。
「遊びに行ってくる。残りは明日食べる」。
父親が息子と交わした最後の言葉だった。
自殺した昨年10月26日夜。川岸さんは出前のすしを食べ残して外出。だが、息子は帰ってこず、翌日の昼、府警から遺体発見の連絡を受けた。
父子2人暮らし。年ごろだから普段は多くを語らない息子だった。それでも、自殺する理由に思い当たる節がまったくなかった。
2カ月後、府警から捜査終結の連絡があった。そのときに初めて携帯電話の遺書を見せられた。
恐喝をうかがわせる内容のほかに、同級生の名前と
「呪う」
「殺す」
などの文字。
府警は
「証拠が不十分で立件できない」
と説明したが、納得できなかった。
その後、息子の友人らの協力を得て、同級生にトランプで負けた金を支払わされ、ひったくりまで強要されていたことが判明した。
こうした状況を府警に伝え、改めて捜査を依頼。今月25日に再捜査を告げられた。朋之さんの死から約9カ月がたっていた。
「やっと警察が動いてくれた」。
再捜査が開始された26日、父親は息子の遺影に
「ようやく一歩前進した」
と語りかけたという。
◇
川岸朋之さんの友人(18)らによると、川岸さんに金を要求しひったくりを強要していたとされるのは、遊び仲間のリーダー格の同級生2、3人。
友人は
「川岸さん以外の仲間十数人にも同じように金を要求していた」
と証言する。
府警などによると、携帯電話に実名が記された同級生(18)は今年2月、別の少年に対する恐喝や傷害容疑などで大阪府警に逮捕された。別の専門学校生の同級生(18)も5月にオートバイを盗んだとして窃盗容疑で逮捕。2人とも現在は少年院に収容されているという。
●自殺当日、携帯着信20回…高校生に加害者から
大阪府貝塚市で同府泉佐野市在住の定時制高1年・川岸朋之さん(当時18歳)が自殺した問題で、川岸さんの携帯電話に自殺当日、いじめの加害者とされる専門学校生が少なくとも約20回、電話をかけていたことがわかった。
川岸さんは電話に出なかったが、専門学校生らのグループから根拠のない借金を理由に金を要求されており、執拗(しつよう)な電話が引き金となって自殺を決意した可能性もあるとみられる。
川岸さんの死亡推定時刻は、遺体発見前日の昨年10月26日午後10〜11時とされる。
川岸さんの父親(42)によると、自殺の約10日前に15万円の借用書を書かせた専門学校生から26日午後4時半以降、断続的に電話がかかっていた。着信履歴の保存上限は25件で、もっと前の時間帯から電話がかかっていた可能性もある。履歴はいずれも不在着信で、午後10時54分には、専門学校生から
「電話だけはぶちるな(無視するな)。明日電話する」
とのメールが届いていた。
(2012年7月29日15時03分 読売新聞)
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●東京・品川のマンションで中1男子転落死 自殺か
MSN産経ニュース 2012.7.19 09:15
東京都品川区の14階建てマンションで、12階に住む中学1年の男子生徒(13)が自宅のベランダから転落し、死亡していたことが19日、警視庁大崎署への取材でわかった。
同署は、生徒が飛び降り自殺を図った可能性が高いとみて、家族や学校関係者から事情を聞き、詳しい経緯を調べる。
同署によると、18日午後5時20分ごろ、品川区西五反田のマンションで、生徒の母親から
「人が転落したようだ。息子かもしれない」
と110番通報があった。
駆けつけた同署員が、生徒が2階の花壇の中で血を流して倒れているのを確認。生徒は全身を強く打っており、病院に搬送されたが死亡が確認された。
同署によると、生徒は両親と弟の4人暮らし。遺書などは見つかっておらず、生徒は普段着だった。同日午後4時半ごろに自宅で母親らと夕食をとった後、姿が見えなくなり、不審に思った母親が行方を捜したところ、自宅のベランダ下の花壇に転落しているのを見つけた。ベランダには高さ約1・2メートルの手すりがあった。
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●いじめられている生徒達と現場の先生達へ、陽明学研究家・林田明大からの御願と提案
◆『まるで「奇跡の学校」「世界一の学校」の生徒と思えるような、輝くばかりの生き生きとした姿を見ることが出来ました』
27日(金)である。
サーバー上の原因不明のトラブルのために、15分か20分遅れで、ニコニコ生放送がスタートした。
『メイドルりったん 林田先生に学ぶ?(第二回)』
ということで、りったんこと河野りささんと私ことアッキーのコラボである。
放送中に、悪意のある嫌なコメントも1件入ってきたのだが、こんな時こそ、気分を切り替えることが出来なければ、心が動揺してしまっては、その後の会話がガタガタになってしまうので、気分の切り替えというのは、実はとても大切なことなのだ。
今回のテーマは、拙著
『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』
と、今話題になっている「いじめ」についてである。
実を言うと、『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』には、私の中学時代のいじめられ体験が書いてあるのだ。
流石に、いじめの話では、沢山のコメントを頂いた。
学校や職場などで、現実に苦しんでいる人からのコメントもあったようだ。
皆さん、
「いじめはなくならない」
との認識では共通しているようだが、私に言わせれば、だからと言って、そこで諦(あきら)める必要など毛頭ないのだ。
実は、いじめがまるでないクラスは、実際に存在している。
アメリカ在住の木庵(もくあん)先生から、アメリカのイリノイ州の某学園の中学生の話を耳にさせて頂いているのだが、木庵先生曰く
『まるで「奇跡の学校」「世界一の学校」の生徒と思えるような、輝くばかりの生き生きとした姿を見ることが出来ました』
とのこと。
ちなみに某学園は、日本人学校である。
木庵先生は、実は、他の学校で臨時講師的なお立場で、子どもたちを指導していらっしゃる方なのだ。そして、木庵先生の御父上も公立学校の校長先生だった。
つまり、教育の現場を知っている方なのである。
その上で、上記のような感想を述べておられる。
某学園は、決して、部外者の方々の授業参観があるからと、良い生徒良い先生たちを演じているのではないのだ。木庵先生は、素人ではないので、その程度のことは見抜いてしまわれるのだから。もちろん、日本国内にも、いじめの無い学校やクラスは存在しているに違いない。
◆落ちこぼれと言われるような出来の悪い子たちにそっぽを向くのではなく、出来の悪い生徒達を何とかするのがプロの教師なのではないだろうか。
これは、番組の中でも話させて頂いたこと。
生徒達だけではなく、現場にいる先生たちも、それが、いじめであれ、苦手な科目であれ、苦手な相手であれ、自分にとって嫌なこと、辛いこと、苦手なことから逃げないで欲しい。
そして、自殺という解決方法は、一種の逃げであることは間違いないのだ。
自殺という道を選んだ人には申しわけない発言だが、いじめられた経験のある私だから言わせて頂くのである。私は、中学3年間というもの、暴力を振るわれ続けて、生れてはじめて自殺を考えるようになったのだ。
いじめを含めたトラブルやめんどくさいことから逃げるな、と私が言うのは、それらから逃げないで立ち向かい乗り越えてこそ、勇気や忍耐力などといった、生きていく上で必要な人間力が養われるからである。最初から、勇気のある人間なんていないのだ。
たとえ話をさせて頂く。
いじめ自殺問題では、必ずと言っていいほど、担任教師を含めた学校側の校長や教頭や教師たちの責任が問われている。
いじめによる自殺者が出るということは、教師たちにとっても重大問題であるはずなのだ。
ある教師の受け持ちのクラスに、出来のいい生徒と出来の悪い生徒がいたとしよう。
通常は、
「何かと手がかかる生徒より、手のかからない生徒の方が楽だし、有難い」
そう思って、先生は、生徒達と接してしまうに違いない。
出来の悪い生徒は、先生を疲れさせるし、時間もとられるし、先生にとって御荷物なのである。
往々にして、
「どうして、よりによって、出来の悪い生徒の多いクラスを受け持つことになったのだろう」
などと自分の境遇を恨んだり、
「出来が悪いのは、お前たちの努力が足りないからだ、出来が良いのは、先生の教え方が良いからだ」
などと思って、出来の良い生徒の方ばかりを向いてしまうことになる。
落ちこぼれと言われるような出来の悪い子たちにそっぽを向くのではなく、出来の悪い生徒達を何とかするのがプロの教師なのではないだろうか。
と、ここまでなら、単なるお説教である。
私が言いたいことというのは、ここからなのだ。
◆プロの教師としての真の実力を育ませてくれるのは、出来の悪い生徒たちのほうなのである。
教師として真の実力を身につけたいと思うのなら、出来の悪い生徒達をなんとかしようと工夫と努力をしなければならないはずである。
言い換えれば、出来の悪い生徒達というのは、先生に、
「何とかしてよ」
と、工夫と努力を要求しているのである。
一方の、出来のいい生徒達は、先生をある意味で必要としていない、ほっといてもいい存在なのである。
事実、江戸初期に活躍した日本陽明学の祖といわれる中江藤樹(とうじゅ)は、生まれつき愚鈍低能(ぐどんていのう)で知られる大野了佐(りょうさ)という門人の
「武士の家に生まれましたが、武士にはなれそうもないので、医者になりたいんです」
との願いに応えて、医学の専門書を取り寄せて勉強しながら、大野了佐に分かり易く教えて、結果一人前の医者に育て上げている。
藤樹は、その晩年に
「自分は、了佐の教育のために工夫と努力をして、精根尽き果てるほどであった」
と語っているのだが、物覚えの悪い了佐を指導したことで、藤樹自身も、教師としての実力を養ったのである。その証拠に、藤樹には、熊澤蕃山(くまざわ・ばんざん)、淵岡山(ふち・こうざん)といった、先生である藤樹をしのぐほどの素晴らしい弟子たちが育った。熊澤蕃山も淵岡山も、江戸時代に、日本全国にその名が轟いたほどの有名人である。
出来のいい生徒の方ばかり向いている先生というのは、工夫と努力をしないでもすむので、毎日、楽ばかりしていると言っていい。左団扇の楽ばかりしている先生に、真の実力が身につくはずもない。
最初からプロの教師なんているはずもない。プロの教師としての真の実力を育ませてくれるのは、出来の悪い生徒たちのほうなのである。
子どもを産んだから親になったのではなくて、子どもが、親らしい親にしてくれるように、子どもたちこそが、なかでも、出来の悪い生徒たちこそが、未熟な教師をプロの教師にしてくれるのである。
いじめ問題も、同様にとらえて欲しい。
いじめをゼロにはできないにしても、いじめを少なくする工夫と努力をすることで、勇気、忍耐力、注意力などといった人間力が身についてくるのである。
現在、いじめにあっている生徒さんにも私は同じことを言いたい。
君は、生き残るための工夫と努力を要求されているのである。生きるにあたっての人並み以上の真剣さを要求されているといってもいい。せっかく生まれてきたというのに、いい加減に生きることほどもったいないことはないのだ。
生きることには意味があるのだから、そのことに気づかないで死んでいくのはもったいないとしか言いようがない。
つまり、真剣さの度合いに応じてしか、生きる喜びは味わえないのだ。いい加減に生きている人には、生きる喜びは味わえるはずもない。
社会人になっても、いじめで苦しんでいる人はいるし、社会人になっても、いろいろな困難や苦難が降りかかってくるのだし、誰もが、苦難、困難に押しつぶされそうになりながらも、それらを乗り越えることで成長していくのである。
もちろん、人生は、辛いこと苦しいことばかりではない、生きてさえいれば、楽しいことだって必ずある。
泳げない人にとって、泳ぐことは苦に違いないが、泳げるようになった人にとって、泳ぐことは苦でも何でもないどころか、楽しいことであるはずだ。また、上手に泳げるようになるには、誰だって、辛い苦しい思いをしながら、工夫と努力をするはずだ。
同じように、君に人間力がつきさえすれば、A君には出来ないこと、辛いことであっても、君は楽々こなせるようになるのだ。
私の場合も、酷いいじめを受けた中学を卒業してからだが、自殺を考えるほどいじめられた体験があったからこそ、人間とは何かとか、生と死について考えさせられたし、人はどうして生きなければならないのか、生きることに果たして意味はあるのか、などといった問題を追及するようになっていったのだ。
生きるとは何か、言い換えれば人間について、生と死について、真剣に向き合うようになったのである。
また、酷(ひど)いいじめを経験したことで、社会人になってからは、失恋を含めて、どんなに辛いことがあっても、
「中学時代の3年間の地獄のような毎日に比べたら、この程度の苦労は、苦労の内に入らない」
と言える自分がいたのである。
◆誰かに助けを求めることは、恥ずかしいことでも何でもない
いじめられるのは辛いけれど、生き残るための工夫と努力を要求されているのだ。
乗り越えることで、君は、確実に強くなるのだ。
だから、どうか自殺などという道は選ばないで欲しい。
おなかが痛い時は、
「おなかが痛いよ」
と親に言うよね。
「おなかが痛いから、何とかして助けて。お父さん、お母さん」
と、助けを求めるよね。
そして、病院に行くよね。
「お医者さん、助けてよ」
って・・・。
それと同じことなんだ。
君たちが大人になっても、困ったときには、その道のプロに相談することになる。
「いじめられてて、毎日が辛いよ、苦しいよ。助けてよ」
と、大泣きしながらでもいいから、お父さん、お母さんに、あるいは周りの先輩や大人に、必死に助けを求めるべきなんだ。
誰かに助けを求めることは、恥ずかしいことでも何でもないんだ。
学校内に、熱血先生がいたら、相談してみるのもいい。あるいは、尊敬されている大人を探して、会いに行って相談してもいい。
