August 04, 2005

人との触れ合い

■コメント欄に、ちょい記事をアップしました。
 ご興味がありましたらどうぞ。



■最近、人とのコミュニケーションを取る手段としてインターネットを
 特にブログを利用する方が増えてきていますよね。

 他のブログ記事でもちょくちょく触れられていますが、、物理的に
 離れている人とその離れていることを意識せずに、コミュニケーションを
 取ることができる、とても有用なツールだと思います。


■引きこもりやニートといった人が増えていると言われていますが、
 本来、他の人とのコミュニケーションを取ることが好きな人は
 多いのでしょう。

 私ももちろん、人とのコミュニケーションは好きですし、ブログに
 コメント、TBがあればうれしいものです。


■しかし、そんな有用なツールも使用していない人が多く存在する
 ことも事実です。

 例をあげると私の母親。

 きっと、キーボードも触れたことが無いのではないでしょうか。

 もしあったとしても、私が実家に暮らしていた頃、私の部屋を
 掃除してくれたときに、ちょこっと触った程度でしょう。

 もちろん、「ブログ」などという言葉もまったく知らないでしょう。


■私の母親が特別と言うわけではなく、近年の高齢化、少子化に伴い、
 一人暮らしのお年寄りも増加しているらしいじゃないですか。

 そんなお年寄りもパソコンを触れたことのない方が多いのでは?
 と思います。

 そして、そんなお年寄りの中には、一日中誰ともコミュニケーション
 を取らない(取れない)方も結構多いのではないでしょうか。


■前は、ご近所付き合いも今以上にあり、もし一人暮らしのお年寄り
 でもご近所の奥様方とコミュニケーションを取るチャンスはあった
 と思います。

 しかし今は、特に都会では、ご近所付き合いも薄くなり、ご近所の
 奥様方とのコミュニケーションを取ることができなくなった
 お年寄りも数多くいるのではないでしょうか。





■そんなコミュニケーションをしたいけど、する機会の無い人が
 増加していることに目をつけた人がいます。

 ターベルモーノ社長の野口氏です。
 (2005.7.29 日経MJ)


■野口社長は、豆腐や湯葉、納豆の行商ビジネスに乗り出したのです。

 ラッパを片手にリヤカーを引きながら町内を歩き回って、豆腐や
 納豆を売り歩くのです。

 1日約18キロを6〜8時間で歩きます。

 どうしょう。イメージ湧きますか?


■20〜30代のフリーター等をリヤカーの引き手として雇い、
 主婦、高齢者といったお客様とのふれあい、会話を重視する
 豆腐の行商をチェーン展開する食品ビジネスです。

