akioh

かきのたね雑記帳 -山と果物の日々-

2012年03月

29 3月

受賞


僕の所属している学会の春季大会が開催されています。
昨年掲載された論文が賞を受けることになりました。
はじめて知らせを受けた時にはびっくりしましたが、
自分の研究が評価さることはてうれしいものです。
関係された方々にはお礼申し上げます。
ありがとうございました。


ronbunsyo
25 3月

回帰

鮭が生まれ育った川に遡上するように、
クライミングを初めて教わった場所、陶ヶ岳に長い時を経て戻ってきた。
最後に来たのはいつだろう…
ようやく思い出せた。独身最後の年だった。
実に20年ぶりの再訪となったが、多くは当時と変わってないように感じた。
でも、最近では地元のクライマーはあまり来ていないと言う。
北九州方面からクライマーが来ていたが、昔のような賑わいはなかった。

陶が岳はバンドにより3つに分けられており、その2段目にかつて「ルネサンス クラック」というのがあった。
1980年代初頭に、「同人 赤い屋根」が中心となり、人工登攀全盛時代に開拓された岩場を、現代フリークライミングの岩場へと再生する先駆けとして開拓されたルートだった。
しかし、そのクラックも役目を終え、自然に還りつつあった。

陶が岳

18 3月

床下配線

息子が、ゲーム機をインターネット接続していたのですが、LANケーブルが床の上にあり、じゃまになって歩きにくいので、床下に配線できないか検討しました。
建築時に配線していれば、苦労せずにすんだのですが、家を建てた当時、まさかゲーム機をネットに繋ぐなんて想像もしていませんでした。
外観を損ねずに配線するために、電気コンセントをばらして、そこからLANケーブルを壁の中を通し、床下を這わせ、再びテレビ台のコンセントの中から出すと言う計画です。
我が家はOMソーラーハウスなので、床下点検坑から入ることが出来るのですが、高さ50cmの床下を這う必要があります。
僕は、狭い所が少し苦手で、動けなくなったことを想像するとドキドキしてしまいます。
なので、息子に入らせました。
床上から、床下の息子に指示を送ります。
電線がコンセントから床下に出てくる場所はすぐに見つかったようですが、管の中が電線でギュウギュウで、これ以上、余分なケーブルは通らないとのことでした。
状況を把握するため、写真を撮ってもらいながら、どうすればケーブルが通るかいろいろ試してみましたが、結局線を通すことは出来ませんでした。

何やかんやで結局2時間近く床下にいた後、床上に上がってきた時には、さすがに疲れた様子でした。

床下
床下へ出てきている電線の取り出し抗。 この中に線を通すことが出来れば… (撮影:息子
14 3月

かきのたねに関する論文受理

本日、投稿していた「かきのたねに関する論文」が受理されたと連絡がありました。
学会により若干異なると思いますが、僕の所属している学会では、
投稿した論文には、担当の編集委員とその論文を審査する査読者(匿名の審査員のようなもの)が2名付きます。
査読者は、いずれもその分野に精通しており、その論文が学会誌にふさわしい内容か、実験方法や結果、考察が適切かどうか審査し、編集員を通じて、指摘事項を執筆者に返します。
執筆者は、決められた期限内に、査読者の指示に従い修正するか、または指摘事項に対して理論的に反論して、査読者を納得させなければなりません。
反論して査読者を納得させることも修正することもできなければ、その論文はリジェクト(掲載不可)となります。
投稿したものが、そのまま掲載可となることはなく、通常は、2~3回のやりとりが必要となります。
論文を投稿して、もっともドキドキする瞬間は、1回目の審査を終えて、その結果が戻ってくる時です。
今回の論文は自信作でしたが、帰ってきた結果を見て、少し驚きました。
投稿した論文は、審査員からさらなるデータの追加や考察を深めることを求められていました。
いずれも、ごもっともな指摘でした。
期限ぎりぎりまでかかって、大幅修正した後、再提出、その後もう一度やりとりした後、本日受理されたとの連絡がありました。
何度体験しても、「あなたが投稿された論文が受理されました」という連絡を受けるのは嬉しいものです。

で、肝心の論文の内容ですが…
また別の機会にでも紹介できればと思います。
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