私のこのブログに今すぐにコメントをくれてもいい。
私は、今年の11月頃から立ちあがるNPOの役員になるので、その時には本格的に相談に乗ることも可能になるはずだ。NPOについての詳しいことは、このブログで紹介させて頂くつもりだ。
とにかく、いろんな方法を試して見るべきだ。いい加減な大人もいるけれど、いい加減な大人ばかりではないんだよ。
また、苦しかったら、辛かったら、学校へ行かなくてもいいんだよ。不登校になると、将来のことが心配になるかもしれないけれど、我慢し過ぎてたら心や体の病気になってしまうかもしれないんだよ。
君が、関東では無くて地方に住んでいる人でも、私のブログにコメントをもらえれば、各地方にいる私の知人・友人に相談に乗ってくれるように頼んであげるので、安心してこのブログあてにコメントをしてみて欲しい。
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27日(金)である。
サーバー上の原因不明のトラブルのために、15分か20分遅れで、ニコニコ生放送がスタートした。
『メイドルりったん 林田先生に学ぶ?(第二回)』
ということで、りったんこと河野りささんと私ことアッキーのコラボである。
放送中に、悪意のある嫌なコメントも1件入ってきたのだが、こんな時こそ、気分を切り替えることが出来なければ、心が動揺してしまっては、その後の会話がガタガタになってしまうので、気分の切り替えというのは、実はとても大切なことなのだ。
今回のテーマは、拙著
『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』
と、今話題になっている「いじめ」についてである。
実を言うと、『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』には、私の中学時代のいじめられ体験が書いてあるのだ。
流石に、いじめの話では、沢山のコメントを頂いた。
学校や職場などで、現実に苦しんでいる人からのコメントもあったようだ。
皆さん、
「いじめはなくならない」
との認識では共通しているようだが、私に言わせれば、だからと言って、そこで諦(あきら)める必要など毛頭ないのだ。
実は、いじめがまるでないクラスは、実際に存在している。
アメリカ在住の木庵(もくあん)先生から、アメリカのイリノイ州の某学園の中学生の話を耳にさせて頂いているのだが、木庵先生曰く
『まるで「奇跡の学校」「世界一の学校」の生徒と思えるような、輝くばかりの生き生きとした姿を見ることが出来ました』
とのこと。
ちなみに某学園は、日本人学校である。
木庵先生は、実は、他の学校で臨時講師的なお立場で、子どもたちを指導していらっしゃる方なのだ。そして、木庵先生の御父上も公立学校の校長先生だった。
つまり、教育の現場を知っている方なのである。
その上で、上記のような感想を述べておられる。
某学園は、決して、部外者の方々の授業参観があるからと、良い生徒良い先生たちを演じているのではないのだ。木庵先生は、素人ではないので、その程度のことは見抜いてしまわれるのだから。もちろん、日本国内にも、いじめの無い学校やクラスは存在しているに違いない。
◆落ちこぼれと言われるような出来の悪い子たちにそっぽを向くのではなく、出来の悪い生徒達を何とかするのがプロの教師なのではないだろうか。
これは、番組の中でも話させて頂いたこと。
生徒達だけではなく、現場にいる先生たちも、それが、いじめであれ、苦手な科目であれ、苦手な相手であれ、自分にとって嫌なこと、辛いこと、苦手なことから逃げないで欲しい。
そして、自殺という解決方法は、一種の逃げであることは間違いないのだ。
自殺という道を選んだ人には申しわけない発言だが、いじめられた経験のある私だから言わせて頂くのである。私は、中学3年間というもの、暴力を振るわれ続けて、生れてはじめて自殺を考えるようになったのだ。
いじめを含めたトラブルやめんどくさいことから逃げるな、と私が言うのは、それらから逃げないで立ち向かい乗り越えてこそ、勇気や忍耐力などといった、生きていく上で必要な人間力が養われるからである。最初から、勇気のある人間なんていないのだ。
たとえ話をさせて頂く。
いじめ自殺問題では、必ずと言っていいほど、担任教師を含めた学校側の校長や教頭や教師たちの責任が問われている。
いじめによる自殺者が出るということは、教師たちにとっても重大問題であるはずなのだ。
ある教師の受け持ちのクラスに、出来のいい生徒と出来の悪い生徒がいたとしよう。
通常は、
「何かと手がかかる生徒より、手のかからない生徒の方が楽だし、有難い」
そう思って、先生は、生徒達と接してしまうに違いない。
出来の悪い生徒は、先生を疲れさせるし、時間もとられるし、先生にとって御荷物なのである。
往々にして、
「どうして、よりによって、出来の悪い生徒の多いクラスを受け持つことになったのだろう」
などと自分の境遇を恨んだり、
「出来が悪いのは、お前たちの努力が足りないからだ、出来が良いのは、先生の教え方が良いからだ」
などと思って、出来の良い生徒の方ばかりを向いてしまうことになる。
落ちこぼれと言われるような出来の悪い子たちにそっぽを向くのではなく、出来の悪い生徒達を何とかするのがプロの教師なのではないだろうか。
と、ここまでなら、単なるお説教である。
私が言いたいことというのは、ここからなのだ。
◆プロの教師としての真の実力を育ませてくれるのは、出来の悪い生徒たちのほうなのである。
教師として真の実力を身につけたいと思うのなら、出来の悪い生徒達をなんとかしようと工夫と努力をしなければならないはずである。
言い換えれば、出来の悪い生徒達というのは、先生に、
「何とかしてよ」
と、工夫と努力を要求しているのである。
一方の、出来のいい生徒達は、先生をある意味で必要としていない、ほっといてもいい存在なのである。
事実、江戸初期に活躍した日本陽明学の祖といわれる中江藤樹(とうじゅ)は、生まれつき愚鈍低能(ぐどんていのう)で知られる大野了佐(りょうさ)という門人の
「武士の家に生まれましたが、武士にはなれそうもないので、医者になりたいんです」
との願いに応えて、医学の専門書を取り寄せて勉強しながら、大野了佐に分かり易く教えて、結果一人前の医者に育て上げている。
藤樹は、その晩年に
「自分は、了佐の教育のために工夫と努力をして、精根尽き果てるほどであった」
と語っているのだが、物覚えの悪い了佐を指導したことで、藤樹自身も、教師としての実力を養ったのである。その証拠に、藤樹には、熊澤蕃山(くまざわ・ばんざん)、淵岡山(ふち・こうざん)といった、先生である藤樹をしのぐほどの素晴らしい弟子たちが育った。熊澤蕃山も淵岡山も、江戸時代に、日本全国にその名が轟いたほどの有名人である。
出来のいい生徒の方ばかり向いている先生というのは、工夫と努力をしないでもすむので、毎日、楽ばかりしていると言っていい。左団扇の楽ばかりしている先生に、真の実力が身につくはずもない。
最初からプロの教師なんているはずもない。プロの教師としての真の実力を育ませてくれるのは、出来の悪い生徒たちのほうなのである。
子どもを産んだから親になったのではなくて、子どもが、親らしい親にしてくれるように、子どもたちこそが、なかでも、出来の悪い生徒たちこそが、未熟な教師をプロの教師にしてくれるのである。
いじめ問題も、同様にとらえて欲しい。
いじめをゼロにはできないにしても、いじめを少なくする工夫と努力をすることで、勇気、忍耐力、注意力などといった人間力が身についてくるのである。
現在、いじめにあっている生徒さんにも私は同じことを言いたい。
君は、生き残るための工夫と努力を要求されているのである。生きるにあたっての人並み以上の真剣さを要求されているといってもいい。せっかく生まれてきたというのに、いい加減に生きることほどもったいないことはないのだ。
生きることには意味があるのだから、そのことに気づかないで死んでいくのはもったいないとしか言いようがない。
つまり、真剣さの度合いに応じてしか、生きる喜びは味わえないのだ。いい加減に生きている人には、生きる喜びは味わえるはずもない。
社会人になっても、いじめで苦しんでいる人はいるし、社会人になっても、いろいろな困難や苦難が降りかかってくるのだし、誰もが、苦難、困難に押しつぶされそうになりながらも、それらを乗り越えることで成長していくのである。
もちろん、人生は、辛いこと苦しいことばかりではない、生きてさえいれば、楽しいことだって必ずある。
泳げない人にとって、泳ぐことは苦に違いないが、泳げるようになった人にとって、泳ぐことは苦でも何でもないどころか、楽しいことであるはずだ。また、上手に泳げるようになるには、誰だって、辛い苦しい思いをしながら、工夫と努力をするはずだ。
同じように、君に人間力がつきさえすれば、A君には出来ないこと、辛いことであっても、君は楽々こなせるようになるのだ。
私の場合も、酷いいじめを受けた中学を卒業してからだが、自殺を考えるほどいじめられた体験があったからこそ、人間とは何かとか、生と死について考えさせられたし、人はどうして生きなければならないのか、生きることに果たして意味はあるのか、などといった問題を追及するようになっていったのだ。
生きるとは何か、言い換えれば人間について、生と死について、真剣に向き合うようになったのである。
また、酷(ひど)いいじめを経験したことで、社会人になってからは、失恋を含めて、どんなに辛いことがあっても、
「中学時代の3年間の地獄のような毎日に比べたら、この程度の苦労は、苦労の内に入らない」
と言える自分がいたのである。
◆誰かに助けを求めることは、恥ずかしいことでも何でもない
いじめられるのは辛いけれど、生き残るための工夫と努力を要求されているのだ。
乗り越えることで、君は、確実に強くなるのだ。
だから、どうか自殺などという道は選ばないで欲しい。
おなかが痛い時は、
「おなかが痛いよ」
と親に言うよね。
「おなかが痛いから、何とかして助けて。お父さん、お母さん」
と、助けを求めるよね。
そして、病院に行くよね。
「お医者さん、助けてよ」
って・・・。
それと同じことなんだ。
君たちが大人になっても、困ったときには、その道のプロに相談することになる。
「いじめられてて、毎日が辛いよ、苦しいよ。助けてよ」
と、大泣きしながらでもいいから、お父さん、お母さんに、あるいは周りの先輩や大人に、必死に助けを求めるべきなんだ。
誰かに助けを求めることは、恥ずかしいことでも何でもないんだ。
学校内に、熱血先生がいたら、相談してみるのもいい。あるいは、尊敬されている大人を探して、会いに行って相談してもいい。
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私は、今年の11月頃から立ちあがるNPOの役員になるので、その時には本格的に相談に乗ることも可能になるはずだ。NPOについての詳しいことは、このブログで紹介させて頂くつもりだ。
とにかく、いろんな方法を試して見るべきだ。いい加減な大人もいるけれど、いい加減な大人ばかりではないんだよ。
また、苦しかったら、辛かったら、学校へ行かなくてもいいんだよ。不登校になると、将来のことが心配になるかもしれないけれど、我慢し過ぎてたら心や体の病気になってしまうかもしれないんだよ。
君が、関東では無くて地方に住んでいる人でも、私のブログにコメントをもらえれば、各地方にいる私の知人・友人に相談に乗ってくれるように頼んであげるので、安心してこのブログあてにコメントをしてみて欲しい。
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2012年07月27日
●3人組の暴行、恐喝は、ひと目をはばかることなく、日常的だった
◆「最近の若い子たちは、テレビや新聞の情報をあてにしなくなりましたね。マスコミを信用しなくなったんですね。パソコンからいろいろな情報を仕入れているんですよ。テレビや新聞の情報を真に受けているのは、年よりだけですよ」
26日(木)である。
全国の児童相談所から寄せられた児童虐待件数が、2011年度は5万9862件(速報値)と、過去最多を記録したという。
それも、東日本大震災の影響で福島県は未集計の10年度と比べると3478件の増加だという。つまり、福島県の分もカウントされていれば、もっと増えていることになる。
1990年度の集計開始の翌年度から21年連続増となったというのだが、厚生省の弁がふるっている。
「社会の関心が高まり、疑わしいケースも通報するという意識が高まったためではないか」
というのだが、たまたま息子を連れて行った近所の床屋さんでその話題をしたところ、
「違いますよね。生活苦ですよ」
とおっしゃったが、私もそう言おうと思っていた矢先のことだったので、店主の意見には大いに共感した。店主は、50歳だとのこと。
どうやら、政治家も官僚たちも、自分たちのせいではないということにしたいらしい。
なにしろ、この指扇駅前もそうだが、どこの駅前商店街も、年々閑古鳥が鳴いているのである。
付け加えて、
「小泉改革のころから、経済が冷え込んできましたよね。竹中でしょ、悪いのは。タクシー業界だけの話じゃなくて、私たちの理容業界も、もうやっていけません。以前は、この店にも何人も従業員がいたんですが、今は、もう私ひとりになってしまいました。数年前から、1000円カットも始めましたが、御客は減ったままです」
とおっしゃった。
続けて、
「東大はダメですね。御用学者なんですね。その点、京大はいいですね。ほんとうのことを言ってくれますよね」
とも(笑)。
これに関しても同感である。
さらに話題は、ネットやパソコンの話になった。
「最近の若い子たちは、テレビや新聞の情報をあてにしなくなりましたね。マスコミを信用しなくなったんですね。パソコンからいろいろな情報を仕入れているんですよ。テレビや新聞の情報を真に受けているのは、年よりだけですよ」
