2006年06月23日

ラミ・デュ・シャンベルタン

ラミ・デュ・シャンベルタン



著名なワイン「シャンベルタン」の友、ラミ・デュ・シャンベルタン

 ワインの名産地として有名なフランスはブルゴーニュ地方ですが、数ある有名ワインの中でも、ナポレオンが愛飲したことでも知られる「シャンベルダン」もこの地方の同名の村で生まれています。そして、同じ村で作られ、しかも「シャンベルタンの友」という名前までつけられたのが、この『ラミ・デュ・シャンベルタン』です。全く同じ村から有名なワインとチーズが生産されるのも珍しく、いかにもフランスらしいエピソードですね。


強い匂いと強い味のチーズ

近隣地区で作られている『エポワス AOC』とほぼ同様の製造工程で、味わいも似ています。表面を「マール酒(ブドウの搾りかすから作るブランデー)」で洗いながら熟成させるので、表面はオレンジ色にねっとりと濡れていて、強い匂いを放っています。中身はとろけるほどやわらかで、熟成が進むとまるでバターのようにスプーンですくって食べるようになります。



強烈な通好みのチーズ

 やはり、その名前の通り「シャンベルダン」と合わせてみたくなりますね。機会があったらぜひお試しください。また、ブルゴーニュの代表的なチーズなので、ブルゴーニュのワインを合わせてみましょう。赤とも白とも相性はいいのですが、しっかりとした熟成感のあるフルボディタイプと合わせないとチーズの個性に負けてしまうかもしれません。個性の強いチーズだけに、いったん好きになったらクセになるほど、強烈で通好みのチーズです。

 



2006年05月19日

パルミジャーノ・レジャーノ

パルミジャーノ・レジャーノ



イタリアチーズの最高峰、パルミジャーノ

 イタリアチーズとしてあまりにも有名な『パルミジャーノ・レジャーノ』。うまみ成分が凝縮してできた、アミノ酸の白い結晶のジャリジャリとした歯ごたえがあり、甘くしっとりとしています。 その中でも「36〜48ヶ月」という、気の遠くなるような長い期間をかけて熟成された最高級品。その厳しい生産基準を守り続けているため生産量も少ない、大変希少なパルミジャーノ・レジャーノの一級品です。


長期熟成によるチーズの深い味わい

絶大な人気を得ており、常に人気ランキングの上位に顔を出す人気のチーズとなっています。熟成させた豊かな香りとコクのある深い味わいは、まさに長期熟成ならではで、他のチーズでは味わえないほどのものでしょう。味わいに関してもクセが少なく、ナチュラルチーズ本来の旨みとミルクの持つふくよかな風味を味わうためには最適なチーズだと言えるかもしれません。


イタリア料理には欠かせないチーズ!

 またこの『パルミジャーノ・レジャーノ』は、一般的に「パルメザン」という商品名で販売されている粉チーズの語源となっているほどの歴史のあるチーズで、イタリアンには欠かせない食材でもあります。そのまま食べておいしいのはもちろん、おろして料理にふりかけるだけで、料理の味をワンランクアップできますので、パスタなどのイタリアン食材との相性はバツグンです。パルミジャーノ・レジャーノをサラダにふりかけるなど、色々な組み合わせを楽しんでみてください。また旨みが凝縮したチーズですので、合わせるワインも熟成感のある上質なものをお選びください。

 



カマンベール チーズ

カマンベール チーズ



世界で一番有名なチーズ! カマンベール

 もはや“世界で一番有名なチーズ”ともいえるのが「カマンベール」でしょう。そのまろやかな味わいのチーズは世界中で愛されるようになり、今や世界各地で生産されるようになってきました。しかし、正真正銘のカマンベールとは、フランスのノルマンディー地方で生産されて、AOC認定されているこの『カマンベール AOC』だけなのです。その気候や風土が作り出すチーズの独特の美味しさ、プライドを持って古くからの製法を守り続けている生産者、どちらが欠けても本物のカマンベールチーズとはいえないのです。