 また「ふれあい」をモットーとしていますので、、同じ場所で
 30分以上つかまってしまうこともあるそうですが問題ありません。

 そんな触れ合いこそ大切にするために、リアカー引きに売上の
 ノルマはありません。


■とは言ってもリアカー引きは20〜30代のフリーターです。
 どこかでサボっている人もいるのでは・・・?という疑問も湧く
 ことでしょう。

 そこはご心配なく?。GPSや携帯電話でリアカーの場所を把握
 できる行商システムを構築済です。


■私も祖母の家(秋田県)に遊びに行くと、行商の方が食品を売りに
 きていました。

 そこで、祖母が行商や近所の方と会話に花を咲かせていたことも
 思い出します。

 きっと、数10年前、そこらじゅうでそんな風景が見られたの
 かもしれません。


■野口社長は、その昔懐かしい行商を都内に復活させたのです。

 高度成長によりすたれた行商ですが、少子高齢化によって、特に
 高齢者の方は潜在的に望んでいる人も多いかもしれません。


■とは言っても、課題もあるでしょう。

 まず、フリーター等をリヤカー引きとして雇っていますが、
 完全に外回りの仕事です。

 一度出かけたら、数時間戻ってきません。

 いくらGPSで場所を把握できるとは言っても、仕事の質は
 完全に雇ったフリーター任せです。

 売上にノルマを課していないので、仕事の質を判断することが
 とても難しいでしょう。


■また、対話を重視するビジネスですが、その対話力も個人の資質に
 任せる範囲がとても大きくなります。

 その対話力をきちんと見極めて、リアカー引きとして雇ってよいか
 判断する必要があるでしょう。


■さらに、リヤカー引きの人材を探すこともとても難しいように
 感じます。

 重いリヤカーを引いて暑い中、寒い中、雨の中、1日18キロを
 歩き回るのです。

 あくまでも個人的な意見ですが、進んでやりたいと言う人が少ない
 ように思います。


■しかし、高齢者や主婦から指示を集めることができる
 カリスマリヤカー引きを数多く育てることにより、新たな高齢化社会の
 ビジネスとして十分、需要はあるのではないでしょうか。


■個人的には、野口社長は面白い発想でビジネス展開しているように
 思いますがいかがでしょうか。





■最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事へのコメント
ふなきさん

こんにちは。今日の話題もまたレアですね!

この社長もここに目が行くところが凄いですね。
一見難しそうですが、そこに夢をかけて
挑んでいくところが素晴らしいですね!

時間はかかりそうですがうまくシステム化できると
一人勝ちでしょうね。


Posted by pottz at August 04, 2005 16:54
pottzさん。
コメントありがとうございます。

確かにうまくシステムを機能させると、これからの
高齢化社会にマッチしたビジネスとして発展していく
可能性がありますよね。

今回は豆腐や納豆ですが、それ以外の食品等にも応用が
利きそうですし。

Posted by 管理者ふなき at August 04, 2005 23:03
こんばんは。

老人は本当にコミュニケーションの相手が不足している人がいますよね。

だから、話を聞くということがビジネスになると思っていました。

ついでに、昔話を聞けたり、生きるためのいろんな知恵を聞けたり、年寄りの話には貴重な情報が満載。
みんなが喜ぶこういったビジネスを私もやってみたくなりました。

Posted by 鈴木ミャオ at August 05, 2005 00:51
ふなきさん、いつも有難うございます。
このビジネスは「対話の出来る人材次第」だと思いますね。従って、若い世代よりも退職したシルバー世代の人を雇用する方が「受け」は良いと思います。
運動不足も解消しますし、年輪の深さから来る話題の種類も豊富ですから、「シルバー向けフランチャイズ」の方向で展開されるのも良いのではと思います。
ただ、行商は、顧客を絞り込まざるを得ません。夫婦共働き世代は、スーパーは深夜まで営業していますので、その方が便利ですし、インテリな奥様は「体に優しい生活クラブの商品」の配達を利用している人も多くなりました。
高齢者向けで、これをビジネスとして成立させるには、予め余程の住民データが必要でしょう。ただの「流し」では、非効率ですから。いくら、「ノルマが無い」からといって、赤字垂れ流しは経営者として長続きしません。行商は最も難しいビジネスの一つですね。
Posted by PBA at August 05, 2005 11:10
ふなきさん、こんにちは。
リヤカーの話初めて聞きました!!

どんなにデジタルが進んでも、結局は
アナログ的なコミュニケーションも
大事だということでしょうね。
Posted by ビジネスノウハウ大学・内田拓男 at August 05, 2005 14:38
こんばんは。
これはPBAさんにほぼ同じですね。
FCでやるメリットは名前くらいでしょうかね。
仕入れだって知れているし。
ただ、こういう対面の仕事は醍醐味もあるので
成功するといいと思います。
でも売上も知れているので、仕事と夢と
人のためになることが生きがいの人じゃないと
難しいだろうなあ・・・。
今、頭のなかではどんどん脱線して、このFC化への
ことを考えています。
難しいなあ。 強いFCになるには?
石屋のFCより難しいなあ。
Posted by 炎熱 at August 05, 2005 19:23
ふなきさん、こんばんは。