これにも同感(笑)。
◆「実るほど首(こうべ)を垂れる稲穂(いなほ)かな」
日本経済新聞の喜多恒雄社長(65歳)の美人デスク(50歳)とのスキャンダル、それに加えての仕事面での公私混同ぶりが問題になっているが、マスコミ人としての自覚や責任感やプライドも無いようである。
経済情報誌のトップに居ながら、なぜ、こうなってしまうのか。
故人は、
「実るほど首(こうべ)を垂れる稲穂(いなほ)かな」
と、
「出世すればするほど、上に行けばいくほど、謙虚になりなさい」
と教えてきたはずなのだが、傲慢になってしまう人がほとんどといっていい。座右の銘でもいいのだが、自分を律する教えや思想・哲学を持っていないからであろう。
上に行けばいくほど、傲慢にならないためにも、諫言してくれる人が必要なのに、喜多恒雄社長の場合も、耳に痛いことを言う人を遠ざけて、イエス・マンだけで周囲を固めてしまったという。
誰だって、その方が心地いのだろうが、それでは自分がダメになるのだ。
「現在のキャビネット(経営陣)の大半は、喜多社長の取り巻きです。杉田亮毅会長が今春退陣して、喜多社長に物申せる人がいなくなりました。社長には、上司がいませんからね」(〈日経新聞社長は裸の王様だ!〉「週刊文春」7月26日号)
こういうことがある。
こういう経験は、私だけではないだろうが、人生を振りかえってみたときに、
「ああ、あの頃は、幸せだったなぁ」
と思えることがあるのだが、実は、その頃の私は、幸せだなんて思ってもいないのである。
過去の若いころの私は、「もっと上がある」「もっと幸せになりたい」と思っているので、自分が幸せな状況にあることにまるで気づかないのである。
つまり、欲望が、私欲が強い人ほど、今自分が置かれた状況に満足を覚えることなどない、いつまでたっても、足るを知って、たとえ一時的とはいえ、幸福感に浸る、感謝心に満たされる、ということが無いのだ。
今の私などは、平凡きわまる状況、例えば、家族4人でテーブルを囲んで話をしながら食事をしているときなどに、「幸せだ」と感じている。
昨年の大震災以降、平穏無事の有難さを痛感した人は多いに違いない。賞をもらうとかの特別な出来事や状況だけを、幸せ、というのではないのだ。
これが、若いころは、彼女といるときは別にして、まるでそう思わなかった(苦笑)。
◆この教師は、かねて生徒への「無関心」が問題視されていたという。
さて、以下、大津いじめ自殺に関してのニュースである。
悲しいかな、大津のいじめは日常的で、周囲の人たちは見て見ぬふりを決め込んでいたという。犯罪のいじめの見て見ぬふりは、同罪だということを自覚するべきであろう。
私は、子供たちに、
「いじめられている子がいたら、見て見ぬふりはするなよ。自分たちで手に負えないこと、困ったことがあったら、言ってくるんだよ。お父さんお母さんが体張ってお前たちを守るから」
と、言い続けてきている。
///////////////////
●日常的だった大津のいじめ 教室内の同級生も「怖かった」
7月26日07時00分、提供:NEWSポストセブン
滋賀県大津市で中学2年生の男子生徒がいじめを原因に自殺した問題で、これまで以下のような証言が、生徒、あるいは保護者を通じてメディアに流れている。
「体育祭の日、陸上競技場で観客席の鉄柵に縛りつけられて、いつもの3人から
『でかい声で万引きしましたっていえや』
と怒鳴られとった」
「泣きながら
『万引きしました』
っていうところを、3人が喜んで、携帯の動画で撮影してた」
「押さえつけられて、蜂を食わされそうになった」
男子生徒が縛りつけられた体育祭があったのは、自殺の2週間ほど前だ。いじめグループから、再三万引きを強要されていたと話す同級生もいる。
こうしたいじめに対し、男子生徒の父親は、暴行、恐喝、脅迫など6つの容疑で、加害生徒を大津署に告訴。7月18日に同署に受理された。捜査の対象となる加害少年は3人。
リーダー格は高台の高級住宅地に住むAで、小学校のころから成績優秀な模範生だった。学校行事に協力的な母親は、PTA会長を務めたこともある地域の顔役だ。Aと同じ住宅地に住むBも、医学部出身の父を持つ裕福な家庭である。Cのみは両親の離婚、養育者である母の再婚という、やや入りくんだ事情を抱えていた。
この3人組に引きこまれる格好で男子生徒がオンラインゲームの仲間に加わったのは、昨年の夏だったという。同級生たちの話から、以降の学校生活が浮かび上がる。
「トイレや廊下で殴られたり蹴られたり。顔や腹には青たんができとった」
「教科書や成績表も破られていた」
「パンツごとズボンを脱がされることもしょっちゅうやった」
男子生徒が多額の金を口座から引き出し、さらに祖父母の財布からも抜きとった使途不明金があることも判明している。総額は40万円にもおよぶ。
さらには自殺の数日前、いじめグループの2人が男子生徒の部屋に押し入り、室内をめちゃくちゃに荒らしてもいる。
3人組の暴行、恐喝は、ひと目をはばかることなく、日常的だったのである。
同級生のある母親は、教室内にいた大勢の「傍観者」の心中を代弁した。
「たしかに息子は当事者の近くにはいましたけど、最初はいじめかどうかよくわからなかったようですし、へたにかかわって自分がいじめの対象になることも怖かった。まぁ、このことは自分には関係ないとどこかで思ってたみたいですね」
※女性セブン2012年8月9日号
●大津いじめ担任 韓国語教育に熱心だったが現在生徒に無関心
2012.07.20 07:00
滋賀県大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる事件は、自殺生徒の父親が元同級生らを告訴するなど全国的な話題となっている。事件が騒動になって以降、担任教師の男性は表に出なくなっている。7月12日に開かれた保護者説明会にも、出席しなかった。
「保護者からは
『担任が出てきて説明すべきだ』
という声が上がったが、校長は
『自分の判断で出席させなかった』
の一点張りでした。
担任がいじめの様子を見ていながら
『そのくらいにしとき』
と笑っていたともいわれている。
そうしたことが本当だったのかどうかが知りたかったのに、説明会では何も答えていません」(2年生の母親)
なぜ彼は表で説明しようとしないのか。それは、
「彼がしゃべれば、学校がこれまで行なってきたいじめの封印工作がすべてばれてしまうから」(学校関係者)
だという。
それだけではない。学校側が恐れているのは、この担任教師自身に、事件を起こす土壌を作った原因があったことを追及される可能性があるからだ。
この教師は、かねて生徒への
「無関心」
が問題視されていたという。
「彼が以前いた大学の附属中学では、韓国語の教育に力を入れるなど熱心だったそうですが、この中学に移ってからは次第にそうした熱がなくなり、無難にやり過ごす態度が目立っていたようです」(PTA関係者)
今回の自殺が起きる直前の昨年夏、この中学校で起きていた“事故”も、担任教師のそうした教育姿勢がもたらしたものではなかったか。同校の生徒の一人が明かす。
「先生が受け持つ柔道の授業で、ある男子生徒が足を怪我したんです。
ところが、先生は
『大丈夫だ』
といって、彼は次の日に行なわれた水泳大会に参加させられた。
それで、怪我が悪化してしまったんです。
あとでわかったんですが、柔道の授業のときにすでに骨が折れていたようなんです。なのに先生のいうまま、彼は足が真っ赤に腫れた状態のまま水泳大会に出て、終わったあとは全く歩けなくなっていました」
後に生徒の保護者が、教師にこのことを訴えたところ、そっけない態度で軽く流されてしまったという。
この男子生徒は、自殺した生徒のクラスメートだった。
この教師は、写真週刊誌『フライデー』の直撃取材に、鼻唄で「ふふ〜ふ〜♪」と応じたことがインターネットなどで批判を浴びたことから、それ以降は自宅に帰らず、本誌記者の訪問時も不在が続いている。
※週刊ポスト2012年8月3日号
●中学、アンケ自由記述提出せず 調査求める声反映されず
「KYODO news」7月26日(木) 3時16分
大津市の中2男子自殺で、学校が全校生徒を対象に実施したアンケートの自由記述欄の記載を、昨年10月の調査当初、市教育委員会に提出していなかったことが26日、市教委への取材で分かった。
関係者によると、自由記述欄には
「全力をかけて調査してほしい」
「(男子生徒が)なぜ命を失わなければならなかったのか知りたい」
など学校側に原因究明を強く求める記載が複数あった。
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26日(木)である。
全国の児童相談所から寄せられた児童虐待件数が、2011年度は5万9862件(速報値)と、過去最多を記録したという。
それも、東日本大震災の影響で福島県は未集計の10年度と比べると3478件の増加だという。つまり、福島県の分もカウントされていれば、もっと増えていることになる。
1990年度の集計開始の翌年度から21年連続増となったというのだが、厚生省の弁がふるっている。
「社会の関心が高まり、疑わしいケースも通報するという意識が高まったためではないか」
というのだが、たまたま息子を連れて行った近所の床屋さんでその話題をしたところ、
「違いますよね。生活苦ですよ」
とおっしゃったが、私もそう言おうと思っていた矢先のことだったので、店主の意見には大いに共感した。店主は、50歳だとのこと。
どうやら、政治家も官僚たちも、自分たちのせいではないということにしたいらしい。
なにしろ、この指扇駅前もそうだが、どこの駅前商店街も、年々閑古鳥が鳴いているのである。
付け加えて、
「小泉改革のころから、経済が冷え込んできましたよね。竹中でしょ、悪いのは。タクシー業界だけの話じゃなくて、私たちの理容業界も、もうやっていけません。以前は、この店にも何人も従業員がいたんですが、今は、もう私ひとりになってしまいました。数年前から、1000円カットも始めましたが、御客は減ったままです」
とおっしゃった。
続けて、
「東大はダメですね。御用学者なんですね。その点、京大はいいですね。ほんとうのことを言ってくれますよね」
とも(笑)。
これに関しても同感である。
さらに話題は、ネットやパソコンの話になった。
「最近の若い子たちは、テレビや新聞の情報をあてにしなくなりましたね。マスコミを信用しなくなったんですね。パソコンからいろいろな情報を仕入れているんですよ。テレビや新聞の情報を真に受けているのは、年よりだけですよ」
これにも同感(笑)。
◆「実るほど首(こうべ)を垂れる稲穂(いなほ)かな」
日本経済新聞の喜多恒雄社長(65歳)の美人デスク(50歳)とのスキャンダル、それに加えての仕事面での公私混同ぶりが問題になっているが、マスコミ人としての自覚や責任感やプライドも無いようである。
経済情報誌のトップに居ながら、なぜ、こうなってしまうのか。
故人は、
「実るほど首(こうべ)を垂れる稲穂(いなほ)かな」
と、
「出世すればするほど、上に行けばいくほど、謙虚になりなさい」
と教えてきたはずなのだが、傲慢になってしまう人がほとんどといっていい。座右の銘でもいいのだが、自分を律する教えや思想・哲学を持っていないからであろう。
上に行けばいくほど、傲慢にならないためにも、諫言してくれる人が必要なのに、喜多恒雄社長の場合も、耳に痛いことを言う人を遠ざけて、イエス・マンだけで周囲を固めてしまったという。
誰だって、その方が心地いのだろうが、それでは自分がダメになるのだ。
「現在のキャビネット(経営陣)の大半は、喜多社長の取り巻きです。杉田亮毅会長が今春退陣して、喜多社長に物申せる人がいなくなりました。社長には、上司がいませんからね」(〈日経新聞社長は裸の王様だ!〉「週刊文春」7月26日号)
こういうことがある。
こういう経験は、私だけではないだろうが、人生を振りかえってみたときに、
「ああ、あの頃は、幸せだったなぁ」
と思えることがあるのだが、実は、その頃の私は、幸せだなんて思ってもいないのである。
過去の若いころの私は、「もっと上がある」「もっと幸せになりたい」と思っているので、自分が幸せな状況にあることにまるで気づかないのである。
つまり、欲望が、私欲が強い人ほど、今自分が置かれた状況に満足を覚えることなどない、いつまでたっても、足るを知って、たとえ一時的とはいえ、幸福感に浸る、感謝心に満たされる、ということが無いのだ。
今の私などは、平凡きわまる状況、例えば、家族4人でテーブルを囲んで話をしながら食事をしているときなどに、「幸せだ」と感じている。
昨年の大震災以降、平穏無事の有難さを痛感した人は多いに違いない。賞をもらうとかの特別な出来事や状況だけを、幸せ、というのではないのだ。
これが、若いころは、彼女といるときは別にして、まるでそう思わなかった(苦笑)。
◆この教師は、かねて生徒への「無関心」が問題視されていたという。
さて、以下、大津いじめ自殺に関してのニュースである。
悲しいかな、大津のいじめは日常的で、周囲の人たちは見て見ぬふりを決め込んでいたという。犯罪のいじめの見て見ぬふりは、同罪だということを自覚するべきであろう。
私は、子供たちに、
「いじめられている子がいたら、見て見ぬふりはするなよ。自分たちで手に負えないこと、困ったことがあったら、言ってくるんだよ。お父さんお母さんが体張ってお前たちを守るから」
と、言い続けてきている。
///////////////////
●日常的だった大津のいじめ 教室内の同級生も「怖かった」
7月26日07時00分、提供:NEWSポストセブン
滋賀県大津市で中学2年生の男子生徒がいじめを原因に自殺した問題で、これまで以下のような証言が、生徒、あるいは保護者を通じてメディアに流れている。
「体育祭の日、陸上競技場で観客席の鉄柵に縛りつけられて、いつもの3人から
『でかい声で万引きしましたっていえや』
と怒鳴られとった」
「泣きながら
『万引きしました』
