August 29, 2005

1杯のコーヒー

■都内某所にある、とある飲食店のお話です。

 そのお店は、大きなビルの地下食堂街にあり、回りはもちろん飲食店ばかり。
 競合店がひしめき合っています。

 私はそのお店へ、ちょくちょく昼食を食べに行きます。

 特に、12時前に昼食を食べるときには、ほぼその店へ行きます。

 その理由は・・・?





■そのお店の料理がずば抜けているわけではありません。
 そのお店がずば抜けて安いわけではありません。

 それでは何故・・・?





■理由は簡単です。


 12時前に来店した人に対して、ドリンクを無料サービスしてくれるからです。
 その周りの飲食店で、そのようなサービスを取り入れている店舗はありません。

 コーヒー、紅茶のどちらか選択する簡単なものです。
 特別なコーヒー、紅茶ではありません。

 ごくごく普通のコーヒー、紅茶です。


■しかし、食後にコーヒー、紅茶が付いてくるということに、とてもお得感が
 あるのです。

 ついつい私は足を運んでしまいます。

 コーヒー、紅茶を1杯サービスすることにより、顧客が何度も足を運ぶのであれば
 安いものでしょう。





■ところが・・・。




 このサービスを知っている人が案外少ないようなのです。

 この店に来店したことのある人でも、12時前にくればドリンクをサービス
 してくれることを知らないのです。

 私はたまたま12時前に来店して、ウェイトレスのお姉さんに

 「お飲み物は何になさいますか?」

 と聞かれて、初めてこのサービスを知りました。



■それもそのはず。

 特にPRしていないのです。

 店舗で行っているサービスをアピールしていないのです。


■私は、単純に

 「勿体無い」

 と思います。


 その店舗近辺のオフィスは基本的に12時から昼食の時間なのでしょう。

 しかし、12時前であっても、かなりの人がどの店に入ろうかうろうろしています。

 そのうろうろしている人を対して十分アピール効果があると思います。

 私のように、食後のコーヒーを目当てに来店するお客だっているのです。


■お客が会計するときに、一言

 「12時前に来店くだされば、ドリンクサービスです。是非お越しください。」

 と添えれば・・・。

 このちょっとしたことを行うことにより多少なりともお客の入りが
 変わってくると思います。


■サービスはお客様に提供してこそ活きてくるものです。
 隠しておいても全然意味がありません。

 せっかく周辺の店舗と差別化を図れているのです。

 もう少しアピールしても良いのでは・・・?と思ってしまいます。






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この記事へのコメント
こんにちは。
飲食にかかわる仕事をしている者として考えます。
経営者には、売上を取ることを第一に考える人がほとんど
ですが、たまにこういう「こだわり」を感じるお店があり
ますね。 私の近くにもあります。
立地にもよるのですが、きっと「お得意さん大事」感覚
なのかもしれませんね。
ゆっくりお食事していただく。(ざわざわしないで)
お得意さんだから知っている。
そういうところのこだわりなのかなあ?
売上は、その後の時間にかけているのかもしれないですね。

でも、これで経営難だったら、ただの見落としですね。
そういう人も多いので、見分けられないですね。
Posted by 炎熱 at August 30, 2005 12:08
炎熱さん
こんにちわ。

確かにおっしゃる通り、
「お得意様を大事に」
「お得意様にゆっくりと静かに食事を」

というオーナーの気持ちがあるのでしょうか。

そのような視点で見ると、お店の見方も変わってくる
ものです。

勉強になります。ありがとうございました。

Posted by 管理者ふなき at August 30, 2005 15:00
知る人ぞ知るって店ですね。
私が顧客だったら、みんなに内緒にしておくでしょうね。
みんなに言いふらしたら、
いつ行っても満席になって、入れなくなっちゃうかも知れませんし、
それが何回か続いたら、きっと行かなくなっちゃうと思いますから。
Posted by つかさ at August 30, 2005 18:32
つかささん。
コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、顧客の立場からすると、静かに食事が
できる隠れ家的な店っていいですよね。

そんなお店は自分の心に留めておきたくなりますよね。

Posted by 管理者ふなき at August 31, 2005 14:34