白カビのなめらかな味わい

 熟成したカマンベールチーズの味は深く濃く、柔らかな内側部分は白くてとてもなめらかです。保存の際にはぴったりラップして、中身が流れ出ないようにする必要があるぐらいしっとりとしています。白カビチーズらしい香りは、無殺菌乳を原料としているためちょっとキツめ。塩味も強めですので、食べなれたマイルドなカマンベールとは違ったものに感じられるかもしれません。しかしそのコクの深さを知ってしまうと病みつきになることは間違いなし、食べやすいだけのカマンベールでは物足りなくなってしまうでしょう。


ご家庭で本物のチーズを

ワインと合わせてもおいしいですし、お料理に使うことでよりマイルドな味わい方も楽しめます。お酒を振りかけて火をつける「クランベ」で召し上がるのもおいしいですね。また、ノルマンディ産のこのチーズには、ぜひ本場風に、同郷の“りんごのお酒”『シードル』と合わせてみてください。または、しっかりと熟成されたフルボディの赤ワインと合わせると、お互いのおいしさを引き出しあってくれます。かのナポレオン三世も愛したという本物のカマンベールチーズ、ぜひご家庭でお楽しみください。

 



2006年05月13日

ゴルゴンゾーラ チーズ

ゴルゴンゾーラ チーズ



マイルドな「ゴルゴンゾーラ」


 世界三大青カビチーズの一つである「ゴルゴンゾーラ」は、北イタリアの同名の村が原産です。ほのかな甘みとなめらかな口あたりが人気で、パスタやドレッシング、ピザなど、さまざまな料理に使われていることでも有名です。このゴルゴンゾーラには、味のタイプが2種類あります。一般的に売られているのは『ドルチェ』と呼ばれるクリーミーなマイルドタイプ、もうひとつは『ピカンテ』と呼ばれる辛口タイプです。お好みに合わせて使い分けてください。


なめらかで食べやすいチーズ

よりマイルドなタイプのこの『ゴルゴンゾーラ・ドルチェ』は、青カビの量が少なめで、塩味もおだやかなため、とても食べやすく仕上げられています。元々、青カビチーズの中ではおだやかな味わいを持つゴルゴンゾーラですので、ほのかな甘みとなめらかな舌ざわりを感じられるマイルドさが魅力です。青カビチーズに慣れていない方にも、そのおいしさを楽しんでいただける味でしょう。


そのままでも、お料理にも


 よく熟れた洋ナシに乗せて食べると、その相性は絶品! 高級感あふれる食後のデザートとしてぜひお試しください。また、やはりゴルゴンゾーラをソースとして、パスタやリゾットを味わいたいものです。イタリアを代表する青カビチーズですので、やはりイタリアを代表する甘口のスパークリングワインがピッタリですね。また、ややコクのある赤ワインを合わせてもおいしいものです。



モッツァレラ チーズ

モッツァレラ チーズ


イタリア料理に欠かせないモッツァレラ


 イタリア料理に欠かせないチーズとなっているのが、この『モッツァレラ バッカ』です。イタリアを代表するフレッシュチーズの一つで、表面が白くツルツルと輝いています。名前の「バッカ」とは、イタリア語で“牛”の意味で、元々の水牛乳を原料とするものよりもさっぱりと爽やかな味わいがあります。


もっちりとした歯ごたえのモッツァレラ

 もっちりとした弾力のある歯ごたえが特徴で、製造過程で何度もちぎったりこねたりすることによってこの弾力が生まれるのだとか。口に含んで噛み締めると、しっかりとした歯ごたえとともに甘いミルクの風味が口いっぱいに広がります。どちらかと言うと、ピザやパスタなどで加熱してトロトロと溶かして食べるのが有名でしたが、そのままスライスしてトマトとはさみ、バジルを散らせば、イタリア料理「カプレーゼ」の出来上がり。そのまま食べても十分においしいのです。



モッツァレラを和食風に

また、元々クセの少ない淡白な味わいのチーズですから、和食感覚で食べてみるのも意外とおいしいものです。冷やっこのような食べ方もたまに試してみるのも面白いですね。本場風に塩・コショウやオリーブオイルで食べるのも、もちろん美味でしょう。また、フレッシュ感がおいしいモッツアレラには、やはりフレッシュなイタリアの白ワインがオススメです。ハーブを添えたりすると、さらに相性がよくなりますので、冷えた白ワインと一緒にどうぞ。