っていうところを、3人が喜んで、携帯の動画で撮影してた」
「押さえつけられて、蜂を食わされそうになった」
男子生徒が縛りつけられた体育祭があったのは、自殺の2週間ほど前だ。いじめグループから、再三万引きを強要されていたと話す同級生もいる。
こうしたいじめに対し、男子生徒の父親は、暴行、恐喝、脅迫など6つの容疑で、加害生徒を大津署に告訴。7月18日に同署に受理された。捜査の対象となる加害少年は3人。
リーダー格は高台の高級住宅地に住むAで、小学校のころから成績優秀な模範生だった。学校行事に協力的な母親は、PTA会長を務めたこともある地域の顔役だ。Aと同じ住宅地に住むBも、医学部出身の父を持つ裕福な家庭である。Cのみは両親の離婚、養育者である母の再婚という、やや入りくんだ事情を抱えていた。
この3人組に引きこまれる格好で男子生徒がオンラインゲームの仲間に加わったのは、昨年の夏だったという。同級生たちの話から、以降の学校生活が浮かび上がる。
「トイレや廊下で殴られたり蹴られたり。顔や腹には青たんができとった」
「教科書や成績表も破られていた」
「パンツごとズボンを脱がされることもしょっちゅうやった」
男子生徒が多額の金を口座から引き出し、さらに祖父母の財布からも抜きとった使途不明金があることも判明している。総額は40万円にもおよぶ。
さらには自殺の数日前、いじめグループの2人が男子生徒の部屋に押し入り、室内をめちゃくちゃに荒らしてもいる。
3人組の暴行、恐喝は、ひと目をはばかることなく、日常的だったのである。
同級生のある母親は、教室内にいた大勢の「傍観者」の心中を代弁した。
「たしかに息子は当事者の近くにはいましたけど、最初はいじめかどうかよくわからなかったようですし、へたにかかわって自分がいじめの対象になることも怖かった。まぁ、このことは自分には関係ないとどこかで思ってたみたいですね」
※女性セブン2012年8月9日号
●大津いじめ担任 韓国語教育に熱心だったが現在生徒に無関心
2012.07.20 07:00
滋賀県大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる事件は、自殺生徒の父親が元同級生らを告訴するなど全国的な話題となっている。事件が騒動になって以降、担任教師の男性は表に出なくなっている。7月12日に開かれた保護者説明会にも、出席しなかった。
「保護者からは
『担任が出てきて説明すべきだ』
という声が上がったが、校長は
『自分の判断で出席させなかった』
の一点張りでした。
担任がいじめの様子を見ていながら
『そのくらいにしとき』
と笑っていたともいわれている。
そうしたことが本当だったのかどうかが知りたかったのに、説明会では何も答えていません」(2年生の母親)
なぜ彼は表で説明しようとしないのか。それは、
「彼がしゃべれば、学校がこれまで行なってきたいじめの封印工作がすべてばれてしまうから」(学校関係者)
だという。
それだけではない。学校側が恐れているのは、この担任教師自身に、事件を起こす土壌を作った原因があったことを追及される可能性があるからだ。
この教師は、かねて生徒への
「無関心」
が問題視されていたという。
「彼が以前いた大学の附属中学では、韓国語の教育に力を入れるなど熱心だったそうですが、この中学に移ってからは次第にそうした熱がなくなり、無難にやり過ごす態度が目立っていたようです」(PTA関係者)
今回の自殺が起きる直前の昨年夏、この中学校で起きていた“事故”も、担任教師のそうした教育姿勢がもたらしたものではなかったか。同校の生徒の一人が明かす。
「先生が受け持つ柔道の授業で、ある男子生徒が足を怪我したんです。
ところが、先生は
『大丈夫だ』
といって、彼は次の日に行なわれた水泳大会に参加させられた。
それで、怪我が悪化してしまったんです。
あとでわかったんですが、柔道の授業のときにすでに骨が折れていたようなんです。なのに先生のいうまま、彼は足が真っ赤に腫れた状態のまま水泳大会に出て、終わったあとは全く歩けなくなっていました」
後に生徒の保護者が、教師にこのことを訴えたところ、そっけない態度で軽く流されてしまったという。
この男子生徒は、自殺した生徒のクラスメートだった。
この教師は、写真週刊誌『フライデー』の直撃取材に、鼻唄で「ふふ〜ふ〜♪」と応じたことがインターネットなどで批判を浴びたことから、それ以降は自宅に帰らず、本誌記者の訪問時も不在が続いている。
※週刊ポスト2012年8月3日号
●中学、アンケ自由記述提出せず 調査求める声反映されず
「KYODO news」7月26日(木) 3時16分
大津市の中2男子自殺で、学校が全校生徒を対象に実施したアンケートの自由記述欄の記載を、昨年10月の調査当初、市教育委員会に提出していなかったことが26日、市教委への取材で分かった。
関係者によると、自由記述欄には
「全力をかけて調査してほしい」
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2012年07月26日
●大津いじめ自殺、加害少年A,B,Cの今/『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷の原動力』について
◆「息が詰まって言葉を失うほどの言葉で溢れている書です」
26日(木)である。
今日は、流石に暑かった。
さいたま市で日中34度あった。
娘は、この炎天下の中、高校野球の応援に駆り出された。あくまでも通っている高校の行事なのである。立ちあがって応援するときには、帽子をとらないといけないとのことで、日焼けして帰宅した。
親心から、冷たい水筒や団扇はもちろん、さらに凍った保冷剤入りの凍ったハンカチを3〜4枚持たせたので、とても楽だったとのこと(嬉)。
これは、手前味噌と笑われても仕方が無い話である(笑)。
フェイスブック上で、拙著『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷の原動力』に関する感想文を頂戴させて頂き、とても感動したので、以下に紹介させて頂く。
本書は、『真説「陽明学」入門』同様、手を抜くことなどなく、陽明学思想についての分かり易い解説はもちろんのこと、幕末期の陽明学ブームについても調べに調べ上げて書かせて頂いたものなのだが、何故かこれまで印象に残るような感想を頂いたことが無かったのだ(苦笑)。
以下、高崎市にお住まいの本木陽一氏から頂戴させて頂いたものである。感想文の下の一文は、やはりフェイスブック上のこの感想文の下に、私が付記させて頂いたものである。
//////////////////////
林田明大先生著http://www.facebook.com/akio.hayashida
『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷の原動力』
●「息が詰まって言葉を失うほどの言葉で溢れている書です。
俺はこれまで、尊敬する兄貴達の教えもあり、
「覚悟を持った場当たり的な行動」
を信条としてきましたが、いま出会うべくして出会い、読むべくして読んだという思いで一杯です。
『知と行、思いと行動は別々に存在していると思う人が殆どである。だから人の目に見える行動は慎んでも、目に見えぬ心の中までは改めようとしない。
ところが本来、私とあなた、あるいは私と大自然とは、別々に存在しているのではない。また、幸福と不幸、楽しいことと辛いこと、損と得、生と死、理想と現実も単独には存在し得ない。相互依存の関係にある。』
『大事なのは命そのものというより命の使い方、生き方であるはずだ。それはお金も同じ。お金を稼ぐと言うことが悪いのではない。稼ぎ方、使い方が問題なのだ。
生が尊いとする考え方には生と死は別々だという価値観が潜んでいる。生きることは素晴らしい、死ぬこと、老いることは忌まわしいと考えるから、死や老いを恐怖するようになる。
万物は同根であり一体だ。生きると言うことは、即、死につつあるということなのだ。生きることと同じくらいに、死を尊重しなければならない。』(本木陽一)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●吾ながら、本木さんの感想文を拝読させて頂いて、正直
「うーん」
と唸りそうになった。
何故なら、まさに的確に読んでおられるからである。
人間、生まれると同時に死が始まる。死と生は、別々などではない、二つで一つ、生即死、つまり一体のものなのである。そこのところを、頭だけでの理解に終わらせず、身体で思い知ることを大悟というのであろう。(林田明大)
/////////////////////
◆加害少年Cは反省なし「鼻歌でレゲエ…」、加害少年Bの家庭崩壊、加害少年A「転校先で無視されてる」
以下は、大津いじめ自殺に関するニュースだが、今回は特に、3名の加害少年、A、B、Cの今についての記事を紹介させて頂いた。
主犯格の少年Aは転校先の京都の中学校でも暴力事件を起こしていたことを、既に本ブログ上でも記させて頂いたが、三人が三人とも、未だ罪の意識は無いようである。
三人のうち、高級住宅街に住むAと、事件後、家族が崩壊したというBが主導的で、高級住宅街に住むCは彼らに付き従ったとのこと、それが理由なのか、Cは転校していないとのことである。
//////////////////////
●大津中2いじめ自殺 加害少年Cは反省なし「鼻歌でレゲエ…」【大津】
「女性自身」2012年07月24日 00:00
昨年10月に中学2年生の若さで自らの命を絶った、滋賀県、大津市の男子生徒(享年13)。加害者とされる同級生男子生徒A、B、Cは17日に行われた第2回口頭弁論でも、家族とともにいじめの事実を否認。この期に及んで“反省なし”ともいえる主張を続ける加害少年と親たち。彼らの今を追った――。
京都府京都市内、京都府宇治市内にそれぞれ転校していたAとB。しかしCだけは今も同じ中学に通っている。彼はAと同じ大津市内の高級住宅街に住んでいた。
「上の兄は19歳と18歳。浪人中で、すでに家を出ているそうです。高校生の姉と小学校高学年の弟もいて、Cは5人きょうだいの4番目です。
父親は京大医学部卒の秀才ですが、予備校や大学の講師をしています。母親も看護系の専門学校の講師をしていて、家に戻るのは夕方になってからです」(地元紙記者)
自宅を訪ねると、タイル張りの鉄筋コンクリート2階建ての豪邸には、ベンツ、真っ赤なスポーツカー、ワゴン車が3台並ぶ。
インタホンを押しても応答がなかったが、2階にはCの姿があった。
Cはリズムを取りながら鼻歌でレゲエのような音楽を口ずさんでいる。さらにラップ調で英語を呟くと、今度はたて笛の音が聞こえてきた。同級生によると、頭を矢印形のモヒカンにしたこともあるそうで、変わった性格のようだ。
「Cにはいじめの認識がないそうです。母も
『息子のことを信じています』
と言っています」(前出・地元紙記者)
自殺した中2少年の無念がはらされる日は来るのだろうか……。
●大津中2いじめ自殺 加害少年Bの家庭崩壊「離婚します」と母
「女性自身」 7月24日(火)0時3分配信
7月17日、昨年10月に中学2年生の若さで自ら命を絶った滋賀県、大津市の男子生徒(享年13)の遺族らが加害者とされる同級生男子生徒A、B、Cらを相手どり損害賠償を求めた裁判の第2回口頭弁論が行われた。
法廷では、加害者生徒全員とその家族が揃っていじめの事実を否認するなど、“反省なし”の主張を続ける加害少年と親たち。彼らの家庭生活と今を追った――。
京都市内の中学校に転校していたA。
そしてBも京都府宇治市に転校していた。一家の引越し先は家賃約7万円の木造2階建て一軒家。表札に姓は書かれていなかった。
「Bくんの両親は、彼が小学校に入る前に離婚しているんです。お母さんはエステ店で働きながら、Bくんと一つ上のお兄ちゃんを女手ひとつで育ててきました。2年ほど前に再婚したそうで、大津市内の一軒家を買って4人と愛犬のラブラドールレトリバーと暮らしていました」(知人)
しかし、新しい父と合わなかったのだろうか。このころからBは荒れ始めたようだ。
事件後、明るく社交的だった母は寝込んでしまっていたという。
少年のいじめ自殺後、母子は転居した。
「今年2月に一家が引越してきて
『息子が登校拒否になって環境を変えるために来た』
と言っていました。
いじめられたのかと思っていたら、逆だったんですよね。
翌月にはお母さんが
『離婚するんです。パートを探さないと』
と言っていました。
なんだか慌ただしいと思いました」(宇治市の近所の主婦)
転校先でも暴力沙汰を起こしたとも報じられているB。
家族の崩壊をどんな思いで見ているのだろうか――。
●大津中2いじめ自殺 加害少年A「転校先で無視されてる」の声【大津】
「女性自身」2012年07月24日 00:00
昨年10月に中学2年生の若さで命を絶った滋賀県、大津市の男子生徒(享年13)。7月17日、遺族が加害者とされる同級生男子生徒A、B、Cと保護者、市を相手どり損害賠償を求めた裁判の第2回口頭弁論が行われた。
法廷では、3人の加害者生徒全員とその家族が揃っていじめの事実を否認し、対決の姿勢を明らかにしている。
「いじめはAとBの主導で行われたようです。男子生徒が自殺した直後、AとBは
『死んだやん』
と笑いながら彼の顔写真に画びょうを刺していたそうです」(社会部記者)
Aの自宅は、滋賀県大津市内の高台に位置する高級住宅街にあった。父はデザイン会社を経営。母はPTA役員を務めていたと言われる。ごく普通の家庭に育ったというAだが、変化は突然、訪れた。
「Aは被害少年と交流を持つようになってから変わり始めたようです。
優しかった母も、モンスターペアレントのような姿を見せるように。
昨年11月に開かれた緊急保護者会では
『ウチの子は悪くない!』
とビラをまき、わめき立てたそうです」(地元紙記者)
学校にいられなくなったAは、京都市内の中学校に転校した。