今日の記事、とても興味深く拝見させて頂きました。

一つだけ、引っかかるのが、
ノルマがないという点。

目標があってはじめて、それを達成しようというモチベーシ
ョンが生まれ、組織が活性化すると、少なからず私は考えているため、どうしても...違和感を感じてしまいます。

野口社長には、もっと大きな視野にたった考えがあるのでしょうね。
Posted by やまてん at August 05, 2005 20:02
こんばんわ。

皆さん、相変わらず鋭いコメントをありがとうございます。

皆さんも多かれ、少なかれ、このビジネスについて
難しい点があるという認識を持っているようですね。

皆さんのご指摘はごもっともです。
私も納得です。

まずやまてんさんがご指摘していますが、「ノルマが無い」
ということは一つポイントでしょうね。

ノルマが無ければ、良い意味でのびのびお客様との対話を
重視することが出来ます。
それにより、ファンが増え売り上げアップということが
考えられます。

Posted by 管理者ふなき at August 05, 2005 23:17
【続き】

しかし、別の見方をすると、ノルマが無いことにより、
リアカー引きのやる気を持続させることがとても難しい
ですよね。
いかにモチベーションを持続させることができるかという
ことは大きな課題でしょう。

やまてんさんのおっしゃる通りです。

そのモチベーションを持続させるためには、リアカー引き
自身がお客様との対話を楽しめる必要があるかもしれません。

また、PBAさんご指摘のように、ノルマが無いことからと
言って、赤字垂れ流し状態では企業として成り立ちません。

その点詳しいことはわかりませんが、参考までに2005年
3月期の売上高は4億2600万円だそうです。
この数字は多いと見るか少ないと見るか・・・?
Posted by 管理者ふなき at August 05, 2005 23:24
【続き】

何にしても「ノルマが無い」ことと「利益を追求する」
ことを両立させることは、中々難しい問題ですね。

やはりここでも、魅力あるリアカー引きによりファンを
増やすと言うことが「ノルマ無し」と「利益追求」の
両立には必要かもしれません。

そのためには、いかに対話力ある人材を雇うことができるか
が成功のポイントでしょう。

その点、PBAさんがご提案されている、シルバー世代の
リアカー引きは受けるかもしれません。

ただし、「体力」が課題になりそうです。

Posted by 管理者ふなき at August 05, 2005 23:34
【続き】

ちょっと視点を変えてFC展開について。

野口社長はノウハウを蓄積し、FC方式で全国への
出店を視野に入れているようです。
この点については炎熱さんがコメントしていただいて
いますが、私も同意見です。

強いFCを作れるでしょうか・・・?
強いFCを作るには・・・??

利益をきちんと出せるノウハウを蓄積し、出店場所を
決定するための住民情報を整備することは、少なくとも
必要でしょう。

しかし・・・う〜ん。ちょっとくらい考えただけでは、
答えが出そうにありません。

Posted by 管理者ふなき at August 05, 2005 23:38
【続き】

といくつか課題について考えてきました。

しかし、pottzさん、鈴木ミャオさんもコメントして
いますが、コミュニケーションを望む人がいることは
事実です。

また、内田さんのコメントにもありますように、アナログ的
コミュニケーションは大事ですし、アナログ的コミュニケーション
しか取れない人たちは数多く存在することも事実です。


野口社長はその世代に目をつけたのです。
色々と課題はありそうですが、野口社長の試みはどのような
結果になるでしょうか。

Posted by 管理者ふなき at August 05, 2005 23:43
【続き】

つらつらと皆さんから頂いたコメントを読んで感じたことを
書かせていただきました。

本当につらつらと書いているので、意味不明な箇所が
あるかもしれませんがご了承ください。

また、最後に、


pottzさん。
鈴木みゃおさん。
PBAさん。
内田さん。
炎熱さん。
やまてんさん。

今回も皆さんのコメントから色々と気づきをいただきました。
ありがとうございます。

また、是非是非、お時間のあるときで構いませんので、
ちらっとこちらにお寄りください。

Posted by 管理者ふなき at August 05, 2005 23:46