大仏殿の中。
雰囲気ありますね。
大仏殿に光が差す。
暗いからこそ、光の美しさが、ありがたさがよくわかるね。
確かに、窓を開けていれば、雨が入ってきたり、強風が入ってきたりもするけど、光も差す。
時には窓を閉じることも大切だけど、怖がってばかりいて閉め切っていると、光も差してこないよね。
外に出てみると、、、
この日はあいにく天気が悪かったんだけど、これ、きれいでしょ。
雲間から見えた太陽の光。
神々しいです。
こういう壮大な景色を見ると、いつも感じることなんだけど、すべてがとても儚くて、ちっぽけで、それでいて、とても大切なことのように思えます。
名前を忘れてしまったけど……大仏殿の前に座っていた和尚さんの仏像。調べたのですが、わかりませんでした。
どのぐらい前のものだろうか。。。
彼はここに座り、どれだけたくさんの空を眺めてきたのだろう。
たくさんの人がいて
たくさんの生活があって
たくさんの夢があって
たくさんの想いがあって
空って、人の数だけあるんだよね。
古の空と今の空の色って、違うのかな。

帰り道、鹿が川で水を飲んでいるところを発見。
昔だったら、こんな景色当たり前だったんだろうな。
この美しさと代償に、もらってきたものってなんだろう。
便利になればなるほど、人は忙しくなり、機械に管理され、選択肢が増えたことで人は迷うようになった。
できることが拡大すればするほど、やらなければいけないことも増えていく。
光の中にいるからこそ、光に盲目になってしまった。
本当に僕たちは、幸せになったのだろうか?
平和が、心の平安を意味する言葉だったとしたら、本当に僕たちは平和なのだろうか?
自らが作った墓標の下で、もがいているだけではなかろうか?
明るい日と書いて明日。
未来は、本当に明るいのだろうか?

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Posted by akira778 at 22:17│TrackBack(0)│旅行