Aの父親の会社は大津から山を越えてわずかに京都市へ入ったところにあった。訪ねると、軽自動車に乗ったA、の父親が現れた。警戒するように本誌記者を見る。取材と伝えるが首を横に振るだけで、何を聞いても無言。どこか疲れ果てたようにも見えた。
転校先の生徒はこう語る。
「Aのことは噂になってる。去年の11月から通ってるけど、みんな無視してるわ。でも、あいつはしれっとしてるよ」
罪の意識は、みじんも感じていないようだ――。
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26日(木)である。
今日は、流石に暑かった。
さいたま市で日中34度あった。
娘は、この炎天下の中、高校野球の応援に駆り出された。あくまでも通っている高校の行事なのである。立ちあがって応援するときには、帽子をとらないといけないとのことで、日焼けして帰宅した。
親心から、冷たい水筒や団扇はもちろん、さらに凍った保冷剤入りの凍ったハンカチを3〜4枚持たせたので、とても楽だったとのこと(嬉)。
これは、手前味噌と笑われても仕方が無い話である(笑)。
フェイスブック上で、拙著『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷の原動力』に関する感想文を頂戴させて頂き、とても感動したので、以下に紹介させて頂く。
本書は、『真説「陽明学」入門』同様、手を抜くことなどなく、陽明学思想についての分かり易い解説はもちろんのこと、幕末期の陽明学ブームについても調べに調べ上げて書かせて頂いたものなのだが、何故かこれまで印象に残るような感想を頂いたことが無かったのだ(苦笑)。
以下、高崎市にお住まいの本木陽一氏から頂戴させて頂いたものである。感想文の下の一文は、やはりフェイスブック上のこの感想文の下に、私が付記させて頂いたものである。
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林田明大先生著http://www.facebook.com/akio.hayashida
『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷の原動力』
●「息が詰まって言葉を失うほどの言葉で溢れている書です。
俺はこれまで、尊敬する兄貴達の教えもあり、
「覚悟を持った場当たり的な行動」
を信条としてきましたが、いま出会うべくして出会い、読むべくして読んだという思いで一杯です。
『知と行、思いと行動は別々に存在していると思う人が殆どである。だから人の目に見える行動は慎んでも、目に見えぬ心の中までは改めようとしない。
ところが本来、私とあなた、あるいは私と大自然とは、別々に存在しているのではない。また、幸福と不幸、楽しいことと辛いこと、損と得、生と死、理想と現実も単独には存在し得ない。相互依存の関係にある。』
『大事なのは命そのものというより命の使い方、生き方であるはずだ。それはお金も同じ。お金を稼ぐと言うことが悪いのではない。稼ぎ方、使い方が問題なのだ。
生が尊いとする考え方には生と死は別々だという価値観が潜んでいる。生きることは素晴らしい、死ぬこと、老いることは忌まわしいと考えるから、死や老いを恐怖するようになる。
万物は同根であり一体だ。生きると言うことは、即、死につつあるということなのだ。生きることと同じくらいに、死を尊重しなければならない。』(本木陽一)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●吾ながら、本木さんの感想文を拝読させて頂いて、正直
「うーん」
と唸りそうになった。
何故なら、まさに的確に読んでおられるからである。
人間、生まれると同時に死が始まる。死と生は、別々などではない、二つで一つ、生即死、つまり一体のものなのである。そこのところを、頭だけでの理解に終わらせず、身体で思い知ることを大悟というのであろう。(林田明大)
/////////////////////
◆加害少年Cは反省なし「鼻歌でレゲエ…」、加害少年Bの家庭崩壊、加害少年A「転校先で無視されてる」
以下は、大津いじめ自殺に関するニュースだが、今回は特に、3名の加害少年、A、B、Cの今についての記事を紹介させて頂いた。
主犯格の少年Aは転校先の京都の中学校でも暴力事件を起こしていたことを、既に本ブログ上でも記させて頂いたが、三人が三人とも、未だ罪の意識は無いようである。
三人のうち、高級住宅街に住むAと、事件後、家族が崩壊したというBが主導的で、高級住宅街に住むCは彼らに付き従ったとのこと、それが理由なのか、Cは転校していないとのことである。
//////////////////////
●大津中2いじめ自殺 加害少年Cは反省なし「鼻歌でレゲエ…」【大津】
「女性自身」2012年07月24日 00:00
昨年10月に中学2年生の若さで自らの命を絶った、滋賀県、大津市の男子生徒(享年13)。加害者とされる同級生男子生徒A、B、Cは17日に行われた第2回口頭弁論でも、家族とともにいじめの事実を否認。この期に及んで“反省なし”ともいえる主張を続ける加害少年と親たち。彼らの今を追った――。
京都府京都市内、京都府宇治市内にそれぞれ転校していたAとB。しかしCだけは今も同じ中学に通っている。彼はAと同じ大津市内の高級住宅街に住んでいた。
「上の兄は19歳と18歳。浪人中で、すでに家を出ているそうです。高校生の姉と小学校高学年の弟もいて、Cは5人きょうだいの4番目です。
父親は京大医学部卒の秀才ですが、予備校や大学の講師をしています。母親も看護系の専門学校の講師をしていて、家に戻るのは夕方になってからです」(地元紙記者)
自宅を訪ねると、タイル張りの鉄筋コンクリート2階建ての豪邸には、ベンツ、真っ赤なスポーツカー、ワゴン車が3台並ぶ。
インタホンを押しても応答がなかったが、2階にはCの姿があった。
Cはリズムを取りながら鼻歌でレゲエのような音楽を口ずさんでいる。さらにラップ調で英語を呟くと、今度はたて笛の音が聞こえてきた。同級生によると、頭を矢印形のモヒカンにしたこともあるそうで、変わった性格のようだ。
「Cにはいじめの認識がないそうです。母も
『息子のことを信じています』
と言っています」(前出・地元紙記者)
自殺した中2少年の無念がはらされる日は来るのだろうか……。
●大津中2いじめ自殺 加害少年Bの家庭崩壊「離婚します」と母
「女性自身」 7月24日(火)0時3分配信
7月17日、昨年10月に中学2年生の若さで自ら命を絶った滋賀県、大津市の男子生徒(享年13)の遺族らが加害者とされる同級生男子生徒A、B、Cらを相手どり損害賠償を求めた裁判の第2回口頭弁論が行われた。
法廷では、加害者生徒全員とその家族が揃っていじめの事実を否認するなど、“反省なし”の主張を続ける加害少年と親たち。彼らの家庭生活と今を追った――。
京都市内の中学校に転校していたA。
そしてBも京都府宇治市に転校していた。一家の引越し先は家賃約7万円の木造2階建て一軒家。表札に姓は書かれていなかった。
「Bくんの両親は、彼が小学校に入る前に離婚しているんです。お母さんはエステ店で働きながら、Bくんと一つ上のお兄ちゃんを女手ひとつで育ててきました。2年ほど前に再婚したそうで、大津市内の一軒家を買って4人と愛犬のラブラドールレトリバーと暮らしていました」(知人)
しかし、新しい父と合わなかったのだろうか。このころからBは荒れ始めたようだ。
事件後、明るく社交的だった母は寝込んでしまっていたという。
少年のいじめ自殺後、母子は転居した。
「今年2月に一家が引越してきて
『息子が登校拒否になって環境を変えるために来た』
と言っていました。
いじめられたのかと思っていたら、逆だったんですよね。
翌月にはお母さんが
『離婚するんです。パートを探さないと』
と言っていました。
なんだか慌ただしいと思いました」(宇治市の近所の主婦)
転校先でも暴力沙汰を起こしたとも報じられているB。
家族の崩壊をどんな思いで見ているのだろうか――。
●大津中2いじめ自殺 加害少年A「転校先で無視されてる」の声【大津】
「女性自身」2012年07月24日 00:00
昨年10月に中学2年生の若さで命を絶った滋賀県、大津市の男子生徒(享年13)。7月17日、遺族が加害者とされる同級生男子生徒A、B、Cと保護者、市を相手どり損害賠償を求めた裁判の第2回口頭弁論が行われた。
法廷では、3人の加害者生徒全員とその家族が揃っていじめの事実を否認し、対決の姿勢を明らかにしている。
「いじめはAとBの主導で行われたようです。男子生徒が自殺した直後、AとBは
『死んだやん』
と笑いながら彼の顔写真に画びょうを刺していたそうです」(社会部記者)
Aの自宅は、滋賀県大津市内の高台に位置する高級住宅街にあった。父はデザイン会社を経営。母はPTA役員を務めていたと言われる。ごく普通の家庭に育ったというAだが、変化は突然、訪れた。
「Aは被害少年と交流を持つようになってから変わり始めたようです。
優しかった母も、モンスターペアレントのような姿を見せるように。
昨年11月に開かれた緊急保護者会では
『ウチの子は悪くない!』
とビラをまき、わめき立てたそうです」(地元紙記者)
学校にいられなくなったAは、京都市内の中学校に転校した。
Aの父親の会社は大津から山を越えてわずかに京都市へ入ったところにあった。訪ねると、軽自動車に乗ったA、の父親が現れた。警戒するように本誌記者を見る。取材と伝えるが首を横に振るだけで、何を聞いても無言。どこか疲れ果てたようにも見えた。
転校先の生徒はこう語る。
「Aのことは噂になってる。去年の11月から通ってるけど、みんな無視してるわ。でも、あいつはしれっとしてるよ」
罪の意識は、みじんも感じていないようだ――。
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2012年07月25日
●インドで原発事故が相次ぎ、計42人が被ばく
◆ジャイタプールでは原発反対の抗議デモが過熱していて、デモではすでに死傷者が出ている。
恐ろしいことに、インドでも原発事故が相次ぎ、作業員が被ばくしている。
事故が起きたのは、7月中旬のことで、インド西部ラジャスタン州ラワトバタの原発である。この原発では、6月に事定期点検中に故が起きて、作業員2人が放射性物質トリチウムを大量に吸い被ばくしたばかりであった。
今回は、点検作業中に放射性物質がポンプから漏れ出し、作業員4人が被ばくしたという。
ラジャスタン州は、西のパキスタンに隣接するインドで一番大きな州で、インドには、現在6個所に原発が存在している。
隣国のパキスタンには、2個所あり、インドの6個所の原発は、何故かそのパキスタン寄りに位置している。
現在、インド西部マハラシュトラ州 “ジャイタプール”(Jaitapur)で、世界最大規模となる93億ドル(約7300億円)規模の原子力発電所の建設計画が進められており、日本の福島原発事故をきっかけに、ジャイタプールでは原発反対の抗議デモが過熱していて、デモではすでに死傷者が出ている。
この原子力プロジェクトは、インドに限らず世界中から注目を集めており、発電能力1650メガワットの原子炉6基を設置し、総発電量は世界最大の柏崎刈羽原発を25%上回るという。
なんと、柏崎刈羽原発は、世界最大規模だったのだ。ということは、もし事故ったら、世界最大規模の事故ということになる。
参考までに、以下に記されている
「放射性物質トリチウム」
についてである。
「別名、三重水素とも呼ばれ、水素爆弾の主原料」
であり、
「危険性が高く、破壊的であり、放射性物質のワーストNo.1である」
とのこと。
トリチウムは、極小も極小の物質で、わずか5μ(ミクロン=長さの単位で1ミリメートルの1000分の1)なので、健全な皮膚からも吸収されるという。
このトリチウムが水や水蒸気の形で身体に入ると、99パーセント吸収される。そして、トリチウムは水素と同じなので、身体をつくるタンパク質や脂肪などに取り込まれることがあり、そうなるとそこにずっととどまって、被曝し続けることになるとのこと。
遺伝子DNAに取り込まれると、放射線を出しながら崩壊してヘリウムになるので、遺伝子が切断され、遺伝子異常を起こして、被曝や染色体の切断による遺伝的作用、精子や卵巣への影響、ダウン症、新生児の死亡、小児白血病、若い世代の皮膚癌や腫瘍など、様々な病気を引き起こしてしまう。
/////////////////
●インドの原発、また被ばく事故、点検中に、計42人に
「中国新聞」2012年7月25日
【ニューデリー共同】インド原子力公社は24日までに、インド西部ラジャスタン州ラワトバタの原発で7月中旬、点検作業中に放射性物質がポンプから漏れ出し、作業員4人が被ばくしたことを明らかにした。ラワトバタの原発では6月にも定期点検中に被ばく事故が起きたばかり。
6月の事故では当初、作業員2人が放射性物質トリチウムを大量に吸い被ばくしたとされたが、地元メディアの24日までの取材に対し、原子力公社は、被ばく者が38人に増えたことも明らかにした。いずれも入院などはしていないという。
現在、原発が20基稼働するインドでは、東京電力福島第1原発事故後、各地で反原発運動が起きている。相次ぐ事故の発生で、原発推進を堅持する政府への圧力が強まりそうだ。
原子力公社は、今回の事故ではポンプを停止させるなどの措置を取ったため、放射性物質の放出はすぐに収まったとしており、作業員4人の被ばく量は「年間許容量の10〜25%の範囲」と説明している。4人は、被ばく後も通常と同じ勤務を続けているという。
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恐ろしいことに、インドでも原発事故が相次ぎ、作業員が被ばくしている。
事故が起きたのは、7月中旬のことで、インド西部ラジャスタン州ラワトバタの原発である。この原発では、6月に事定期点検中に故が起きて、作業員2人が放射性物質トリチウムを大量に吸い被ばくしたばかりであった。
今回は、点検作業中に放射性物質がポンプから漏れ出し、作業員4人が被ばくしたという。
ラジャスタン州は、西のパキスタンに隣接するインドで一番大きな州で、インドには、現在6個所に原発が存在している。
隣国のパキスタンには、2個所あり、インドの6個所の原発は、何故かそのパキスタン寄りに位置している。
現在、インド西部マハラシュトラ州 “ジャイタプール”(Jaitapur)で、世界最大規模となる93億ドル(約7300億円)規模の原子力発電所の建設計画が進められており、日本の福島原発事故をきっかけに、ジャイタプールでは原発反対の抗議デモが過熱していて、デモではすでに死傷者が出ている。
この原子力プロジェクトは、インドに限らず世界中から注目を集めており、発電能力1650メガワットの原子炉6基を設置し、総発電量は世界最大の柏崎刈羽原発を25%上回るという。
なんと、柏崎刈羽原発は、世界最大規模だったのだ。ということは、もし事故ったら、世界最大規模の事故ということになる。
参考までに、以下に記されている
「放射性物質トリチウム」
についてである。
「別名、三重水素とも呼ばれ、水素爆弾の主原料」
であり、
「危険性が高く、破壊的であり、放射性物質のワーストNo.1である」
とのこと。
トリチウムは、極小も極小の物質で、わずか5μ(ミクロン=長さの単位で1ミリメートルの1000分の1)なので、健全な皮膚からも吸収されるという。
このトリチウムが水や水蒸気の形で身体に入ると、99パーセント吸収される。そして、トリチウムは水素と同じなので、身体をつくるタンパク質や脂肪などに取り込まれることがあり、そうなるとそこにずっととどまって、被曝し続けることになるとのこと。
遺伝子DNAに取り込まれると、放射線を出しながら崩壊してヘリウムになるので、遺伝子が切断され、遺伝子異常を起こして、被曝や染色体の切断による遺伝的作用、精子や卵巣への影響、ダウン症、新生児の死亡、小児白血病、若い世代の皮膚癌や腫瘍など、様々な病気を引き起こしてしまう。
/////////////////
●インドの原発、また被ばく事故、点検中に、計42人に
「中国新聞」2012年7月25日
【ニューデリー共同】インド原子力公社は24日までに、インド西部ラジャスタン州ラワトバタの原発で7月中旬、点検作業中に放射性物質がポンプから漏れ出し、作業員4人が被ばくしたことを明らかにした。ラワトバタの原発では6月にも定期点検中に被ばく事故が起きたばかり。
6月の事故では当初、作業員2人が放射性物質トリチウムを大量に吸い被ばくしたとされたが、地元メディアの24日までの取材に対し、原子力公社は、被ばく者が38人に増えたことも明らかにした。いずれも入院などはしていないという。
現在、原発が20基稼働するインドでは、東京電力福島第1原発事故後、各地で反原発運動が起きている。相次ぐ事故の発生で、原発推進を堅持する政府への圧力が強まりそうだ。
原子力公社は、今回の事故ではポンプを停止させるなどの措置を取ったため、放射性物質の放出はすぐに収まったとしており、作業員4人の被ばく量は「年間許容量の10〜25%の範囲」と説明している。4人は、被ばく後も通常と同じ勤務を続けているという。
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●高崎市の会で『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷(ほうこく)の原動力』を読む
◆方谷の出自が、農・商ということで、苦学しながら学問で身を立てた苦労人というところに、親しみと共感を覚える人もいるようだ。
20日(金)の群馬県高崎市でのことである。
午後3時半、高崎市内の「高崎神社」会議室で、小澤昌人氏を座長とする陽明学の勉強会がスタート、今回は、拙著
『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷(ほうこく)の原動力』(三五館)
をテキストに、約2時間半にわたって行われた。
本書は、幕末の陽明学者・山田方谷の評伝であり、幕末期の日本陽明学派のエピソードを織り交ぜての研究書と言っても過言ではないものである。
山田方谷についてである。
方谷(1805〜76)は、備中松山藩(現在の岡山県高梁市)の藩政改革を成し遂げ、主席家老をつとめ、かつ幕府の筆頭老中となった藩主の懐刀として、幕政をも補佐した陽明学者である。
今風にいえば、
「政治家、漢詩人、陽明学者、書家、教育者」
といった肩書になる。
備中松山藩と、敢えて備中をつけるのには理由がある。四国の伊予にも松山藩があるので、区別するためである。
方谷の出自が、農・商ということで、苦学しながら学問で身を立てた苦労人というところに、親しみと共感を覚える人もいるようだ。
司馬遼太郎の『峠』に、河井継之助(かわい・つぎのすけ)の師として描かれていたので、名前だけは知られていたが、矢吹邦彦
『炎の陽明学、山田方谷伝』(明徳出版社)
が1996年に刊行されて以来、徐々にではあるが、人々に知られるようになった。
矢吹氏の御著書に触発されて、矢吹氏に
「御著書を参考にさせて頂きます」
と一筆入れさせて頂き、数回高梁に取材に出かけ、もちろん河井継之助の生誕地の長岡(新潟県)にも出かけて、1996年秋に『財政の巨人、幕末の陽明学者・山田方谷』(三五館)を上梓させて頂いたのである。
「なにも矢吹氏の御著書が出た同じ年に」
とも思ったのだが、矢吹氏の御著書には、陽明学に関する説明があまりなされていなかったので、
「陽明学者の評伝なのだから、そのあたりを私なりにカバーさせて頂きたい」
と思ったのである。
その後、2006年に増補改訂版『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷の原動力』を刊行させて頂いたのだが、旧版よりも、さらに、折に触れては、陽明学者・山田方谷の思想を分かり易く説明させて頂いたつもりである。
◆禅学や心理学に近いと言えなくもないのだが、心の思い(モノの見方・考え方)の大転換が目標なのである。
先月の第一回めの、私なりの反省などもまとめれないうちに、もう第2回目となってしまったのだが、つくづく身体の衰えを痛感させられている。
本を読むことの集中力も、意欲とは別で、意欲さえあれば、読書に集中できるとは限らないことを思い知らされた。集中力はあっても、継続力、持続力は衰えているのである。
とはいえ、瞬発力(集中力)と、いみじくもR・シュタイナー述べているように、思考力は、体力に関係なく、磨けば磨くほど研ぎ澄まされてくるのは実感できている。
話を戻して、高崎での勉強会のこと。
「まるまる1冊を今回のテキストにしないで、よかった」
というのが、今回の私の正直な感想だ。
今回は、全体の半分の201頁までということにさせて頂いたのだが、ちょうど、山田方谷の藩政改革が一段落したところまでである。
前回と少し趣向を変えさせて頂き、二つのグループに分けて、25分ほどそれぞれの感想についてのディベートをして頂いた。
私の話を一方的に聞くだけではなく、ディベートを通じて、気づきを深めて頂きたいのである。
私の話は、最初の挨拶代わりの10分ほどと、最後の20分ほどである。
参加者の方々のご意見や感想から浮かび上がってきたことは、陽明学の外面的、表面的なこと、つまり現象にどうしても目が向いてしまっているということである。
方谷の評伝を読んでいるのだから、それは当たり前と言えば当たり前なのだが、そのことを承知の上で、敢えて言わせて頂いたのだが、思想についての注目度があまりにも低すぎるのである。
陽明学とは、あくまでも
「心学」
なのである。
知識や技術(テクニック)を増やすために、陽明学を学んでいるのではない。禅学や心理学に近いと言えなくもないのだが、心の思い(モノの見方・考え方)の大転換が目標なのである。
最後に、その点を指摘させて頂いたので、次回の勉強会では、その点を多少は修正して頂けるであろう。
また、今回を契機に、フェイスブック上での参加者同士の意見交換などが活発になってきている。
実を言うと、当初からそれを期待してはいたのだが、第1回目を終えても、座長の小澤氏を除いて、ウンでもなければスンでもなかったのだ(苦笑)。
やはり今回ディベート方式にしたことがおおいに功を奏したのに違いない。
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20日(金)の群馬県高崎市でのことである。
午後3時半、高崎市内の「高崎神社」会議室で、小澤昌人氏を座長とする陽明学の勉強会がスタート、今回は、拙著
『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷(ほうこく)の原動力』(三五館)
をテキストに、約2時間半にわたって行われた。
本書は、幕末の陽明学者・山田方谷の評伝であり、幕末期の日本陽明学派のエピソードを織り交ぜての研究書と言っても過言ではないものである。
山田方谷についてである。
方谷(1805〜76)は、備中松山藩(現在の岡山県高梁市)の藩政改革を成し遂げ、主席家老をつとめ、かつ幕府の筆頭老中となった藩主の懐刀として、幕政をも補佐した陽明学者である。
今風にいえば、
「政治家、漢詩人、陽明学者、書家、教育者」
といった肩書になる。
備中松山藩と、敢えて備中をつけるのには理由がある。四国の伊予にも松山藩があるので、区別するためである。
方谷の出自が、農・商ということで、苦学しながら学問で身を立てた苦労人というところに、親しみと共感を覚える人もいるようだ。
司馬遼太郎の『峠』に、河井継之助(かわい・つぎのすけ)の師として描かれていたので、名前だけは知られていたが、矢吹邦彦
『炎の陽明学、山田方谷伝』(明徳出版社)
が1996年に刊行されて以来、徐々にではあるが、人々に知られるようになった。
矢吹氏の御著書に触発されて、矢吹氏に
「御著書を参考にさせて頂きます」
と一筆入れさせて頂き、数回高梁に取材に出かけ、もちろん河井継之助の生誕地の長岡(新潟県)にも出かけて、1996年秋に『財政の巨人、幕末の陽明学者・山田方谷』(三五館)を上梓させて頂いたのである。
「なにも矢吹氏の御著書が出た同じ年に」
とも思ったのだが、矢吹氏の御著書には、陽明学に関する説明があまりなされていなかったので、
「陽明学者の評伝なのだから、そのあたりを私なりにカバーさせて頂きたい」
と思ったのである。
その後、2006年に増補改訂版『財務の教科書、「財政の巨人」山田方谷の原動力』を刊行させて頂いたのだが、旧版よりも、さらに、折に触れては、陽明学者・山田方谷の思想を分かり易く説明させて頂いたつもりである。
◆禅学や心理学に近いと言えなくもないのだが、心の思い(モノの見方・考え方)の大転換が目標なのである。
先月の第一回めの、私なりの反省などもまとめれないうちに、もう第2回目となってしまったのだが、つくづく身体の衰えを痛感させられている。
本を読むことの集中力も、意欲とは別で、意欲さえあれば、読書に集中できるとは限らないことを思い知らされた。集中力はあっても、継続力、持続力は衰えているのである。
とはいえ、瞬発力(集中力)と、いみじくもR・シュタイナー述べているように、思考力は、体力に関係なく、磨けば磨くほど研ぎ澄まされてくるのは実感できている。
話を戻して、高崎での勉強会のこと。
「まるまる1冊を今回のテキストにしないで、よかった」
というのが、今回の私の正直な感想だ。
今回は、全体の半分の201頁までということにさせて頂いたのだが、ちょうど、山田方谷の藩政改革が一段落したところまでである。
前回と少し趣向を変えさせて頂き、二つのグループに分けて、25分ほどそれぞれの感想についてのディベートをして頂いた。
私の話を一方的に聞くだけではなく、ディベートを通じて、気づきを深めて頂きたいのである。
私の話は、最初の挨拶代わりの10分ほどと、最後の20分ほどである。
参加者の方々のご意見や感想から浮かび上がってきたことは、陽明学の外面的、表面的なこと、つまり現象にどうしても目が向いてしまっているということである。
方谷の評伝を読んでいるのだから、それは当たり前と言えば当たり前なのだが、そのことを承知の上で、敢えて言わせて頂いたのだが、思想についての注目度があまりにも低すぎるのである。
陽明学とは、あくまでも
「心学」
なのである。
知識や技術(テクニック)を増やすために、陽明学を学んでいるのではない。禅学や心理学に近いと言えなくもないのだが、心の思い(モノの見方・考え方)の大転換が目標なのである。
最後に、その点を指摘させて頂いたので、次回の勉強会では、その点を多少は修正して頂けるであろう。
また、今回を契機に、フェイスブック上での参加者同士の意見交換などが活発になってきている。
実を言うと、当初からそれを期待してはいたのだが、第1回目を終えても、座長の小澤氏を除いて、ウンでもなければスンでもなかったのだ(苦笑)。
やはり今回ディベート方式にしたことがおおいに功を奏したのに違いない。
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2012年07月23日
●大津いじめ自殺事件最新ニュース/『シェーナウの想い、自然エネルギー社会を子どもたちに』について
◆「母親は、子どもを守るために、ライオンのように戦わなくてはなりません」
23日(月)である。
久々に、我が家のこと。
妻は、ケーブルTVで中国ドラマ
『三国志』(監督:ガオ・シーシー)
『大漢風、項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)』
を見るのを楽しみにしている。
妻は今では、孔明役のルー・イーのファンらしい。
子供たちはというと、数日前に、やはりケーブルでアニメ
『サマー・ウォーズ』
を見たばかり。
息子(中1)は、
「もう一回見たいので録画は消さないで」
と言っているが、娘(高1)の方は、
「1回見ればいいよ」
であった。
また、息子は、映画
『ポケット・モンスター・ベスト・ウイッシュ、キュレムVS聖剣士ケルディオ』
を友だちと二人で見てきた。
娘は、
「NARUTO『ROAD TO NINJA』を見に行きたい」
とのこと。
今年の夏、私は・・・、映画
『第4の革命、エネルギー・デモクラシー』
と
『シェーナウの想い、自然エネルギー社会を子どもたちに』
を見たいと思っている。
内容については、雑誌などを通じておおよそのことは知ってはいるのだが、子どもにも見せてあげたいと思っているのだ。
どちらもドイツ映画で、どちらもドキュメンタリー映画である。
今日は、『シェーナウの想い、自然エネルギー社会を子どもたちに』についてである。
この映画は、ドイツ南西部、シュバルツ・バルト(黒い森)と呼ばれる地域にある人口2500人の小さな町(村?)シェーナウ市の住人たちの手で、チェルノブイリ原発事故をきっかけに、
「自然エネルギーを子どもたちに」
という想いから、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるという快挙を描いたドキュメンタリーである。
シェーナウ市民たちが、大手電力会社と戦うこと10年、1997年、念願の電力供給を開始したのだ。このことが契機となったのだろう、ドイツ政府は、電力事業の自由化に踏み切った。
日本は、何故か、まだなのだが・・・。本当に、日本は、民主国家なのだろうか。
シェーナウ市の電力会社EWSは、自由化の波の中で、ドイツ国民の支持を得て、顧客数は年々増加の一途をたどり、2012年現在、約11万件の顧客を抱えて、今では電力会社として不動の地位を築いている。
この映画も、現在日本で上映され続けている。
私も、ちょうどチェルノブイリ原発事故の時には、南スイスのアスコーナに滞在中で、事故を知り、人づてに
「キノコや牛乳は口にしないように」
と聞かされ、気をつけた。
事故後、地元の人が驚くほどの土砂降りの雨が降り、雨が少なく、傘を持つ習慣があまりないところなので、そのまま濡れたのだが、まさかその雨に放射能が含まれていようとは・・・、帰国してからその町を含む一帯がホット・スポットだったことを知った。忘れられない思い出である。
Uチューブの動画で見たのだが、シェーナウ電力代表で5人の子供たちの母親のウルズラ・スラーデクの
「母親は、子どもを守るために、ライオンのように戦わなくてはなりません」
という言葉は、印象的だった。
◆男子生徒がトイレでいじめられているのを目撃した際、担任教諭に止めに入るよう訴えたが、「そんなのほっときや」と言われた
以下は、大津市いじめ自殺事件の最新ニュースである。
/////////////////
●大津いじめ訴訟 支援HPにアクセス殺到
2012年7月22日 02時09分
大津市立皇子山(おうじやま)中2年男子生徒が昨年10月、マンションから飛び降り自殺した事件で、生徒の両親の訴訟活動支援を目的に弁護士らがインターネット上に開設したホームページ(HP)に、開設した16日の翌日だけで36万アクセスがあった。
HP上で募集しているカンパにも、19日までに185万円が寄せられたという。
子どもがいじめにあった経験を持つ人などから
「教育現場を変えてほしい」
との言葉が多く寄せられている。
両親の代理人弁護士は
「予想をはるかに上回る。支援してくれる方々の思いを受け止め、しっかり進めていきたい」
と話した。
両親は今年2月、生徒が自殺したのはいじめが原因として、市といじめたとされる同級生3人と保護者に7700万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴。
17日の口頭弁論では、市側が「いじめと自殺の因果関係を今後認める可能性が高く、和解協議をさせていただきたい」と申し出た。
(中日新聞)
●大津いじめ、自殺2日前「登校イヤ」家族に相談
大津市で昨年10月11日、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、男子生徒が自殺する2日前、加害者とされる同級生3人に会うのを恐れ、
「登校したくない」
と家族に相談していたことが、関係者の証言でわかった。
滋賀県警もこの証言を把握、男子生徒が同級生らと顔を合わせる学校に行くのを嫌がり、最終的に死を選んだとの見方を強めている。
関係者によると、男子生徒が自殺する2日前の同9日の日曜に家族と量販店に出かけた際、同級生らと出会わないか不安げに辺りを見回し、家族に
「どういう風にしたら(ずる休みと)わからないように学校を休めるだろうか」
と相談したという。
男子生徒が自宅マンション(14階建て)から飛び降りたのは、祝日の「体育の日」を含む3連休が終わり、4日ぶりの登校となる11日の火曜の午前8時頃だった。
(2012年7月14日09時14分 読売新聞)
●“大津いじめ”担任の先生「ほっときや」…女子生徒が証言
「ZAKZAK(産経新聞)」2012.07.21
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、男子生徒と同じクラスだった中学3年の女子生徒(15)が産経新聞の取材に応じ、男子生徒がトイレでいじめられているのを目撃した際、担任教諭に止めに入るよう訴えたが、
「そんなのほっときや」
と言われたと証言した。
証言した女子生徒は、男子生徒が自殺前に学校の窓から飛び降りる練習をさせられているのも目撃。元同級生らに強要され、自宅でも自殺の練習をさせられていたことを他の生徒から聞いたという。
証言によると、男子生徒は自殺前、学校のトイレに連れ込まれ、加害者とされる元同級生らのいじめを受けた。現場を目撃した女子生徒は友人らと教室に戻り、担任に仲裁に入るよう求めたが、担任は
「今から帰りのホームルームやし、貴重品を配るのが先。そんなのほっときや」
と相手にしなかったという。
また、女子生徒は、男子生徒が校舎3階の窓から身を乗り出しているのを数回目撃している。その際、元同級生らに
「ほら、こうやってみ」
と指示され、無理やり窓から飛び降りる練習をさせられていた。
学校が昨年10月に実施した全校アンケートでは、
「自殺の練習をさせられていた」
などと回答した生徒が16人いたが、市教委は
「いずれも伝聞情報」
として十分な追跡調査をしていなかったことが明らかになっている。
●“日教組のドン”輿石氏、トンデモ発言!いじめの責任追及を妨害か
「ZAKZAK(産経新聞)」2012.07.20
民主党の輿石東幹事長が、大津市の男子中学生自殺問題で、責任追及を妨害するような発言をした。輿石氏は元小学校教師で、日本教職員組合(日教組)の支持を受けて連続3回当選しており、「日教組のドン」とも呼ばれている。
問題発言は、19日の記者会見であった。輿石氏は自殺問題について
「非常に残念なことだ」
といいながら、
「学校が悪い、先生が悪い、教育委員会が悪い、親が悪い、と言っている場合じゃない。みんなできちんとやっていかなければならない」
と語ったのだ。
日本教育再生機構理事長で、高崎経済大学の八木秀次教授は
「信じられない発言だ。尊い人命が失われており、再発防止のためにも、どこに問題や責任があるのかを徹底的に追及すべきだ。輿石氏の発言は、仲間内の学校や教員委員会をかばい、激しい人権教育を行っていた日教組の問題を隠蔽するつもりではないのか」
と批判している。
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23日(月)である。
久々に、我が家のこと。
妻は、ケーブルTVで中国ドラマ
『三国志』(監督:ガオ・シーシー)
『大漢風、項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)』
を見るのを楽しみにしている。
妻は今では、孔明役のルー・イーのファンらしい。
子供たちはというと、数日前に、やはりケーブルでアニメ
『サマー・ウォーズ』
を見たばかり。
息子(中1)は、
「もう一回見たいので録画は消さないで」
と言っているが、娘(高1)の方は、
「1回見ればいいよ」
であった。
また、息子は、映画
『ポケット・モンスター・ベスト・ウイッシュ、キュレムVS聖剣士ケルディオ』
を友だちと二人で見てきた。
娘は、
「NARUTO『ROAD TO NINJA』を見に行きたい」
とのこと。
今年の夏、私は・・・、映画
『第4の革命、エネルギー・デモクラシー』
と
『シェーナウの想い、自然エネルギー社会を子どもたちに』
を見たいと思っている。
内容については、雑誌などを通じておおよそのことは知ってはいるのだが、子どもにも見せてあげたいと思っているのだ。
どちらもドイツ映画で、どちらもドキュメンタリー映画である。
今日は、『シェーナウの想い、自然エネルギー社会を子どもたちに』についてである。
この映画は、ドイツ南西部、シュバルツ・バルト(黒い森)と呼ばれる地域にある人口2500人の小さな町(村?)シェーナウ市の住人たちの手で、チェルノブイリ原発事故をきっかけに、
「自然エネルギーを子どもたちに」
という想いから、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるという快挙を描いたドキュメンタリーである。
シェーナウ市民たちが、大手電力会社と戦うこと10年、1997年、念願の電力供給を開始したのだ。このことが契機となったのだろう、ドイツ政府は、電力事業の自由化に踏み切った。
日本は、何故か、まだなのだが・・・。本当に、日本は、民主国家なのだろうか。
シェーナウ市の電力会社EWSは、自由化の波の中で、ドイツ国民の支持を得て、顧客数は年々増加の一途をたどり、2012年現在、約11万件の顧客を抱えて、今では電力会社として不動の地位を築いている。
この映画も、現在日本で上映され続けている。
私も、ちょうどチェルノブイリ原発事故の時には、南スイスのアスコーナに滞在中で、事故を知り、人づてに
「キノコや牛乳は口にしないように」
と聞かされ、気をつけた。
事故後、地元の人が驚くほどの土砂降りの雨が降り、雨が少なく、傘を持つ習慣があまりないところなので、そのまま濡れたのだが、まさかその雨に放射能が含まれていようとは・・・、帰国してからその町を含む一帯がホット・スポットだったことを知った。忘れられない思い出である。
Uチューブの動画で見たのだが、シェーナウ電力代表で5人の子供たちの母親のウルズラ・スラーデクの
「母親は、子どもを守るために、ライオンのように戦わなくてはなりません」
という言葉は、印象的だった。
◆男子生徒がトイレでいじめられているのを目撃した際、担任教諭に止めに入るよう訴えたが、「そんなのほっときや」と言われた
以下は、大津市いじめ自殺事件の最新ニュースである。
/////////////////
●大津いじめ訴訟 支援HPにアクセス殺到
2012年7月22日 02時09分
大津市立皇子山(おうじやま)中2年男子生徒が昨年10月、マンションから飛び降り自殺した事件で、生徒の両親の訴訟活動支援を目的に弁護士らがインターネット上に開設したホームページ(HP)に、開設した16日の翌日だけで36万アクセスがあった。
HP上で募集しているカンパにも、19日までに185万円が寄せられたという。
子どもがいじめにあった経験を持つ人などから
「教育現場を変えてほしい」
との言葉が多く寄せられている。
両親の代理人弁護士は
「予想をはるかに上回る。支援してくれる方々の思いを受け止め、しっかり進めていきたい」
と話した。
両親は今年2月、生徒が自殺したのはいじめが原因として、市といじめたとされる同級生3人と保護者に7700万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴。
17日の口頭弁論では、市側が「いじめと自殺の因果関係を今後認める可能性が高く、和解協議をさせていただきたい」と申し出た。
(中日新聞)
●大津いじめ、自殺2日前「登校イヤ」家族に相談
大津市で昨年10月11日、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、男子生徒が自殺する2日前、加害者とされる同級生3人に会うのを恐れ、
「登校したくない」
と家族に相談していたことが、関係者の証言でわかった。
滋賀県警もこの証言を把握、男子生徒が同級生らと顔を合わせる学校に行くのを嫌がり、最終的に死を選んだとの見方を強めている。
関係者によると、男子生徒が自殺する2日前の同9日の日曜に家族と量販店に出かけた際、同級生らと出会わないか不安げに辺りを見回し、家族に
「どういう風にしたら(ずる休みと)わからないように学校を休めるだろうか」
と相談したという。
男子生徒が自宅マンション(14階建て)から飛び降りたのは、祝日の「体育の日」を含む3連休が終わり、4日ぶりの登校となる11日の火曜の午前8時頃だった。
(2012年7月14日09時14分 読売新聞)
●“大津いじめ”担任の先生「ほっときや」…女子生徒が証言
「ZAKZAK(産経新聞)」2012.07.21
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、男子生徒と同じクラスだった中学3年の女子生徒(15)が産経新聞の取材に応じ、男子生徒がトイレでいじめられているのを目撃した際、担任教諭に止めに入るよう訴えたが、
「そんなのほっときや」
と言われたと証言した。
証言した女子生徒は、男子生徒が自殺前に学校の窓から飛び降りる練習をさせられているのも目撃。元同級生らに強要され、自宅でも自殺の練習をさせられていたことを他の生徒から聞いたという。
証言によると、男子生徒は自殺前、学校のトイレに連れ込まれ、加害者とされる元同級生らのいじめを受けた。現場を目撃した女子生徒は友人らと教室に戻り、担任に仲裁に入るよう求めたが、担任は
「今から帰りのホームルームやし、貴重品を配るのが先。そんなのほっときや」
と相手にしなかったという。
また、女子生徒は、男子生徒が校舎3階の窓から身を乗り出しているのを数回目撃している。その際、元同級生らに
「ほら、こうやってみ」
と指示され、無理やり窓から飛び降りる練習をさせられていた。
学校が昨年10月に実施した全校アンケートでは、
「自殺の練習をさせられていた」
などと回答した生徒が16人いたが、市教委は
「いずれも伝聞情報」
として十分な追跡調査をしていなかったことが明らかになっている。
●“日教組のドン”輿石氏、トンデモ発言!いじめの責任追及を妨害か
「ZAKZAK(産経新聞)」2012.07.20
民主党の輿石東幹事長が、大津市の男子中学生自殺問題で、責任追及を妨害するような発言をした。輿石氏は元小学校教師で、日本教職員組合(日教組)の支持を受けて連続3回当選しており、「日教組のドン」とも呼ばれている。
問題発言は、19日の記者会見であった。輿石氏は自殺問題について
「非常に残念なことだ」
といいながら、
「学校が悪い、先生が悪い、教育委員会が悪い、親が悪い、と言っている場合じゃない。みんなできちんとやっていかなければならない」
と語ったのだ。
日本教育再生機構理事長で、高崎経済大学の八木秀次教授は
「信じられない発言だ。尊い人命が失われており、再発防止のためにも、どこに問題や責任があるのかを徹底的に追及すべきだ。輿石氏の発言は、仲間内の学校や教員委員会をかばい、激しい人権教育を行っていた日教組の問題を隠蔽するつもりではないのか」
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●※※27日(金)夜、「ニコ生」新番組『メイドルりったん 林田先生に学ぶ?』第2回に出演
◆サブタイトルをつけるとすれば、「『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』を読む」ということになろうか。
27日(金)夜8時15分から1時間、「ニコ生」新番組
『メイドルりったん 林田先生に学ぶ?』
に出演させて頂く。
インドアえっくすCHANNEL
(ニコ生)http://com.nicovideo.jp/community/co647670
先月に続く第2回目である。
メイドルとは、メイド・アイドルのことで、りったんこと「河野りさ」さんとのトーク番組である。
一人の大人として、また陽明学研究家の立場から、りったんや視聴者からの質問や悩み相談をさせて頂くのである。
昨今大問題になっている「いじめ」問題も取り上げさせていただくつもりである。
りったんには、視聴者を代表して、拙著
『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学、眠っている能力を引き出す極意』(三五館)
を事前に一読して頂き、番組中で質問に答えさせて頂くことになっている。
番組にサブタイトルをつけるとすれば、
「『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』を読む」
ということになろうか。
本書は、冒頭部分こそ私の半自叙伝となっているものの、要は、陽明学の入門書なのである。
若い人たちに、ぜひ陽明学の魅力に触れて欲しい、そう思って、2008年に書かせて頂いた。
話を戻して、「ニコ生」『メイドルりったん 林田先生に学ぶ?』のこと。
やらせなど一切ないぶっつけ本番なので、どんな質問が来るのか、正直戦々恐々なのだが・・・、生放送ならではの緊張感をお楽しみあれ。
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27日(金)夜8時15分から1時間、「ニコ生」新番組
『メイドルりったん 林田先生に学ぶ?』
に出演させて頂く。
インドアえっくすCHANNEL
(ニコ生)http://com.nicovideo.jp/community/co647670
先月に続く第2回目である。
メイドルとは、メイド・アイドルのことで、りったんこと「河野りさ」さんとのトーク番組である。
一人の大人として、また陽明学研究家の立場から、りったんや視聴者からの質問や悩み相談をさせて頂くのである。
昨今大問題になっている「いじめ」問題も取り上げさせていただくつもりである。
りったんには、視聴者を代表して、拙著
『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学、眠っている能力を引き出す極意』(三五館)
を事前に一読して頂き、番組中で質問に答えさせて頂くことになっている。
番組にサブタイトルをつけるとすれば、
「『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』を読む」
ということになろうか。
本書は、冒頭部分こそ私の半自叙伝となっているものの、要は、陽明学の入門書なのである。
若い人たちに、ぜひ陽明学の魅力に触れて欲しい、そう思って、2008年に書かせて頂いた。
話を戻して、「ニコ生」『メイドルりったん 林田先生に学ぶ?』のこと。
やらせなど一切ないぶっつけ本番なので、どんな質問が来るのか、正直戦々恐々なのだが・・・、生放送ならではの緊張感をお楽しみあれ。
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2012年07月22日
●※大津いじめ自殺の加害生徒、京都でも暴力事件で警察聴取
◆「いじめの事実を今も否認 髪型はモヒカンで不登校 自殺は家庭のDVが原因と吹聴!」
21日である。
これには本当に驚いた。
大津いじめ自殺の加害者で、ネット上にその実名が公表されてしまった主犯格のKは、京都に転向後も暴力事件を起こして、警察の御世話になっていたという。
以下は、19日に発売された「週刊新潮」7月28日号の記事の見出しである。
『いじめの事実を今も否認 髪型はモヒカンで不登校 自殺は家庭のDVが原因と吹聴! 転校先でもリンチ事件! 大津いじめ「加害生徒」を少年院へ』
6月中旬のこと、京都府宇治市の中心部にある神明皇大神宮の境内で、中3男子5人と女子1人が、放課後、男子生徒1人の生徒を袋だたきにしたという。
20分以上も殴る蹴るの暴行を加え、気を失いかけている男子生徒からスクールバッグを奪うと、火を点けて燃やし、中身の弁当箱・筆箱などは池に投げ捨てた。
この時、もっとも執拗に攻撃していた茶髪の生徒というのが、大津イジメ自殺事件の加害生徒の一人のKであった。
また、共同ニュースによれば、大津市の中2男子自殺で男子生徒の同級生だった生徒(14)が21日、共同通信の取材に応じ、男子生徒の状況について
「1日2、3回殴る蹴るの暴行を受けていた」
「いじめられているのを先生も目撃していた」
と証言している。
次に、冒頭でふれた京都に転向したKのことを報じたニュースである。
///////////////////
●大津いじめ自殺加害生徒ヤクザ顔負け―京都転校後も集団リンチで警察聴取
「J CASTテレビ・ウォッチ」2012/7/21 10:00
●男子生徒5人と女子生徒1人で男子生徒を袋叩き
滋賀県大津市の市立中学2年生が昨年10月(2011年)に自殺したのは、同学年の3人組グループによる陰惨ないじめが引き金になったのではないかという見方が強くなってきているようだ。
いじめを見て見ぬ振りした担任、学校校長や教育委員会、教育長の無責任な対応、大津市長のコロコロ変わる態度に非難が集まっている。
おまけに加害者の実名や顔写真がネット上で公開され、その一部がガセだったことで、全く関係ない人物が「加害者の祖父」
と名指しされ騒ぎになった。
「週刊新潮」と「週刊文春」がかなりの誌面を割いてこの問題をやっているが、新潮に驚かされる記述がある。
6月(2012年)中旬、京都市宇治市のほぼ中心に位置する「神明皇大神宮」の奥まった一角で、中学3年の男子生徒5人と女子生徒1人が1人の男子生徒を袋叩きにしていた。
ヤクザ顔負けの悪質極まりない集団リンチ事件を起こしたメンバーのうち、茶髪の生徒は大津いじめ事件の加害生徒の一人で、この4月からこっちの学校に転校してきたというのだ。
事件は宇治署に被害届が出され、生徒の事情聴取がすすんでいるそうである。
新潮の記事には大津市の中学校名も校長名も実名で出ている。新潮側はその理由をこう書いている。
「ほとんどの新聞が中学名や校長の名前を書かないのはどうしたことか。学校名が明らかになると、加害生徒が特定される恐れがある、と懸念してのことなのかもしれないが、過ぎた配慮というべきだろう」
さらに、これほどひどいいじめをした加害少年たちに、こう引導を渡している。
「目下、加害生徒には遺族の心情を理解しようという姿勢すらない。3人に事件を直視させ、深く反省させるには、少年院に送るしかあるまい」
これが大人の良識というものなのかもしれないが、彼らを厳しく処したとしても、いじめがこの世からなくなるわけではない。
文春では教育評論家の尾木直樹がいじめ問題でこう語っている。
「当たり前のモラルを当たり前に子供に言えるかどうか。厳しい言い方をすれば、親の『生き方』が問われているのだと思います」
また、夜回り先生といわれる水谷修はこういっている。
「わが子がいじめをしているとわかったら、とにかく被害者の家に足を運んで謝りに行くこと。殴ったとかお金を取ったということまでわかっているなら、自分で警察まで連れて行く。そこできちんと説明をして、
『自分の指導の責任だ。申し訳ない』
と自ら謝る。そこまですれば、子供にも伝わります」
今回の事件を見ていても、大人たちの無責任な態度や対応のまずさが悲劇を引き起こしてしまったことは間違いない。まさに「人災」である。子供を教育するためには大人たちの再教育こそ必要であろう。
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21日である。
これには本当に驚いた。
大津いじめ自殺の加害者で、ネット上にその実名が公表されてしまった主犯格のKは、京都に転向後も暴力事件を起こして、警察の御世話になっていたという。
以下は、19日に発売された「週刊新潮」7月28日号の記事の見出しである。
『いじめの事実を今も否認 髪型はモヒカンで不登校 自殺は家庭のDVが原因と吹聴! 転校先でもリンチ事件! 大津いじめ「加害生徒」を少年院へ』
6月中旬のこと、京都府宇治市の中心部にある神明皇大神宮の境内で、中3男子5人と女子1人が、放課後、男子生徒1人の生徒を袋だたきにしたという。
20分以上も殴る蹴るの暴行を加え、気を失いかけている男子生徒からスクールバッグを奪うと、火を点けて燃やし、中身の弁当箱・筆箱などは池に投げ捨てた。
この時、もっとも執拗に攻撃していた茶髪の生徒というのが、大津イジメ自殺事件の加害生徒の一人のKであった。
また、共同ニュースによれば、大津市の中2男子自殺で男子生徒の同級生だった生徒(14)が21日、共同通信の取材に応じ、男子生徒の状況について
「1日2、3回殴る蹴るの暴行を受けていた」
「いじめられているのを先生も目撃していた」
と証言している。
次に、冒頭でふれた京都に転向したKのことを報じたニュースである。
///////////////////
●大津いじめ自殺加害生徒ヤクザ顔負け―京都転校後も集団リンチで警察聴取
「J CASTテレビ・ウォッチ」2012/7/21 10:00
●男子生徒5人と女子生徒1人で男子生徒を袋叩き
滋賀県大津市の市立中学2年生が昨年10月(2011年)に自殺したのは、同学年の3人組グループによる陰惨ないじめが引き金になったのではないかという見方が強くなってきているようだ。
いじめを見て見ぬ振りした担任、学校校長や教育委員会、教育長の無責任な対応、大津市長のコロコロ変わる態度に非難が集まっている。
おまけに加害者の実名や顔写真がネット上で公開され、その一部がガセだったことで、全く関係ない人物が「加害者の祖父」
と名指しされ騒ぎになった。
「週刊新潮」と「週刊文春」がかなりの誌面を割いてこの問題をやっているが、新潮に驚かされる記述がある。
6月(2012年)中旬、京都市宇治市のほぼ中心に位置する「神明皇大神宮」の奥まった一角で、中学3年の男子生徒5人と女子生徒1人が1人の男子生徒を袋叩きにしていた。
ヤクザ顔負けの悪質極まりない集団リンチ事件を起こしたメンバーのうち、茶髪の生徒は大津いじめ事件の加害生徒の一人で、この4月からこっちの学校に転校してきたというのだ。
事件は宇治署に被害届が出され、生徒の事情聴取がすすんでいるそうである。
新潮の記事には大津市の中学校名も校長名も実名で出ている。新潮側はその理由をこう書いている。
「ほとんどの新聞が中学名や校長の名前を書かないのはどうしたことか。学校名が明らかになると、加害生徒が特定される恐れがある、と懸念してのことなのかもしれないが、過ぎた配慮というべきだろう」
さらに、これほどひどいいじめをした加害少年たちに、こう引導を渡している。
「目下、加害生徒には遺族の心情を理解しようという姿勢すらない。3人に事件を直視させ、深く反省させるには、少年院に送るしかあるまい」
これが大人の良識というものなのかもしれないが、彼らを厳しく処したとしても、いじめがこの世からなくなるわけではない。
文春では教育評論家の尾木直樹がいじめ問題でこう語っている。
「当たり前のモラルを当たり前に子供に言えるかどうか。厳しい言い方をすれば、親の『生き方』が問われているのだと思います」
また、夜回り先生といわれる水谷修はこういっている。
「わが子がいじめをしているとわかったら、とにかく被害者の家に足を運んで謝りに行くこと。殴ったとかお金を取ったということまでわかっているなら、自分で警察まで連れて行く。そこできちんと説明をして、
『自分の指導の責任だ。申し訳ない』
と自ら謝る。そこまですれば、子供にも伝わります」
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